医師日記

「美」にまつわる独り言です
水沼雅斉(みずぬま まさなり)

トルコの美談 3

2008年04月05日 06時46分08秒 | Weblog
 おそらく、本日の写真の真ん中の高い塔みたいな建造物あたりが舞台なんですが、読んでいて、あれ?終わり?って感じ。

 悪の首謀者は誰?やられたの?いつ?

 敵はどうなった??残党は?

 って感じで・・・

 誰が真犯人なのか、何を推理したのか、その推理がどう作用したのか、妨害はどうだったのか、わくわくするような謎解きはあったのか、決戦場の舞台と、息も詰まるクライマックスは・・・???

 なんだか狐につままれた(つまされるや、つつまれる、は誤り )感じ。

 で、途中の文章も、体言止め、ぶつ切り、細切れ、悪文、乱文、超難単語のオンパレード。

 読みにくさは、あくまで個人的に、僕にとっては天下一品。

 訳者が「口上売り」というか、日本の伝統芸能、「講談」、「辻講釈」のテンポを狙ったはいいが、大きくはずしただけなのか・・・。

 意図不明・・・。

 そうだとすると落語調のゴーギャンより始末が悪い。

 剽悍(ひょうかん)、うろんな、燠火(おきび)、類焼、威儀、憤懣(ふんまん)、奢侈(しゃし)、儀仗(ぎじょう)兵・・・さっと見ただけでもこういう具合。

 使わないっしょ、現代で普通・・・。

 わざわざ訳者の語彙・漢字博士ぶりをアピールしたいの?って誤解しちゃう・・。

 違う表現だってありましょうに。