眠れないまま迎えた朝、陽が昇り始める頃に静けさの中に響き渡る救急車のサイレン、20分ほどたってからこんどは搬送先に向うであろうサイレンの音。少し前に二晩連続で3時前後に響き渡るサイレンの音。異常事態が起きていると感じます。4月の死亡者数が住まいの自治体だけでなく全国的に主だった自治体で大変なことになっているようですが、何もみなければ、何も知らなければ、一見とても平和に時は過ぎていきます。知ろうとすると黒か白か、賛成か反対かで真っ二つに分かれて互いに罵りあっていることが多く、どちらが本物なのだろう、誰が本当のことを言っているのだろうと頭の中が混乱してすごく疲れてしまいます。
そろそろカウンセリングスクールの資料と講義メモを断捨離していかなければと思います。壊れたリングファイルは昨日お別れ。一応スキャンできているかを再確認して読み返したらお別れ。あの世にもっていくことはできないのでどこかで処分していかなければなりません。がんばればどこかで辿り着けると信じて邁進してきましたが、失われた30年間、辿り着いたのは損益分岐点は80歳です。なにもできない人生でした。生まれ前からの右足股関節脱臼、あの時この時苦しかったのは、体が動かず自分は人よりすごく劣っているのだと思ったのは右足股関節脱臼によることだったのだと思うこと多々。自分が選んだことはではないし自分でどうすることもできません。若い人にからかわれてもガチガチに凝り固まったままなんとかバランスをとりながらできるだけ綺麗にこの世からお別れしていくためにもうしばらくがんばります。こんなに荷物残したままではまだ死ねません。本一冊、チラシ一枚、お別れするときはものすごく考えるので、少しずつ少しずつ。
先ほどまた救急車のサイレンが響きました。