Activated Sludge ブログ ~日々読学~

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●「国が壊れ、どんどん落ちぶれていく…「国難」を叫ぶ人こそが、「国難」の中心にある…」(久原穏さん)

2018年03月23日 00時00分46秒 | Weblog

[※ 自公選挙公約「子育て…」小躍りするアベ様日刊ゲンダイ(2017年12月19日)↑]



東京新聞の久原穏さんによるコラム【【私説・論説室から】偽装大国】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2018030502000146.html)。

 《当時、日本の政府関係者は「やはり中国のGDP統計は鉛筆をなめなめつくっているのか」としたり顔で話していたものである。ところがどうだ。働き方改革における裁量労働制データ捏造疑惑は政権の屋台骨を揺るがす大問題である。首相は「やり直し」を指示したが、もはや信用されることはあるまい。都合のいい数字だけを持ち出して結論を誘導する手法は国民にもう見え見えである》。

   『●アベ様の「「岩盤規制に穴を開ける」「大改革」なる言葉に
              もう騙されてはいけない」…何度騙されりゃぁ…
   『●「首相は…「任命責任は私にある」と大見えを切るものの
             何ら責任とやらを取ったことがない…「無責任」」
    《厚労省の怪しげな数字の組み合わせも、その精査なく国会で
     資料として答弁に使う首相・安倍晋三に恥ずかしさなどない
     「自分が調べたわけではない」「役所を信じて使った」など
     子供のような言い訳を重ね、働く者の気持ちを忖度(そんたく)
     しようという気持ちもなさそうだ

   『●「安く労働者を使うために裁量労働制を悪用…。
       裁量がない人に適用すれば、働く人を使いつぶす制度に…」

 一体何が「国難」なのか? 違憲な手法による滅茶苦茶な壊憲をはじめ、アベ様らのやってる事こそが「国難」。《働き方改革における裁量労働制データ捏造疑惑》や《有印公文書偽造=決裁文書書き換え》、世界中に晒す恥ずかしいさ。
 《国が壊れ、どんどん落ちぶれていくようだ。「国難」を叫ぶ人こそが、「国難」の中心にあるように思えてならない》。そんな自公やお維を支持し続けている人達、ヘイトやフェイクも厭わずアベ様を熱狂的に盲信する人達の気が知れない。

   『●アベ様は「妻…が関係」を認めた! 
     〈妻や私…が関係していたら総理も国会議員も辞める〉の有言実行を!
   『●有印公文書偽造=決裁文書書き換え…
       「行政府の長」と財務相が責任をとるべき大変な犯罪

   『●決裁文書書き換えという犯罪…「最低の官房長官」が
        沖縄に向けて言い放った「法治国家」を取り返さねば

   『●「有印公文書偽造=決裁文書書き換え」朝日新聞大スクープ
               …その直度にアベ様らのやっていたこと


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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2018030502000146.html

【私説・論説室から】
偽装大国
2018年3月5日

 中国に「李克強指数」なる経済指標がある。李首相が遼寧省幹部だった二〇〇七年、秘密裏の会談メモが暴露されて広まった。

 「遼寧省の国内総生産(GDP)成長率など信頼できません。経済状況を把握するには鉄道貨物輸送量、銀行融資残高、電力消費量の推移を見ている」-。以来、これら三つが有用な経済指標として定着した。

 当時、日本の政府関係者はやはり中国のGDP統計は鉛筆をなめなめつくっているのかしたり顔で話していたものである

 ところがどうだ。働き方改革における裁量労働制データ捏造(ねつぞう)疑惑は政権の屋台骨を揺るがす大問題である。首相は「やり直し」を指示したが、もはや信用されることはあるまい。都合のいい数字だけを持ち出して結論を誘導する手法は国民にもう見え見えである。

 財政の健全化目標の試算は、実態とかけ離れた超楽観的な成長見通しを平気で使う。民間なら粉飾と糾弾されよう。伊勢志摩サミットでは唐突に数枚のグラフを配り、「リーマン・ショック前と似た状況」と財政出動の必要性を訴え、各国首脳をのけぞらせた

公文書管理のずさんさ、官僚の忖度(そんたく)お友達への便宜疑惑など行政のゆがみが目立つ。名だたる大企業で品質偽装が相次いでいる。

国が壊れ、どんどん落ちぶれていくようだ。「国難」を叫ぶ人こそが、「国難」の中心にあるように思えてならない。 (久原穏
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●「首相は…「任命責任は私にある」と大見えを切るものの何ら責任とやらを取ったことがない…「無責任」」

2018年03月05日 00時00分03秒 | Weblog

[※ 「こんな人たち」 報道特集(2017年7月8日)↑]



ニッカンスポーツのコラム二つ。【政界地獄耳/安倍政権のほころび激しい】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201802210000290.html)と、
【政界地獄耳/「安倍こべ」に「安倍ねつぞう」】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201802220000189.html)。

