奎文閣をくぐって第三区画へ ティエンクアン(天の井戸)という名前の池があり
その両側 屋根の下に 石碑『進士題名碑』がずらっと並ぶ!
1484年から約300年間続き 3年に一度の官僚登用試験である
科挙の合格者1306人の名前と出身地が刻まれた碑が
石造りの亀の上に乗っている。
その試験の回数である 82頭を数える。
また 亀の表情が1頭ずつ違っているがベトナムでは
亀は長生きの象徴になっている
因みに ベトナムの科挙制度は1075年に始まり
1919年に廃止されるまで続いた。
中国は1905年に廃止しているので
ベトナムが東アジアで最後に科挙制度を終えている。
また 「進士」とは 官吏登用試験である科挙に合格した人のこと。