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●オウム死刑囚十三人を処刑…《死刑を忠実に実行しているのは日本だけ》という野蛮さぶりを世界に喧伝

2018年07月30日 00時00分40秒 | Weblog

[※ 安田好弘さん 《「死刑反対。死刑をおかしい」と言うこと自体が、異端者になってくる》 (2018年7月28日 報道特集)↑]



琉球新報のコラム【<金口木舌>「今宵今生の別れ。(西表島の)南風見田の浜に行きたかった」。…】(https://ryukyushimpo.jp/column/entry-769492.html)。
東京新聞の社説【オウムの死刑 制度の在り方の論議も】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018072702000157.html)。

 《▼犯した罪の残忍性や社会への影響などを考えると死刑は当然だという見方も理解できる。だが、国家が人間の生命を強制的に終わらせることへの違和感は拭えない…▼国連人権規約委員会は日本政府に対し死刑廃止について十分考慮するよう勧告している》。
 《七月だけでオウム事件の幹部ら十三人が処刑されたことに異様さを感じる人も多かろう。これほどの人数の死刑執行がなされたことがないからだ法務相によっては宗教観などから執行命令書に署名しない人もいた》。

   『●『A2』読了
   『●『A3(エー・スリー)』読了
   『●『死刑』読了
   『●死刑廃止集会
   『●「死刑制度 国民的な議論を活発に」・・・
      「死刑制度存置派驚異の8割の我国」では全くそんな気配なし

   『●「彼を赦したわけではない。
      しかし死刑にして問題が解決するわけではない」

   『●ビンラディン氏暗殺再び
   『●光市母子殺害事件最高裁判決: 森達也さんの〝目〟
   『●森達也さん『「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」
                               と叫ぶ人に訊きたい』書評

   『●「殺すなかれ・・・」・・・「彼らを処刑することが「社会正義」なのだろうか」?
   『●2016年報道の自由度ランキング72位: 
       「メディアは二流ならば社会も二流」、アベ政治も…粗悪
   『●青木理さん「供述が立証の柱…もっと物証が欲しい。
        「通信傍受を縦横無尽に使いたい。司法取引も」と…」
    《共謀罪を導入しても、テロが起きる可能性はある。そのときが怖い。
     社会がファナチック(狂信的)になり、メディアや社会も一緒になって
     「もっと捕まえろ」「もっと取り締まれ」と暴走するのではないか。
     オウム事件を取材していた時を思い出す。警察はあらゆる法令を
     駆使して信者を根こそぎ捕まえた。当時、幹部が「非常時だから、
     国民の皆様も納得してくれる」と話していた》

   『●「このまま死刑執行されてオウム事件は終わり、 
      ということにされていいの」? 真相・全貌は解明されたか?
   『●オウム死刑囚大量執行…アベ様や上川陽子法相は
        「前夜祭」を催し、死刑さへも「サーカス」に使う悪辣さ
    「TBSの「ニュースバード」によると、ドイツ政府はいち早く、
     この死刑執行およびニッポンの死刑存置に対して抗議の声明を出した」
    「アサヒコムの記事【死刑囚写真に次々「執行」シール 
     TV演出に疑問の声も】…によると、《中島岳志…は…
     「いま行われているのは、死刑のショー化・見世物化に他ならない。
     執行場面だけが不可視化された公開処刑」と書き込んだ。…フジは、
     事件に関わった死刑囚の顔写真が並んだパネルを示し、
     執行が済んだ死刑囚の写真の上に「執行」のシールを貼るなどして
     状況を説明》」

   『●「僕が裁判の傍聴で見た麻原は廃人…
      加害者に発言させることは事件を歴史の教訓にするために必要だった」

   『●「7人に死刑を執行する前日に乾杯する総理大臣と法務大臣…
                    これがこの国のグロテスクな現状なのだ」
   『●西日本大豪雨…「国民の生命と財産を守るって、
      口だけじゃないか」「博打の議論なんてやっている場合か」
   『●良心の呵責? 「ないわな、そんなもん。
       でなきゃ、過労死遺族の方々が傍聴する中、こんな法案、…」
   『●室井佑月さん「悪魔とはこういう顔か」!?
     ⇒ デンデン王国の国王御夫妻やウルトラ差別主義者らの御顔

