[※ 2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日というトリガー(『報道特集』、2021年06月26日)↑]
(2023年03月07日[火])
総務省からはアベ様案件の「膿」が噴出。高市元総務相がタンカ…。「2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日」…「2023年3月3日は高市早苗元総務相のタンカ記念日」。アベ様や元最低の官房長官による《メディアコントロール》下で、「報道の自由」「知る権利」「権力の監視」を委縮させた問題。総務官僚は「膿」を出す、内部告発。
『●「電波」な「凶器」高市総務相の暴走と
「報道現場の声」: 「自粛」「忖度」「委縮」…が「内部から」』
『●「2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日」…さて、高市早苗氏の
「タンカ」も、アベ様同様、有耶無耶になってしまうのだろうか、それとも…』
『●「2023年3月3日は高市早苗元総務相のタンカ記念日」…《「捏造文書
でなければ大臣も議員も辞職するか」と問われて「結構ですよ」と答弁》』
日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/安倍政権と高市が萎縮させた日本メディア】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202303070000030.html)によると、《安倍内閣が14年から一部の民放番組を問題視し、放送法が規定する「政治的公平」の解釈変更を試みていたことは当時から国会でも議論になっていた。16年2月8日、当時の総務相・高市早苗は衆院予算委員会で「国は政治的公平性を欠く放送を繰り返した放送局に対して電波停止できる」と言い放ち、12日にはこれは「政府の統一見解」と強調した》。
一方、財務省はどうか? 古賀茂明さん《財務省では多くの人がかかわっていたのに、何故誰も異論を唱えなかったのか、官僚の倫理観はどうなっているのか》? 古賀茂明さん、アベ様という頚木は朽ち…《しかし、もうその恐れはない。今まで赤木家を避けていた財務省関係者も何らかの形で俊夫さんへの気持ちを表すことができるはず》なのに…。前川喜平さん《五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さなければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》。
週刊朝日のコラム【官僚が赤木さんに手を合わせる日 古賀茂明】(https://dot.asahi.com/wa/2023030200082.html)によると、《3月7日は赤木俊夫さんの命日だ。2018年のこの日、森友学園事件で公文書改ざんを強要された元近畿財務局職員の赤木俊夫さんが自ら命を絶った。安倍晋三総理(当時)の不祥事のもみ消しのために行われた公文書改ざんという犯罪行為にただ一人涙ながらに抗議したが、無視されたうえに、改ざん作業を強要された赤木さん。最後は一人責任を負わされそうになって、メモに「最後は下部がしっぽを切られる。なんて世の中だ」という言葉を残してこの世を去った》。
赤木俊夫さんの《「手記」と題した遺書》には、「元は、すべて、佐川理財局長の指示です」「刑事罰、懲戒処分を受けるべき者 佐川理財局長」と。当然、その時の行政府の長や財務相、最低の官房長官にも大きな責任。数多のアベ様案件の中でも、決して忘れてはいけないもの。
『●《近畿財務局元職員の妻が…佐川宣寿氏と国を相手に…大阪地裁に
提訴》…《前代未聞の改ざんなのに、最高責任者の麻生太郎財務相》は?』
《刮目すべきは、「手記」の中で佐川氏以下、改ざんを主導した財務省
幹部らの実名を〈刑事罰、懲戒処分を受けるべき者〉として、
次のように記していることだ。
〈佐川理財局長、当時の理財局次長、中村総務課長、企画課長、
田村国有財産審理室長ほか幹部 担当窓口の杉田補佐
(悪い事をぬけぬけとやることができる役人失格の職員)〉
佐川氏をはじめ幹部職員らは、国有地を8億円もダンピングして
売却した背任や公文書を改ざんした虚偽公文書作成の疑いで告発
されたものの、大阪地検は不起訴。誰も刑事責任を負っていない》
『●森友公文書改ざんという犯罪を強要…《誰のために何をまげて何を
守ったか》? 《自分たちはこの件の犠牲者だ…》気取りの犯罪者たち』
『●大阪地裁・中尾彰裁判長は、赤木雅子さんが申請していた「…証人
尋問はすべて必要ないと判断します」と…どうしたらそんな判断に?』
『●もう一つの裁判《財務省に情報開示を求める裁判》…前川喜平さん
《五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さなければならない》』
『●#赤木俊夫さんを忘れない…《私たちは、声を上げ続けなければならない
…希望を捨てず、雅子さんを支え続けようではないか》(古賀茂明さん)』
『●【赤木俊夫さんを忘れない/前川喜平】《公文書改竄事件…菅官房長官
の指示があったと思うし、…安倍首相も了解していたと見ている》』
『●《財務省では多くの人がかかわっていたのに、何故誰も異論を唱え
なかったのか、官僚の倫理観はどうなっているのか》?(古賀茂明さん)』
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【https://dot.asahi.com/wa/2023030200082.html】
官僚が赤木さんに手を合わせる日 古賀茂明
政官財の罪と罰
古賀茂明 2023/03/07 06:00
3月7日は赤木俊夫さんの命日だ。2018年のこの日、森友学園事件で公文書改ざんを強要された元近畿財務局職員の赤木俊夫さんが自ら命を絶った。安倍晋三総理(当時)の不祥事のもみ消しのために行われた公文書改ざんという犯罪行為にただ一人涙ながらに抗議したが、無視されたうえに、改ざん作業を強要された赤木さん。最後は一人責任を負わされそうになって、メモに「最後は下部がしっぽを切られる。なんて世の中だ」という言葉を残してこの世を去った。
