なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

大会イブ状態です

2007-10-25 18:26:46 | Weblog
今月(10月)の始め頃に「JFE趙治勲杯囲碁大会」の案内を頂き、参加申し込みをしたと思ったらもう今度の日曜日は大会です。
 何だかアッと言う間に3週間が過ぎてしまいました。
  子供の頃の運動会とか遠足の前日みたいな気がしますね・・・子供返り?
 楽しみと同時に不安もあります
  この間リアル碁は昼休の置かせ碁を十数局打っただけで、同じくらいの相手とはリアルでは打っていない。
 それに時計を使うような碁を打っていないというのもヤヤ不安材料です
 昼休碁は時計など無くても概ね休み時間に収まるようになっているので、所要時間は同じでも意味が違いますから・・・
 ネットですと当然自動的に時間管理をされているので、手合い時計の押し忘れはありえない(普段楽をしているのですね)
 ネットでは打った瞬間自分の時計が止まり、相手の時計が動き出します
 時間の経過で「残り20分です」など教えてくれますし、秒読みも音声付でやってくれます
 パソコンはあり難いですね
 アマの大会ではそういったものは一切無く、アナログの時計の赤針が時間が来ると落ちる仕掛けです。
 しかも今度の大会は普通のアマ大会より10分短く持ち時間各35分で、且つ秒読み無し・時間が来れば問答無用とばかりバッサリです
 マア、時間そのものは昼休碁で鍛えられていますが・・・そんなことで良いのかな?
 アナログの赤い針は冷淡と言うか愛想が無いと言うかまさに機械的です。
 パソコンの音声付の秒読みも機械的には違いないけれど

 対処方法としたら序盤で余り時間を使いすぎないことでしょうね
 それと初めから余り複雑な形に持ち込まないことでしょう・・・もっともこれは相手があることですが
 と言うことは、これは短期決戦の作戦になると言うことでしょう、きっと!!
① 変化が多くテ落とし穴が至る所にあるような定石を敢えて選ぶ
② 相手はそれを避けようとすると少し損をする
③ 当然自分は細かな変化を熟知していなければいけない!!
  ③が問題ですね
 相手は躓かなくても嵌らなくても良い・・・時間を使うでしょうから、これが後になってボディブローになって利いて来るし
 副次的に相手はこちらを「嫌な相手だぞ」とプレッシャーを感じるかもしれない
  大会専用バージョン!?
   そういうセコイ考えは・・・今からでは無理ですね、来年用なら何とか間に合うかも知れないけれど
 
 私は無理だけれど、相手はもしかしたら同じことを考えて仕掛けてくるかも知れない
 そこが不安ですがその時にショックを受けないように対局前によく顔を見て観察しておかなければいけませんね・・・少なくともショックを受けないように
  マア対策としてそれしかないのが哀しい
 とりあえず「人を呪わば穴二つ」にならないように正攻法が肝要
  ともかく時計の押し忘れだけは要注意
 <押し忘れたりすると>
 (それに気づいた相手は)時計の方など見ないで・・・長考に入るだろう
 大会は禁煙大会だから良い様なものの、昔ならゆっくりとタバコに火をつけるところですね。
 おもむろにお茶など飲んで、サテ打つかと思いきやまた腕組みなどして・・・
 『何でこんな何でもないところで考えるのだろう、全くよく考える人だ』と、ふと時計を見ると自分の時計が動いていたり!!
 「やあ気がつきましたか」とニッコリされてもルール違反では無い
 <着手したら、その手で時計のボタンを押す>というのがルールですから「着手」と「押す」の間が長いのを相手は黙ってみていただけのことなんです
 <教えなくてはいけない>と言うルールは無い、あるとすればマナーと言うか「善意」の問題だけですが・・・
  久しぶりの手合い時計ですから、ペース配分と押し忘れ要注意
 僅かに有利とは言えないけれど、不利にはならないのが時計を置く位置です
 これは規則で白番の人に選択権があるようです
 打った手でボタンを押すのですから右利きの人は時計を右に置くのが普通
 それで世の中右利きが多いから私が先番になっても相手が右利きなら問題は起きないのです・・・私は十年この方サウスポーに転向している
 もし私が白番なら堂々と左側に置けば良い
 問題は相手も左利きで握って私が先番だったときだけ
  マア左手でやればいいし、この時だけ昔に戻って右利きにすれば良いか

 この大会は数百人参加で4回戦の対局ですから、16人に1人全勝者が出ます
  幸運を祈るばかりですが、私などは実力とは縁の無い世界なので、運を頼らざるを得ないのです
  そんなことで全勝は少し荷が重いから目標は3勝1敗といったところでしょう これなら賞品は無いけれど「強い人がいてね・・・」と諦めがつく
  それがダメならせめて2勝2敗
   それなら申請段位は妥当だったと言う慰めになる
 何だかイソップ物語
   やる前に逃げ道を用意しているみたい