あかない日記

写真付きで日記や旅行・趣味を書き留める

ポルトガル紀行88 コインブラ18 新サンタ・クララ修道院とミニポルトガル

2019-06-25 | ポルトガル紀行

 

 

サンタ・クララ橋を渡ると 
コインブラ大学からも見えた修道院が間地かに迫る。

丘の右上に 新サンタ・クララ修道院
左下の平地に旧修道院が見える。

修道院は17~18世紀にかけて
度重なるモンデゴ川の洪水を避けるために、

川沿いの修道院の代わりに
新しく丘の上に建てられた。


修道院内 祭壇には
ポルトガル王ディニス1世の妃で

コインブラの守護聖人でもある
イザベル王妃の棺が安置されている。


イザベル王妃は
幼い頃から敬虔なカトリック教徒で

少女時代から貧者や病人への
奉仕を日常的に行っており

その慈悲深さはディニス王との
結婚後も変わることなく

王の死後は修道院で
余生を過ごしたという。

1336年に亡くなった後
300年近くを経てから

ローマ教皇によって
カトリック教会の聖人の地位にあげられた。

 

  

                       


修道院の丘へ上がるロータリーで

バスから撮った構築物が分からなかったので

Googleで確認したところ

テーマパーク「ミニポルトガル」だった。 

園内は 子供たちが楽しむための

ポルトガルの有名な建造物や

各地の伝統的な建物のミニチュアを展示し

歴史などの知識が得られるそうだ。

日本では さしずめ

「東武ワールドスクエア」になるのかな?