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Surf, Run and Trails / Endurance For Fun

T12サーフィン、5分の恋。

2014-08-05 18:05:57 | surfin'



こないだの土曜、茅ヶ崎の裏パークっていうポイントでサーフィンしたよ。
もうずーっと前のことだけど、パシフィックホテルっていうリゾートホテルがあったんだよ。
そこのプールやらの施設を総じて、パシフィックパークって呼んだんだ。
で、その前のサーフポイントがパーク下と呼ばれることになったんだよ。
だから正式名称はパークではなくパーク下なんだね。

裏パークはパークの隣にあるだけなんで、隣りパークや、横パーク、あっちパークとか、
まあなんでもいいんだろうけど、誰かが【裏】を付けたんだね。
なんか秘密基地みたいでいいね。

裏パークはどっちかというと台風ポイント。
ウネリがしっかり入らないと割れないんだね。
公営駐車場から少し離れているのでビジターはあまり来ない。
来ても、ローカルばかりだから少々居づらさがあるだろうね。
レベルは高く、ロング率が高いね。

胸くらいのサイズでもテトラアウトからダブルのお化けセットが来ることがある。
アウトに逃げ切れるパドルスピードがないと大変な目に合っちゃうよ。

で、土曜サーフィンの話に戻るけど、大きいのは頭半あった。
波のサイズは腰とか腹とか頭とか、身体の部分を使うんだよ。

日本は沖に向かっての波のサイズの測り方だけど、
ハワイなんかは沖から岸に向かっての波の背の高さの測り方だから、
ハワイの頭なんていうと、とてつもない大きさなんだよ。

で、土曜にまたまた戻るけど、オレの頭半っていうのはね、
オレは物事を大袈裟に言う癖があるし、しかも身長は低いので、
頭半と言ってもせいぜい肩だったかもしれないよ。

まあいいじゃん。

たまにブワーって目の前に迫ってきて、ちょいとビビリーになれば、大きく見えるものよ。
問題は心の状態だね。
オレの心は頭半に乗りたかったわけだよ。
でもオレ自身は結構ビビッて乗るかアウトに逃げるか躊躇したんだよ。

でも夏の太陽が真上で言ったね。
「いつ乗るの?」

オレは、イマデショー!!!って言いながらパドル開始したよ。
たぶん2,3回しか漕いでない。
すげーでかくて掘れてたんだと思うよ。
波が掘れてるっていうのは、急斜面からいきなり斜度0度になることだよ。
ロングボードの場合はこの斜度0度のとこに突き刺さっちゃうことがマジで怖いんだよね。
新幹線にキスする感じだよ。 したことないけど。

で、乗ったんだけど、乗った瞬間両手バンザイな感じだったよ。
キムタマがスーッと上がって口から出そうになった。

だからキレイにボトムターンするような優雅なスピードじゃなかった。
怒涛の垂直落下。
まわさなくちゃ!! と思い、後ろ手をフェイスに突っ込んでそれを軸にしてターンした。
そっからいつものオレに戻ったさ。
グリグリ乗ったよ。キレキレっさあああ!!!!
カットバックもしちゃったよー!!!

で、調子こいてワイプアウト。
グルングルンでオンザビーチ、トランクスの中に小砂利はいりまくりさああ!!!
欠の穴に小石が何個か入った勢いだったね。


でも何事もなかったようにボードを脇に抱えてビーチを歩いたよ。
それで帰ろうと思ったんだ。

そしたら海に向かって立っている、やはり脇にボードを抱えた女の子を目の前に見つけた。
これから入ろうとしている。でも固まったまま。

水着の感じや顔つきから初心者だとわかったよ。
なぜか初心者はすぐわかる。
サーフィンもウインドもスキーも。
そこに立ってるだけで初心者ってわかるんだよね。

その女の子は顔はかわいかったねー。
髪は長かったね。
20後半くらいだ。 
横浜ビブレとか、そごうとか、なんかそこら辺で働いてる感じがしたよ。
根拠はないけど。

オレはいきなり話しかけたね。
年齢的に話しかけるのは全然恥ずかしくないんだ。
いきなり大勢の目の前で脱ぐわけじゃないから。

「正面から入っても波を超えれないよ。
テトラの付け根から出れば、波を食らわず出ていけるよ」
「わかりました!ありがとうございます!
。。。。あのう、、後ろ付いていっていいですかぁ~???」


(ホラホラ!!!キタキタキタキタ---!!!
悔しげな彼女とかけこむパシフィックホテル、
江の島が遠くにぼんやり寝てるし!!!)

「かまわないよ。じゃ、ゆっくりパドルするから着いてきな。」

彼女はオレとは反対の方を向いて大きな声でこう言ったよ。

「ねえ、ねえ、ローカルの人が先導してくれるってぇ~!!
波超えできるってぇ~!!!」


彼女の声の方向には、やはり初心者チックな男が二人いたよ。

「あざーす。」「すいませーん。」

結局、オレは3人連れてパドルしたよ。
板は短かめだったんで三人をミドルにおいて、オレはアウトに出たよ。
そのあと、結構お化けセットがきてたな。
彼らの大声というか絶叫が聞こえたけど、沖からミドルを振り返ったらもういなかったよ。
一気に海面掃除な感じ。
ちょっと悪いことしたかな、と思っちゃった。

それから数本乗ってビーチに上がったら、彼女らがまだいてね、オレにお礼したんだよ。
オレが上がるまで待ってたんだね。
しかし、明るい女の子でよかったな。
「ありがとうございます!!!」
「また、おいでよね。 (男は連れてこなくていいからさ)」
「はい、また!!」

いや~。ミッドサマーです。
サーフィン A GO GO!!!ですよ~!!!
2014湘南、夏!!!


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2 コメント

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Unknown (松ちゃん)
2014-08-07 07:34:09
(笑)!状況よ~くわかります!1個違うのは、台風の時はショート多めだよ~いつもロングの人もショートで入っているからね~でも、波交わす時は出やすいからロング多いか?
返信する
Unknown (松ちゃん)
2014-08-07 07:34:14
(笑)!状況よ~くわかります!1個違うのは、台風の時はショート多めだよ~いつもロングの人もショートで入っているからね~でも、波交わす時は出やすいからロング多いか?
返信する

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