 《厚労省の怪しげな数字の組み合わせも、その精査なく国会で資料として答弁に使う首相・安倍晋三に恥ずかしさなどない。「自分が調べたわけではない」「役所を信じて使った」など子供のような言い訳を重ね、働く者の気持ちを忖度(そんたく)しようという気持ちもなさそうだ》。
 《ところが首相は何かの不祥事が起こると「任命責任は私にある」と大見えを切るものの何ら責任とやらを取ったことがない。責任を取らないとなればそれは「無責任」ということになるのではないか。…国民はすぐ忘れるなどと考えているようでは、こんな言われ方もそう簡単に忘れられることはなさそうだ》。

 《安倍政権のほころび激しい》? 傍目にはとっくに崩壊…ところが、一向に有言実行されない啖呵・大見得《私や妻が関係していたということになれば、首相も国会議員も辞める》。《首相・安倍晋三に恥ずかしさなどない》、《この内閣には羞恥心とか清廉さ、律するという線引きがない》…今に始まったことではありませんけれどもね。
 《働き方改革だが、怪しげな捏造(ねつぞう)ともとれるデータを用いて“働かせ方”を誘導…「今国会での提出断念を軸に、施行時期を1年遅らせる案が浮上…」》…いやいや、何時もの如く、法案をごり押しするのでは?

   『●《約二千百四十のうそをついた男》ドナ…
       息吐く様に噓垂れ流しなシン、GIGIもその数を数えて下さいな

 あぁ、それでも内閣支持率が下がらない超不思議な国ニッポン。アベ様教信者の皆さんの薄気味悪さ…。《首相は…「任命責任は私にある」と大見えを切るものの何ら責任とやらを取ったことがない…「無責任」》。
 日刊ゲンダイの記事【言論の府は完全崩壊 新聞が書かないデタラメ国会の惨状】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/223492)によると、《まったく信じられない話だ。微増ではあるが、安倍内閣の支持率がアップしているのだ。時事通信の調査では、支持率は前月比2.1ポイント増の48.7%。不支持率は1.7ポイント減の31.9%だった。多くの国民は、国会でどんな審議が行われているのか分かっ…》。

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https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201802210000290.html

政界地獄耳
2018年2月21日10時19分
安倍政権のほころび激しい

 ★何やら隙のないと思われていた安倍政権が、ほころびを見せてきた。最初は現内閣の発足直後、沖縄北方相に就任した江崎鉄磨が「しっかりお役所の原稿を読ませていただく。立ち往生よりちゃんと答弁書を朗読かな」と発言。政界の失笑とともに野党の批判を浴びた。その江崎は軽い脳梗塞の疑いで20日、検査入院した。そのほかにも今国会開会とともに経済再生相・茂木敏充の地元で秘書らが、線香や衆議院手帳を配っていた問題が発覚。茂木は幾度もこういった問題を抱えながら「合法」とうやむやにしてきた。

 ★公職選挙法に照らし合わせて合法であるとか規定があいまいと抗弁しようとも、市販されているものを選挙区で配布している事実にほかならず、閣僚としてのより一層の清廉さが求められることを鑑みれば胸を張れることではない。その意味ではこの内閣には羞恥心とか清廉さ、律するという線引きがない。だから当然ともいえるが、13年以来、極めてずさんなデータを用いて日本の労働環境を俯瞰(ふかん)してきた厚労省の怪しげな数字の組み合わせも、その精査なく国会で資料として答弁に使う首相・安倍晋三に恥ずかしさなどない。「自分が調べたわけではない」「役所を信じて使った」など子供のような言い訳を重ね働く者の気持ちを忖度(そんたく)しようという気持ちもなさそうだ

 ★ただ、厚労省は2週間前にはこの怪しげな数字の組み合わせのいかがわしさを承知していたとなれば、野党が意図的な捏造(ねつぞう)ではないかという疑惑もうなずける。それに佐川長官問題、森友・加計学園疑惑と堂々巡りが続く。政権のほころびが激しい。(K)※敬称略
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https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201802220000189.html

政界地獄耳
2018年2月22日10時22分
「安倍こべ」に「安倍ねつぞう」

 ★安倍政権が今国会の目玉に据えた働き方改革だが、怪しげな捏造(ねつぞう)ともとれるデータを用いて“働かせ方”を誘導しようとしたツケが出てきそうだ。政界関係者が言う。「今国会での提出断念を軸に、施行時期を1年遅らせる案が浮上してきている。今は大騒ぎだがのど元過ぎればうやむやになる。20年4月施行ならこんなもめごと誰も覚えていない」。

