セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

親心・・・

2012-07-10 | スウィーツ
      

子供を持つ親、に共通する愛情は形に出来てもできなくても親心と言える。
親に孝行しようとしても、簡単にはその親心を越えられる物では無い。

私自身の思いでもあるけれど。
親の誕生日を忘れても、不思議と子供の誕生日を忘れる親はいない。平穏な生活の中にも常に子供の幸せを願わない親はいないだろう。子供が頼むわけじゃないけどね。

私の親もきっと、そう思いながら娘の私を思っていてくれたのだと思う。
「親の心、子知らず」大抵そんな事で終わってしまうのかもしれない。

先日、ミュージカル座を観に行った際、明惠ちゃんのお母様も見えていて、赤いリボンを付けた袋を下さった「本当に有難うございます」と丁寧に頭を下げて。

そうかー、お母様も「最後の出演・演技」と言う思いを込めて心掛けて下さったのだとピーンと来た。明惠ちゃんに「お母さんのお気持ち有難いわねー」と言うとにっこりと「はい!」と答えていた。親の心遣いと言うのも思っていなくては出来ない。

大抵の親は、子供が普通の会社の社員になって、安定した生活をして欲しいと願っているのではないだろうか。彼女のお母様もきっと同じだと思われる。それでも毎回舞台を観にいらっしゃるのは、何処かでダンスの技術の高い娘さんを応援されている親心でもあろう。
実際、普段の彼女とは比較にならない程、舞台の上での輝きは素晴らしい。
それを観て頂くのは親孝行の一つにはなるね。

子供が感じる以上に、親と言うのは常に祈るような気持ちで子供達の幸せを思っている物だ。
今日は、我が息子の誕生日。お菓子の話をしたら何を感じ取ったかは定かではないが、滅多にお菓子を口にしないのに「美味しいね」と食べていた。

子供の頃は、息子も彼女も同学年なので一緒に旅などをした経験もある。懐かしいと思ったのか一つ事を全うして偉いと思ったのか・・・
暫くお喋りをして帰って行った。

息子にも誕生日を機に、一頑張りして欲しいと思った。いつも応援しているアミー。