たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

なんともうすら寒い

2023年03月31日 20時31分21秒 | 日記
 一昨日、かかりつけ医へ通院した帰り道、久しぶりで少し遠回りしてかつて暮らしていた街へ行ってみました。急な土砂降りの雨の中、桜の花が満開でした。かつて何十回と訪れた店に1年以上ぶりで入ってみると、入口での検温とマスク圧が終了し、お客さんがにっきりなしに訪れて賑わっていました。飲食店が悪者扱いされ、繰り返し時短とクローズを余儀なくされた時にはなくなってしまうのではないかと胸がつぶれるような思いでした。補助金で収益があがったようですがいつまでも続くわけではないので賑わいが戻ってほっとしました。別にあったかいわけでもなんでもないですが、楽しかったことも悔しかったことも愚かだったことも嬉しかったことも、色んな思いが沁み込んだ場所なのでつぶれてほしくありません。スタッフが素顔だとなおよかったですが、客へのマスク圧がなくなっただけでも清々しいとは思いました。若者たちの大騒ぎする声が店内に響き渡っていました。2019年まではうるせぇ!って思っていましたが、今はほっとします。

 あくまでもわたしの体感ですが、この3年間で日本社会全体が急速に老人化してしまったようにみえます。若者たちもしかり。世界よりも周回遅れのこの一年間の無駄は特にとてつもなく大きいと思います。ポジティブ思考だとか、上っ面だけの美しい言葉だけではどうにもならない、なにかもう取り戻すことのできないところまできてしまっているように思えてしまうのはわたしの取り越し苦労でしょうか。多くの人がいまだ顔を隠し、マスクの中に感情を閉じ込めて、街全体が不気味な負のオーラにおおわれています。ものすごく陰湿で暗い。日本は失われた30年間に、100兆円無駄に垂れ流したコロナ騒動でとどめをさされたゆでガエル状態。この3年間で失ったものを取り戻していく力が今の日本にあるでしょうか。優秀な頭脳が生み出した門外不出の技術が次々と海外にもっていかれて、国がいとも安々と売り渡してしまって、もはや世界と渡り合えるのはトヨタだけ?車はまだ世界と渡り合える?そもそも日本が世界から取り残されていることに気づいている大人がどれほどいるでしょうか。野球とかエサに群がるエネルギーはあるけれど、もっと根源的な、生きるエネルギーをなにかに吸い上げられ失ってしまったように感じます。多くの人が病的で、死にながら生きているようにみえてしまいます。外にでるたびマイナスの気を浴びてうすら寒くなります。



NHK特設サイトー日本国内のワクチン接種状況
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/vaccine/progress/#mokuji1

非接種2割には乳幼児も含まれているので、成人だけでみると9割が接種済、しかも追加接種率はダントツの世界一。高齢者はともかく、現役世代がここまで接種するとは思いませんでした。日本はどうなってしまうのでしょうか。すでにゲームオーバー?そうではないと思いたいですが・・・。








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