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愛知キャラバン隊ネットワーク

発達障がい、知的障がいってどんなこと?皆に伝えたい!
愛知県内のキャラバン隊、発進~!!発信?

莇生(あざぶ)保育園父母の会の公演について

2011年06月28日 | たんぽぽキャラバン隊
たんぽぽキャラバン隊のいっせいママです。

6月1日(水)に、みよし市立莇生(あざぶ)保育園にて、
たんぽぽキャラバン隊の公演をしました。
どしゃぶりの雨の中
保護者と園児が、芝をはる作業をしたあと、
保護者の方だけホールに集まって、公演に参加してくれました。

公演自体は無事終了
公演終了後、莇生保育園父母の会の会長さんから
心温まるエピソードを聞かせていただきました。

それは、会長さんが普通高校で、
教師として、2年間担任したダウン症の生徒さんと
クラスメイトとの思い出ばなしでした。

包丁でさえ、ちゃんともつことができなかった
ダウン症の生徒が
級友たちの、理解と協力を得て、
調理師免許を取得するまでのとりくみの数々。

そのとりくみの中で、教師だった会長さんが気がついたこと。

障がいがある、この子たちを自立させるためには
もちろん、ご両親の努力も必要だろうけど
それ以上に周りの人たちの、
理解とサポートが一番必要だということ。

だから、会長として、今日父母の会のみなさんにも
キャラバン隊の公演をきいてほしかったこと。

あらゆる人達が、支え合いながら、
地域で幸せに暮らしていくために
まず、お互いを知ることが大切だと信じていること。

そんなことを、涙ながらに、
参加したみなさんに話して下さいました。

私たちのメッセージを
こんなに、実体験を交えて、話してくださって
メンバー一同、前に立っているのに、
目がうるうるしてしまいました
(これって、母の思い 追加バージョン?

毎回、思うのですが、こんな素敵な出会いがたくさんあるから
キャラバン隊を続けていけるんだなと思いました。







名東区子育て連絡会主催 うりんこ劇場での公演終了

2011年03月23日 | たんぽぽキャラバン隊
たんぽぽキャラバン隊のいっせいママです。
去る3月13日(日)名東区子育て連絡会からのご依頼をいただき、
無事公演を終えることができました。

この日は、東日本大震災の発生から二日後。
被災された方々や亡くなられた方々のことを
みんなが、心配し、心を痛め、何かできることがないかと
模索始めたばかりの頃でした。

夢であってほしい。
こんなことが、起こるはずがない。
家族と描くはずだった楽しい未来予想図が
突然壊されていく悲しみ。
なんか、いっせいが重い知的障害を伴う自閉症と診断された
ときと、感情が混ざって。

でも、今はいっせいも私も家族も
生きていて、思い描いていた将来とは
かなり違っているけれど
大森さんも言っていたけど、今も
決して不幸なわけじゃない。

でも、震災で津波にあった人たちは
不条理にも、家族も家も、街も、友人も
いっぺんに無くしてしまい
もう、二度と、一緒に、どんな将来も描くことができないんだなって。

そう考えると、悲しくて仕方がない朝でした。

そんな日だったので、キャラバン隊の公演にきて下さったかたは
予定の半分。30人の予定が15人になりました。

公演自体は、参加者の方々の協力もあり無事終了。



公演終了後、会長の永田さんからすてきなプレゼントがありました。

参加者ひとりひとりからの、公演をご覧になった直後の感想
私たちも、みなさんのコメントを聴いていて、涙がでてきました。

私たちも、少しでも、誰かのこころの傷をいやすことできているんだなって。

わかり合うって、すてきなことだなって。 

名東区子育て連絡会の方々は、
本当にすてきな方たちばかりで
こんな方々に出会えて
キャラバン隊やっていてよかったねと、
メンバーみんなでハートが熱くなりました。

こんな非力な私たちだけど
被災地の方々の少しでもお力になれますように。

私たちだから、できること
きっとあるような気がすると
思いながら、帰途につきました。


三吉小家庭教育学級にて公演しました。

2011年03月09日 | たんぽぽキャラバン隊
2月19日(土)三吉下公民館にて
三吉小のPTAの方や子育てクラブの皆さんの
主催で、キャラバン隊の公演をしました。

PTAのみなさん、子育てクラブの役員の方々、先生方が、
会場のセッティングから何から何まで、お手伝いして下さり
手作り感いっぱいの雰囲気のなかで、公演をしました。

約50名の5,6年生とほぼ同数の保護者の方が参加してくれました。



聞こえ方の体験のときなど、
「えーちゃんと聴いているんだけどなあ」と
思いっきり反応してくれて、嬉しかったです。

そうなのです。きっと、先生やお母さんに
「あんたの耳かっぽじって、よぉーく、きぃときや!」と言われても
いっぺんに話されたり、次から次へと言われたら、
聴いていたって聞こえないのです。

