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路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

 路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

【南風録】:名人といわれた落語家の六代目三遊亭圓生は、

2021-09-19 03:05:50 | 【神道・伊勢神宮を本宗・神社本庁、明治神宮他全国約8万社の神社、敬神生活の...

【南風録】:名人といわれた落語家の六代目三遊亭圓生は、本題に入る前の「まくら」の名手としても知られた。

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【南風録】:名人といわれた落語家の六代目三遊亭圓生は、本題に入る前の「まくら」の名手としても知られた。

 名高座の一つ「百川(ももかわ)」では、祭りの自慢話をユーモアたっぷりに語り、聴衆を引き込んだ。

 「あたくしの郷里(くに)の祭りにはこうゆう特長があるんで…まァ、ぜひひとつ、見ていただきたい」。これもお国自慢と続けた名人の言葉通り、誇りたい催しは日本各地にある。それなのに肝心の祭りが開けない。コロナ下の悲哀である。

 薩摩川内市の川内大綱引も2年続けて中止となった。本番を迎える予定だった22日、新田神社で神事だけ行うという。今年はコロナ終息も祈願する。400年を超える伝統を守るためにも、市民の願いが届いてほしい。

 コメの収穫が終わった田んぼを回り、わらをもらい受けるところから大綱引の準備は始まる。数百本の長縄を練り、祭りが近づくと大綱に仕上げていく。「2年もないと作り方を忘れる」。関係者がもらす嘆きは切実だ。

 悪い話ばかりではない。祭りを舞台にした映画「大綱引の恋」は、今月初めに全国ロードショーを終え、来月上旬には米国ロサンゼルスの日本映画祭で上映される。

 上半身裸の男たちがぶつかる綱引きの醍醐味(だいごみ)が盛り込まれた作品である。スクリーンを通して伝わる「祭り自慢」が、多くの人を魅了するはずだ。いや、綱引きだけに引っ張って来ると期待して再開を待ちたい。

 元稿:南日本新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【南風録】  2021年09月19日  03:05:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。


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