 《七月だけでオウム事件の幹部ら十三人が処刑》…コレで何か問題は解決したのですか? アベ様や法相、法務省幹部らの自己満足ではないのですか? 《ある同省幹部が「平成の事件は平成のうちに」と語った》そうだが、一体どんな忖度なのか…。
 《もっと国際的な批判を真面目に受け止めた方がよかろう》…と言われても、アベ様や法相らは、聞く耳持たずだ。《赤坂自民亭》なる〝前夜祭〟様の酔いちくれぶりや、一部マスコミの異常なハシャギぶりも含めて、今回のコレもニッポンの異常さを世界に喧伝し、《死刑を忠実に実行しているのは日本だけ》という野蛮さぶりが、またしても、知れ渡ってしまった。

 松本智津夫元死刑囚の主任弁護人を務めた安田好弘弁護士は「死刑のレベル ステージを一気に引き上げてしまった。7名を一気に死刑にしてしまった訳です。…終身刑を今の状況で導入しよう、そうすることで死刑が一つでも減るんじゃないか」。一方、「「死刑反対。死刑をおかしい」と言うこと自体が、異端者になってくる」(報道特集 2018年7月28日)(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/3a85028ac13f9d5517b8c50e10eaaf06)。
 また、森達也さん「議論したいです。死刑制度が是か、非か。いろんな意見がある、いろんな見方がある、当たり前です。でも、この国では議論が出来ていない。議論するだけの材料がない」(報道特集 2018年7月28日)。

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https://ryukyushimpo.jp/column/entry-769492.html

<金口木舌>「今宵今生の別れ。(西表島の)南風見田の浜に行きたかった」。…
2018年7月27日 06:00
オウム真理教 林泰男 死刑 アムネスティ・インターナショナル 金口木舌

 「今宵今生の別れ。(西表島の)南風見田の浜に行きたかった」。林泰男死刑囚は1996年、石垣島からの護送中の機内でつぶやいた。オウム真理教による一連の事件で死刑囚の刑が全て執行された

▼追尾の際に気づかれないように、捜査員同士うちなーぐちで連絡を取り合った。「てーげーむるあたとんどー」。すぐ近くで特徴を確認し、職務質問した。抵抗することはなく、当時の捜査員は「死刑を覚悟している様子だった」と回想した

▼犯した罪の残忍性や社会への影響などを考えると死刑は当然だという見方も理解できる。だが、国家が人間の生命を強制的に終わらせることへの違和感は拭えない

死刑制度を維持する理由としてよく挙げられるのが「抑止力」。「死刑を廃止すれば凶悪犯罪が増える」という主張にうなずきそうになるが、根拠となる客観的な統計はないという

▼国際人権団体アムネスティ・インターナショナルによると、人口10万人当たりの殺人発生率が最も低いのがオーストリアの0・56件、次いでノルウェーの0・68件で、いずれも死刑廃止国死刑を廃止しても、治安の悪化には直結しないことを示唆している

国連人権規約委員会は日本政府に対し死刑廃止について十分考慮するよう勧告している。遺族の立場に立つとためらいも感じるが、死刑制度の廃止についてもっと議論があっていい。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018072702000157.html

【社説】
オウムの死刑 制度の在り方の論議も
2018年7月27日

 オウム真理教事件の死刑囚六人の刑が執行され、事件の死刑執行はすべて終わった。だが、日弁連などは死刑制度の廃止を求める声明を出している。不透明な制度の在り方などの論議は必要である。

 七月だけでオウム事件の幹部ら十三人が処刑されたことに異様さを感じる人も多かろう。これほどの人数の死刑執行がなされたことがないからだ。法務相によっては宗教観などから執行命令書に署名しない人もいた。ある同省幹部が「平成の事件は平成のうちに」と語ったと伝えられる。

