セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

鎌倉・鶴岡八幡宮の大銀杏

2010-03-10 | セカンドライフ
               

朝のニュースで驚いた。
天候が荒れていたので私の畑の菜の花も全部ばったりと倒れてしまった。
まさかあの大銀杏が根っこからきれいに抜けて倒れていたとは。

鎌倉八幡宮と言えば象徴の様に階段左に鎮座していた大銀杏。
小学校の修学旅行で「鎌倉・江の島旅行」を楽しんだ事を思い出した。

ガイドさんが「この銀杏は樹齢1000年と言われています。
鎌倉幕府の3代目将軍源実朝が八幡宮の参拝を終えたところ、この木に隠れていた公暁(くぎょう)が
暗殺したとされる伝説から「隠れ銀杏(カクレイチョウ)」とも呼ばれて居ります。」アバウトな記憶だが。

50年前の事だが木に隠れて暗殺をしたと言うくだりが怖くてたまらなかった。
その後何回か八幡宮を訪れてもトラウマの様に怖いと思って避けていた。

しかし、年に数回樹木医さんがチェックをしていたそうだが問題が無かったと・・・・
秋になれば銀杏が黄葉してそれはそれは、きれいなものだった。

30mも有る大木がたった一夜の強風で倒されるなんて信じられない事だ。
倒れた根っこを見ると思いがけなく根っこが短い。
根っ子も1000年分張り巡らしていそうなものだが、この根っこの短さでは倒れるべくして倒れたのではないだろうか。
しかし約一千年もの永きに渡り鎌倉の街を守って来た象徴木が倒れてしまったショックは
大きい。
地元の方や関係者の方の驚きや衝撃は計り知れない程大きい事だろう。

昨日頭を抱えていた確定申告は思い切って役所に行って見ると余りにもあっけなく
「はい、これで結構です。ご苦労様」と終わってしまった。
張り合いが無いわね。間違った所を直して呉れる位が行った甲斐が有ると言うものだ。

やれやれ宿題なんて言うものは何時迄も懐で温めているものではない。
来年からサッサと行く事に決めた。久し振りに叩いた計算機持参で行ったが心なしか新鮮だった。