Activated Sludge ブログ ~日々読学~

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●死刑で何か解決しますか? なぜ〝素人〟裁判官に「死刑のスイッチ」を押させる必要が? 「鏡」に映る姿を見なくていいの?

2020年04月05日 00時00分11秒 | Weblog


日刊ゲンダイのコラム【中村敦夫 怒りん坊の閻魔堂会議/生産性が殺人の動機?こうした考えの終着駅は戦争しかない】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/newsx/270827)。

 《これはヒトラー優生学の思想であり、ユダヤ人ばかりでなく、障害者の大量虐殺へとエスカレートした根拠になった。おぞましい考えじゃが、これが実際に思想として力を持ち、民を、軍を、政治家を動かし、世界を悲惨な状況に追い込んだ》。

   『●「容疑者の“弱者を排除すべし”という主張は現在の
           日本社会において決して特殊なものではない」
   『●阿部岳さん《私にも誰にも、きっと大小の刃が潜んでいる。
      植松被告という鏡に映っているのは今の日本社会の姿ではないか》
    《人ごとでない記者の省察は、自らの内面にも及ぶ。長男に障がいが
     なければ、と願ったのは差別の表れだったと告白する ▼事件自体も
     特殊な例ではないと言う。植松被告自身、役に立つかどうかで人の
     価値を判断する社会の病弊に縛られていた》
    「…こういった「世界観」や「個人・民族間の平等,民主主義,議会主義,
     人道主義,国際平和を否認」する深層心理はアベ様ら多くの自公議員や
     癒着党の議員に共通するもの。沖縄イジメが典型で、
     「本土」マスコミもそれに悪乗りする始末」

 《…鏡に映っているのは今の日本社会の姿》。

 横浜地裁で、死刑判決が出ました。被告は控訴せず、死刑判決が確定しました。[1]~[3]の三つの感想を持ちました。

 [1] 死刑で何か解決しますか? 死刑にしてしまえば「お終い」でいいのでしょうか?
 東京新聞の記事【相模原殺傷、植松被告に死刑判決 責任能力認定、横浜地裁】(https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020031601001352.html)によると、《相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で2016年7月、入所者19人が殺害され、職員を含む26人が重軽傷を負った事件の裁判員裁判で、横浜地裁(青沼潔裁判長)は16日、「19人もの人命が奪われ、ほかの事件と比較できないほど結果は甚大」として、殺人罪などに問われた元職員植松聖被告(30)に求刑通り死刑判決を言い渡した》。

   『●なぜ〝素人〟裁判官に「死刑のスイッチ」を押させる
      必要があるのか、さっぱり理解不能…国は一体何を意図?

 [2] コラムで述べられていない点ですが、なぜ〝素人〟裁判官に「死刑のスイッチを押させる必要があるのでしょうか?
 《相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」…事件の裁判員裁判で、横浜地裁(青沼潔裁判長)は…求刑通り死刑判決を言い渡した》。

 [3] 《容疑者の“弱者を排除すべし”という主張は現在の日本社会において決して特殊なものではない》…「鏡」に映る姿を見なくていいのでしょうか?
 リテラの記事【相模原障害者殺傷事件で死刑判決──植松被告の思想と、安倍自民党の障害者切り捨て・差別排外主義との関係を改めて問う】(https://lite-ra.com/2020/03/post-5314.html)によると、《本日横浜地裁で、死刑判決が言い渡された。本サイトでは事件当時から度々指摘してきたように、この事件は障害者差別に基づいたヘイトクライムだ。裁判では、この事件の本質である植松被告の差別思想がいかにして生まれたかなど、十分解明されたとは言えない》

   『●麻生太郎氏「ナチス発言」、やはり有耶無耶に
   『●「恥」の三重塗り: 高市早苗氏・稲田朋美氏の
        「ネオナチ」写真問題・「在特会」機関紙執筆問題