赤木さんの妻・雅子さんによると、今年の命日は、マスコミの取材がほぼゼロだという(3月1日現在)。ここにも「風化」が忍び寄る。
ただ今回は、安倍氏が殺害されてから初の命日。「財務省関係者の何人かが赤木さんの墓参に来たり、そこまで行かなくても雅子さんに花やお線香を贈るということがあるかもしれない」という淡い期待を私はもっている。
雅子さんによれば、俊夫さんが亡くなって最初のうちは数人ではあるが、墓参などで弔意を表わす官僚もいたが、その後はぱったりと音信が途絶えたという。
財務省は、森友事件について身内の調査を行ったが、詳しい事実関係を明らかにしないまま真相を闇に葬ろうとした。やむを得ず、雅子さんは、一人で財務省とその裏にいる安倍氏という権力者に訴訟という戦いを挑んだ。「真実が知りたい」という一念だった。しかし、財務省は徹底して妨害してきた。それは安倍氏が総理を辞めた後も同じ。官僚たちは、安倍氏の怒りに触れることを怖れていたのだろう。
しかし、もうその恐れはない。今まで赤木家を避けていた財務省関係者も何らかの形で俊夫さんへの気持ちを表すことができるはず。雅子さんは、財務省関係者が悪い人ばかりというわけではないと思うと語っていた。私もそう思う。だから、このような希望を持つのだ。
ただ、私がインタビューしたあるエリート官僚は私にこう言った。「赤木俊夫さんにお線香をあげるということは、自分がやったことに向き合うということで、そんな強い人間じゃないんですよ。そんな勇気のある官僚は残念ながらいない。臆病で弱くて卑怯な人間なんですよ」。これを聞いた人は、落胆するだろう。
(近畿財務局職員だった赤木俊夫さん(雅子さん提供))
折しも、最近、『安倍晋三回顧録』(中央公論出版社)という本が出版された。安倍氏が生前に語ったことが書いてある。森友事件について見てみると、驚いたことに、反省の言葉は皆無。赤木さんへの謝罪も同情の言葉もない。そもそも赤木さんの名前すら出てこないのだ。極めつけは、「森友学園の国有地売却問題は、私の足を掬うための財務省の策略の可能性がゼロではない」という言葉。呆れてものも言えない。要するに、自分に責任はなく全ては財務省が悪いと責任転嫁し、赤木さんを死に追い込んだことを隠そうとする態度。
雅子さんがどんなに傷つくだろうか。安倍氏は、「人の心を持たない人間だ」とつくづく思った。
もし、赤木俊夫さんに手を合わせようとする官僚が今年も現れなかったとしたら、どう理解したら良いのか。この国は、今もなお「臆病で弱くて卑怯な」官僚達と「人の心を持たない元総理の『亡霊』」によって動かされているということなのだろうか。
※週刊朝日 2023年3月17日号
古賀茂明(こが・しげあき)/古賀茂明政策ラボ代表、「改革はするが戦争はしない」フォーラム4提唱者。1955年、長崎県生まれ。東大法学部卒。元経済産業省の改革派官僚。産業再生機構執行役員、内閣審議官などを経て2011年退官。近著は『官邸の暴走』(角川新書)など
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【https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202303070000030.html】
コラム
政界地獄耳
2023年3月7日7時17分
安倍政権と高市が萎縮させた日本メディア
★安倍内閣が14年から一部の民放番組を問題視し、放送法が規定する「政治的公平」の解釈変更を試みていたことは当時から国会でも議論になっていた。16年2月8日、当時の総務相・高市早苗は衆院予算委員会で「国は政治的公平性を欠く放送を繰り返した放送局に対して電波停止できる」と言い放ち、12日にはこれは「政府の統一見解」と強調した。
★こちらも多様性を認めないという発想から生まれている。電波を総務省が免許制にしているから起きる介入だ。そもそも電波は国のものだろうか。国民のものではないか。政治家や閣僚が意に沿わないことを報じられると政治的偏向になるという発想は、今の自民党が言い張る「差別には不当な差別と正当な差別がある」の理屈と同根だ。差別はすべて不当なもののはずだ。メディアは表現の自由を守る使命がある。一方、公平中立を立脚点にしなくてはならない。批判や論評は政治を深化させるためにも必要な議論の範疇(はんちゅう)だと思うが政権には政治的公平を損じると感じるらしい。そして「停波」という禁じ手を繰り出し放送局をどう喝した結果、メディアの報道は萎縮した。
★政権・政府に批判的なコメンテーター、影響力のある発言者の選別。政府に厳しい発言をするコメンテーターがこの頃、第一線から消えていった。片や「桜を見る会」にこぞって参加するタレントたちはいなかったか。政府批判につながりかねない企画や記事は<1>扱わない<2>極めてマイルドに<3>両論併記で結論を視聴者や読者に委ねる<4>矛先を別の方向に向ける。テレビでは専門家よりも発言が過激な、それでいて政府批判をしない都合のいい人たちが選ばれ司会者にはバラエティー出身者が増えた。新聞記者ですらネットの閲覧数を競う「バズればいい(その場だけ話題になればいい)」の精神がまん延している。安倍政権と高市の役割はそれだけでも日本のメディアを変えたのではないか。(K)※敬称略
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[※ 2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日というトリガー(『報道特集』、2021年06月26日)↑]
(2022年11月29日[火])
