なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

大スランプ!?

2007-10-16 17:24:17 | Weblog
 フォッサマグナというか氷河のクレバスに落ち込んだか・・・今大スランプの真っ只中にいると思われます。
 たいした棋力も無いからスランプを言うのはおこがましいかも知れませんが
  あられちゃんのパパのドクタースランプみたいに年中スランプなんだけれど、とりわけ今は酷い感じ。
 さて脳の収縮が加速度的に早まっているのか心配はあります
  不調と言う自覚は「何処と無く、すっきりした碁を打てない」気づく(感付く)所から始まったかも
 なんとなく相手のペースで打っている様な、それでいて強引に自分の主張をするとかなりの痛手を負う・・・
 肝心なところでミスが出ます。
  生きている石を攻めている結果になって、周辺に弱石を作ってしまったり。
 簡単な鎬が見えなかったり、不要な利かし・手順前後で自ら手を潰したり・・・
  マア、スランプを脱して急に強くなる方法は無いのでしょうから、せめて負けても悔いが無いというか、悔いが少ない対局を目指そうとは思うのです。
  
 大好きなサッカーでも似たような(そう思っているだけかも知れませんが)ことがあります。
少々強引につなげてしまいます
 サッカーの現場を預かる監督の采配ですね
  監督の個性はいろいろあるでしょうが、大きく分けて「相手に合わせてゲームプランを立てたり作戦を立てる」監督と、「余り拘らない」監督がいるように思えます。
 前者は、次の試合の相手の特徴・長所・短所を分析し、相手の長所を殺し短所を突く作戦を立て、事前に味方の配置を考え、その作戦に沿って練習する、一言で言うと知将タイプ
 基本的なテクニックや、体調維持などは言うまでも無く基本的なところで
 さて、後者の監督は、ズボラではないけれど相手の長所短所より味方の長所を最大限に発揮させることがベースとなる、まあ闘将タイプでしょうか。
 勿論どちらかが100%と言うことは無いにしても、どちらかに重心がかかっていることが多い。
 そして前者のチームの方が、ある程度にチーム力に自信があることも多く、後者はその逆が多いのですが・・・
 勿論サッカーの特性で「負けてもなるべく小さく負ける」なんて言う作戦もあるかも知れないし、「どうやったって負けっこない」と言うのもあるかも知れませんが。

 ところで碁の戦いでは「勝つか負けるか」しかない、半目負けるも大差で投了するのも1敗は1敗です。
 従って「粘って粘って細かい碁に持ち込んで、あわよくばチャンスを狙う」と言うのはあるかも知れないけれど、息の長い碁では結局は最後に実力を発揮されてしまうか、或いは肝心のところでせっかくの碁をふいにするようなことも起きかねない・・・
 さりとて短期決戦でファイト満々で行くのは、自分からコケルのがミエミエ
  結局は「余計な事を考えずに自分らしい碁を打つしか無い」に落ち着くのだが
  では「自分らしい碁」とは何だ???
 結局は混迷のスパイラルに落ち込んでしまう。
  どうやらスランプは当分続きそう
  いやこれからも、人生スランプと二人連れかもしれない