 来年の天皇陛下の退位を念頭に置いた発言だろうが、それにしてもなぜオウム死刑囚に限って一斉処刑なのかの答えにはならない。前回は元代表の麻原彰晃元死刑囚やサリン製造役が中心で、今回は林泰男死刑囚ら地下鉄サリン事件の散布役が中心だった。

 法務省は一連の執行順序についての理由をほとんど説明しないでいる。不透明だといわざるを得ない。「執行は当然」という遺族の方々の心情はもっともである。それでも心神喪失が疑われたり、再審申し立てやその準備の段階にある場合はどう判断しているのか、それを国民に説明しない姿勢には疑問を持つ。

 死刑は国家権力の最大の行使でもあるからだ。一〇年の千葉景子法相時代は報道機関に刑場の公開をしたこともあるが、それ以降はそんな雰囲気も消えてしまった。

 近代刑事法はあだ討ち否定し、犯罪への応報と更生をめざしている。かつ死刑囚の冤罪(えんざい)が明らかになった事例もある。

 世界百四十二カ国は死刑の廃止・停止であり、欧州連合(EU)に加盟するには、死刑廃止国であるのが条件になっている。OECD加盟国でも、死刑制度があるのは日本と韓国・米国だけだ。でも韓国はずっと執行がない事実上の廃止国である。米国も十九州が廃止、四州が停止を宣言している。つまり、死刑を忠実に実行しているのは日本だけなのだ

 誤った司法判断なら取り返しの付かない究極の刑罰であり、究極の人権を奪う刑罰でもある。内閣府の世論調査では死刑もやむを得ないが八割だが、うち四割は「状況が変われば将来的には死刑を廃止してもよい」終身刑の導入なら「死刑を廃止する方がよい」が四割である。

 国連からは死刑廃止の勧告を何度も受け続けているもっと国際的な批判を真面目に受け止めた方がよかろう
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●『ヒトラー選挙戦略』へ推薦文を書ける高市早苗氏は「公平」とか、「倫理」「法」とか口にできるのか?

2016年02月10日 00時00分59秒 | Weblog


東京新聞の記事【総務相、電波停止の可能性を否定せず 放送法「政治的公平性」で】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201602/CK2016020902000122.html)。

 《放送局が「政治的に公平であること」と定めた放送法の違反を繰り返した場合、電波法に基づき電波停止を命じる可能性に言及した。電波停止に関し「行政が何度要請しても、全く改善しない放送局に何の対応もしないとは約束できない。将来にわたり可能性が全くないとは言えない」》。

 さすが、『ヒトラー選挙戦略』へ推薦文を書ける高市早苗氏は一味も二味も違う……「凶器」な総務相。

   『●麻生太郎氏「ナチス発言」、やはり有耶無耶に
   『●日本社会は歪んでる:
       ネオナチやヘイトスピーチ集団に「信奉」される議員が取り巻くアベ様

   『●「恥」の三重塗り: 高市早苗氏・稲田朋美氏の
        「ネオナチ」写真問題・「在特会」機関紙執筆問題

   『●麻生太郎氏「ナチス発言」、やはり有耶無耶に
   『●高市早苗氏が書籍『ヒトラー選挙戦略』へ推薦文:
                      20年前に既にその萌芽が

    《高市氏は国会議員になった翌年に、この本について「候補者と
     認知された瞬間から始まる誹謗、中傷、脅迫。私も家族も

     苦しみ抜いた。著者の指導通り勝利への道は『強い意志』だ。
     国家と故郷への愛と夢を胸に、青年よ、挑戦しようよ!」と
     推薦文を書いていたという》

 ここまでコケにされる報道機関・放送局。それでもアベ様らにシッポを振っているのだから、救いようがない。「カラスはやっぱり「黒い」」と言わずして良いのか?

   『●カラスはやっぱり「黒い」: 「アベ様のNHK」的
      「政府が白というものを黒とは言えない」で良いのか?

 そろそろ、アベ様に「約束」を実行させてはどうなのか?

