弓を射る8人の若者は、地元志賀島の若者という。経験のある者もいるが、今年が初めてという若者もいる。
およそ2か月ほど練習をして歩射祭の臨むという。
一人2本の矢を8人の若者が3回ずつ、つごう6本の矢を20m先の大的めがけて放つ
寒さの中片肌を脱ぎ弓を絞り込む真剣な目は、凛としてた若者の活きた目を見せてくれる。
緊張、集中、安堵いろんな表情が、若者なかに交錯してゆく、放された矢は、練習の成果なのか的の真ん中を見事打ち抜く。
矢が中心を射抜くと見物人からヨイヤアと掛け声が上がる。
歴史ある島の独特な祭りは、ことしも無事に継承されていった。