なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

みんな睡眠不足

2010-06-27 03:38:13 | Weblog
 金曜日の朝は「今日は良かったね」が挨拶代わりで、返す言葉が「しかし、長い一日になりそうですね」となる。
 普段サッカーなどに興味を持っていそうもない人でもどうやらTV観戦したらしい。
  但し仕事のある週日なわけで、平均的なTV観戦は試合が始まって前半の終わり頃から見始め、そのまま最後まで見て、それから出勤となったようです。
 パブリックビューィング見たいな大型スクリーンで応援しながら観戦と言うのは翌日の仕事がつらいのでなかなか出来ない。
 それでも民放のリサーチで5時ごろ瞬間最大で視聴率が41%を越えたとか・・・
  「勝てて良かった」と胸を撫で下ろしました。
 イヤ私がサッカー界を心配するのも僭越ではありますが、前回のドイツ大会の結果が悪かったので、どうも下り坂になっている感じがありました。
 空白の4年間と言いますが、もし今回も同じ事を繰り返していると今度はオカダの空白の4年間になりかねない感じがしていました。
 日本のサッカーの歴史を考えれば、プロリーグが出来て高々20年足らずですから、後50年くらいは経たないとスポーツ文化として世界に追い付けない感じですから、今結果を出す方が難しい・・・冷静に考えればそうなるのですが、ブームとして考えたら強くなければ底辺が広がらないというところもあるわけで、そういう意味では今回のワールドカップは危機的状況に陥る事と背中合わせ見たいな状況での大会。
 私個人としては不満も納得のいかない事も一杯あるのですが、取り敢えず結果では「おめでとう」
 です。

 囲碁界の事を考えると、この反対の状況なのか少し心配。
  私などが楽しみで打っている分には世界での位置づけなどどうでも良いのですが、囲碁界全体・囲碁界の将来を考えると今のままでは危険な感じ。
 歴史的に見て文化の一つだった筈なのが、世界への普及の中で競技的な要素が強くなって来た感じがあり、結果が出ないとだんだん日本国内でも印象が低くなる・・・元々地盤沈下気味だったのが一瞬「ヒカ碁」で盛り返したかに見えたのが・・・。
 勿論囲碁そのものが誰も打たなくなると言う事では無いにせよ、世の中での露出度・印象度が低くなるでしょう。
 そうなると、現在のスポンサーが将来減っていく事も有る筈。
  社会人スポーツが企業経営上の理由で撤退して行くのと同じですし、新聞社なども大丈夫かどうかの保証は無いでしょうし。
 これは日本棋院を中心としたところが何か手だてを考えて実施するでしょう?
  まさか文部科学省は???
 知識としては曖昧ですが、確かアイススケートとか、体操競技などではジュニアの育成に力を注いできた結果が出て来ている・・・
  結果は何年もの努力の蓄積が必要。
 浅田選手をはじめとする成果が出るまでに競技界全体の蓄積がある筈。

 従ってサッカーも同様でしょう。
  一過性のブームでは底辺は上がらない。
 それでもみじめな結果では落ち込む要因にはなるのがつらいところですね。

 職場では眠気を堪えて2台のパソコンを掛け持ちで操作・・・更に外からの電話に一番で反応。
  このくらいやらないといけない(午後のけだるさ)。
 それでも帰宅後公園をチャリ走り、夜中に1試合は見てしまう・・・当然ネットで1局は打つ・・・意外と私は元気なジイサンなのかも知れませんね(そんなわけ無いか)。

 次回の試合は日本時間で次の火曜日深夜!!、これなら私、翌日は歯科大に行く用事しかないので心おきなく観戦・応援出来る。