   『●自民若手批判できないアベ様・・・
     「「報道がそれで抑圧される、そんな例があったら私は辞める」と明言」

 「凶器」な総務相曰く「公平欠ける」?……『ヒトラー選挙戦略』へ推薦文を書ける高市早苗氏は「公平」? ネオナチ団体の代表男性とのツーショット写真」・「ナチス・ドイツのシンボル「かぎ十字」に似た旗などを掲げて行動する団体の男性代表と一緒に写真に納まるるような人が? 国会周辺での大音量デモの規制強化を検討したい考えを示す」・「国連人権規約委員会が日本政府に差別をあおる全ての宣伝活動の禁止を勧告したヘイトスピーチとを同列で議論する」ような人が? 東電核発電人災「事故によって死亡者が出ている状況ではないなどと寝言を言える人が?

 思考回路が「電波」な人に電波法なんて振り回されたのでは「凶器」。「倫理」とか「法」とか叫べる人たちなのか?

   『●「放送法への言及や事情聴取の形で圧力をかける手口は、
             田氏解任から五十年近くがたっても変わらない」

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201602/CK2016020902000122.html

総務相、電波停止の可能性を否定せず 放送法「政治的公平性」で
2016年2月9日 朝刊

 高市早苗総務相は八日の衆院予算委員会で、放送局が「政治的に公平であること」と定めた放送法の違反を繰り返した場合、電波法に基づき電波停止を命じる可能性に言及した。電波停止に関し「行政が何度要請しても、全く改善しない放送局に何の対応もしないとは約束できない。将来にわたり可能性が全くないとは言えない」と述べた。

 民主党の奥野総一郎氏が、安倍政権に批判的とされる看板キャスターの番組降板が相次いでいると指摘した上で「電波停止が起こり得るのではないか」と質問したのに対し答えた。自民党は昨年、報道番組でやらせが指摘されたNHKと、コメンテーターが官邸批判したテレビ朝日の幹部から事情聴取。民主党などは報道の自由を萎縮させると非難した経緯がある。

 高市氏は、放送法について「単なる倫理規定ではなく規範性を持つ」と強調。「放送局が自律的に放送法を守ってもらうのが基本だ。私が在任中に(電波停止命令を)出すとは思えないが、事実に照らして、その時の総務相が判断する」とも語った。
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●「恥」の三重塗り: 高市早苗氏・稲田朋美氏の「ネオナチ」写真問題・「在特会」機関紙執筆問題

2014年09月20日 00時00分55秒 | Weblog


asahi.comの記事【ヘイトスピーチ「法規制を」 国連委が日本に改善勧告】(http://www.asahi.com/articles/ASG8Y5JPRG8YUHBI01G.html?iref=comtop_6_01)。
東京新聞の社説【「ヘイト」規制 国会デモにも広げる愚】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014083002000127.html)と、
コラム【筆洗】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2014083102000148.html)。
asahi.comの記事【高市総務相ら、「ネオナチ」と写真撮影 英紙など報道】(http://www.asahi.com/articles/ASG9B6CYGG9BUTIL03H.html?iref=comtop_6_06)。
CMLの記事【[CML 033958] 在特会御用達の雑誌に寄稿】(http://list.jca.apc.org/public/cml/2014-September/034022.html)。
asahi.comの記事【女性閣僚たちへの違和感】(http://webronza.asahi.com/culture/2014091700004.html?iref=comtop_btm)。

 国連委が、「ヘイトスピーチ(憎悪表現)問題に「毅然(きぜん)と対処」し、法律で規制するよう勧告する「最終見解」を公表した。慰安婦問題についても、被害者への調査や謝罪を求めた」・・・・・・世界に向けての恥さらし。