   『●日本社会は歪んでる: ネオナチやヘイトスピーチ集団に
                 「信奉」される議員が取り巻くアベ様

   『●アベ様に白紙委任を勘違いさせてはいけない:
      「A君が毎日、一人で掃除当番をする」という案が過半数に…
   『●差別主義者を東京「ト」知事にできる、
       そんなニッポンの社会そのものが歪んでいる
   『●「あとの祭り」: 「自民党きっての極右議員」「極右思想」大臣
                     …こんな防衛相が誕生しちゃいました
   『●朝鮮人虐殺…黒澤明監督「何をかくそう、その変な記号
        というのは、私が書いた落書きだったからである」
   『●3人がそろいもそろって「外交音痴も甚だしい」、
       「3人の発言で日本外交の程度の低さが際立った」
   『●《極右のタニマチ》達の悍ましさ…アノ「安晋会」副会長・
          アパホテル元谷外志雄代表とアベ様の深~い関係
   『●《安倍政権がやりたいのはただひとつ「差別」ではないのか》
          …《政府が仕掛けた日韓問題は日本の文化に影響》…
   『●《トランプ大統領の移民への差別的な発言が白人至上主義者の
                 憎悪感情を助長させてはいないか》?

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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/newsx/270827

中村敦夫 怒りん坊の閻魔堂会議
生産性が殺人の動機?こうした考えの終着駅は戦争しかない
2020/03/24 06:00

     (津久井やまゆり園(C)日刊ゲンダイ)

 障害という字は使いたくないのだが、代わりとなる簡潔な用語が見つからないので、失礼つかまつる。

 重度障害者19人を殺した犯人に、死刑が宣告された。罪の報いと言って済めば簡単だが、問題は根深いこれで一件落着と思う人は少ないのではないか。何か割り切れないモヤモヤが残る。閻魔堂会議では、この殺人に関するさまざまなテーマが議論された。

 その中のひとつは、殺人の動機である。

 犯人の主張では、「生産性のない命には価値がない」そうじゃ。

 これはヒトラー優生学の思想であり、ユダヤ人ばかりでなく、障害者の大量虐殺へとエスカレートした根拠になった。おぞましい考えじゃが、これが実際に思想として力を持ち、民を、軍を、政治家を動かし、世界を悲惨な状況に追い込んだ

 こんな見方もある。経済成長を神と仰ぎ、経常利益だけに一喜一憂してる経営者たちの中には、腹の中じゃこう思ってる人も少なくないのじゃなかろうか

「障害者なんか死んじまえ。会社が傾いたら、社員も労働者も切っちまえ!」

 かつて都知事時代の石原慎太郎は、「この人たちに人格はあるのかと言って物議をかもした。とすれば、これは必ずしも少数派の意見ではなく、この犯人やヒトラーの主張とどこかでつながっているのではなかろうか? こうした考え方の終着駅は、「戦争に辿り着く短期間で最大の生産性を生み出すからである

 チャプリンは、「殺人狂時代」という映画の中で、「1人殺せば殺人者だが、100万人殺せば英雄だ」と戦争を皮肉った。この表現は、戦争ビジネスで太り続けていたアメリカを怒らせ、国外追放となった。本当のことを言う表現者が弾圧されるのは、いつの世にも共通するようだの。

 それはともかく、今回の機械的な死刑判決司法の判断能力の貧しさを露呈しただけじゃった。その点では、結局わけが分からぬまま終局したオウム真理教裁判同じである。

 何としても、「生産性のない命には価値がない」という根拠を引き出し、その非人道性を裁くべきだった。そうではないと、この言葉が思想として生き続け、犯人を英雄化するバカが、続々と登場する危険性がある

(筆者は2016年に出家得度)
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●「20世紀で懲りたはずでしょう?」「二度と戦争が起きないように仲良く」のメッセージはアベ様には?

2015年01月20日 00時00分36秒 | Weblog


asahi.comの記事『「政府批判の指摘こそ都合いい解釈」 桑田さん発言要旨』(http://www.asahi.com/articles/ASH1L0JL9H1KUCVL01M.html?iref=comtop_6_04

 「■ちょび髭はコントの定番アイテム・・・・・・「あれはアドルフ・ヒトラーだ」「だから現在の政権を批判しているんだ」というデマも流れていたようですが、はっきり申し上げて、ヒトラーのつもりはまったくございません・・・・・・日本政府を批判していると一部のメディアが報道したそうなんですね。はっきり言ってそれこそが都合のいい解釈です・・・・・・東アジア全体で起こっている問題として作った歌詞なんでございます。その上で「20世紀で懲りたはずでしょう?」と。まだやっているのか。二度と戦争が起きないように仲良くやっていこうよというメッセージを込めたつもりなんですけど」。

   『●「政権批判」だったら歌うなとでも? 
        「アベ様のNHK」は「放送禁止歌」にでもしますか?