立川談四楼さんのつぶやき、《東京新聞、本音のコラム、前川喜平氏の気迫が凄じい。『赤木俊夫さんを忘れない』と題し、森友改竄問題で赤木雅子さんを棄却した裁判について「僕は当時の菅官房長官の指示があったと思うし、当時の安倍首相も了解していたと見ている」とし、菅さんに訴訟を勧め「喜んで受けて立つ」と言っているのだ》。その画像から文字起こし(https://twitter.com/Dgoutokuji/status/1596712162323755011)。東京新聞の【本音のコラム「赤木俊夫さんを忘れない」前川喜平】。
さらに、一連の安田菜津紀 Dialogue for People @NatsukiYasuda さんのつぶやき:
《森友学園を巡る公文書改ざんで、佐川元理財局長の責任は認められず。赤木雅子さんの会見、ぎりぎりになってしまいましたが少し声を聴けました。お会いした第一声が「久保田徹くんがミャンマーから無事帰ってこれてよかった」でした。(久保田さんは赤木さんのドキュメンタリーを撮影されています。)》(https://twitter.com/NatsukiYasuda/status/1596043488407465985)。
《昨年の記事。この時はまだ、国が「認諾」という形で裁判を一方的に終結させる前だった。残された佐川氏の裁判も、責任は宙に浮いたまま。「赤木ファイル」には、国会答弁を踏まえて決裁文書を“修正”するよう、佐川氏から「直接指示がありました」という文面が残っている。》(https://twitter.com/NatsukiYasuda/status/1596044877103796224)。
《岸田首相「直接コメントは控える」 鈴木財務相「国としてコメントする立場にない」 赤木俊夫さんが書き残した、「最後は下部がしっぽを切られる…なんて世の中だ」という言葉を、今改めて思い出している。》(https://twitter.com/NatsukiYasuda/status/1596064646502682624)。
《なぜ誰も、責任と向き合おうとしないのか。赤木雅子さんの起こした裁判については、来週11月30日(水)21時からの「Radio Dialogue」冒頭でもお伝えします。登録、リマインダー▸https://youtube.com/watch?v=CISumXkn0-c… #D4P》(https://twitter.com/NatsukiYasuda/status/1596095853919338496)。
《こちら昨年の配信。麻生大臣(当時)が、公文書改ざんの再調査について「読者の関心があるのかね」など発言したことに、赤木雅子さんは「ショックだった」「夫の上司、トップであった麻生さんが何も責任を取らずに長く大臣でい続けたこと、夫はどう感じていたんだろう」と https://youtube.com/watch?v=AV0VjlQyp8o… #D4P》(https://twitter.com/NatsukiYasuda/status/1596107933594447873)。
大阪地裁には佐川宣寿氏は出廷しなかったそうだ、一度も。判決の日、氏の代理人さえ法廷に姿が無く、被告人席はカラ。すごいなぁ、佐川氏。
(前川喜平さん)《法は正義を実現するためにあるのではないのか? 裁判所はこのように消極的であっていいのか?》と。
何度でも、書こうと思う。《元裁判官は、「判決とは国家の意思なんだ…」》、これは今も変わらないのでは。斎藤貴男さん《「梅田事件」…当時、「週刊文春」の記者だった私は、彼を殺人犯に仕立てた連中に、「今のお気持ちは」と尋ねて回る取材を仰せつかったのだが、凄まじい成果を得てしまった。「犯人は梅田だと上が言うから逮捕したまで。証拠なんかねえよ」と、元刑事は笑ったし、元裁判官は、「判決とは国家の意思なんだ。真犯人なんか誰でもいい。裁判所が死刑だと言えば吊るせばいい。無期だと言ったらつなげばいいんだ」と、力説してくれたものである》。
『●《近畿財務局元職員の妻が…佐川宣寿氏と国を相手に…大阪地裁に
提訴》…《前代未聞の改ざんなのに、最高責任者の麻生太郎財務相》は?』
《刮目すべきは、「手記」の中で佐川氏以下、改ざんを主導した財務省
幹部らの実名を〈刑事罰、懲戒処分を受けるべき者〉として、
次のように記していることだ。
〈佐川理財局長、当時の理財局次長、中村総務課長、企画課長、
田村国有財産審理室長ほか幹部 担当窓口の杉田補佐
(悪い事をぬけぬけとやることができる役人失格の職員)〉
佐川氏をはじめ幹部職員らは、国有地を8億円もダンピングして
売却した背任や公文書を改ざんした虚偽公文書作成の疑いで告発
されたものの、大阪地検は不起訴。誰も刑事責任を負っていない》
『●森友公文書改ざんという犯罪を強要…《誰のために何をまげて何を
守ったか》? 《自分たちはこの件の犠牲者だ…》気取りの犯罪者たち』
『●大阪地裁・中尾彰裁判長は、赤木雅子さんが申請していた「…証人
尋問はすべて必要ないと判断します」と…どうしたらそんな判断に?』
『●もう一つの裁判《財務省に情報開示を求める裁判》…前川喜平さん
《五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さなければならない》』
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【https://twitter.com/Dgoutokuji/status/1596712162323755011】
本音のコラム「赤木俊夫さんを忘れない」前川喜平
2022. 11.27
森友学園問題で決裁文書の改竄を強いられたために自死に至った近畿財務局の赤木俊夫さんの妻雅子さんが当時の財務省理財局長佐川宣寿氏を訴えた裁判で、大阪地裁が門前払いの判決を出した。国家公務員が職務で損害を与えた場合、公務員個人は賠償責任を負わないという理屈で損害賠償請求を棄却したのだ。
しかし公文書の改竄は公務員の職務なのか? 改竄を命じる命令は職務命令だと言えるのか? こんな違法行為を部下にさせても国家公務員は国に守られるのか? 法は正義を実現するためにあるのではないのか? 裁判所はこのように消極的であっていいのか?
