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Activated Sludge ブログ ~日々読学~

資料保存用書庫の状況やその他の情報を提供します。

●八つ当たり

2010年02月27日 05時34分05秒 | Weblog

asahi.comに以下の記事が出ていました。「五輪招致の活動費は総計150億円」も散在して失敗し、新銀行東京でもお金をどぶに捨て、にっちもさっちも」な〝将軍様・天皇様〟が、今度は、八つ当たりですか。何をやっても許されると思っている」、あいも変わらぬ「あたしゃ王様です」的な発言ですね。つくづく迷惑な人ですし、見ててこっちが恥ずかしくなります。

=======================================<【http://www.asahi.com/national/
     
update/0226/TKY201002250536.html】
                           2010年2月26日7時30分
石原都知事「銅メダルで狂喜する、こんな馬鹿な国ない」

 「銅(メダル)を取って狂喜する、こんな馬鹿な国はないよ」。東京都の石原慎太郎知事は25日、バンクーバー五輪の日本選手の活躍に対する国内の反応について、報道陣にこう述べた。
 同日あった東京マラソン(28日開催)の関連式典のあいさつでも同五輪に触れ、「国家という重いものを背負わない人間が速く走れるわけがない、高く跳べるわけない。いい成績を出せるわけがない」と話した。
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●オリンピック招致費用、「都税75億円」+「都税25億円」!

2010年02月02日 05時11分44秒 | Weblog


都知事の嫌いな朝日新聞社のasahi.comに以下の記事が出ていました。

=======================================【http://www.asahi.com/national/update/
             
0131/TKY201001300412.html】
「東京五輪招致委、電通に債権放棄要請 不足分の6億円」
                      (
2010年1月31日3時1分)
 2016年夏季五輪の招致に失敗した東京五輪招致委員会(会長・石原慎太郎都知事)が、PR事業などを委託した大手広告会社の電通に、未払いの約6億円の債権放棄を求めていることがわかった。民間からの寄付が予定を下回ったためで、電通が債権放棄に応じなければ招致委は赤字決算となる。
 五輪招致の活動費は総計150億円。都の招致本部は都税75億円を、NPO法人の招致委は都税25億円と民間資金50億円を使う計画だった。
 招致活動終了後に招致委が会計作業を進めた結果、都税分25億円の事業は収支が合ったが、民間資金分は約49億円の支出に対し、収入は民間からの寄付などの約43億円にとどまった。不足の約6億円について「債権放棄を頼めるのは最大の支払先の電通しかない」と判断したという。招致関係者は「債権放棄は難しいだろうが、応じてくれなければ赤字は確実」と話す。招致委が赤字決算でも、都は都税での追加補助はしない考え。
======================================= 

都税75億円」、「都税25億円」って、すごい! 民間資金分の約6億円について債権放棄を頼む、っていうのもすごいですね。民間資金って、単なる個人的な寄付金? 電通なので、広告会社など種々のスポンサー企業?? それにしてもこの不況の折、すごい金額ですね。そういった企業で働いている人達はどのように思っているのでしょう? それにしても、「五輪招致の活動費は総計150億円」・・・。
 「何をやっても許されると思っている」知事ですので、関係者の皆さん本当に大変なことでしょう。良心的な都民の皆さんにとっては、「都は都税での追加補助はしない考え」というのが救いでしょうが、新銀行東京のことなどを思い浮かべると、安心もしていられないでしょうね。

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●目○△鼻○△と云う(2/2)

2010年01月30日 18時12分56秒 | Weblog

 そんなことをこの知事に聞く記者のセンスを疑う。「奥ゆかしさ」! 「様式美」!! イラク人質事件の際のバッシングオリンピック招致新銀行モビングSLAPPの根本原因、などなどなどなど・・・どこにいったい奥ゆかしさや美があるの?
 斎藤さん指摘通り、「何をやっても許されると思っている」知事が、事実、何でもやってきたくせに、鼻○△に向かってよく言うよ、という感じである。
 
斎藤 ・・・わざわざ権力の座に据えた方が悪い。落とす選択肢があったんですから。実際、都民は責任とらされて、自分たちの血税を、あの人の遊びと利権のために使われているんだからね」(斎藤貴男・吉田司著、石原慎太郎よ、退場せよ!)。とはいえ、心ある都民には同情する。

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●『石原慎太郎よ、退場せよ!』読了(3/3)

2010年01月03日 23時25分12秒 | Weblog

斎藤貴男・吉田司著、石原慎太郎よ、退場せよ!