 十分に、ブログ主はメッセージを受け取りました: 「20世紀で懲りたはずでしょう?」「「二度と戦争が起きないように仲良く」。それらはアベ様達を特定してのメッセージではなく、広く「東アジア全体」へということでしょうか。東アジアに位置するニッポン、「積極的平和主義」「集団的自衛権」「存立事態」などなど「戦争できる国」に向かっていますが、東アジアだけでなく世界に誇るべき「平和憲法」を持つ国であり、人を殺すための武器ではなく「薔薇の花束」をかざすべきニッポンに住む人々にこそ、重要なメッセージだとブログ主は感じます。今回の桑田佳祐氏のその後の経緯、結果として、アベ様達や「アベ様のNHK」上層部、「右派」の人々からの十分な「メッセージ」効果が発揮され、日増しに、さらに息苦しさを感じざるを得ない、という意味で残念です。

   ●「戦争できる国」の未来:
        「兵士は言った。「歌ってみろ。それでも、歌えるものなら」」
   『●イラク人女性: 「自衛隊を派遣した日本にも、
              (この事態を引き起こした)責任がある」
   『●アベ様は「報道がそれで抑圧される、
      そんな例があったら私は辞める」と明言・・・ETV番組改編問題は?
   『●笑うに笑えない「独裁者」の国
        ・・・・・・やがて「笑う自由」もなくなる日も近い
   『●「とある暴力集団」による「暴力犯罪」、そして「歪んだ社会」ニッポン


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http://www.asahi.com/articles/ASH1L0JL9H1KUCVL01M.html?iref=comtop_6_04

「政府批判の指摘こそ都合いい解釈」 桑田さん発言要旨
2015年1月18日02時50分

 サザンオールスターズの桑田佳祐さんは17日深夜、「TOKYO FM」のラジオ番組で、紫綬褒章の取り扱い方などをめぐり批判が出ていることを受けて謝罪し、考えを述べた。桑田さんのラジオでの発言要旨は次の通り。

     (渦中の桑田さん「曲解は避けて通れぬ」 褒章扱いは謝罪)


■段取り間違え、褒章をポケットに

 周囲の方々から「サザンの年越しライブがネットで話題になっているよ」と聞き、最近になって、一部の内容でご批判をいただいていることを知りました。

 今週の木曜日、この前の年越しライブに関するおわびの文章を発表しました。それについて説明させていただきます。

 サザンは年末にライブをやって、4日間のライブの中で毎回、昨秋いただいた紫綬褒章をお披露目する場面をやっていました。歌謡曲「ラブユー東京」の替え歌を、「ラブユー褒章」として、大きな感謝を込めて歌詞を作り替えました。会場にいたみなさんには感謝の気持ちをお伝えできました。ただ、4日目のライブは、紅白歌合戦と年越しという一大イベントがありました。そこにぴったりと時間を合わせないといけなくて、言い訳になるが、その時イヤーモニターにスタッフから巻き(の連絡が)入ってくる。時間調整に舞い上がっていた部分もあり、それまでの3日間は、紫綬褒章を正式な木箱に入れて、白い手袋をしたスタッフが私に丁寧に手渡す感じでやっていました。でも最後の日だけは、うっかりあせったのか段取りを間違え、一曲早めに手にしてしまい、慌てて衣装のポケットに入れてしまった。段取りを間違え、あのような状況になりました。もちろん、褒章をぞんざいに扱う気持ちは毛頭ありませんでしたが、結果としてポケットに入れて出すということになり、大変反省していますし、心より心よりおわび申し上げたい。

 それから昨秋の皇居における伝達式の様子をライブでみなさんにお話ししする時、私、日頃からずっと平和の大切さを述べておられる天皇陛下を心から尊敬しておりますが、伝達式の陛下のご様子をみなさんにお伝えしようとしたということが私の浅はかなことでした。結果として大変失礼にあたり、不快に感じた方がいらっしゃたことを大変反省しています。

