たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

少しずつすっきり・・・

2019年04月13日 16時21分21秒 | 日記
 月曜日にようやく回収を依頼したレコード40枚、まとめて三千円との連絡がありました。値段つかないと思っていたのでびっくり。ただのゴミになるよりは、お金を払って処分するよりは、次に必要な人のもとへとめぐっていく道筋があってよかったです。わたしの青春に値段がつきました。最後にまとめて処分するときにはこんなおこづかい程度の金額なんてぶっ飛ぶぐらいのお金が必要になってくると思いますが今はこれでいいです。

 少しずつ、少しずつですが間違いなくモノは減ってきています。なにか自分の体から澱んだものがはがれおちていくような感覚。昨日病院の相談室で、妹が遺した大量の服と布、自治体の回収を待たずとも近郊に資源ゴミ回収ボックスがあるはずとおしえられました。ネットで調べてみるとありました。民間業者が設置している資源ゴミ回収コンテナ。自転車で出向いているカフェの近隣。さっそく古着を一袋持ち込みました。車に気をつけながら、今日のうちにもう一回がんばってしまうかも。妹の部屋の押入れの天袋から服の入った段ボール箱を全部下へ下ろしました。まだまだ、20箱ぐらいあります。これ全部中の服を出して段ボール箱は畳んでそれぞれ回収ボックスへ。25年間眠っていたので埃をかぶっているし大変な作業。その他にデカいアルミ製の収納箱にまだまだたっぷり。わたしの気持ちの納得のために平成の間はがんばります。

 父が10年前に買うだけ買って一度も使っていないと思われる無印良品の小さい加湿器。燃えるゴミに出せるのか、ネットで調べてみたところ家電リサイクル法の対象だそうで自治体に問い合わせないとわかりません。捨てるのって大変。モノを買う時は本当に必要なモノか、よく考えて買うべしですな。

 わたしが車社会で生きていくことは無理だとわかったこの5カ月。隣県の、車の運転を求められない都市に縁あって居場所がみつかったとしても家から通うことはかなりきびしい。通っている人もいるのでしょうが電車に乗る時間が長いのに加えて駅から遠いのは毎日のことだとかなりの負担になるだろうと思います。都市の駅近に部屋を借りれば楽になるでしょう。賃貸でいくのか、将来的に保証人がいないので借りることができなくなることを考えると購入するか、すごく悩ましいところ。家を壊して土地を売ってもお金にはならないと思った方がいいと弟は言います。年齢を考えると継続的に続けられる居場所に出会わないときびしいです。継続的な雇用が見込めれば先の見通しも立てられます。どこで暮らして老いていくのか、まだ考えたくないですけどね、安定した足場は必要。どうなっていくでしょうか。そもそも通勤がきびしいと居場所はみつからないか、どうしましょうかね・・・。

 いずれにせよ今は自分の荷物もまだまだ減らしたいので断捨離の日々。前職の経験から最後施設か病院に入るときにはほとんど荷物を持っていくことはできないことを知りました。荷物を置けるスペースはわずかなもの。救急搬送されてそのまま家に帰ることはできなくなったおじいちゃんの荷物、位牌と最近買ったばかりという下着以外はあきらめていただきました。日常生活の世話をしていた方から気持ちとして洋服を少し持っていってあげたいというお話がありましたが、全部処分するということで本人の了解を得ているので遠慮していただきました。冷たいように聞こえてしまった感ですが、あれもこれも未練を残せばきりがありません。部屋の中に入ると数日前まで生活していたそのままでした。気持ちが残っているようでしたがもう帰ることはない部屋だったので業者に委ねて処分となりました。自分の荷物を別れるってこういうことなんだなと思いました。わたしにそういう時が訪れるのはもう少し先だと思いたいですが、本当に自分の人生を生きていくために少しずつすっきりしていきたいです。

 連日の断捨離日記、失礼しました。


 

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