 ★自民党とは不思議なもので、国民は過去のことをすぐ忘れると思いがちだ。ところが今はネットが社会に拡大したおかげで、そう簡単に忘れさせてくれない。森友・加計学園疑惑も既に足掛け3年の案件だ。ネットでは当時の発言から対応まで事細かにデータベース化され、すぐに取り出して確認することができる。思えば昨年の2月17日の衆院予算委員会。森友学園との関係について問われた首相・安倍晋三は「私や妻が関係していたということになれば、首相も国会議員も辞める」と発言している。こんな具合だ。

 ★裁量労働制についても首相は「自分は上がってきた資料を信用して読んだだけ」と答弁。ところが首相は何かの不祥事が起こると「任命責任は私にある」と大見えを切るものの何ら責任とやらを取ったことがない。責任を取らないとなればそれは「無責任」ということになるのではないか。しかし、その部分に関してはネットの声が1歩先んじている。最近は首相の名前をもじり、「安倍こべ」だとか「安倍ねつぞう」など、以前はメディアが皮肉を込めて使うような書き方をしている。国民はすぐ忘れるなどと考えているようでは、こんな言われ方もそう簡単に忘れられることはなさそうだ。(K)※敬称略
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●「捜査のため、盗聴拡大が欠かせない…内心が監視される時代が来る」…誰かアベ様の内心を推し測って!?

2017年06月22日 00時00分42秒 | Weblog

[※ 東京新聞(2017年3月8日)↑]



沖縄タイムスの阿部岳さんのコラム【[大弦小弦]「2020年に向け、日本を考えよう」というコピーを…】(http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/100684)。

 《▼21世紀の五輪に向けて政府が用意しているのは「共謀罪」。安倍晋三首相は言った。「法整備できなければ五輪を開けないと言っても過言ではない」 ▼犯罪が起きる前の計画と準備を罰する。捜査のため、盗聴拡大が欠かせない。…その内心が監視される時代が来る》。

 内心を罰する平成の治安維持法…あまりに悍まし過ぎます。一体どうやって内心を推し測るの? 拷問? オトリ捜査? 密告? 
 アベ様の「内心」を推し測ることはできないが…アベ様の内心に「」などという概念があれば、とっくに大見得・啖呵《間違いなく総理大臣も国会議員も辞める》を実行してますょ、きっと。どうやら、「」以外にも、「遠慮」「浅はか」などという言葉も無いらしい。日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/「友人優遇恥ずかしくないのか】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1835720.html)によると、《★首相・安倍晋三は「責任を取る」とか「責任は私にある」と威勢のいいことは言うものの責任を取ったことなど1度もない加計学園疑惑もそのひとつだ…関係が取りざたされれば首相にあらぬ嫌疑がかけられ迷惑がかかると遠慮するものだ。しかし今は昵懇な友人関係を利用して権益にありつこうとすることが常識らしい…また首相周辺も、働きかけをしただけで問題になるという思考がない浅はかな政治家ばかりなのだろうか。本来首相も友達優遇といわれただけで恥ずかしくはないのか高いレベルの政治ならばと思うがいかがか》!?

   『●室井佑月さん「それとこれは別です」:  
      東京の五つのダークな輪と3.11東電原発人災と共謀罪と…
    「オリンピックを理由に「平成の治安維持法」? これも以前、
     室井佑月さんが…《東京新聞の解説に書かれてあった。 
     <共謀罪の本質はテロ対策に名を借りて「心の中で思ったことを処罰する
     ことにつながる恐れがあるということだ> あたしもその通りだと思う。
     たとえば戦争中戦争反対!とみんな心で思っていても、
     みんな口に出せなかった。この法案が通れば、同調圧力の効いた、
     そういう世の中に戻るかもしれないってことだ》。
      オリンピックのおかげで、《心の中で思ったことを処罰》なんて
     勘弁してほしい」
    《そうそう、東京五輪のテロ対策のため共謀罪を名前を変えて、
     新法案を成立させよう、なんて話も出て来ている。
     なんで2週間余りの祭りのために、大切な人権を蔑(ないがし)ろに
     されなきゃならないの?》

   『●「「共謀罪」の必要性強調 首相「東京五輪開けない」」…
              ならば、共謀罪も不要だし、五輪開催権も返上を
   『●「裸の王様」が支配する、ダークな五輪のために
       「大切な人権を蔑ろに?」出来る不思議王国・デンデン王国
   『●「平成の治安維持法」で、室井佑月さんや斎藤貴男さん
          「なんて、最初から一般人扱いされないだろうしな」
   『●「政治的修文」ではなく、法案の目的や「その他」に
        『平成の治安維持法』「内心処罰」という文言追加を

 なんでもかんでも、壊憲すら…(安くて「安全」とウソ吐きしたダークな)東京五輪というお題目を唱えれば、済むと思っている「浅はかさ」。たかだか《2週間余りの祭り》にしか過ぎない《五輪のどさくさに紛れて社会の形がすっかり変えられないように》すべきだ。そこまで壊憲や「平成の治安維持法」が必要だというのなら、五輪の開催権なんて返還してしまいましょう。