 紫綬褒章のオークションをするというパロディーは冗談のつもりだったが、下品な冗談を言うべきではなかった。心よりおわび申し上げます。


■ちょび髭はコントの定番アイテム

 紅白に出演した時に「ちょび髭(ひげ)」を付けたことが臆測を呼んでしまったということですが、「あれはアドルフ・ヒトラーだ」「だから現在の政権を批判しているんだ」というデマも流れていたようですが、はっきり申し上げて、ヒトラーのつもりはまったくございません。(サザンとしては)31年ぶりの紅白で緊張もありましたし、重々しい雰囲気で出て行くよりも、出落ちというか、にぎやかしというか、笑いを取りたいなというか。こういうところも浅はかなんですが、直前にスタッフと相談して、ハゲ面かぶろうかなとも思ったが、結局つけ髭の用意を頼んだ。結果(用意した)つけ髭が、ちょび髭だった。加藤茶だとかチャプリンだとか、そういう方たちのものまねさえ私の頭にはなくて、私の世代は、ちょび髭はコントの定番アイテムですから。それをヒトラーと結びつける人がいるのは大変驚いています。

 紅白で「ピースとハイライト」を演奏したのですが、これについてネットで私の意図とは異なる解釈をしていることに驚きました。(曲は)一昨年の夏発売したが、当時、東アジア、特に日本の周辺の国で緊張が高まっていたんですよね。心配になる状況がありました。歴史認識が違うことでいろんな摩擦もありました。そういうこともあって書いたんです。「都合のいい大義名分(かいしゃく)で/争いを仕掛けて/裸の王様が牛耳る世は...狂気(Insane)」とも書いたが、この部分を日本政府を批判していると一部のメディアが報道したそうなんですね。はっきり言ってそれこそが都合のいい解釈です。作ったのは、一昨年ですから、集団的自衛権も話題になる前だったと思う。東アジア全体で起こっている問題として作った歌詞なんでございます。その上で「20世紀で懲りたはずでしょう?」と。まだやっているのか。二度と戦争が起きないように仲良くやっていこうよというメッセージを込めたつもりなんですけど。「色んな事情があるけどさ/知ろうよ/互いのイイところ!!」ということも書きました。


■「ピースとハイライト」は平和を願う曲

 それから一昨年のサザンのライブで「ピースとハイライト」を演奏した時にバックに使用した映像がある。日の丸にバッテンをした映像だとか、領土問題に対するデモ映像だとか、それが全部サザンの主張であるかのようにね……、とにかく「ピースとハイライト」は平和を願う曲ですから、一昨年当時世界で起こっていたデモなんかのニュース映像を使いまして、「世界ではこういうのが起こっているよ」「このままじゃまずいんじゃないの」という意味で使用させていただきました。それを「反日だ」「お前は日本人じゃない」と言い出す方がいるのは本当に残念ですし、明確に否定させていただきます。

 たかが歌なのでたいした力はありませんけど、「希望の苗を植えていこうよ/地上に愛を育てようよ/この素晴らしい地球(ふるさと)に生まれ」というメッセージをね、私は日本を愛するものですし、平和を願うものとして、お伝えしたいなと思っていますし、今後も時折、こういうメッセージを発信していきたいと思っています。

 それではいろいろございましたが、聴いてください。サザンオールスターズで「ピースとハイライト」。


 (曲の終了後)


 いい曲じゃない、って自分でいっちゃ駄目ですよね。

 ということで、いろいろ不快な思いをした方には心よりおわびさせていただきます。

 今までもいろんなことを言われ書かれましたが、全然事実と違うこととか、語られたことがあるんですけど、語られ続けると思うんですけど、大衆音楽というか大衆芸能というか、そういうことを生業(なりわい)にしていると誤解と曲解とか、そこはさけて通れないし、我々は腹を決めなければいけないし、覚悟していますよ。今後ともよろしくお願いします。
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●「政権批判」だったら歌うなとでも? 「アベ様のNHK」は「放送禁止歌」にでもしますか?