 それにさらに輪をかけて、「「ヘイト」規制 国会デモにも広げる愚・・・・・・政権批判は耳が痛くても、民の声に耳を傾けることこそ政治家の仕事ではないのか」? その発言者・高市早苗氏は当然として、座長・平沢勝栄氏や各委員はこんな発議に異議を唱えないのであれば高市氏同様の「愚」「恥」。
 「自民党の高市早苗政調会長が国会周辺での大音量デモの規制強化を検討したい考えを示したという▼人種や民族の差別をあおるヘイトスピーチ(憎悪表現)の対策を検討する会合での発言だそうでヘイトスピーチと、民主主義を守る「道具」の平和的デモを同じ「悪口」と見なしているのか▼国会周辺のデモの音によって「仕事にならない」とおっしゃるがそれは考え違いだろう。デモの声を聞き、なぜデモが発生しているのかを考えるのも、議員としての仕事、務めであるはずだ▼デモの音を政府を批判する「騒音」としか感じないのでこういう発言になる」・・・・・・「仕事にならない」という高市早苗氏に是非「仕事」をさせましょう、皆さん。

   『●「完全にブロック」「原発事故によって
         死亡者が出ている状況ではない」も相当に「恥ずかしい」

    「「国会周辺での大音量の街宣やデモに対する規制も併せて
     議論する方針を確認した。高市早苗政調会長は・・・・・・」
     ・・・・・・さ~すが、抗議している市民に向かって「テロリスト
     呼ばわりする自民党である。ヘイトスピーチミソクソ(もちろん
     クソヘイトスピーチ)にするとは、呆れます」

   『●「議論の土壌は大丈夫か」?:
      自民党ヘイトスピーチ法規制PTの如何わしさよ・・・・・・



 一方、国際社会に向けての恥のさらなる重ね塗り。「ナチス・ドイツのシンボル「かぎ十字」に似た旗などを掲げて行動する団体の男性代表と一緒に写真に納まっていた」・・・・・・さて、今度は、高市早苗氏はどんな言い訳をするつもりでしょうね?

 さらにさらに、「自民党の高市総務大臣と自民党の稲田政調会長が寄稿していた雑誌『激論』(オークラ出版)が、在特会の事実上の機関紙だったことが判明・・・・・・二人は「在特会だったとは知らなかった」と主張しています。それは嘘であることが判ります」・・・・・・ヘイトスピーチの大元締め「とある暴力集団」と超密接な関係にあった訳です。「ヘイトスピーチ規制」に絡めて「デモ」取り締まりを口にする訳ですよね。『朝日』叩きなどでお二人の大好きな「責任」という言葉、しっかりと自身に顧みていただきましょう。麻生太郎氏の「ナチス発言」のように、有耶無耶にしてはいけない。

   『●麻生太郎氏「だれも気づかないでかわった。あの手口に学んだらどうかね」
   『●炭坑王一族の末裔による凄まじいまでの暴言・差別意識
   『●麻生太郎氏「ナチス発言」、やはり有耶無耶に
   『●彼・彼女らに投票した人達は何も感じないのだろうか?
   『●「騙されることの責任」とハンナ・アーレント氏「考えないことの罪」


 最後に、「改造後の世論調査(朝日新聞)では、これまで低かった女性の内閣支持率がはね上がった」・・・・・・そうです。全く理解不能です!!、自民党支持者および「何も考えない」有権者の皆さん。

   『●アベ様のオツムの中身のネタ元:
    「憲法改正、愛国心教育、自虐的歴史教育是正、戦後レジーム脱却」


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http://www.asahi.com/articles/ASG8Y5JPRG8YUHBI01G.html?iref=comtop_6_01

ヘイトスピーチ「法規制を」 国連委が日本に改善勧告
松尾一郎 2014年8月30日01時20分

 国連人種差別撤廃委員会は29日、日本政府に対して、ヘイトスピーチ(憎悪表現)問題に「毅然(きぜん)と対処」し、法律で規制するよう勧告する「最終見解」を公表した。慰安婦問題についても、被害者への調査や謝罪を求めた

 「最終見解」は、日本が1995年から加入する人種差別撤廃条約に基づく対日審査の総括に当たり、01年、10年に続き3回目。勧告に法的拘束力はないが、外国人労働者への差別問題など、約30項目で是正を要請した。

 東京や大阪を中心に在日韓国・朝鮮人を中傷するデモが最近活発になっていることを受け、同委員会は今回、「ヘイトスピーチ」問題について初めて勧告した。委員会はまず、ヘイトスピーチについて「デモの際に公然と行われる人種差別などに対して、毅然と対処すること」を求めた。

