セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

季節の変わり目

2009-03-26 | セカンドライフ
朝から変なお天気。
雪~快晴~大粒の雨~雷雨~みぞれ~雨
一階のMさん宅では外に洗濯物が3本も竿に干してあった。
畑作業をしてたので帰りぎわ「雨よーツ」と声をかけると
ご主人と2人で飛び出してきた。朝ご主人が丁寧に干していた。 

朝の雪で伊勢正三のさんの「なごり雪」が頭から離れなかった。

そう言えば田舎から都会へ進学や就職の為上京する時
早い人からみんなでホームで見送った事を思い出した。

昔の駅は入場料なんて野暮な事は言わなかったから当たり前のように
ぞろぞろと。
「すいませーん」とぴょこっと頭を下げるとOK。
いい時代でしたねー。

私達も「3年2組」(高校グループ名)が随分仲良しだったので恋人でも無いのに
皆で泣きながら見送った。美しい十代時代・・・

今思えば直ぐに会えるのに何であんなに泣いたんだろう・・と不思議。
3月と言う出会い別れに対する感傷的な気持ちからか、18歳と言う
多感期だったからだろうか。

好きな人を見送る時Yちゃんは泣きながら電車を追いかけた。
それを見ながらみんなでもらい泣き。
シィルビーバルタンが大好きだったYちゃんは6年前に亡くなった。

お人形さんの様に可愛く「髪の毛は毎日お婆ちゃんが結ってくれるの」と
お嬢様宜しくリボンを毎日替え、抜けるような白い肌に少しピンクがかった頬、
小さな口元が魅力だった。
中学の時合唱大会であちらこちらと出かけたのも想い出。
高校へは毎朝30分電車の中でお喋りを楽しんだ

東京って随分遠い所だった。
必死で大人になって行った今は昔話。