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あかない日記

写真付きで日記や旅行・趣味を書き留める

台湾紀行(32) 羽鳥又男

2013-10-02 | 台湾紀行

                               

 

  赤嵌楼の裏側の軒下に銅像があり 台座に日本語の説明文があった。

  この胸像 日本統治時代の1941(昭16)年から1945年の終戦までの
  最後の台南市長であった「羽鳥又男」(1892~1975)の胸像である。 

  台南は 明代の寧清王の御所であった大天后宮
  台湾最古の孔子廟、鄭成功らを祀る延平郡王祠 五妃廟 
  別荘北園別館 開元寺の釣鐘など数多くの建造物等が残されて
  今 古都・台湾の京都とも呼ばれているのは
  羽鳥又男が戦時中それも末期に 巨額の費用を総督府から引き出させ
  歴史建造物 遺物保存に力を入れ保護したことによる。

  その顕彰としてここに置かれていた。
  ここにも 先の話題にした「八田與一」的 日本人がいたことに驚く。

  しかし 以前は中堂の中に置かれていたようだが
  訪れたときは 堂の裏の軒下に置かれていた・・・。 

  また この像と同一のものが  
  羽鳥の生まれ故郷・群馬県勢多郡富士見村にもある。
  羽鳥の生誕100年を記念して
建てられている。