なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

ミニ中か・・・

2007-10-18 17:24:26 | Weblog
昨日はかかりつけの病院の検診日、一月ぶりです。
 ここは、診療科目名なのか病院名なのか知りませんが「生活習慣病」と言うことで、従来の病院みたいなそっけなさとか、上から患者を見下すようなところは全く無い。
 先生が大学病院で教えていた人らしいのですが、大学病院の持つイメージとは全く違うような気がするのです。
 何が一番違うのか・・・治療法や用いる薬などは多分同じでしょう
  「扱う病気」の治療には患者本人のやる気がキーポイントだと考えているのでしょうね、患者の扱いと言うか・・・ともかく下世話な言い方で「ヨイショ」が上手い。
患者はお客さんだし、数ある医院・病院の中でここを選んだわけだけれど、それ以上に治療方針というか接客?方針と言うか
 看護婦さんや栄養指導の先生など患者を「褒めて」その気にさせる方針?・・・いや、人と人との付き合いでは本来そういうものかも知れませんが、、、
 何処か、学校の指導方針とか、親の子育て法にもそういう感じの物があったかと思うが・・・「そういう方針に過ぎないのだと捻くれた見方をしていても、実際何か何処か褒められたり励まされたりすると良い気持ちになってその気になるのだから単純なものです・・・私は
 それが先生のヤヤ厳しい指摘や指示とあいまって上手く行っているみたい。
  何時行っても待合室で新しい患者さんが、アンケート用紙に記入しているのを見かけますから、世の中同病の方が多いのだなと言う感じと同時に、ここはきっと評判がいいのだなとも見受ける。
 
 さて一月ぶりの定期健診ですがおかげさまで順調で薬の量が少し減ることになりましたが、ここでの受診の楽しみはこの近所にある本屋さんに寄って、丁度一月の今時分い発行される雑誌を買うことです。
 子供が何かに釣られて病院に行くみたいなものですが、自分で自分にご褒美を買うのですから世話は無い。
 ともかく「NHK囲碁講座」が発売される時期です。
  これを病院の予約時間に余裕を持って出かけて、まず本屋に立ち寄って雑誌を買い、病院の待合室で読むというのが定石手順です。

 それ程厚みのある雑誌ではありませんが、まず真っ先にめくるのが先崎さんの「桂馬の両アタリ」・・・こういう話は好きですね将棋と言う分野ですがプロ棋士ですから、プロの持つ独特の厳しさがあったり、それでも囲碁に関してはアマなわけで何処と無く親しみがあったりして。
 その次は(先月号から始まった)「これが世界の新感覚」結城九段と聞き手万波四段です。
 今月は「ミニ中国流進化論」、何だか読むと直ぐに役立ちそうな感じがしてきます。
 ミニ中国流の布石は江戸時代道策の碁にもあるとか・・・古くて新しいというか、研究・見直しが繰り返されているのですね。
 コミが1目変わったのも研究に拍車がかかった原因とか・・・その辺りは素人はついていけませんが。
 ミニ中国流の「新時代的布石」とか「従来の価値判断が逆転」とかどこかで研究が深められ変わって行っているようです。
 細菌がどんどんタイプを変化させるような怖さ・・・意味が違うけれど
  素人とは言え知らないと痛い目に遭いそうな気がします。
   万波四段の「知らないので嵌った」、「ミニ中国流を試みて失敗、相手にミニ中国流をやられて負けた」・・・何だかホッとさせてくれますね。