   『●『日本の公安警察』読了(2/2)
   『●生活保護費切り下げと監視社会を歓迎する社会って
                              ・・・冷たい国だ
   『●教員について密告させ、労組を監視する=
        自公支持者の皆さんの大好きな「超・監視管理社会」
   『●「超・監視管理社会」: 自公支持者の皆さんの大好きな、
               アベ様の思うがままに恣意的に操れる社会
   『●青木理さん「供述が立証の柱…もっと物証が欲しい。
       「通信傍受を縦横無尽に使いたい。司法取引も」と…」
   『●「平成の治安維持法」=「テロ対策には 
     全く役に立たない共謀罪を、誰が何のために作ろうとしている」?
   『●「官憲が内心に踏み込んで処罰して、
     人権を著しく侵害した戦前、戦中の治安維持法」が亡霊のように…
   『●「戦前の治安維持法」の亡霊…「共産党幹部の
     夫のために家事をしただけで処罰の対象に」という悍ましさ
   『●ソレは既に彼らの手中…「大量監視の始まり。
      日本にこれまで存在していなかった監視文化が日常のものに」
   『「国連とは別の個人の資格」な訳のない
     国連特別報告者のアピールを無視?沖縄でのプレ「治安維持法」

   『●『キネマ旬報』…「戦前・戦中の言論弾圧につながる
     治安維持法が成立した大正末期と…現在が似ている」

   『●「本当の権力の恣意的運用というルビコン川を渡った」自公お維
                        …「平成の治安維持法」参議院突破
   『●「有権者はすぐに忘れてしまうとたかをくくって」いるアベ様ら…
                    第三の森友問題を前に御優しい有権者


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http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/100684

[大弦小弦]2020年に向け、日本を考えよう」というコピーを
2017年6月5日 07:43 阿部岳

 「2020年に向け、日本を考えよう」というコピーを見るたびにもやもやする。ACジャパンによるメッセージ広告。新聞やテレビで見た方も多いかもしれない

▼「ライバルは、1964年」。前回東京五輪が開かれた年を引き合いに「あの頃の日本人に、笑顔で負けるな」と呼び掛ける。コメディアンの故植木等さんが会心の笑顔である。私たちだって笑っていたい。ですが

▼21世紀の五輪に向けて政府が用意しているのは「共謀罪」。安倍晋三首相は言った。「法整備できなければ五輪を開けないと言っても過言ではない

▼犯罪が起きる前の計画と準備を罰する。捜査のため、盗聴拡大が欠かせない。広告が「見る夢の大きさ」でも「こころの豊かさ」でも昔に負けるなと訴える、その内心が監視される時代が来る

▼「人を思いやる気持ち」はどうだろう。渋谷では五輪に向けた公園の再開発計画が動きだし、野宿の人たちが追い出された。街の「浄化作戦」で弱者が排除されている

▼安倍首相は改憲の期限まで2020年に設定するようになった。1964年と言えば、沖縄はまだ米軍占領下だった。本当に笑顔があふれる良き時代だったのかは両論あるだろう。今はとにかく、張り詰めた気持ちで見つめていく。五輪のどさくさに紛れて社会の形がすっかり変えられないように。(阿部岳
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●アベ様、「総理大臣も国会議員も辞める」という大見得・たんかを実行すべき秋、その責任を果たすべき秋

2017年03月24日 00時00分09秒 | Weblog

[東京新聞(2017年3月7日)↑]


日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/安倍首相は説明責任を果たす時では】(http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1793383.html)。

 《そもそも、防衛相・稲田朋美と首相、首相夫人に嫌疑がかけられ、連日国会で質問を受けていること自体が異常相応の答弁をする責任を負うべきだろう》。

 《連日国会で質問を受けていること自体が異常》ですが、すでに限度を超えており、「一切関係ない」どころではない「物証」まで出てきています。デンデン王国「裸の王様」アベ様の《答弁をする責任》どころではありません。
 23日(木)午前、午後、衆参の予算委員会で籠池氏の証人喚問も行われました。昭恵夫人が、アベ様名で100万円のゲンナマ・寄付金を渡したという衝撃的な証言からスタートしました。稲田朋美防衛相の顧問弁護士の件や、「梯子」を掛けたお維にまで波及する証言。
 《私もも一切この認可にも、あるいは、この国有地の払い下げにも関係ない》、《私やが関係していたということになれば、間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということははっきりと申し上げておきたい》という大見得たんかを実行すべき秋(とき)が来ました。大見得たんかを実行する《責任》を果たすべきです。

