あかない日記

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ポルトガル紀行72 コインブラ2 5月8日広場

2019-06-09 | ポルトガル紀行

 

 

 

 ツアーバスは市街地に入り 
 コインブラで最も賑やかな場所のひとつである

 「5月8日広場」の脇を進む。

 左手前に市役所
 その奥サンタ・クルス修道院があった。

 

 コインブラは 現在人口約10万人 
 丘の上の大学を中心に広がる学都で文化の街で
 リスボン・ポルトに次ぐ重要都市とされている。

 

 コインブラの歴史は 
 1143年のポルトガル建国時に
 この土地に首都が置かれ

 1255年までブルゴーニュ王朝の
 中心地として栄えた。


 リスボンへの遷都後は
 1290年に創設され ヨーロッパ最古の歴史を持つ

 コインブラ大学を中心に学生の
 街として知られ発展している。

 そして 大学の歴史を刻んできた様々な建物は
 ポルトガル海上帝国時代に植民地の大学群に
 与えた影響の大きさなども評価されて
 2013年「コインブラ大学-アルタと
  ソフィア」として世界遺産に登録された。

 

 「サンタ・クルス修道院」は 
 1131年にアフォンソ・エンリケスによって
 コインブラの城壁外に建てられ

 ポルトガル王国初期における重要な修道院であった。
 
 16世紀、マヌエル1世によって改築され
 現在の姿になった。

 18世紀のアズレージョに覆われた内部の
 壁面やマヌエル様式の傑作と言われる
 「静寂の回廊」がある。

 また 法衣などを展示したミニ博物館や
 地下墳墓なども見学できるそうだ。