雅子さんは損害賠償が欲しくて提訴したのではない。夫を死に至らしめた者は誰なのか、その真実が知りたいだけなのだ。しかし、雅子さんが国を訴えた裁判で岸田政権は「認諾」という異常な手段で裁判を終わらせ、真相解明の機会を封じた。今また裁判所がそれを封じた。
公文書改竄事件の責任者は佐川氏だけではないはずだ。僕は当時の菅官房長官の指示があったと思うし、当時の安倍首相も了解していたと見ている。真の責任者は官邸にいたのだ。
この言説を名誉棄損だと思うのなら、菅氏は私を訴えたらいい。私は喜んで受けて立つ。その時こそ裁判所で真実を明らかにできるだろう。(現代教育行政研究会代表)
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[※ 2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日というトリガー(『報道特集』、2021年06月26日、ブログ主が改変)↑]
(2021年12月18日[土])
『●損害賠償費用、佐川さんが払うの? アベ様? 昭恵様? 麻生
元財務相? いえ、税金です。こんなふざけた話があるでしょうか?』
『●「認諾」という卑劣な手…《岸田政権は、真相を明らかにしたくない
ために国民の税金である札束で赤木さんの頬を張ったのだ》(リテラ)』
《改ざんの元凶・安倍元首相夫妻を守り雅子さんの頰を金ではたく卑劣》。
東京新聞の【<社説>森友訴訟幕引き 裁判でも「隠蔽」なのか】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/149382?rct=editorial)によると、《国は不意打ちの訴訟終結という手段を選んだ。裁判での学校法人森友学園をめぐる文書改ざんの真相解明は遠のき、自殺した元財務省職員の妻の思いはかなえられない。国会での徹底追及を望む。相手の請求をのみ、損害賠償を支払う「認諾」という方法がある。確定判決と同じ効力がある。元職員赤木俊夫さんの妻・雅子さんが、国と財務省理財局長だった佐川宣寿氏に損害賠償を求めた訴訟協議で、国は一転、認諾を伝えた。つまり雅子さんが求めた約一億円の請求を受け入れる書面を国側が裁判所に提出し、訴訟は即日、終結してしまった。これは賠償金を払って、真相を「隠蔽(いんぺい)」する幕引きに他ならない。雅子さんは「負けたような気持ちだ。真実を知りたいと訴えてきたが、こんな形で終わり、悔しくて仕方がない」と述べた。すべてを物語っていよう。つまりは国側が訴訟の手続きを逆手にとったのだ。公文書改ざんの詳しい経緯の説明から逃れるためと疑われて当然だ。訴訟終結で証人尋問などは行われず、真相究明は遠のく。政治家や幹部職員の関与が闇に葬られるのは到底許されない。そもそも国は全容解明に後ろ向きだった。麻生太郎前財務相は二〇一八年に行った調査のやり直しもずっと拒んでいた。改ざんの過程を示す「赤木ファイル」の存否も「調査中」だったが、裁判所から提出を求められ、やっと今年六月に内容が明らかになった》。
この裁判は「おカネじゃないんだよ」!! 明らかにすべき真相……原因の一つ=安倍昭恵氏、トリガー=アベ様、責任者の一人=麻生太郎前財務相…彼らを庇うために、真相を隠すために、この国・ニッポンは何をやってしまったのか…。
東京新聞のコラム【筆洗】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/149379?rct=hissen)によると、《伴った妻を任地で亡くした。知人の不幸を告げる知らせが追い打ちをかけるように届く。断腸の思いで涙したという大伴旅人の歌が、万葉集におさめられている。<世の中は空(むな)しきものと知る時しいよよますます悲しかりけり>。世の中とはむなしいものであると知るにつけ、悲しみはいよいよますます込み上げてくるのですと▼夫を失った悲しみに追い打ちを加えるように、真相を知る道までも、むなしく閉ざされてしまった。世の中を治める人々の無情を知らされ、いよいよ悲しみ、打ちひしがれているはずである。赤木雅子さんの心中を察する▼森友学園に関する決裁文書改ざんを苦に自殺した近畿財務局の元職員、赤木俊夫さんの妻である。国に損害賠償を求めた訴訟は賠償責任を一転して認めた国側の手続きによって突然の終結となった▼「認諾」だそうだ。裁判の関係でしか見ない言葉である。名案と考えた人がいたのではないか。この手続きを取れば、賠償金を払うけれど、追及をかわすことができると▼鈴木財務相は遺族に対して心よりのおわびを口にし、国の責任を明確に説明している。ならば遺族の心をますます傷つけることになる認諾での幕引きなど、あっていいものだろうか▼情報開示に向けた遺族の願いに、国は応じてほしいが、この奇策の後でどうだろう。世の中のむなしさが、高じているようである》。
《「報道機関が声を上げてほしい」》し、国会(真の野党)も《批判》してほしい。
東京新聞のコラム【ぎろんの森/森友訴訟幕引きへの憤怒】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/149667?rct=discussion)によると、《本紙に対して読者から「報道機関が声を上げてほしい」「このまま曖昧にせず取材を続けてほしい」と叱咤(しった)する声も届きます。真相を究明し、権力の誤った行為に、間違いだとはっきり言うのは、報道機関の義務の履行にほかなりません。私たちはこれまでも、そしてこれからも「言わねばならないこと」を言い続ける新聞であり続けたいと考えています。(と)》。
これも、東京新聞の記事【【抗議文全文】夫は国に2度殺された…赤木雅子さん、森友改ざん「悔しくて仕方ない」】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/149597?rct=national)。《森友学園問題を巡る財務省の決裁文書改ざんに関与させられ自殺に追い込まれた財務省近畿財務局の元職員赤木俊夫さん=当時(54)=の妻雅子さん(50)が17日、同省を訪れ抗議文を提出した》。
