あかない日記

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ベトナム紀行(180) 文廟 科挙

2014-12-04 | ベトナム紀行

 

 

奎文閣をくぐって第三区画へ ティエンクアン(天の井戸)という名前の池があり 

その両側 屋根の下に 
石碑『進士題名碑』がずらっと並ぶ!

1484年から約300年間続き 3年に一度の官僚登用試験である

科挙の合格者1306人の名前と出身地が刻まれた碑が

石造りの亀の上に乗っている。 

その試験の回数である 82頭を数える。

また 亀の表情が1頭ずつ違っているがベトナムでは

亀は長生きの象徴になっている

因みに ベトナムの科挙制度は1075年に始まり

1919年に廃止されるまで続いた。

中国は1905年に廃止しているので 

ベトナムが東アジアで最後に科挙制度を終えている。

また  「進士」とは 官吏登用試験である科挙に合格した人のこと。

 

 

 


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