   『●「日本を守ってくれる人」って、アベ様は 
      「破壊している人」なんですが! 一体何を「記念」した小学校?
    「《私もも一切この認可にも、あるいは、この国有地の払い下げにも
     関係ない》《私やが関係していたということになれば、間違いなく
     総理大臣も国会議員も辞めるということははっきりと申し上げて
     おきたい》と大見得を切りました

   『●コラム『筆洗』「さて、この学校はどんな「愛国心」を、
          子どもたちに伝えたいのか」? グロテスクな洗脳
   『●裸の王様「記念」小学校・女王様「名誉」校長…
        証拠隠滅=「文書を存在しないことにする手法」炸裂か?
   『●アベ様王国「同じ穴のムジナ夫婦」(鈴木耕さん)、
          そして、「大新聞も同じ穴のムジナ」(日刊ゲンダイ)
   『●保育所・幼稚園の幼児「教育」の破壊: 
     ハタやウタで「将来の国民としての情操や意識の芽生えを培う」?

   『●「ムジナ夫婦、狢マスコミ」、むろん、当然、お維もムジナ
            …「松井知事は開き直り、橋下は話のスリカエ」
   『●デンデン王国「裸の王様」の御妃は「私人」?…
        「少なくとも、森友学園との関係で「私人」は通用しない」
   『●「瑞穂の國記念参院予算委員会」は酷かった…
        「平成の治安維持法」を目指す「裸の王様」の取り巻きの醜さ
   『●ブチ切れるデンデン王国「裸の王様」の墓穴…
      ムジナ全員が過剰に忖度し事実として《影響を与え》たのです

   『●「私学への異常な肩入れ自体が現職の首相として
      不見識で不適切だとは思わない神経」…持ち合わせていない
   『●「首相に対する侮辱」であり、アベ様は
     「国会の場で白黒つけると闘志をたぎらせている」…とても楽しみ!
   『●「菅官房長官と麻生財務相以外の
     ほぼ全員を代える大幅改造」って、ご冗談を…アベ様オトモダチの総退陣を

   『●室井佑月さん「この団体が牛耳るこの国でいいの」か?
     …「日本会議メンバーで、国会議員にもわんさか」


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http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1793383.html

政界地獄耳
2017年3月17日10時10分
安倍首相は説明責任を果たす時では

 ★ついに森友疑惑は、首相・安倍晋三の学園への寄付金騒動へと発展した。今後は同学園理事長・籠池泰典の証人喚問における与野党の攻防戦、籠池砲の破壊力によっては、内閣は厳しい環境に追い込まれる。そもそも、防衛相・稲田朋美と首相、首相夫人に嫌疑がかけられ、連日国会で質問を受けていること自体が異常だが、メディアがさまざまな関係を探ると無関係とも言い難くなってきた。3人は、国会に真摯(しんし)に答えるわけでもなく何の関係もない」「会ったこともないを繰り返してきた相応の答弁をする責任を負うべきだろう。

 ★どんなに自民党が議会でこの3人を、いや、もっと増えるかもしれない疑惑の関係者を守ろうとしても、学校設立を舞台にしていたこと現職の首相夫人が名誉校長を務めることになったことや、首相自身が同学園に講演に行く予定まであったことなどが明るみに出てきた今、だんまりを決め込むのは得策でない。証人喚問にようやく応じた自民党だが、理事長辞任の段階で「ここが幕引きのタイミング」とばかり「参考人招致は必要なくなった」との声を上げた。確かに籠池の発言はすべてにおいて確認作業が付きまとう可能性があり、それを自民党が嫌うのは理解できるが、講演などに群がった首相や日本会議に近い議員、保守論客らの極めて狭い交友関係が露呈することになるだろう。

 ★籠池発言に野党も色めき立つが、何らかの証拠を示さない限り、首相もまた、記憶をたどり「ない」と言い続けることになるだろう。しかし、この疑惑発覚時に首相は国有地払い下げに関係していれば、首相の辞任どころか議員も辞めるたんかを切った。証拠がないからクロとは言えないが、シロとも言えないというやりとりが、既に国会の混乱を招いていることになる。

 ★首相の口癖の1つに「私に任命責任がある」「責任は私にある」というのがあるが、1度もその責任を取っていない。閣僚の不祥事も内閣改造で切り抜け、責任を先送りし続けた。今こそ国民にすべての経緯を説明し責任を果たす時ではないか。(K)※敬称略
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●「ではなぜ読者や視聴者はシリアが危険だと知っているのか。伝えようとした人が現場にいたからです」

2015年01月25日 00時00分20秒 | Weblog


asahi.comの記事【「解放諦めないで」 紛争地知るジャーナリストの祈り】(http://www.asahi.com/articles/ASH1R5T51H1RUTIL04Z.html?iref=comtop_pickup_02)、
東京新聞の社説【日本人人質 救出へ向けて粘り強く】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015012402000168.html)。

