あかない日記

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ポルトガル紀行68 ポルト30 サン・ジョアン国立劇場

2019-06-05 | ポルトガル紀行

 

 

  バターリャ広場にある
  「サン・ジョアン国立劇場」は

  1794年にイタリアの
  建築家ビセンテ指揮のもと

  オペラハウスとして計画され
  1796年から建設が始まり
  1798年に完成した。


  劇場の名前である
  サン・ジョアン(聖ヨハネ)とは

  ポルトガル王ジョアン6世の戴冠に
  敬意を表して命名されている。

  1908年 サン・ジョアン国立劇場は
  火災により焼失してしまったが

  1911年 ポルトの建築家
  ホセ・マルケス・ダ・シルバの指揮のもと

  再建プロジェクトが開始され
  1918年に完成した。


  その新しい劇場は、
  ポルトで初めて塗装をしない
  コンクリートむきだしの

  外壁を採用した斬新なものであったことで
  ポルト市に建築の新風を吹き込んだ。

  また 劇場のこけら落としの曲は
  「ヴェルディのアイーダ」であった。

  その後、映画館にもなったが
  現在は 国立劇場となっている。