飛び加藤：シアタークリエ

今日から７月ね～。もう一年の半分は終わり、今日から後半に入る。実際毎日一日を、ちゃんと過ごして来たのに実感が無いのはどうしてだろう。
ボーっとしていると何も残らないからと、出来る範囲で一日一日を大事にして来た筈なのに。過ぎてしまうと余りに心に残っていないのは何故だろう。

もっと充実感は無い物か、求めても無理な事？

梅雨時期は、低気圧が来るので頭痛とか喘息とかには特に注意が必要だ。自慢じゃないけど低気圧が来ると敏感で、天候の変化が直ぐに分かったが、最近は鈍感になりつつあり有難い事だ。

先日、又観劇のチケットを頂き、いつもの友達と行ってみた。日比谷の帝国ホテル、宝塚劇場、シアタークリエ（元芸術座に代わり)のノッポビルが肩を寄せ合っている、文化的なエリア。
映画を観たりする日比谷シャンテの周りも古いビル三信ビル等懐かしい建物がどんどん取り壊されて変化が凄まじい。



「飛び加藤」の出演 筧 利夫(カケイ トシオ)主演　涼風真世スズカゼ マヨ(元宝塚)他
卓越した能力からその名でよばれていた伊賀忍者・加藤段蔵の物語。忍者の世界から足を洗い都ミヤコで手妻テヅマ(手品)をしながら日銭を稼いでいた。素敵な声の持ち主に(涼風真世)に出会いその声が忘れられなくなり・・・・・

映像などでもご存知の方が多いと思うが、私は初めての観劇。テレビでの筧さんより実際は身長が低いが、動きが機敏なので、イメージと合っていた。狭い劇場を上手く使い観客席まで忍者達が駆け回り立体感一杯だった。
音楽はお琴と三味線がメインで舞台の、少し高い所(上手)でずっと効果音を出し、なかなか演奏力も優れていて、グッと胸に感じた。ライブの楽しさを十分味わえた。

　　

【あいうえお論語】め

め

命を知らざれば、以て君子たること無きなり。

（メイヲ シラザレバ、モッテ クンシタルコト ナキナリ）

天が自分に与え命じた天命を知り、それをしっかり行うのでなくて、どうして
君子ということができようか。

君子に必要なことは、それだけではない。礼を知らなければ
世に立つこともできないし、言葉を知らなければ人を知ることもできない。