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チラシの裏

そこを行くのはダールグレンぢゃないか

2011年07月13日 | SF
いちおう読んでおかないと、ディレーニィファンの名折れですからね。

いま「Ⅰ」の3分の1くらい。

想像していたものとずいぶん違っていて、
やっぱりディレーニィじゃないですか。

前宣伝では、作風が180度変わった転換点とか、自伝的大作、とか書かれていましたが、「バベル-17」「ノヴァ」「アインシュタイン交点」などと、あまり変わらないように思えます。読解力がないからかもしれませんけどね。

冒頭に登場する謎の女が東洋的な顔立ち、というところは「バベル-17」の主人公リドラ・ウォンみたいでしょ?

たしかに日常描写が延々続き、ばらまかれる謎は解かれないまま放置状態ですが、ディレーニィの文章をずーっと読んでいられるという快感。
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