そんな体験を通して、
ひとつづつ、ゆっくり、相手の立場になって
伝えてもらえると嬉しいです。

「聴いていなかった、おまえが悪い!」ではなく、
「わかるように、伝えなかったわたしが悪い」
と、大人がまず思えれば、きっとこどもたちも
気づいてくれますよね。

今回は、PTAの役員さんや、会場に足を運んでくださった
みなさんが、「みんなちがってみんないい。」という
テーマに共感して下さって
こんなすてきな、手作りのはがきも最後に参加者全員に配ってくれました。



一枚、一枚、丁寧にスタンプが押してありました。

それは、まるで参加して下さったみなさんから
「本当に、みんなちがって、みんないいよね。」と
私たちのこどもにも、やさしく伝えてくれている気がして

自分たちから、発信しているメッセージなのに、
自分に、まるでほほえみ返しのように、
やさしさをいただき、
小春日和の土曜日の午後、
とても幸せな気持ちで公演を終えて、帰りました。

主催して下さったみなさん、どうもありがとうございました。



みよし市天王小学校にてキャラバン隊の公演をしました。

2011年03月09日 | たんぽぽキャラバン隊


2月8日(火)みよし市天王小学校にて
5年生3クラスの方に、3,4時間目の2時間をいただいて
キャラバン隊の公演をしました。

天王小学校の校長先生や、教務主任、学年主任
特別支援学級の先生方、担任の先生方が
東郷町のいこまい館にて公演したときにも
見に来て下さり、今日の公演も、たくさんの
先生方が参加して下さいました。

みよし市の教育委員会からも、S先生が来て下さいました。

校長先生も最後まで、
しっかりと私たちの公演に参加し、
子供達に最後にまとめでお話までして下さり
たんぽぽキャラバン隊一同、感謝の気持ちで
いっぱいになりました。

「説明もわかりやすく工夫され、体験もあり、劇もあり、
 母の気持ちあり、ひび割れ壺のお話あり、
 盛りだくさんで、子供達が自然と引きつけられ
 とてもいい公演でした。
 来年からも、毎年きて子供達に
 公演して下さい。」という言葉に
 涙がでそうになりました。

天王小学校の生徒のみなさんも
瞳を輝かせて、しっかり前をむいて
参加してくれました。

こどもって、正直だなってしみじみ今回の公演で思いました。
わからなかったりできないと、すぐに、気がそれるのです。
わかると、わかったということが表情にでます。
できないと、「もう、やだ!」って
体験の途中でも、怒り出します。

わからないと、やる気がでないことに
障がいの有無は関係ないんだなぁ
なんて当たり前のことに気がついたりして。

毎年進化しているキャラバン隊であり続けるために
これからも、もっとわかりやすさを追求し続けようと
こころに誓いました。

天王小学校のみなさん、ありがとうございました。
また来年お会いできるのを、楽しみにしています。


東郷町 いこまい館にて公演無事終了

2011年01月26日 | たんぽぽキャラバン隊
たんぽぽキャラバン隊のいっせいママです。

1月22日(土)東郷町赤い羽根共同募金事業 いこまい館にて
東郷町知的障害児・者連絡協議会主催で、
キャラバン隊の公演を行いました。

代表の大森さんが、「キャラバン隊の理念について」を
お話下さり、そのあと、東海市smileキャラバン隊さんと
たんぽぽキャラバン隊とのコラボで公演しました。

今回は、いこまい館で300名は収容できるホールでの公演。
照明と音響の専属の方もきて下さり、リハーサルも本格的。
なんと、楽屋二つ(メイク室?)用意して下さっていました。

すごーいと大喜びのメンバー
公演の前は、いこまい館にある、障がいがある方々が
お仕事なさっているノーマ・カフェにて、おいしいお弁当を
いただき、すっかり芸能人(?)気分

結局、120名の方が参加して下さり、公演スタート
スポット照明のみで、会場真っ暗だったり、
音響の調整をしてくれたり
いつもと、違う恵まれた環境に、ドキドキでした。

公演終了後、照明担当の方と、手を取り合い、
公演成功を喜びました。本当にありがとうございました。

参加した方々から感想をきくと、
「大森さんのお話を聞いて、
自分の目指す方向性が間違っていないことが 確信できた。
自分たちのこどもが通っている小学校でぜひ、公演したい。」とか

「私も、キャラバン隊のメンバーに入れて下さい。」とか、

「コラボも、それぞれのキャラバン隊のいいところが、味わえておもしろかった。」等々、
温かいお言葉の数々

参加したみなさん、当日お手伝い下さったみなさん、
そして、知障連の会長と、Sさんに感謝です。

こんなふうに、たくさんの熱いハートをもっている方々と
一緒に仕事ができるのも、キャラバン隊の醍醐味ですね。
またお会いできる日を楽しみにしています。