東京新聞の記事【財務省職員、赤木雅子さんとの同席拒む 「お墓参りを」伝えたいだけなのに…森友改ざん】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/149588)によると、《雅子さんはその後、報道陣に「怒鳴り散らすようなことをするつもりはない。夫の残した物がまだあるなら出してほしいし、夫がどんな風に仕事をしていたのか知っていたら話してほしいし、もしお墓参りに行きたいという方がいたら、ぜひ来てほしいと伝えたかった」と話した》。
《何も説明せずに幕引きを図る卑劣さと不条理》…《「報道機関が声を上げてほしい」》し、国会(真の野党)も《批判》してほしい。そして、《人々の「許せない」という声》が必要。
日刊ゲンダイの記事【森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記 相澤冬樹/裁判打ち切りの抗議文を提出した雅子さんとは「同席しない」と言い放った財務省の卑劣さ】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/298925)によると、《理由を尋ねても「裁判の相手だから」の一点張り。自分たちで裁判を終わらせておきながら、今度は別の情報開示をめぐる裁判を理由に同席を拒否した。その後のヒアリングでも裁判を終わらせた理由について「いたずらに長引かせないため」としか言わない。だが、ここまでいたずらに長引かせたのは彼らの方なのだ。この後、雅子さんは弁護団とともに財務省を訪れ、打ち切りに対する抗議文を手渡した。最後に「必ずお返事をくださいね」とお願いしたが、明確な答えは返ってこなかった。何も説明せずに幕引きを図る卑劣さと不条理。人々の「許せない」という声で事態を動かしたいと願う》。
『●スゲエなぁアベ様、露骨…忖度な太田充理財局長に《論功行賞で、
財務省きっての花形ポストがプレゼント》』
『●頭から腐った自民党のその総裁・アベ様という《総理のために
嘘をつくことが奨励される国──》ニッポン』
『●《改ざんを命じられたときも相当抵抗…。やっているのは犯罪。
自分の信念や理に反して悔しかっただろう》』
『●《近畿財務局元職員の妻が…佐川宣寿氏と国を相手に…大阪地裁に提訴》
…《前代未聞の改ざんなのに、最高責任者の麻生太郎財務相》は?』
『●近畿財務局元職員のご遺族が提訴…《刑事罰どころか出世していた
財務省の“改ざん指示”幹部官僚たち》や行政府の長、財務相の冷酷非道』
『●パワハラにより森友公文書改ざんという犯罪を強要…真の犯罪者
《なんとも無責任な態度》な行政府の長や財務相、財務省幹部官僚達』
『●森友公文書改ざんという犯罪を強要…泥棒(アベ様や財務相)が縄を
綯う(まともな再調査する)訳がない…第三者性のある新たな調査を』
『●アベ様や財務相はトップに居座り続け、財務省幹部官僚達は栄転
…《内輪のあやふやな再調査ではなく、第三者性のある新たな調査》が必要』
『●私人の「桜を見る会」、《政府の自粛呼びかけの最中であること》
だけ《が原因ではない》…森友問題、アベ昭恵様が〝タマ〟を込めた結果…』
『●《昭恵夫人が発案し立ち上げた事業の資金提供者》であるが故に
《「桜を見る会」に招待されていたマルチ企業》48ホールディングス社長』
『●(西日本新聞)《桜下に羽目を外さず》…《首相は、公園の桜ではなく
飲食店の敷地内なので「花見ではない」》…桜は見たが花見じゃない』
『●《新型コロナウイルス禍の対応に尽力している政府は絶対の正義で、
社会防衛の前には人一人の命ごとき取るに足らないとでも言いたげ…》』
『●再び《論功行賞》…《そもそも太田氏は、森友公文書改ざん問題から
安倍首相を守ってきただけではなく、深く関与している…“当事者”だ》』
『●《「改ざんした日からコロッと様子が変わって、口数も減って
しゃべらなくなった」(赤木雅子さん)》…〝壊した〟犯人らはのうのうと…』
『●《菅義偉官房長官…「報告書に事実が書かれ、検察の捜査も行われ
結論が出ている」と訴えを一蹴…雅子さんや遺族、そして世論は納得》?』
『●デモクラシータイムス《「僕の雇い主は国民です」と胸をはり…生きて
いた夫が壊れたのはなぜか、「私は真実を知りたい」から》…に応えよ』
『●アベ様や財務相は、赤木さんが《残したファイルとか、いま黒塗りに』
なっている夫がうつ病になった経緯であるとか、出すのは簡単なことだ》』
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【https://www.tokyo-np.co.jp/article/149667?rct=discussion】
ぎろんの森
森友訴訟幕引きへの憤怒
2021年12月18日 07時54分
私たち論説室にとっても驚きでした。森友学園問題に関する財務省の決裁文書改ざんを巡る訴訟で、国が約一億円の賠償金を支払うことで幕引きを図ったことです。
国との訴訟が終結したことで、改ざんへの関与を苦に自殺した財務省近畿財務局の元職員赤木俊夫さん=当時(54)=の妻雅子さん(50)が求めていた事実の解明は、法廷では困難になりました。
事前の通告はなく、国が訴訟の仕組みを逆手に取り、不意打ちした形です。
読者から本紙には「国の説明はあまりにもお粗末」「こんなことってあるのか。大変腹立たしい」「真相がはっきりしないまま結審させてはならない」「ここで諦めたら政府の思うツボ」などと怒りの声が相次いで届いています。
私たちもその怒りを共有します。十七日社説「裁判でも『隠蔽(いんぺい)』なのか」との見出しを掲げて「公文書改ざんは民主主義の根幹を破壊しうる重大な不祥事である。はびこる隠蔽主義は、国民への背信行為でもある」と訴えました。
鈴木俊一財務相は「いたずらに訴訟を長引かせるのは適切ではない」と述べました。国は責任を認めたとはいえ、いきなり裁判の幕引きを図るのは、明らかにしたくない真相があるのではないか、と疑われて当然です。
雅子さんは岸田文雄首相に「第三者による再調査で真相を明らかにしてください」と求める手紙を送り、手紙を読んだ首相は「しっかり受け止めたい」と述べています。
「聞く力」を強調してきた首相ですが、不意打ちのような仕打ちをしては、聞く耳を全く持っていないと指摘されても仕方がありません。
本紙に対して読者から「報道機関が声を上げてほしい」「このまま曖昧にせず取材を続けてほしい」と叱咤(しった)する声も届きます。
