織田信長の本能寺での最期の場面は『信長公記』とフロイス『一五八二年日本年報追加』にそれぞれ描写がありますが、微妙に「似て非」なものです。その部分の文章をまずご紹介します。
【信長公記】
信長は初め弓を取り、二つ三つ射たところ弓の弦(つる)が切れ、その後、槍(やり)で戦ったが、肘(ひじ)に槍疵を負い、引き退いた。(桑田忠親校注・太田牛一『信長公記』より意訳)
【一五八二年日本年報追加】
信長は . . . 本文を読む
いよいよ2012年の大河ドラマ「平清盛」がスタートしました。
昨年の「江」は私が追っている本能寺の変の真実に直接かかわる内容だったので、1年間毎週の番組を歴史捜査して記事を書きました。
★ 大河ドラマ「江」の歴史捜査:目次
今年の「平清盛」は時代がさかのぼりすぎてしまうので、毎週フォローする自信はありません。とはいえ、戦国時代につながる武士の時代の先駆けですので、捜査してみる価値はあると . . . 本文を読む
藻谷浩介氏著の『デフレの正体』(角川書店)を読みました。amazonの売上ランキングをみると出版後7ヶ月目の本日時点でも総合順位600位と大変売れている本です。ちなみに、拙著『本能寺の変 四二七年目の真実』は同時点で6,000位から30,000位でした。ジャンルは全く異なりますが拙著の10倍から50倍の話題性があるということです。われわれの生活にかかわる内容なので当然といえば当然でしょう。
デフ . . . 本文を読む
(写真は明智光秀を祀る福知山御靈神社)
2012年あけましておめでとうございます。
昨年は3.11大震災、原発問題、政治・経済の低迷とよいことのない一年だったように感じます。明るい話題はなでしこジャパンの活躍ぐらいだったのではないでしょうか。
我が家にも思わぬ事態が発生いたしました。6月23日早朝に妻がくも膜下出血を発症したのです。救急車を呼んでほしいとの妻の声で救急車を呼び、運び込まれた病 . . . 本文を読む
【2012年1月3日追記】
明けましでおめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
先ほど確認しましたら拙著『本能寺の変 四二七年目の真実』のamazonでの順位が「戦国・安土桃山」カテゴリーで久しぶりに1位に急上昇しました。今朝2時からのNHKプレミアムBS歴史館を見て関心を持ってくださった方がたくさんいらしたのだと思います。新年早々大変ありがたいことと感謝いたします。
【201 . . . 本文を読む