 まずは、無事に解放されることを祈念しています。

 「ではなぜ読者や視聴者はシリアが危険だと知っているのか。伝えようとした人が現場にいたからです」・・・・・・「人質の後藤健二さんは紛争地で女性や子どもたちの取材を続け、その体験を学校の特別授業などで語っていた。日本にイスラムへの理解を深めてもらおうとしていた後藤さんの思いも、中東諸国の人たちに広く伝えたい」・・・・・・。
 またしてもアホな「自己責任」「自業自得」論をまき散らしている方がいるようです。

   『●『戦争と平和 ~それでもイラク人を嫌いになれない~』読了(1/2)
     「「まさに高遠さんは危険を承知しながらイラクに行かないでは
      いられない立場にあった人でしょ。彼女を救出するために、
      イラクの人たちまでがビラ配りをやり、「彼女の身代わりになる」
      と少年が言うくらいに信頼関係があったわけです。
      ・・・「危険があるからこそ」、いてもたってもいられずに出かけて
      行かないではいられない人がいることくらいどうしてわからんかな」
     「「自業自得」なんて言っている人々が屁をこきながらテレビで観ている
      ニュース映像はいったい誰が撮り、雑誌の記事は誰が書いている
      と思っているわけ?」

   『●「自己責任」バッシングと
       映画『ファルージャ イラク戦争日本人人質事件・・・そして』


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http://www.asahi.com/articles/ASH1R5T51H1RUTIL04Z.html?iref=comtop_pickup_02

「解放諦めないで」 紛争地知るジャーナリストの祈り
清水大輔、高橋友佳理 2015年1月24日05時32分

     (「イスラム国」が首都だ、としているシリア北部のラッカ。
      手前の男性は戦闘員で腹に自爆ベルトを巻き付けていた
      =2014年3月、横田徹さん撮影

 「72時間」が過ぎた。だが、「イスラム国」の人質となっている後藤健二さん(47)と湯川遥菜(はるな)さん(42)の消息はつかめない。2人の知り合いや家族は、無事を願い続けた。後藤さんと同じく、紛争地の声を伝えようと飛び込むジャーナリストの仲間たちも帰還を祈る。

 ひざまずかされ、ナイフをちらつかされる後藤さんの映像に、ジャーナリストの佐藤和孝さん(58)は胸が潰れる思いがした。

 2012年、シリアで内戦を取材中に銃撃戦に巻き込まれて亡くなったジャーナリストの山本美香さん(当時45)のパートナー。後藤さんと面識はないが、撮影した映像を見たことがある。紛争の最前線から一歩引いたところで、市民、特に子どもたちが置かれた状況を淡々と取材する姿勢が伝わってきた。「強い意志を持って、何かを伝えようという気概に敬服する」

 山本さんが亡くなった後、自らの仕事を見つめ直そうと、同じように紛争地帯で仲間を失ったり、けがを負ったりした欧米のジャーナリストたちに会いに行った。「同じ時間に生きているのに、伝える言葉や手段を持たない抑圧された人たちがいる」「独裁国家で不条理に苦しむ人たちは『目撃者を求めているんだ」。みんな、自分や美香と同じことを考えているんだな、と感じた。

 独立系通信社ジャパンプレスの代表を務め、山本さんを失った後もアフガニスタンなどの取材を続けている。「なんであんな危険な場所に行くのか」と問われる。今回の事件でもインターネット上などでは自己責任論が飛び交う。「ではなぜ読者や視聴者はシリアが危険だと知っているのか。伝えようとした人が現場にいたからです

 どんな強大な力を持った存在であっても、きっと誰かが立ち向かっていくだろう――。山本さんが著書に記した言葉だ。「後藤さんも志は同じはず」。無事を祈っている。

 報道カメラマンの横田徹さん(43)は13年9月、シリア北部で取材中、「イスラム国」の前身組織に出頭を命じられた。「帰れないかもしれない」。しかし、逃げて捕まるよりは、と別の日本人ジャーナリスト、ガイドと出向いた。

 8畳ほどの部屋。全身黒ずくめの男8人が入ってきた。腰には銃やナイフ。熟練した戦闘員の雰囲気を感じた。黙っていてはいけないと直感し、満面の笑みで質問を投げかけた。「お名前は」「あなた方の目的は」。会話の後、男たちはガイドとしばらくアラビア語で話していた。「すぐにシリアから出て行け」。そう命じられ、その日のうちに飛び出した。

 後にガイドから「あの時、男に『2千ドルで日本人2人を売らないか』と持ちかけられた」と聞かされた。背筋が凍った。「ただ運が良かっただけだ」

 危険な思いをしても戦地に行くのはなぜか。原点はアフガニスタンでの体験だという。「血も涙もない集団」と報じられていた反政府勢力タリバーンだったが、支配下の街は平穏だった。「イスラム国」でも、宗教指導者は温厚な人柄で「空腹ではないか」などと気遣ってくれた。「ネットで得た情報ではなく、自分で話をして、身を置かないとわからない」という。

