市庁舎前に広がるヘルシンキのエテラ港は、
大型の豪華客船が横付けされ、
サンクトペテルブルク・ストックホルム・タリンなど
バルト海沿岸の近隣諸国へといざない、
「バルト海の乙女」とも称される港町として
フィンランドの海の玄関口でもある。
2014年にできた大きな観覧車も見える。
夏場のエテラ港を見渡す石畳の広場には
オレンジ色の屋根の露店が連なり
ヘルシンキの名物にもなっているが、
もう晩秋でその露店もまばらだった。
映画『かもめ食堂』のスタートのカットは
このエテラ港のかもめのシーンから始まっている。
右端に、ロシア皇帝アレキサンドルⅡ世記念塔 大統領官邸が見える。