INAちゃんのボヤキ★

ビッグマンのボヤキ&日記…って最近競馬予想blogになっとりますがw

WJBL最終戦の感想。

2006-03-16 00:16:03 | バスケ関連
シャンソン―日本航空の最終戦。
頑張って定時で会社を抜け出して最初から見ました。

シャンソンがスタメンを変えてきた。
渡辺由夏選手に替えて、センターに河選手を抜擢。

開始直後。いきなりスタメンを変えた効果か、石川選手から永田選手へ良いパスが出て3ポイントプレー。
ここから5点を連取する。
そして何より嵌っていたのはディフェンス。
河選手を入れたことでゾーンを敷いた。最初はツー・スリーのゾーンに見えたが、矢代選手・薮内(敏)選手のコンビプレーに簡単に破られたので、途中からワン・スリー・ワンに変更。
これが見事に機能して、日本航空のオフェンスのリズムを崩した。
上手く機能していない日本航空は、薮内(夏)選手が外から打つが決まらない。

試合は完全にロースコアの展開に。
前半は30-27 シャンソンが3点リードで終わる。
前半のスタッツを見てみると…
とにかく日本航空の確率の悪さが目立つ。特に3ポイントは13本打って1本だけ。
FG確率は33%と散々だった。

後半はシャンソンが一時12点リードするも、日本航空が食い下がり、3Q終わってシャンソンのリードは5点。
4Qはさらに一進一退の攻防が続いたが、シャンソンが57-53で制し、2年連続16回目の優勝。

<私の感想>
最終戦までもつれ込んだので、多分シャンソンは河選手を出してくるやろうな、とは思っていたが、オフェンスよりディフェンスで効果が出た感じだ。
マンツーになったら日本航空はあっさりコンビプレーで破ってたからな。
今日の勝因は何と言ってもゾーンディフェンスを敷いた事。
点取り合戦を受けて立つと思っていただけに意外だった。ロースコアに持ち込んだのは吉と出たと思う。
MVPは永田選手だったが、私は渡辺由夏選手がMVPだと思う。
やはり第1戦の5本のスリーは勝利に大きく貢献したと思う。今日はそんなに目立たなかったけどね。
最後は勝利への執念が勝った感じ。
来シーズンに向けては…河選手がアメリカに行くし、第3戦の試合後のコメントを見たら、相澤選手は引退っぽい。
いつまでも永田選手だけに頼る形だと苦しいなぁ。
でも今回のファイナルを見ていて、若い選手が何人も出てきているなと感じた。
来シーズンもシャンソンを中心に進むと考えていいだろう。

負けた日本航空。今日はシュートが入らなさ過ぎた。敗因はそこに尽きる。
あと、4Qの残り37秒でシャンソンボールのスローイン、ショットクロックが残り7秒の場面。
確実にシャンソンが点を取りに行くなら永田選手にボールを渡すと思っていたが、ディフェンスに着いていたのは4ファウルの薮内(敏)選手?
明らかにマッチングミスやと思ったし、残り時間を考えても、最悪退場になってもええからシュートブロックに行って欲しかった。
負けた3試合、全部勝てただけにもったいなかったなぁ。
でも解説の萩原美樹子さんが言っていたように、チームとしては完成の域に来ていると思う。
バックアップの選手があと何人か出てくれば、来年、初の栄冠に輝くことはできるのではないか?

本当に中身の濃い5試合だったと思う。
こんなええ試合見せてもらった両チームに感謝したい。
コメント (2)
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