 後藤さんの人柄を現地ガイドから聞き、コミュニケーション能力が高い人だと感じた。「状況は良くないと思うが、最後は人間同士の信頼関係が物事を決める。絶対に諦めないで欲しい」(清水大輔、高橋友佳理)


■決着に時間要した例も

 海外でこれまでに日本人が拘束された事件の展開はさまざまだ。無事の解放につながった事件では、身代金が支払われたとされる例もある。決着までに長い月日がかかることもある。

 イラクでは2004年4月にボランティア活動家の高遠菜穂子さんら3人と、取材中だったフリージャーナリストの安田純平さんら2人が相次いで誘拐された事件が起きている。高遠さんらを誘拐した犯人グループは自衛隊のイラクからの撤退を要求した。政府は応じなかったが、5人とも4月中に解放された。

 だが、同年10月にはイラクを旅行中の香田証生さんが拉致され、犯人グループの「イラク・アルカイダ機構」は自衛隊撤退を要求。香田さんは同月末にバグダッド市内で、遺体で発見された。後藤さんらを拘束している「イスラム国」は、このグループの流れをくむとされる。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015012402000168.html

【社説】
日本人人質 救出へ向けて粘り強く
2015年1月24日

 過激派「イスラム国」とみられるグループが日本人人質二人の殺害を警告した事件で、身代金の支払期限とされた七十二時間が過ぎた。粘り強い交渉を続け、救出に全力を挙げたい。

 政府は関係各国に協力を求める一方、ヨルダンのアンマンに現地対策本部を設け、周辺国に働き掛けている。

 グループは二十日に公開した声明で、日本が「イスラム国」対策で供与を表明したのと同額の二億ドル(約二百三十五億円)の身代金を、七十二時間以内に支払うよう要求。日本の供与内訳は「女性や子どもを殺害し、イスラム教徒の家を破壊するのに一億ドル」「イスラム戦士と戦う背教者を養成するのに一億ドル」などとして批判した。

 この主張はまったく理不尽だ。日本の供与はイラクやシリアの難民支援やインフラ整備などの人道目的だ。日本は米国主導の空爆にも参加していない。戦後、戦闘には参加せず、国際貢献は非軍事分野に限ってきた。平和国家としての姿勢をイスラム世界に丁寧に説明し続け、人質解放に向けた環境づくりを進めたい。

 人質の後藤健二さんは紛争地で女性や子どもたちの取材を続け、その体験を学校の特別授業などで語っていた。日本にイスラムへの理解を深めてもらおうとしていた後藤さんの思いも、中東諸国の人たちに広く伝えたい。

 危険な場所に取材に入るジャーナリストには覚悟が求められる。後藤さんは「イスラム国」支配地域に入る直前に撮影したビデオ映像で「非常に危険だが、何があっても責任は私にある。必ず生きて戻る」と語っていた。

 イラクでは二〇〇四年、計六人の日本人が人質となったが、五人がイスラム聖職者協会の仲介で解放された。この時の経験も生かし仲介を探る努力を続けたい。

 「イスラム国」とみられるグループによる人質事件では米英人らが殺害される一方で、フランス、スペイン、スウェーデンなどの人質は解放されている。トルコは総領事ら四十九人の人質解放に成功した。身代金は支払わず、米国に非協力的であることが解放条件だったとの見方もある。これらのケースも参考にしたい。

 パリの連続テロに続く邦人人質事件。テロの広がりに、日本も“対岸の火事”ではいられなくなった。背景に疎外感から過激主義に走る若者の増加も指摘される。その病根を断つことも考えたい。
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●「最高の責任者は私だ・・・私たちは選挙で国民の審判を受ける」のアベ様の政権、いよいよ末期的?

2014年10月21日 00時00分16秒 | Weblog


asahi.comの記事【安倍首相「任命責任は私にある」 2閣僚辞任で陳謝】(http://www.asahi.com/articles/ASGBN4HRNGBNUTFK00S.html?iref=comtop_6_02)と、
東京新聞の記事【小渕経産相・松島法相 辞任 政治とカネ 問われる自民体質】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014102090144356.html)。

 「臨時代理」についてのアベ様の人選が、何か悪い冗談としか思えません!! たとえ短期間とはいえ、「首相は経産相の臨時代理に高市早苗総務相、法相の臨時代理に山谷えり子国家公安委員長を指名」なんて、センス悪すぎです。

   ●「完全にブロック」「原発事故によって死亡者が出ている状況ではない」
                                     も相当に「恥ずかしい」

     「原発を再稼働して原発輸出したいがために福島で苦しむ人々に
      向かって「原発事故によって死亡者が出ている状況ではない
      という寝言をいうことも、これまた相当に「恥ずかしい」」