2015年01月17日 00時00分49秒 | Weblog


asahi.comの記事【サザン「ピースとハイライト」は政権批判? 解釈で波紋】(http://www.asahi.com/articles/ASH155SJLH15UTIL02G.html?iref=comtop_pickup_02)。

 「昨年の大みそか、ちょびひげを付けた桑田佳祐さんがテレビ画面に映し出された。横浜での年越しライブ会場から中継で登場した桑田さんが歌ったのは「ピースとハイライト」だった」。
 アベ様達は「政権批判」だったら歌うなとでも? アベ様は、彼らのコンサートにも行くほどなので、それ(「政権批判」)を感じる感性も無いのかな? そして、今度は「ワッペン」の「お取扱い」についても批判が出ているそうだ、トホホ。

   ●・・・であるのならば、壊憲派を勝たせてはいけない
          ~「“悪魔”を阻むハードル」を下げてはならない~
   『●麻生太郎氏「だれも気づかないでかわった。
                   あの手口に学んだらどうかね」
   『●「言い過ぎを批判された政治家が自己弁護する、
                   あまり効き目のない常套手段」
   『●麻生太郎氏「ナチス発言」、やはり有耶無耶に
   『●日本社会は歪んでる:
       ネオナチやヘイトスピーチ集団に「信奉」される議員が取り巻くアベ様
   『●「恥」の三重塗り: 高市早苗氏・稲田朋美氏の
        「ネオナチ」写真問題・「在特会」機関紙執筆問題
   『●麻生太郎氏「ナチス発言」、やはり有耶無耶に
   『●高市早苗氏が書籍『ヒトラー選挙戦略』へ推薦文:
                      20年前に既にその萌芽が
   『●笑うに笑えない「独裁者」の国・・・・・・やがて「笑う自由」もなくなる日も近い


 ヒトラーナチスチャップリンチャプリン)。
 プロテストソング
 「『禁じられた歌 ビクトル・ハラはなぜ死んだか』(八木啓代著)によると、ハラはスタジアムでも逮捕者のために歌った。兵士にギターを奪われた。手拍子で歌った。銃の台尻で腕を砕かれた。なお歌おうとして射殺された。兵士は言った。「歌ってみろ。それでも、歌えるものなら」」。
 そして、「アベ様のNHK」は「放送禁止歌」にでもする心算かな?

   ●「戦争できる国」の未来:
        「兵士は言った。「歌ってみろ。それでも、歌えるものなら」」


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http://www.asahi.com/articles/ASH155SJLH15UTIL02G.html?iref=comtop_pickup_02

サザン「ピースとハイライト」は政権批判? 解釈で波紋
山田優、斉藤佑介、渡辺洋介2015年1月6日05時13分

     (サザンオールスターズの桑田佳祐さん)

 31年ぶりにNHK紅白歌合戦に出場したサザンオールスターズ。そこで披露した歌が反響を呼んでいる。どうしてなのか。

 昨年の大みそか、ちょびひげを付けた桑田佳祐さんがテレビ画面に映し出された。横浜での年越しライブ会場から中継で登場した桑田さんが歌ったのは「ピースとハイライト」だった。

 世界各国の言葉で「平和」という文字が映し出された映像が流れる中、桑田さんは少しおどけたように歌った。

 ♪都合のいい大義名分(かいしゃく)で
 争いを仕掛けて
 裸の王様が牛耳る世は……狂気

 この「都合のいい大義名分」を、集団的自衛権行使容認のための憲法解釈変更に重ね合わせて聴いた視聴者らがネットで反応した。曲名を「平和(ピース)と極右(ハイライト)」と読み替えたり、「裸の王様」を安倍晋三首相への揶揄(やゆ)と受けとめたり――。

 ツイッターなどにはこの歌の「解釈」を巡って賛否の投稿が相次いだ。

 ・・・・・・・・・。
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●笑うに笑えない「独裁者」の国・・・・・・やがて「笑う自由」もなくなる日も近い

2015年01月04日 00時00分14秒 | Weblog


東京新聞のコラム【【私説・論説室から】 「独裁者」を笑う自由】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2014122902000141.html)。

 「チャプリンの「独裁者」に及ばない・・・・・・それも、ナチスをもじった仮想国「トメニア」の独裁者に扮(ふん)したチャプリンが「独裁者は自分だけ自由を享受する。隷従を強いられる人民よ、民主主義の下、団結を!」と演説するラストシーン・・・・・・」。
 「笑えない」日本となりつつある・・・・・・50%のニッポン人の「眠り猫効果」で、アベ様の独裁が「支持」「信任」。次の参院選で「眠り猫」には目ざめてもらい、せめて、なんとか「ネジレ」を取り戻さなければ。周辺諸国の「独裁者」を笑えない。

   『●衆院選の酷い結果:  
       本当に、「「眠り猫」は眠っているように見えて実は起きている」のか?