 また、ネットなどのメディアやデモを通じてヘイトスピーチが拡散している状況に懸念を表明。「ネットを含めたメディア上でのヘイトスピーチをなくすために適切な措置をとること」などを求めた。ヘイトスピーチにかかわる官僚や政治家への適切な制裁を促した。さらに、ヘイトスピーチの法規制や、人種差別撤廃法の制定を要請した。


・・・・・・・・・。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014083002000127.html

【社説】
「ヘイト」規制 国会デモにも広げる愚
2014年8月30日

 政権批判は耳が痛くても、民の声に耳を傾けることこそ政治家の仕事ではないのか。人種差別的な「ヘイトスピーチ」規制に便乗した国会周辺のデモ活動への規制強化は、民主主義を危うくする。

 国会周辺のデモに対する規制強化を検討し始めたのは自民党のプロジェクトチーム(PT)だ。

 もともと、ヘイトスピーチ(憎悪表現)への対応を検討するために置かれたが、高市早苗政調会長は二十八日の初会合で、国会周辺の大音量のデモや街頭宣伝活動についても「仕事にならない」として、規制強化を検討するよう求めたのだ。

 国会周辺では毎週金曜日、複数の市民グループによる「首都圏反原発連合」が活動している。原発再稼働や特定秘密保護法、集団的自衛権の行使容認などへの反対を訴えてきた。

 政権側には耳障りだろうが、デモは有権者にとって意思表示の重要な手段だ。集会、結社や言論、出版などの表現の自由は憲法で認められた国民の権利でもある。侵すことは断じて許されない

 そもそも国会周辺のデモは「国会議事堂・外国公館等周辺地域の静穏保持法」や東京都の条例で規制されている。厳重な警備の中でも行われているのは、法律や条例に違反していないからだろう。

 実際、警察庁も自民党に対し、静穏保持法による摘発は年間一件程度と説明した、という。

 そのデモ活動と、国連人権規約委員会が日本政府に差別をあおる全ての宣伝活動の禁止を勧告したヘイトスピーチとを同列で議論することが認められるはずがない。

 ヘイトスピーチの放置は許されないが、法規制には慎重であるべきだ。治安維持を名目に、表現の自由など人権が著しく蹂躙(じゅうりん)された歴史的経緯があるからだ

 自民党の石破茂幹事長はかつて国会周辺でのデモ活動をテロ行為と同一視する発言をして陳謝した経緯がある。同党の憲法改正草案には表現の自由よりも公益や公の秩序を優先する規定まである

 表現の自由に枠をはめたいというのが自民党の本音なのだろう。在日外国人の人権を守るという理由で、政権批判まで封じ込めようとしているのなら、悪乗りがすぎる

 差別的な言論や表現をなくし、在日外国人らの人権を守り抜くために、品位ある国民としての英知を集めたい。指導者たる者が国家や民族間の対立をあおる言動を慎むべきことは、言うまでもない。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2014083102000148.html

【コラム】
筆洗
2014年8月31日

 「大和ことばに讃(さん)打つな」。やや分かりにくいが、「奈良の方言にけちをつけるな」という意味という。「讃」は前向きな評価として使われるケースがほとんどだが、この場合は批評、論評のこと。辞書にもそういう意味の「讃」がある▼その奈良の方言の「おとろしい」。「おそろしい」からきているのだろうが、奈良での意味は、「やっかい」「面倒くさい」で「おとろしい仕事」とはわずらわしい仕事ということになるそうだ▼奈良出身の国会議員の話とはいえ、その発言に対し「讃打つな」というわけにはいかぬ。自民党の高市早苗政調会長が国会周辺での大音量デモの規制強化を検討したい考えを示したという▼人種や民族の差別をあおるヘイトスピーチ(憎悪表現)の対策を検討する会合での発言だそうでヘイトスピーチと、民主主義を守る「道具」の平和的デモを同じ「悪口」と見なしているのか▼国会周辺のデモの音によって「仕事にならない」とおっしゃるがそれは考え違いだろう。デモの声を聞き、なぜデモが発生しているのかを考えるのも、議員としての仕事務めであるはずだ▼デモの音を政府を批判する「騒音」としか感じないのでこういう発言になる。デモでの国民の声を「やかましい」と考え、規制を強めるのなら、こんな「おとろしい」ことはない。もちろん本来の意味の「おとろしい」である。
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http://www.asahi.com/articles/ASG9B6CYGG9BUTIL03H.html?iref=comtop_6_06

