本日(2016年1月31日)放送のNHK大河ドラマ「真田丸」。三谷幸喜さんの脚本と聞いて、少しは期待していましたが、やはり諏訪の法華寺で光秀は信長に寺の欄干に頭をぶつけられて折檻されました。
この話は本能寺の変から40年後に書かれた物語『川角(かわすみ)太閤記』に書かれた作り話です。この作者は秀吉の家臣の、さらに家臣で、このような情報を入手できる立場にはありません。
ところが、著名な歴史学者 . . . 本文を読む
私の解明した本能寺の変の真実について、その概略をお知らせいたします。ネタバレになる部分もありますので、拙著をこれからお読みになる方はご注意ください。文中に「ここからネタバレ」表示があります。読んでしまうと拙著に仕掛けられた「推理の面白さ」が失われる可能性があります。
【本能寺の変の真実の概略】
現在、世の中の定説となっている光秀が信長を恨み、天下を取る野望もあって謀反を起こしたとする説のもとは . . . 本文を読む
神戸商工会議所主催の「経営視点で解く 本能寺の変の真実」講演会のお知らせです。【開催日】 2016年2月19日(金)【時 間】 17:00~18:30【場 所】 神戸商工会議所3階「神商ホール」【内 容】 わが国は、今年戦後70年を迎えました。日本経済は、様々な時代背景のもと高度成長やバブル、長期の経済停滞などを経験してきました。こうした中、中小企業の経営者は“決断”と& . . . 本文を読む
2016年3月まで京都のお寺の非公開文化財特別公開が行われています。
テーマは「禅 -ZEN- ~禅寺の美 日本文化の美~」。
平成28年が、臨済宗を開いた臨済禅師の1150年遠諱にあたることにちなみ、日本の文化・芸術に大きな影響を与えた禅宗寺院を中心に、普段は見学できない庭園、仏像、襖絵、建築など様々な文化財が期間限定で特別公開されているとのことです。南禅寺、建仁寺、東福寺、大徳寺、妙心寺 . . . 本文を読む
歴史学界では既に否定されている朝廷黒幕説。本日「信長燃ゆ!」というテレビドラマが放送されましたが、歴史の常識の変化の慣性の重さを感じます。学界で否定されても歴史小説やマスメディアは今や盛りとはやし立てているのです。
一方で、歴史学界の定説(怨恨説・野望説)保守の慣性の重さも痛感します。50年前に歴史学界の権威者が肯定してしまった説を未だに若手・中堅の売れっ子学者が担いでいます。自分だったら、 . . . 本文を読む
織田信長が幸若舞の敦盛を好んで唄っていたことは有名です。
ところが、信長の側近にいた家臣太田牛一の書いた『信長公記』には、もう一つの唄が書かれています。この話は信長研究者が誰も取り上げていないので、信長ファンの皆さんにここで紹介します。
『信長公記』には尾張を統一した頃の信長を語る興味深いエピソードが書かれています。天沢(てんたく)という清須城に程近い寺の住職が甲斐へ行って武田信玄に挨拶をし . . . 本文を読む
あけましておめでとうございます。本年も「秀吉がねつ造し、軍記物に汚染された戦国史を今一度洗濯いたし申候」と頑張りますので、よろしくお願いいたします。
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