本能寺の変：お勧めの一冊『イエズス会の世界戦略』

　本能寺の変の真相を知りたい方へお勧めの一冊です。 　高橋裕史著『イエズス会の世界戦略』（講談社、２００６年）です。 　ただし、本能寺の変の真相について書かれていると期待して読まれた読者には完全に肩すかしです。本能寺の変はもちろん、信長や光秀も一切書かれていません。「それで何で本能寺の変の真相を知りたい方へのお勧め？」、「詐欺じゃない！」といわれそうです。 　でも、本能寺の変の当時、スペイン／ポル . . . 本文を読む

Facebook「本能寺の変 四二七年目の真実」ページ開設

　Facebookに「本能寺の変　四二七年目の真実」ページを開設しました。 　★　Facebook「本能寺の変　四二七年目の真実」ページ 　拙著『本能寺の変　四二七年目の真実』出版以来の主要なイベントのご紹介や本の内容の紹介を行っています。まだ本をお読みになっていない方へご紹介いただけると幸いです。 　もちろん、ご覧いただくためにはFacebookへの登録（無料）が必要です。登録の仕方などのガイ . . . 本文を読む

穴山梅雪の死の謎は暴かれている！

　　　　　　　　　＞＞＞　本能寺の変の定説は打破された！ 　最近、穴山梅雪の死の謎がインターネットで話題になっているようで、このブログにも穴山梅雪をキーワードとするエントリーが増えています。 　梅雪が一揆に殺されたという通説は徳川家が作ったものであり、本当は徳川家康に殺されたことは拙著『本能寺の変　四二七年目の真実』に書きました。このブログでも解説していますので、まだ通説を信じている方は下記のペ . . . 本文を読む

「本能寺の変の真相と土岐氏」講座のご案内

　美濃源氏フォーラム西新宿講座で「本能寺の変の真相と土岐氏」と題して１時間半の講座を行います。光秀が本能寺の変の直前に愛宕山で興行した連歌の会、いわゆる愛宕百韻の解読によって本能寺の変の真相と土岐氏との関係に迫ります。合わせて、世の中に伝わる土岐明智氏の諸系図を分析した結果もご報告する予定です。 　講座の詳細は以下の通りです。全体では２講座あり、３時間１５分となります。 講座名　　美濃源氏フォーラ . . . 本文を読む

「NHK BS歴史館 常識逆転！の日本史」発売

　「ＮＨＫ ＢＳ歴史館　常識逆転！の日本史」が河出書房新社から出版されました。本の名前の通り、ＮＨＫのＢＳ歴史館で放送された番組の中から７つを取り上げて、番組内容を紹介したものです。 NHK BS歴史館 常識逆転! の日本史クリエーター情報なし河出書房新社 　私も超短時間ですが出演した「本能寺の変のミステリー」も収録されています。番組を見損ねた方はお読みください。 　なお、この放送内容についての私 . . . 本文を読む

天下布文ブログの目次１：このブログのガイド

【２０１２年１２月２１日更新】 　『本能寺の変　四二七年目の真実』著者のブログです。通説・俗説・虚説に惑わされない「真実」の世界を探究します。 　このページはブログの１章の目次です 　ブログは作成順に配列されますので、基本的に読んでいただきたい順番とは逆の順になってしまいます。そこで、カテゴリー別に読んでいただきたい順を以下に目次としてご案内させていただきます。 　マークが今回更新した記事です。 . . . 本文を読む

天下布文ブログの目次２：通説・俗説・虚説を斬る！

【２０１２年１２月１９日更新】 『本能寺の変　四二七年目の真実』著者のブログです。通説・俗説・虚説に惑わされない「真実」の世界を探究します。 　このページはブログの２章の目次です 　ブログは作成順に配列されますので、基本的に読んでいただきたい順番とは逆の順になってしまいます。そこで、カテゴリー別に読んでいただきたい順を以下に目次としてご案内させていただきます。 　マークが今回更新した記事です。２件 . . . 本文を読む

天下布文ブログの目次３：４２７年目からの挑戦

（写真は明智光秀の霊を祀る福知山御霊神社） 【２０１２年１２月１８日更新】 　『本能寺の変　四二七年目の真実』著者のブログです。通説・俗説・虚説に惑わされない「真実」の世界を探究します。 　このページはブログの３章の目次です 　ブログは作成順に配列されますので、基本的に読んでいただきたい順番とは逆の順になってしまいます。そこで、カテゴリー別に読んでいただきたい順を以下に目次としてご案内させていた . . . 本文を読む

天下布文ブログの目次４：歴史捜査レポート

【２０１２年１２月１７日更新】 　『本能寺の変　四二七年目の真実』著者のブログです。通説・俗説・虚説に惑わされない「真実」の世界を探究します。 　このページはブログの４章の目次です 　ブログは作成順に配列されますので、基本的に読んでいただきたい順番とは逆の順になってしまいます。そこで、カテゴリー別に読んでいただきたい順を以下に目次としてご案内させていただきます。 　マークが今回更新した記事です。 . . . 本文を読む

歴史を俯瞰する必要性

　歴史上の権力の栄枯盛衰はとかく氏族の長の個人的な成功・失敗、しかもその人物の性格や感情に原因を求めがちです。たとえば、平氏の滅亡は平清盛のおごりや頼朝・義経の源氏再興の執念、本能寺の変は織田信長の油断や明智光秀の発作的な決断、明治維新は徳川慶喜の大政奉還のミスジャッジや維新英傑の憂国の情熱などです。 　ところが、歴史の現実は極めて政治的な理由で動いてきたと見るべきです。たとえば、本能寺の変は信長 . . . 本文を読む