INAちゃんのボヤキ★

ビッグマンのボヤキ&日記…って最近競馬予想blogになっとりますがw

WBCの感想&課題

2006-03-24 00:22:06 | プロ野球関連
WBCが終わって2日…。まぁ以前にも書きましたが、開幕前は疑問だらけの選手選考、ルール等々ありました。
が、いざ始まってみると、興行的には成功だったと言えるのではないでしょうか?
審判を除いては!!

セリーグの○高よりひどい三流審判がアメリカにいたのです!ボブ・デービットソン。
約3mあるライトポールが、フェンスなんだって(笑)。正直呆れたわ。

まぁそんな三流審判の話題はこの辺にして、王ジャパンを振り返ると…

<1次リーグ>
中国戦 18-2
台湾戦 14-3
韓国戦  2-3

<2次リーグ>
アメリカ戦 3-4
メキシコ戦 6-1
韓国戦   1-2

準決勝・韓国戦 6-0
決勝・キューバ戦 10-6

得点:60
失点:21
チーム打率:.311
チーム総安打:84
チーム防御率:2.49

こうやって成績を見てみると、勝って当然のチームやったのかな?とは思う。
じゃ、なぜ韓国戦2敗を含む3敗を喫してしまったのか?

確かに1点勝負の展開で日本がミスを犯して負けた試合ばかりであった。
日本ラウンドで、イ・スンヨプに投げた石井弘寿のコントロールミス、2次リーグでの今江のエラー…。
ただ、日本ラウンドの韓国戦なんかでも感じていたのだが、イチローを1番にしてた時に何か打線に繋がりが無かったように思った。
それは得点を確実に返せるクリーンアップでなかったからだと思う。
やはり、福留・松中・多村では少し役不足のようにも思える。
特に松中は決勝の3安打で霞んでいるように思うが、ここぞというチャンスでからっきし打てなかったのは紛れも無い事実。
やはり役不足は否めなかった感じだ。

そして、打順の組み方にもいささか疑問に感じたとこがあった。
イチローを筆頭に、西岡、川崎、青木…。打順を並べるのは良いのだが、4人とも典型的な1番タイプ。
私としては、やっぱり典型的な2番タイプの宮本を2番に入れて欲しかった。
西岡が良い感じで2番を務めてくれていたから上手く繋がっていたとは思うが…。

やはりこのメンバーを考えれば、イチローはやはり3番が一番似合う。
だから準決勝、不調の福留を下げて、青木を1番に、イチローを3番に据えた途端、打線が繋がったように思う。

ピッチャーに関しては、やはり上原が素晴らしい活躍をしてくれた。
MVPは松坂やったけど、私はやはり上原のピッチングの方が安定感を感じた。
上原、松坂、渡辺俊介、清水、杉内、和田、小林(宏)…先発タイプのピッチャーが7人か。
正直、先発ピッチャーは4人くらいおったら十分やと思うな。4人くらいで十二分に回るから。

そして、王ジャパンの一番の功労者はイチローでしょ。
こんだけマスコミの前で熱く語るイチローは初めて見たかな?そして涙も。
今回久々に日本の選手と一緒にプレーをしたが、若い選手を見てまた新鮮さを感じたのだろう。
その象徴が、アメリカで開いた日本チームの会見の時に語った、
「王ジャパンの選手は10のことを2,3で理解する」ということなのだろう。

ま、とにもかくにも最初のWBCで世界一になれたのは素晴らしいことだ。

3年後に行われるかどうか甚だ疑問だが、課題は山積みだ。
まず、何もかもがアメリカ主導であったこと。1次リーグの球数制限65球なんかはありえんよな。
審判については先にも語ったようにボブ・デービットソンのような三流審判がジャッジをしているようでは、お粗末としか言いようが無い。
国際野球連盟をそれこそサッカーのFIFAのように、大型組織化する必要が早急に求められると思う。
そこをアメリカが陣頭指揮を執ってやるのは大いに結構だと思う。

あとやはり2月末から3月にかけて行うのもやはり疑問に思う。
日本の選手は特に「燃え尽き症候群」にかからないか心配だし、早めに体作りをしている分、反動で怪我が心配だ。
やはり時期的には、10月末くらいが理想ではないだろうか?
その年だけ、早めにシーズンを終えることは可能だと私は思います。

2009年やるとしたら、田尾ジャパンでやってみますか(笑)

それにしてもベストナインにアメリカの選手が2人??おかしいやろ。と最後まで疑問のWBCでした。
コメント (3)
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