真相を究明し、権力の誤った行為に、間違いだとはっきり言うのは、報道機関の義務の履行にほかなりません。
私たちはこれまでも、そしてこれからも「言わねばならないこと」を言い続ける新聞であり続けたいと考えています。 (と)
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【https://www.tokyo-np.co.jp/article/149597?rct=national】
【抗議文全文】夫は国に2度殺された…赤木雅子さん、森友改ざん「悔しくて仕方ない」
2021年12月17日 21時39分
(赤木雅子さんが財務省に提出した抗議文(雅子さん提供))
森友学園問題を巡る財務省の決裁文書改ざんに関与させられ自殺に追い込まれた財務省近畿財務局の元職員赤木俊夫さん=当時(54)=の妻雅子さん(50)が17日、同省を訪れ抗議文を提出した。
雅子さんの財務省への抗議文の全文は以下の通り。
◇ ◇
私の国に対する損害賠償の裁判は、国が認諾したことで終わりました。
国が認諾したことについて、私は強く抗議します。ふざけるなと言いたいです。こんな形で終わってしまったことが悔しくて仕方ありません。
この裁判は、夫がなぜ死んだのかを知るための裁判でした。でも、国の認諾によってもう知ることができません。そのようなことでは、またきっと夫と同じように自殺に追い込まれる公務員が出てくるでしょう。自分で何があったのか説明したがっていた夫も、とても悔しがっていると思います。
国の認諾は、不意打ちですし、あまりに酷いと思います。裁判官も知りませんでした。国は、これ以上裁判が進むと事実が明らかになっていくので、真相を隠すために認諾をしたのでしょう。本当に酷いと思います。
私は夫が国に殺されたと思っています。そして認諾によって夫はまた国に殺されてしまったと思います。夫は遺書で「最後は下部がしっぽを切られる。なんて世の中だ」と書いています。また認諾によってしっぽを切られたのだと思います。
私も夫も国の認諾は絶対に許しません。国は夫が亡くなったことと認諾したことについて、私に謝罪すべきですし、認諾するようになった経緯や理由を説明すべきです。
赤木雅子
【関連記事】財務省職員、雅子さんとの同席拒む 「お墓参りを」伝えたいだけなのに…
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【https://www.tokyo-np.co.jp/article/149588】
財務省職員、赤木雅子さんとの同席拒む 「お墓参りを」伝えたいだけなのに…森友改ざん
2021年12月17日 23時03分
森友学園問題を巡る財務省の決裁文書改ざんに関与させられ自殺に追い込まれた財務省近畿財務局の元職員赤木俊夫さん=当時(54)=の妻雅子さん(50)が17日、同省を訪れ抗議文を提出した。国に賠償を求めた訴訟が国の手続きで真相究明の機会が失われたためで、「ふざけるなと言いたい。こんな形で終わってしまったことが悔しい」などと手書きで記した。
訴訟は15日、雅子さん側の賠償請求を全面的に受け入れる「認諾」の手続きを国が取ったことで、改ざんの具体的な経緯が明らかにされないまま終結した。雅子さんは抗議文で、認諾への謝罪と、国がその手続きを行った理由の説明を求めた。
抗議文提出後、雅子さんは報道陣の取材に、国の対応を「本当にひどい」と批判。「もう手も足も出ないが、これから私は口を出していきますので、負けるつもりはありません」と語った。応対した財務省職員に「必ず返事をください」と何度も伝えたという。
財務省は認諾した理由を「いたずらに訴訟を長引かせるのは適切ではない」と説明している。その点について、雅子さんは「赤木ファイルは1年3カ月も出てこなかった。それが『いたずら』じゃないんですかね」と皮肉り、「せめて抗議文に対して真摯に対応してほしい」と注文を付けた。
◆死因「改ざんさせられたことに尽きる」
雅子さんは抗議文の提出に先立ち、立憲民主党の部会に出席。
「夫の死はマスコミと野党のせいだとネットではよく言われているが、夫の死の原因は改ざんをさせられたことに尽きる。私は近くで見ていたので1番夫のことを分かっている。もう2度と、夫のようにつらい思いをする人を出してはいけない」と訴えた。
部会には、財務省理財局の担当者も認諾の経緯についてヒアリングを受けるために出席したが、雅子さんとの同席を拒んだ。
同党の議員が「雅子さんが一言でいいから伝えたいことがあると言っている。答弁は要求しない」と促しても、担当者は「別途の裁判が行われており、訴訟外でのやりとりは避けさせていただきたい。(雅子さんを部屋に呼ぶなら)いったん退席する」と応じなかった。
雅子さんはその後、報道陣に「怒鳴り散らすようなことをするつもりはない。夫の残した物がまだあるなら出してほしいし、夫がどんな風に仕事をしていたのか知っていたら話してほしいし、もしお墓参りに行きたいという方がいたら、ぜひ来てほしいと伝えたかった」と話した。(原田晋也)
【関連記事】夫は国に2度殺された…赤木雅子さん、森友改ざん「悔しくて仕方ない」【抗議文全文】
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/298925】
相澤冬樹 ジャーナリスト・元NHK記者
1962年宮崎県生まれ。東京大学法学部卒業。1987年NHKに記者職で入局。東京社会部、大阪府警キャップ・ニュースデスクなどを歴任。著書『安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由』(文藝春秋)がベストセラーとなった。
森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記
裁判打ち切りの抗議文を提出した雅子さんとは「同席しない」と言い放った財務省の卑劣さ
公開日:2021/12/18 13:20 更新日:2021/12/18 13:57
(財務省へ抗議に訪れた雅子さん(撮影)相澤冬樹)
公文書改ざんで夫を亡くした赤木雅子さんに対し、突然「賠償を全額払う」と言いだし、裁判を一方的に打ち切った財務省。「真相を知られないため国はそこまでするのか!」と世の中に衝撃が走った。
