神池の中の本殿の形式 「出雲式池心宮園」
この度 長野県上田市にある 別所温泉を訪れることができた。
別所温泉は 上田から西へ 鉄道で30分ほどのところ
その途中 千曲川左岸 河岸段丘にある塩田平が広がる。
先ず その中心的位置
下之郷にある「生島足島(イクシマタルシマ)神社」へ
日本の中央に位置するともいう。
主祭神は 生きとし生けるもの万物に生命力を与える「生島大神」と
生きとし生けるもの万物に満足を与える「足島大神」の
二神が祀られる信濃屈指の古社である。
神社創建時期は不明だが
平安時代初期には記録がみられる。
中世未期以降には、「下之郷大明神」
「諏方法性大明神」などと呼ばれ
武田氏や歴代上田藩主の保護を受け
1799(寛政11)年に社名を生島足島神社に改めた。
社殿
池に囲まれた神島に鎮座する上宮(御本社)の
内殿(県宝)には床板がなく土間だけ
大地そのものが御神体とされている。
武田信玄公の願文をはじめとする戦国武将の起請文など
貴重な文化財も多数ある。
御神橋
生島大神・足島大神は、日本国土生成の御霊で
その御神体は本殿奥深くの二間四方の大地だそうです。
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