 新銀行東京のバカ施策と元行員に対する虐め・SLAPP(p.123)。「吉田 ・・・自分の仕草や言動で、将棋の駒のように大衆心理を動かせると思っているんでしょうか。・・・/斎藤 ・・・何をやっても許されると思ってるんでしょうね。事実、都民はそうしちゃったんだから。石原に何をされても仕方ないのも現実です。新銀行の内部なんて、石原の人間性が凝縮されたようなところですよ。・・・/・・・組織ぐるみの威信的虐待―――モビングといいますが―――・・・」。

 東京オリンピックでの税金の無駄遣い、それを許す都民。「斎藤 ・・・全部、税金ですよ。・・・ここでも責任転嫁です。/・・・もう見え見えの、行政が都知事のせがれに仕事をあげるための事業ですよ。それでも石原本人は・・・と居直っています。・・・/吉田 ジャーナリスト青木理のレポート・・・そもそも『公』という発想がない・・・」(p.130)。『私』しかない男。「斎藤 我田引水の塊のような人ですからね。・・・/・・・人のものは俺のもの、俺のものは俺のもの、というだけの人ですからね。・・・私に言わせれば、ただのコソ泥でしかありません」(p.133)。「コソ泥以上でも以下でもない」(p.181)。

 舛添要一元厚相に言われちゃおしまい。このバカ都知事を総理にという声があるが、との問いに答えて、「・・・国会じゃ友だちいないし、鼻もちならないし、あいつはイヤって意味において、石原が総理になったって3日持たない。・・・『友だちのいない国王』は、知事だからやってられるの」、「吉田 ・・・そしてね、石原慎太郎という男は・・・リアルな政治力学に手を汚さないで済む政治家だから気楽でいいね・・・・・・と笑ってたぜ」(p.142)。

 ミルトン=フリードマン(p.152)。社会ダーウィニズム(p.154)。「知性のかけらもない世界」。「・・・市場原理、競争原理。公正さを無視できるパワーこそ絶対だという、何度でも言いますが暴力団的世界観なんです」(p.159)。

 「空疎な小皇帝」の時代の終わり。「吉田 ・・まず小泉純一郎が「政界引退」を宣言した。彼の「痛みを伴う」構造改革によって日本は下流社会化し、ワーキングプアな貧民大国となった。・・・/・・・世界はフリードマン型新自由主義(小さな政府)から、ケインズ的なオバマ米大統領のスマートパワー、グリーン・ニューディールや財政出動型の「大きな政府」への流れに大転換しようと急いでいる。/そんな中で「空疎な小皇帝」だった人間の役割は終わりました。・・・/斎藤 どうでしょう。退場勧告も何も、最初から私はお呼びじゃないと思っていたのですが。・・・オリンピック招致だの築地市場の豊洲移転だの、まともな首長なら言えっこないデタラメを次々に打ち出しては財界の歓心を買うことに懸命ですから・・・。・・・はっきり言ってどうかしている」(p.181-183)。

 ここに尽きる。「吉田 ・・・いまなお「退場勧告」しようとしない、石原と大東京庶民有権者の政治的握手については、お前ぇら、死ヌマデヤッテロ!って本気で思っちゃうな。/斎藤 ・・・わざわざ権力の座に据えた方が悪い。落とす選択肢があったんですから。実際、都民は責任とらされて、自分たちの血税を、あの人の遊びと利権のために使われているんだからね。・・・批判を承知で言うけど、石原都政に本気で怒れないとしたら本物の奴隷ですよ」(pp.187-188)。
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