なぜこんな卑劣な行動に走ったのか? 立憲民主党は急きょ財務省の担当者から事情を聴く緊急ヒアリングを17日開いた。たまたまその日、雅子さんは、同じように親族を亡くした人たちと会うため東京に来ていた。以前から面識のある立憲民主党の階猛衆院議員からの招きで、ヒアリング会場に詰めかけた野党議員と報道陣の前で語った。
「よく、野党やマスコミの追及のせいで夫が死んだと言う人たちがいます。それは違います。夫が亡くなったのは改ざんをさせられたからです。夫は改ざんの直後から精神的におかしくなっていきました。私は夫の一番そばにいて、夫が苦しみ“壊れていく”姿を1年間、ずっと見ていたんです」
「夫は財務省に殺されたと私は思っています。今回、無理やり裁判を終わらせられたことで、夫を再び殺されたという思いです」
静かだが深い憤りのこもった言葉が、会場の人々に染み渡った。
■「裁判の相手だから」の一点張り
その時、財務省の担当者は室内にいなかった。雅子さんと議員との質疑応答が終わり、雅子さんが退席すると、入れ替わりに室内に入って席についた。ここで階議員が尋ねた。
「たった今、赤木雅子さんがここで思いを語ってくれました。その思いを財務省の皆さんにも一言聞いてほしいそうです。この席に再び招いて少し話してもらってもよろしいですよね?」
ただ聞くだけでいいのだ。答えは求めていない。ところが財務省の担当者は……。
「そういうことであればいったん退席させていただきます。(雅子さんと)同席することは避けさせていただきます」
理由を尋ねても「裁判の相手だから」の一点張り。自分たちで裁判を終わらせておきながら、今度は別の情報開示をめぐる裁判を理由に同席を拒否した。その後のヒアリングでも裁判を終わらせた理由について「いたずらに長引かせないため」としか言わない。だが、ここまでいたずらに長引かせたのは彼らの方なのだ。
この後、雅子さんは弁護団とともに財務省を訪れ、打ち切りに対する抗議文を手渡した。最後に「必ずお返事をくださいね」とお願いしたが、明確な答えは返ってこなかった。
何も説明せずに幕引きを図る卑劣さと不条理。人々の「許せない」という声で事態を動かしたいと願う。
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[※ 赤木俊夫さんの「国家公務員倫理カード」は擦り切れている… (『報道特集』、2020年9月12日)↑]
(2021年05月30日[日])
阿部岳さん【【取材記録】赤木雅子さんと島袋文子さん】(https://www.youtube.com/watch?v=2ITBD5DsfUE)。
沖縄タイムスのコラム【森友問題で自死した夫は「一人戦地に行った感じだった」 赤木さん、新基地反対訴える92歳島袋さんを訪問】(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/754453)。
《森友問題で公文書改ざんを強いられ、自死した元財務省近畿財務局職員の赤木俊夫さんの妻、雅子さんが2021年5月15日、名護市辺野古を訪ねた。会ったのは沖縄戦を体験し、辺野古新基地建設に反対を続ける島袋文子さん。目に涙を浮かべながら戦争体験に聞き入った雅子さんは、文子さんに「応援する」と激励され、感激した様子を見せた。 ・沖縄タイムス記事 https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/754453》。
《森友問題の渦中で起きた決裁文書改ざんの真相を求め、全国行脚を始めた赤木雅子さん(50)は15日、新基地建設が進む名護市辺野古を訪ねた。体を張って反対する島袋文子さん(92)から「悪い政治家たちを許してはいけない。応援するから頑張りましょう」と激励され、「心強い」と目に涙を浮かべた》。
阿部岳さん【【取材記録】赤木雅子さんと島袋文子さん】
(https://www.youtube.com/watch?v=2ITBD5DsfUE)
赤木俊夫さんは、生前、《白い物でも、上司が黒と言えば黒。「戦争と同じなんや」と漏らしていた》そうだ。〝カラスはやっぱり「黒い」〟と言えなくしたのは誰? 「世界中の人間が「白」だと言っても、カラスはやっぱり「黒い」です」――― 財務相や財務省中、政府中、自公お維中の人間が「白」だと言っても、アベ様ご夫妻はやっぱり「黒い」のです。
『●カラスはやっぱり「黒い」: 「アベ様のNHK」的
「政府が白というものを黒とは言えない」で良いのか?』
「NHK籾井会長の「迷言」、「政府が右というものを左とは言えない」に続き、
「正式な政府のスタンス、政府のきちっとした方針の下での報道をしましょう」
とのこと。情けなき「牙無き」メディア。でも、ダンダリンさん曰く
「世界中の人間が「白」だと言っても、カラスはやっぱり「黒い」です」!!
(『ダンダリン 労働基準監督官第8話』14年11月20日)。
「アベ様のNHK」的な「政府が白というものを黒とは言えない」で良いとは
思えません、ジャーナリストには「カラスはやっぱり「黒い」」と言ってほしい」
《財務省…「二重殺人」とさえ言える》(古賀茂明氏)。#赤木ファイル の #黒塗りは許されない。
《決定的に重要な証拠》《改ざんの詳細が記されたという“赤木ファイル”》…その存否さえ明らかにしなかった卑劣な国。漸くその存在を認めた。
《つまり、赤木雅子氏の裁判の勝敗は、私たち国民が「諦めないこと」「忘れないこと」にかかっている。人の心を持つ善良な官僚と裁判官を後押しするために、私たちは、雅子さんとともに声を上げ、闘い続けなければならない》(古賀茂明氏)。
『●スゲエなぁアベ様、露骨…忖度な太田充理財局長に《論功行賞で、
財務省きっての花形ポストがプレゼント》』
『●頭から腐った自民党のその総裁・アベ様という《総理のために
嘘をつくことが奨励される国──》ニッポン』
『●《改ざんを命じられたときも相当抵抗…。やっているのは犯罪。
自分の信念や理に反して悔しかっただろう》』
『●《近畿財務局元職員の妻が…佐川宣寿氏と国を相手に…大阪地裁に提訴》
…《前代未聞の改ざんなのに、最高責任者の麻生太郎財務相》は?』
『●近畿財務局元職員のご遺族が提訴…《刑事罰どころか出世していた
