「英文法さかさ勉強法」アドバンテージ・メディア英語教室のブログ

show+A+-ing【第818回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

今回のシーンは暴力的または残酷なシーンが含まれているので、ご視聴にはご注意ください。

地元にある屠殺場(local slaughterhouse)から逃げ出した水牛レストランに入ってきて人に体当たりしましたが、その人は軽い足のケガ(minor leg injuries)ですみました。
「show+A+-ing」について、「Now This」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 show+A+-ing

▷今日の例文

 例▷ Security footage shows a runaway buffalo plowing into a restaurant in China & knocking over a man inside.

 訳例▷ 中国で、監視カメラが捕らえた映像が、逃げ出した水牛がレストランに突っ込み、中の人をなぐり倒すのを示しています。


▷実際のニュース映像はNowThis

▷解説

 「show+A+〜ing」で、「Aが〜しているのを示す」「(〜している)Aを表す」という意味になります。
 「今日の例文」では、「A」が「a runaway buffalo」で、〜ingが「plowing」と「knocking」になっています。

 なお「show+A+〜ing」は、「show」の語法(使い方)として覚えるのが普通ですが、別の文法的解釈をすることもできます。

 まず「plowing」と「knocking」を「現在分詞」と考えるならば、この2つが「a runaway buffalo」を後ろから修飾する「現在分詞の形容詞的用法」と捉え、「a runaway buffalo plowing into a restaurant in China & knocking over a man inside」の部分を「中国のレストランに突っ込み、中の人を殴り倒す、逃走した水牛」という意味に解釈できます。

 一方、「plowing」と「knocking」を「動名詞」と考えるならば、「a runaway buffalo」がこれらの動名詞の「意味上の主語」ということになります。つまり、「a runaway buffalo plowing into a restaurant in China & knocking over a man inside」は、「逃げ出した水牛が中国のレストランに突っ込み、中の人を殴り倒していること」という意味になります。

 この使いかたにおいて、「plowing」と「knocking」が現在分詞なのか動名詞なのかは、非常に微妙な問題です。ただ、意味的にはほぼ同じと捉えていいと思います。

 補足:文中の「&」は普通は「and」と書きます。ここで「&」が使われているのは、筆者の好みか、はたまた文字数を減らすためなのかは、不明です。
 
▷その他の単語

 security footage: 監視カメラの[が捕らえた・が記録した]映像
 runaway: 逃走した、家出した、駆け落ちの
 buffalo: 〔インド・アフリカ産の〕水牛、野牛、アメリカバイソン(bison)
 plow into A: A〈物・人〉にぶち当たる、突っ込む
 knock over: 張り倒す、なぐり倒す、急襲する、踏み込む

▷今日の例文は「Now This」から
Runaway Buffalo Plows into Restaurant in China




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