 経産相「臨時」に高市早苗氏を選ぶアベ様の「任命責任」。例えば、高市早苗「臨時代理」経産相で、福島の人々に顔向けできますか

   ●『朝日』の「誤報」よりも、誰が国際社会の印象を落としているでしょうか?
     「「在特会のシンパ」とまで言われています」

 法相「臨時」に山谷えり子氏を選ぶアベ様の「任命責任」。司法のトップに「在特会のシンパ」を選ぶなんて、唖然。


 さて、「任命したのは私で、任命責任は私にある。こうした事態になったことを国民に深くおわびする・・・・・・後任には、今回の出来事も踏まえ、国民の信頼を得る、それぞれの分野に通じた方を選びたい」・・・・・・だそうです。
 「任命責任」を踏まえ上で、「臨時代理」とはいえ「後任人事」がこれではね~!?
 で、その次はアベ様ご自身の不始末に対する「責任」に移ってもらいたいもの。

   ●「闇社会」との関係まで疑われるとは!? アベ様、ダークすぎます
     「「とある暴力集団」との関係でさえウンザリなのに、
      「闇社会」との関係まで疑われるとは!? アベ様、ダークすぎます
      ますます国際社会の印象が悪くなる一方です」

 経産相「臨時」、法相「臨時」を選んだアベ様は「最高の責任者」を自称している割に、 ダークすぎます。

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http://www.asahi.com/articles/ASGBN4HRNGBNUTFK00S.html?iref=comtop_6_02

安倍首相「任命責任は私にある」 2閣僚辞任で陳謝
2014年10月20日14時45分

 安倍晋三首相は20日午後、小渕優子経済産業相と松島みどり法相の辞任について「任命したのは私で、任命責任は私にある。こうした事態になったことを国民に深くおわびする」と首相官邸で記者団に語った。

 首相は「2人からは『自らの問題によって、政治、行政に遅滞をもたらすことは許されない。よって辞任したい。経済再生、女性が輝く社会を作っていくうえにおいて貢献できずに大変申し訳ない』という話があった。2人の意思を尊重して辞表を受理した」と述べた。その上で「後任には、今回の出来事も踏まえ、国民の信頼を得る、それぞれの分野に通じた方を選びたい」と述べ、20日中に後任を選ぶ意向を示した。
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http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014102090144356.html

小渕経産相・松島法相 辞任 政治とカネ 問われる自民体質
2014年10月20日 14時43分

   ((左)険しい表情で記者会見する小渕経産相=20日午前、
    東京・霞が関の経産省で(北村彰撮影)
    (右)首相官邸に入る松島法相=20日午後(神代雅夫撮影))

 小渕優子経済産業相は二十日午前、自身の不適切な政治資金問題の責任を取り、辞任した。地元選挙区でうちわを配布した松島みどり法相も同日午後、首相に辞表を提出し、首相は受理した。第二次安倍内閣で、閣僚が途中で辞任するのは初めて。小渕、松島両氏は九月の内閣改造で起用された女性五閣僚の二人で、ともに「政治とカネ」の問題で辞任に追い込まれた。自民党の体質を問う声が上がるのは必至で、安倍晋三首相は記者団に任命責任を認め、国民に謝罪した。小渕氏は辞任会見で、自らが関係する政治団体が開いた観劇会をめぐる政治資金収支報告書の記述が虚偽記載に当たる可能性を認めた。

 小渕氏は同日朝、首相官邸で首相に辞表を提出、受理された。その後、経産省で開いた記者会見で「本来やらねばならない(国会)審議に大きな影響を与え、お騒がせしたことに心からおわびを申し上げる」と陳謝。「閣僚の職を辞し、疑念についてしっかり調査することに全力を傾注したい」と話した。

 「議員としてしっかり、政治家として説明責任を果たす」と議員辞職は否定した。

 首相は経産相の臨時代理に高市早苗総務相、法相の臨時代理に山谷えり子国家公安委員長を指名。首相は記者団に二十日中に後任人事を決める意向を示した。

 小渕氏をめぐっては、地元群馬県の政治団体が二〇一〇、一一両年に東京都内の明治座で開いた観劇会で、支出が会費収入を上回ることが政治資金収支報告書で判明。参加者から実費を集めていたと説明し、公職選挙法違反となる利益供与は否定した。しかし、収支報告書に記載された収入額が少ないことについて政治資金規正法違反の疑いが強いことを事実上認め、弁護士ら第三者を交えて調査する考えを示した。


 <政治資金規正法> 政治資金規正法は、政治団体の会計責任者が毎年の収入と支出などを記載した政治資金収支報告書を提出することを義務付けている。不記載や虚偽記載は5年以下の禁錮または100万円以下の罰金が科され、この際に政治団体の代表者が会計責任者の選任や監督に相当の注意を怠った場合、50万円以下の罰金が科される。

(東京新聞)
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