高市総務相ら、「ネオナチ」と写真撮影 英紙など報道
斉藤佑介、吉浜織恵 2014年9月10日23時38分

 高市早苗総務相ら自民党の国会議員3人が、ナチス・ドイツのシンボル「かぎ十字」に似た旗などを掲げて行動する団体の男性代表と一緒に写真に納まっていた。団体のホームページ(HP)に一時掲載された。欧州を中心とした海外メディアが相次ぎ報じた

 団体は「国家社会主義日本労働者党」。HPでは「外国勢力から祖国民族を守護」「日本民族の優秀性を確認し血の純血を保持」などと訴えている。撮影には高市氏のほか、稲田朋美政調会長と西田昌司参院議員が応じていた。

 団体代表の山田一成氏(52)や3議員の事務所によると、2011年夏、山田氏が論壇誌のライターとして個別に議員会館を訪れ、インタビューをした後、「一緒に写真を撮りたい」と撮影したという。

 高市氏の事務所は10日、「付き合いは全くない。出版社がスタッフとして連れてきた方が2ショットを撮りたいとのことで応じただけ。どういう人物か知らなかった」と説明。指摘を受け、出版社を通じて写真の削除を求めたという。

 稲田氏の事務所は同日、「所属団体を含む素性や思想はもちろん、名前も把握しておらず、それ以後何の関係もありません」と文書で回答。西田事務所は「彼が何をしている人物か全く分からなかった」としている。

 山田氏は「思想は明かしていない。記念にHPにアップしたが、議員に迷惑をかけるつもりはなかった」と答えた。

・・・・・・・・・。
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http://list.jca.apc.org/public/cml/2014-September/034022.html

[CML 033958] 在特会御用達の雑誌に寄稿
donko at ac.csf.ne.jp donko at ac.csf.ne.jp
2014年 9月 19日 (金) 00:20:31 JST

 ・・・・・・です。

 自民党の高市総務大臣と自民党の稲田政調会長が寄稿していた雑誌『激論』(オークラ出版)が、在特会の事実上の機関紙だったことが判明しました。

   ネオナチ写真きっかけとなった高市・稲田議員ら寄稿の『撃論』
   在特会御用
達雑誌だったことが判明
       http://matome.naver.jp/odai/2141053850472682601?&page=1 

 二人は「在特会だったとは知らなかった」と主張しています。それはであることが判ります。

・・・・・・・・・

福岡県
E-Mail:donko at ac.csf.ne.jp

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「郵政民営化は構造改革の本丸」(小泉純一郎前首相)
その現実がここに書かれています・

『伝送便』
http://densobin.ubin-net.jp/

私も編集委員をしています(^^;)
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http://webronza.asahi.com/culture/2014091700004.html?iref=comtop_btm

女性閣僚たちへの違和感
2014年9月18日

     (写真:女性閣僚たちへの違和感
      内閣改造後の記念撮影で笑顔をみせる安倍晋三首相と
      女性閣僚たち=2014年9月3日、首相官邸)

 先日の内閣改造で、女性閣僚が5人誕生した。過去最多に並ぶ人数である。改造後の世論調査(朝日新聞)では、これまで低かった女性の内閣支持率がはね上がった。安倍首相は、「女性活用」政策を掲げるが、今度の閣僚たちをみると、職場と家庭での夫婦の役割分担に積極的な閣僚がいたり、肝心の女性活躍担当大臣が夫婦別姓に反対していたりと、どこまで女性の支持を集めていけるか疑問だ。しかも高市早苗氏の「ネオナチと記念撮影」報道まで出る始末。どうも危ないぞ、女性閣僚たち。
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