セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

灯油代お支払い

2010-03-17 | セカンドライフ
               ルピナスも今が盛りと・・・・・

昨日は夏日(25℃)今日は14℃って10℃の差が有るなんてどう身体を調整すればいいの?
さすが、3月も中旬になると「うんと寒くなりますよ!」と言われた割にはこの程度なのねとホッとした。

先日、最後と思われる灯油を2缶配達して頂き未だ代金をお支払いして居なかった。
私が急に出かけてしまったので灯油代を支払わない儘だった。
雑用も溜まっているので、郵便局や役所等に散歩がてら届ける事にした。

お店のおじさんは何時もにこにこで「お金は何時でもいいよ、次の時と一緒で」と優しい。
こちらの方が支払いを忘れてしまいそうなので、気がついた時に届ける事にした。
「いやー、わざわざすんませんねー」と相変わらずえびす顔。

私の住んでいる地域は地図で見ると都会の真ん中に思われるが、住民は下町気質の人が
多い。
商店街はどんどん無くなるが、そう言えば酒屋さんでも八百屋さんでも「お金は後でいいよー」と
いう商売が成り立っていた所でもある。

私自身、田舎者だったがそう言った商売っ気の無いというか、天井からざるをぶら下げて
野菜を売る様なお店が多く無理無く、自然と馴染んでしまった。

住宅も昔は長屋だったが、皆調味料を貸し借りしたり、裏も表も開けっぱなしで、朝から
「お茶入れたよ~」なんて言われ裏の家に入り込んでお茶をご馳走になったりする近所付合いだった。
みんな仲が良くて困った時には助け合ったものだ。若かった私はお世話になるばかりだったが。

長屋を壊し、今の鉄筋の建物に入った時は皆口を揃えて「ドア一つで鍵までかけて淋しいものだね」と言っていた。
特にお年寄り達は淋しがったものだ。

今日お支払いに行った灯油屋さんも、店構えも古く昔を思い出させる佇まいのお店。
最近はエアーコンを使う家が多く売り上げもさっぱりで、経営が成り立たないとこぼしていた。
それなのに昔の様なのんびりとした客とのやり取りは何故かホッとするものが有る。
何時までもこんなお店続いて欲しいな~。

 散歩途中の役所前では春の花が色々咲きほこっていた。


                               金魚草