セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

二泊目 城崎温泉

2009-03-30 | 旅行 見学
                    江戸時代のお雛様

同じ宿に連泊なので荷物の移動も無くひたすら温泉町を歩き回れる。
温泉の中心街に行くと春休みのせいか若い男女や家族連れで賑わっている。

土産物店の奥に江戸時代のお雛様を見せていると言うので入ってみた。
奥の間は川の畔に面した部屋に江戸時代のお雛様が飾ってあった。

「片付けは何時頃なさるの?」と聞くと「こちらは旧暦なので遅いんですよ。今年は特別6月に仕舞います」との事。
その部屋には6台の大きな炬燵が有りお茶を飲ませて呉れた。

その後又外湯巡りをしながらパチンコ・スマートボールで遊び、カラオケまで
してしまった。家に居るのと違って時間が余る。
カラオケ屋のおばちゃんは「時間は気にしなくていいからゆっくり遊んで」
なんて嬉しいお言葉。終わってから
スマートボールをしていると10人位お客さんが流れ込んできた。満員!
私達は桜だったのだ。
「おかげ様で沢山お客様が来ました」と大喜び。又来てねと頼まれた。
思えば路地裏の薄暗い所で私達も躊躇したがおばちゃんが
「どうぞどうぞ」と言うので入ったお店。桜って大事ね。

スマートボールも沢山出たけれど散歩したくなったので隣に座った女の子(小学生)に上げたらパパと顔を見合せ大喜びしていた。
のんびりまったりの温泉旅行。

夕食後散歩に行ってみると何と外湯の「御所の湯」のテラスで上原まりさんの
筑前琵琶の宴が開かれていた。内容は源氏物語。吐く息も白く夜になって
急に気温の下がり始めた中の熱演。

上原さんは「お寒い中聴いて下さって有難う」と美しい笑顔で
何度もお礼を言って居られたが
こちらこそ「お寒い中よく演奏して下さいました」です。

偶然のプレゼントに大満足。風呂上がりなのに全く湯ざめをしない。
流石城崎温泉の湯。まさか山陰でこんな素晴らしい演奏に出会えるとは。
ラッキー!

香住駅から餘部駅へ

2009-03-30 | 旅行 見学
                   香住(カスミ)から餘部(アマルベ)へ

可愛い赤い電車で向かう。
チケットを手にし餘部と言う字が書いてあり鉄橋には余部と書いてある。
つまり餘部駅 余部鉄橋と言う事なんだ。納得。

で、聞こうと思って忘れた事が有る。
香住から餘部は二つ目なので¥500位かと思ったが¥1900とある。
旅行客が特別なのか?現地の人達はまさかこの金額ではあるまい。
鉄橋の工事が有るから高い金額にしているの?

日常使う方たちがこの金額では乗り切れない。
不満では無いが解決したかった。

この可愛い電車、開閉の仕方が分からない。
乗る時は降りる人に開けて貰い降りる時は男性の後から降りた。
地方に行くと開閉が手動だったりプッシュ式だったり迷う事が多い。

餘部駅に着くと40m徒歩で下る。無人駅。旅行者しか使わないのかも。
きっと次に機会が有るとしたら完成工事後に成る。

2年後には鉄筋なので全く違う顔になって居る事だろう。
日本海の海の色は深い青で落ち着いている。

※香住から餘部駅までの電車代はコメントでお知らせ下さった方の
 ご好意で解決いたしました。
 ¥190だそうです。私の持っていたチケットは¥1900と有るので
 びっくりして居りましたが回数券の金額だったようです。
 教えて頂きありがとうございました。


 余部鉄橋

2009-03-30 | 旅行 見学
                      高さ41.45m長さ310.59m

昭和61年12月日本海からの突風に脱線転落した電車事故。
鉄橋下に蟹工場あり6名の死亡者を出す大事故があった。
信じられない事故が起こるものだとニュースを見ながら震えた。

今は慰霊の観音と碑が建っている。
その名前が女性が5名なのは地元の働き者の主婦がパートに出ている時の
惨事と思う。
その方達の背景を思うとたまらない。

鉄道ファン用(カメラ撮影の為)に電車が鉄橋を通過する時間が表示されている。
決して頻繁では無く1時間半~2時間も間隔が有る。
よりによって突風が電車を転落させ、しかも工場が稼働中なんて偶然が
万分の一だってないし、有りえない事。
偶然にしては酷過ぎる事故だった。

今はすぐ横に2年後に開通する工事が進んでいる。

出石皿そば

2009-03-30 | グルメ
出石そばを食べたかった。30件位は目についたが
だしがここだけ特別美味しいと聞き選んだ。
山芋、なま玉子、薬味付き。

お皿5枚におそばが乗って出て来る。
私には適量だが男性には追加する人が多いらしい。
一番食べた方は100皿だと言う。

そんなに食べて味はどうなの?って感じ。
かつおだしがぷんと香る食べ始めが美味しい。
一皿128円で追加出来る。

旅行に出るとつい食べ過ぎてしまう私には丁度楽しめる量だった。

今日は雨の予報が晴れた。今朝の気温氷点下2度桜は勿論固い蕾。
私ってつくづく晴れ女と再確認

二日目 豊岡 出石(イヅシ) 

2009-03-30 | 旅行 見学
                  出石象徴 辰鼓楼(シンコロウウ)

豊岡のコウノトリを眺めた。
トンビより一回り大きく、舞う姿は品が有り優雅である。
今卵を3個温めていると言う。
紀子さまが放鳥の行事に出席された後、間もなくご懐妊されたという話題は周知。

近辺ではお店のレジ横で「コウノトリ募金」と箱を置いている。
城崎でも宿も商店も同じ箱が置いてあった。
それだけ「コウノトリ」を大切にしている事が伝って来る。

豊岡には手作り鞄工房が有り姉は「外国品は嫌だから目の前で作って居る旅行カバンを買う」その後の嬉しそうな顔。子供の様。

出石は但馬の小京都と呼ばれ静かで散策しやすい街並み。
1時間も歩くとほぼ目的を網羅できる。

地場産の豆類やイモ類を沢山売っていたが荷物を増やしたくないので我慢した。