【静岡県】:川勝平太知事が辞職願提出 知事選は5月26日投開票か、開業遅れリニア対応が争点に
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【静岡県】:川勝平太知事が辞職願提出 知事選は5月26日投開票か、開業遅れリニア対応が争点に
静岡県の川勝平太知事(75)は10日、中沢公彦県議会議長に辞職願を提出した。
県選挙管理委員会によると、辞職願を受け取った議長から県選管へ即日通知があった場合、知事選は5月9日告示、同26日投開票となる公算が大きい。開業が遅れることになったリニア中央新幹線への対応などが争点となりそうだ。
川勝氏は今月1日、新規採用職員に向けた訓示で「県庁はシンクタンク。野菜を売ったり、牛の世話をしたり、ものをつくったりとかと違い、皆さまは頭脳、知性が高い人たち」と発言し、県庁に抗議が殺到。2日、6月議会で辞職する意向を表明したが、その後、時期を早め、10日に辞職願を提出することを関係者に伝えていた。
知事選には元総務省官僚で、同県副知事を務めた経験もある大村慎一氏(60)が8日に無所属での出馬を表明。前浜松市長の鈴木康友氏(66)も出馬を検討している。
川勝氏は早大教授や静岡文化芸術大学長を経て、2009年に初当選し、現在4期目。環境への影響に対する懸念を理由にリニア中央新幹線の静岡工区の着工を認めず、JR東海は先月29日、品川-名古屋間の27年開業を断念する方針を明らかにした。(共同)
元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・地方行政・静岡県】 2024年04月10日 10:05:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。