おうどうもん(Oudoumon People of Hakata)

福岡周辺における祭りや四季の移ろいを・・・・・・

ニホンスイセンが春を知らせる (2015 海ノ中道海浜公園)

2015年01月27日 06時30分03秒 | 日記

 

カメラバッグには、いつも100均で買った小さめのビニールシートを入れている。

花を撮るときには、これを地面に敷いて腹ばいになって撮ることが多い。

 

子供やイヌなどの動物を撮るときにも、相手の目線にあった高さで撮るとよいといわれている。

花を撮るときも、腹ばいになるか胡坐を組むことが多い。

海の中道海浜公園は、広いしいろんな施設があるので、花撮りをして人に迷惑がられることはない。

 

いつもは、開園を待ってほとんど一番乗りで行き、人が多くなる頃には帰る。

この日も、カメラを持った人が一人、お互いに干渉しない位置でカメラを向けた。

スイセンは、2月初めまでは見頃で、そのあとはセイヨウスイセンが顔を出す。

その頃には、園内にスイッチが入ったように爛漫の春が来る。 

 

 


ニホンスイセンの甘い香りに誘われて(2015 海ノ中道海浜公園)

2015年01月26日 06時30分51秒 | 日記

 

まだまだ冷たい北風に乗って、ニホンスイセンの甘い香りが鼻孔をくすぐった。

点鼻薬の効果で近頃鼻のとおりがよくなったといえ、海を渡って香りが届くわけはない。

 

それほど遠い距離にではない海ノ中道海浜公園に、そろそろ花が咲き始めたかなと思いHPをチェックした。

白いニホンスイセンの花が、春のさきがけのように目覚めていた。

 

ちょっと、顔見に来る。甘い香りを利きにおいでよと誘ってくる。

ではではと、年間パスオートをポケットに忍ばせてハンドルを握った。

 

この時期まだ来園者も少ない。風は相変わらず冷たいがダウンを着こんで

広い園内を歩いていると、じわーっと汗ばむのが分かる。 

日差しが強くなったせなのか、元来の汗っかきだからかもしれないが

春が近まっているのは、スイセンの立ち姿を見ていると何となく感じることができる。

 

 


2015筥崎宮花庭園冬ボタンⅡ(冷たい雨にも梅が咲き)

2015年01月25日 06時30分04秒 | 日記

 

 

 

 

 冷たい雨に打たれながらも、白梅や赤梅の花が咲いている。

この間まで年賀の挨拶をしていた思ったのだが、暦もはや一月の最後の週に突入した。

 

一月は行く、二月は逃げる、三月は去る。

そのような諺もあるが冬から春へと、この時期は、月日も新幹線並みのスピードで駆け抜けて行く。

冬の間は、花を撮る機会がとんと少なく、マクロレンズが防湿庫の中で外へ出たいよとうるさかったかった。

 

気のせいか、窓に差し込むお日様の光も幾分力強さが出てきた。

これからは、春のキーを持つ梅の花が、爛漫の花畑のドアを開ける。

ちょっとうつむき加減の顔を上げたら、春が目の前で微笑んでいる。

冬ボタンも2月には、爆弾低気圧の接近で、雪をかぶるかもしれない。4月になれば春ボタンが咲く。

 


2015筥崎宮花庭園冬ボタンⅠ(雨の日もこもをかぶって凛として)

2015年01月24日 06時30分30秒 | 日記

 

福岡市東区にある箱崎八幡宮の近くに、筥崎宮花庭園がある。

四季折々の花が咲き、花好きの人が訪れている。

 

冬のこの時期は、こもをかぶった冬ボタンが咲いている。

雪から花を守るために、すっぽりと藁で誂えたこもをかぶっている。

 

雪が積もるのを待ったが、年末の厳しい寒さから一転正月を過ぎると

天気予報が当たったようで、暖冬傾向が続いている。

 

2月いっぱい花は見れそうだが、しっとりしていいかと雨降りの日を狙って花庭園を訪ねた。

 

降っては止み、三脚にカメラをセットしてフォーカスすると

雨が降り出すような、いたちごっこをしているような雨の日だった。

こもを頭上にかぶったボタンの花は、雨具姿の私に「しろしかろうね」と、あくまでも同情気味だった。

 


2015 歩射祭Ⅱ (弓は引かれそして矢は放たれる)<志賀海神社>

2015年01月23日 06時30分54秒 | 日記

 

弓を射る8人の若者は、地元志賀島の若者という。経験のある者もいるが、今年が初めてという若者もいる。


 およそ2か月ほど練習をして歩射祭の臨むという。

 

一人2本の矢を8人の若者が3回ずつ、つごう6本の矢を20m先の大的めがけて放つ


 寒さの中片肌を脱ぎ弓を絞り込む真剣な目は、凛としてた若者の活きた目を見せてくれる。

 

緊張、集中、安堵いろんな表情が、若者なかに交錯してゆく、放された矢は、練習の成果なのか的の真ん中を見事打ち抜く。

矢が中心を射抜くと見物人からヨイヤアと掛け声が上がる。

歴史ある島の独特な祭りは、ことしも無事に継承されていった。