空港内で「礼拝室」を見る。
イスラム教徒(ムスリム)の
礼拝所 礼拝室を「masjid」(マスジド)といい
礼拝の最も重要な部分とみなされる
平伏(スジュード)を行う場所を意味している。
ムスリムは 一日に 5回の礼拝を毎日行うので
外出先や観光中などは
礼拝時間がきても礼拝する場所がなく
苦情が多々あるそうだ。
ムスリムにとって礼拝は信仰であり
毎回礼拝の時間(1回約5〜7分)を
神に捧げるが 旅行中であっても
時間がくれば礼拝をする。
旅行中に礼拝が出来ないとなれば
楽しいはずの旅が
観光どころではなくなってしまうので
ムスリムは旅行を決める際に必ず
礼拝所の有無を確認している。
現在 世界中の観光施設や商業施設
空港などでこの礼拝所が設置されつつあり
ムスリム観光客の不安は
徐々に解消されているとのこと。