なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

ヨットと言えば・・・

2010-06-18 01:08:05 | Weblog
 此の頃は夕方5時半くらいから約1時間自転車で近所の公園を走り回ります。
  最近は年令と関係なく・・・いや、見るからにリタイア年令の人でもカッコイイ自転車の人は多いですね。
 その点私は見るからにカッコ悪い。
  3段ギアで、前籠+後部荷物台付きですから実用本位のママチャリタイプ。
 但しサドルはサイクリング用近く・だいぶ上げていますから見るからに変なジイサマ。
  それでも他人様は本人が気にすることなど気にかけていないので(本人が気にしていない部分が問題なのかも知れません)、、、これまで半世紀以上これでやって来たので今更変わりようが無い。 ともあれ夕方5、6キロ自転車で走るので1日20キロくらいになる。(晴れていれば) 
 
  自転車に乗れるだけ良いのですが、逆に自転車しかできないと言う事でも有り、そこのところはチョット哀しいです。(ジョギングは無理でをーウォーキングも怪しい・・・要するに激しいスポーツは禁止なので自転車で平均スピードで走るのが限界かも)
 地元のヨットハーバーの近くで出帆の様子を眺めていた話を書きましたが。
  この年では流石に始めるのは無理でしょうね。
 シーカヤックとかウィンドサーフィン、ヨット・・・みなやれるものならやりたいですが、体力・健康などもろもろの制約が大きすぎて眺めるのがせいぜいです。
 
 過去に一度だけヨットには乗せて貰った事が有ります。
  従兄弟が持っていて、釣りに行く時に乗せて貰いました。
 今考えると砂浜にヨットを下すのは一人では出来ないので、手伝いが必要だったのでしょう。
  ついでのサービスでヨットで海を走ってくれた・・・これがたった一度だけの経験ですが印象に残っている出来事も有りました。
 順風に波頭を切りながら走る時に軽く振動が伝わって来る・・・これが自動車に乗っているような感覚だったと記憶しています。
 従兄弟はヨットで駿河湾の反対側、伊豆半島まで出かける事が多かったようなので、ヨットの操縦は大丈夫だったのでしょう。

 さて、その従兄弟が7才も下の私を誘ってくれたのは・・・ヨットでキス釣りをするのに一人では無理なので力仕事の手伝いなのでした。
 浜からヨットを海に下ろし、腰まで海に浸かってヨットを押してから船に飛び乗る・・・従兄弟が船長で私は力仕事の水夫。
 マアそれは良い・・・初めて乗せて貰うのですからそのくらいのサービスは、、、それに操縦は出来ないのですから。
 さてキスの釣り場と言うのは、波打ち際からせいぜい2,300メートルの沖?。
  この辺りは遠浅の砂浜なのです。
 ところが釣り場に着いた途端に従兄弟が「しまった!」。
  何が「しまった?」・・・浜に釣り餌を置いて来てしまったのだそうです。
 餌を取りに引き返すと思ったのに、なんと「チョット取ってきてくれ!?」
  「ナ、ナントッ」行って来いなんて簡単に言うものです・・・年上の従兄弟には逆らえないので泳いで往復。
 しかも、帰りは餌のビニール袋をナップサックに入れて肩にかけてヒーヒー言いながら急いで泳いでヨットまで戻った。

 そういうわけでヨットは憧れだけれど、いやな思い出も刷り込まれている。
  その時の釣りは絶好調、入れ食い状態で2時間くらいでバケツに一杯の成果が有りました。
 但し半分は外道の「グチ」。
  釣り上げると「ググッ」と、文句を言うのでこの辺りでは「グチ」というのですが、どうも調べると大きさなどから「ネズミゴチ」と言う魚のような気がします。
 いずれにせよ白身で天ぷらにするとキスより美味しい。
  見てくれは悪いけれど、キス釣りの外道なのに本道より美味しいなんておかしな魚です。

 ヨットハーバーでそういう昔話を思い出しました。
  その従兄弟は・・・故郷でベーカリー兼洋菓子店を開いている筈なんですが、まだ寄った事が無い。
 今度帰郷したら寄ってみよう。