日記塊~77と97に関する幾つかの考察~

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さよなら。おかえり。

2012-11-01 00:17:50 | 2012年までの記事
「この選手優勝させてやりたいなあ」

と思う選手がたまにいます。
基本的には「優勝したいなあ」なんですが、
偉そうにもそんな風に思う選手がいます。

最初に思ったのは今季で引退した福地。
低迷期の中ひたむきなプレーでチームを盛り立ててくれ、
プロ生活で優勝経験が無いという経歴も重なって、
「優勝させてやりたいなあ」と思うようになりました。

結局、石井一久の人的補償、という予想外の形で退団。
皮肉にも翌年ライオンズはアジア制覇まで成し遂げました。
石井一久を獲得したからこその頂点ではありますが、
「優勝させてやりたかったなあ」という思いは残り、
2012年、その思いは叶うことがなくなりました。


クリス・カーターがウエーバー公示されました。

いきなり手術という、ダメ助っ人臭がシュールストレミング級だった彼も、
昇格するや否や、勝負強い打撃と、
何よりそのテンションでチームに勢いをもたらしてくれました。
とにかくワクワクさせてくれました。

チーム事情と、他選手の成績を考えると、
今回の球団の選択は間違いではないと思います。
それでも、来年ライオンズのベンチに彼がいないと思うと、
やはりさみしい気持ちになってしまいます。
川崎が戦力外になったときのマリナーズファンも、
こんな感じの気分だったのかなあと。
優勝したときのカーター、見て見たかったなあ。


ブライアン・シコースキーをテストするそうです。


まだ今ほどは球場演出も派手過ぎず、
スタンドも大人しめだった当時。
知名度抜群だったあのパフォーマンスで、
所沢の9回表は歓声が起こるようになりました。
スタンドがチームを声援で乗せる。
そのやり方を、彼が教えてくれたような気がします。

2010年、ボロボロだった救援陣を本当に支えてくれました。
あわや、のところまで連れてってくれました。
あの悲劇が起こるまで、ライオンズファンの誰もが、
シコースキーがガッツポーズを決める歓喜の瞬間を想像していたはず。

成し得なかったあの瞬間を、
今度こそ観たいと願っています。


11月。
2013年に向かって、動き始めていますね。