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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2014122902000141.html

【私説・論説室から】
「独裁者」を笑う自由
2014年12月29日

 北朝鮮の金正恩体制を風刺したソニー米子会社のコメディー映画「ザ・インタビュー」は、チャプリンの「独裁者」に及ばない-。米紙にこんな作品評が載っていた。ヒトラーを笑いのめしたその「独裁者」にはちょっとした思い出がある。

 二十五年前、革命に揺れていた雪のブカレスト。四半世紀にわたって独裁体制を敷いたチャウシェスク大統領夫妻が処刑されたのはクリスマスの夜だった。その数日後、なお銃声響く街中の取材を終え、場末の安ホテルの一室で白黒テレビを付けて驚いた。「独裁者」が放映されているではないか。

 それも、ナチスをもじった仮想国「トメニア」の独裁者に扮(ふん)したチャプリンが「独裁者は自分だけ自由を享受する。隷従を強いられる人民よ、民主主義の下、団結を!」と演説するラストシーンだ。国策情報を垂れ流していたテレビ局を解放した民主勢力が国民に送った自由回復のメッセージだった。

 旧東欧共産圏の中でもチャウシェスク政権は治安部隊による統制が苛烈を極め「体制は盤石」と見られていた。実際にはルーマニア西部のティミショアラで反体制の動きが表面化してから十日ほどで軍部の離反もあり、あっけなく崩壊した。

 ルーマニアの体制崩壊を見て核開発に生き残りをかけた北朝鮮。一般市民が「独裁者」を笑える日は来るだろうか。 (安藤徹)
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●上海万博の陰で

2010年05月05日 00時40分22秒 | Weblog


随分以前にコピーしていた東京新聞の記事

 上海万博の陰では大きな歪が今も起き続けていることでしょう。日本のワーキングプア非正規雇用の問題も、折角政権が変わったのに、首相やその周辺の人たちにやる気が無いのならば解決は覚束ないでしょうね。今度の参院選で、自民党や最近人気のあるらしい小泉亜流党「みんなの党」なんかの議席が増えるようであれば、また悪夢の〝新自由主義万歳!〟再来。学習能力なし、ということになるでしょうね、日本は。普天間問題などさっさとアメリカにお引き取り願って、自民党の置き土産の山積する国内問題をさっさと解決してほしいもの。小沢問題などどうでもいいとは言わないが、検察の意図的リークやマスコミの便乗的大騒ぎなどに民衆(検察審査会)が惑わされ過ぎだ。

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/
 column/hissen/CK2010032802000055.html


筆洗
                            
2010年3月28日

 どんなにつらくても、人生は生きるのに値する。そのために必要なのは<勇気と希望とサムマネー(わずかなお金)>。喜劇王チャプリンが映画「ライムライト」の中で語った言葉としてよく知られているお金がなければ現実に生きられないが、イギリスの詩人ハーバートが<希望は貧者のパンである>と言うように、将来に希望を持てるからこそ、人は道を踏み外さずに生きていけるのだろう有機リン系殺虫剤メタミドホスが混入した中国製ギョーザ中毒事件で、製造元の天洋食品(河北省)の食堂で臨時職員として働いていた男が、中国の警察当局に拘束された。男は「長期間、勤務しても正社員にしてもらえなかった」と動機を供述しているという迷宮入りかと思われた事件は二年ぶりに解決に向かったが、殺虫剤が検出された注射器が発見された時期などは明らかにされていない。日本側はさらなる捜査情報の公開を求めてほしい出稼ぎ労働者だった容疑者の男は給料や待遇に不満を持ち、他の従業員とのトラブルもあったという。どんな理由があっても人を傷つけることは許されないのは当然だただ、正社員になれなかったという動機が事実なら、気にかかる。就職難の日本でも、非正規雇用で働かざるを得ない若者は激増している。将来に希望が持てる国なのかと問うと、イエスと答える自信はない
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