財務省の“改ざん指示”幹部官僚たち》や行政府の長、財務相の冷酷非道』
『●パワハラにより森友公文書改ざんという犯罪を強要…真の犯罪者
《なんとも無責任な態度》な行政府の長や財務相、財務省幹部官僚達』
『●森友公文書改ざんという犯罪を強要…泥棒(アベ様や財務相)が縄を
綯う(まともな再調査する)訳がない…第三者性のある新たな調査を』
『●アベ様や財務相はトップに居座り続け、財務省幹部官僚達は栄転
…《内輪のあやふやな再調査ではなく、第三者性のある新たな調査》が必要』
『●私人の「桜を見る会」、《政府の自粛呼びかけの最中であること》
だけ《が原因ではない》…森友問題、アベ昭恵様が〝タマ〟を込めた結果…』
『●《昭恵夫人が発案し立ち上げた事業の資金提供者》であるが故に
《「桜を見る会」に招待されていたマルチ企業》48ホールディングス社長』
『●(西日本新聞)《桜下に羽目を外さず》…《首相は、公園の桜ではなく
飲食店の敷地内なので「花見ではない」》…桜は見たが花見じゃない』
『●《新型コロナウイルス禍の対応に尽力している政府は絶対の正義で、
社会防衛の前には人一人の命ごとき取るに足らないとでも言いたげ…》』
『●再び《論功行賞》…《そもそも太田氏は、森友公文書改ざん問題から
安倍首相を守ってきただけではなく、深く関与している…“当事者”だ》』
『●《「改ざんした日からコロッと様子が変わって、口数も減って
しゃべらなくなった」(赤木雅子さん)》…〝壊した〟犯人らはのうのうと…』
『●《菅義偉官房長官…「報告書に事実が書かれ、検察の捜査も行われ
結論が出ている」と訴えを一蹴…雅子さんや遺族、そして世論は納得》?』
『●デモクラシータイムス《「僕の雇い主は国民です」と胸をはり…生きて
いた夫が壊れたのはなぜか、「私は真実を知りたい」から》…に応えよ』
『●アベ様や財務相は、赤木さんが《残したファイルとか、いま黒塗りに
なっている夫がうつ病になった経緯であるとか、出すのは簡単なことだ》』
《「これが財務官僚王国 最後は下部がしっぽを切られる。
なんて世の中だ」――。手書きの遺書に、こう書き残して亡くなった
赤木俊夫さん(享年54)》。
「《「僕の雇い主は国民です」と胸をはり…生きていた夫が壊れたのは
なぜか、「私は真実を知りたい」》…赤木雅子さんの要望に応えよ。
《安倍内閣を倒したいとか、追及したいということじゃなく、
真実が知りたい。ただそれだけです》…それに応える義務がアベ様や
財務相らにはある。アベ様や財務相は、赤木さんが《残したファイルとか、
いま黒塗りになっている夫がうつ病になった経緯であるとか、
出すのは簡単なことだ》」
「アベ様の首相辞任表明を受けて、『報道特集』…で金平茂紀さんは
「競馬の予想みたいな話題に行く前に、アベ政権の功罪について冷徹な
検証をまずやることが必要じゃないか。安倍政権の負の遺産をキチンと
清算して、教訓を次に活かしていくことがすごく重要なこと。…
赤木雅子さんの言葉をちょっと補っておきますとね、「自分の夫は
心の病気になって死を選んだんだ、と。病気で辞任する安倍さん
だからこそ、その苦しみを理解できるはずだ。きちんと再調査を命じて、
辞任してほしい」と仰っていた」」
『●同感…《「安倍政権7年8カ月の功罪」…考えてみると、ぼくにとっては
「罪」ばっかりで「功」はちっとも浮かばない》(鈴木耕さん)』
『●【本音のコラム】:《前川喜平…「あべとともにさりぬ」というわけには
いかない》《斎藤美奈子…「続・最悪」がないという保証はない》』
『●東京新聞《菅義偉政権は、この問題の対処も「前政権を継承」…遺族の
声から逃げることなく、政府はファイルを提出し、正直に説明すべき》』
『●《決定的に重要な証拠》《改ざんの詳細が記されたという“赤木ファイル”》
…その存否さえ明らかにしない卑劣な国に「文書提出命令」を』
『●《赤木ファイル…国会では裁判に影響があると言い、裁判では影響がない
と言う財務省の二枚舌》、そして、麻生太郎財務相の卑劣・冷酷』
《3月7日、3年前に財務省近畿財務局の職員赤木俊夫氏が命を絶った
日だ。赤木氏は、森友学園への国有地売却の決裁文書を改ざん
させられた。不当な安値売却に安倍晋三総理(当時)の夫人昭恵氏の
関与が疑われたが、安倍氏は「私や妻が関係していたということに
なれば、総理大臣も国会議員も辞める」と答弁した。ところが、
決裁文書には昭恵夫人らの名前があったので、これを消すために
改ざんが行われたのだ》
『●赤木俊夫さんが残してくれた証拠・記録「赤木ファイル」を《すべて
黒塗りにされた「のり弁」状態》にするなど、絶対に絶対に許されない』
『●「赤木ファイル」を《探しもせず、目も通さずに調査を終えたのならば、
調査の信頼性そのものを疑わざるを得ない》…黒塗りなど許されない』
『●《つまり、赤木雅子氏の裁判の勝敗は、私たち国民が「諦めないこと」
「忘れないこと」にかかっている…私たちは、雅子さんとともに…》』
『●赤木ファイルと沖縄…《無視された小さな声を拾い集めることでしか、
この国の正義は取り戻せない。今の政府にできるだろうか。》』
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【https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/754453】
森友問題で自死した夫は「一人戦地に行った感じだった」 赤木さん、新基地反対訴える92歳島袋さんを訪問
2021年5月16日 08:30
森友問題の渦中で起きた決裁文書改ざんの真相を求め、全国行脚を始めた赤木雅子さん(50)は15日、新基地建設が進む名護市辺野古を訪ねた。体を張って反対する島袋文子さん(92)から「悪い政治家たちを許してはいけない。応援するから頑張りましょう」と激励され、「心強い」と目に涙を浮かべた。
(赤木雅子さん(手前)に戦争体験を語る島袋文子さん
=15日、名護市辺野古)
雅子さんの夫で、財務省近畿財務局職員だった俊夫さんは当初抵抗した公文書改ざんを強いられ、2018年に自死した。白い物でも、上司が黒と言えば黒。「戦争と同じなんや」と漏らしていた。
島袋さんから沖縄戦の過酷な体験を聞いた雅子さんは「比べられないかもしれないが、夫は1人戦地にいた感じだった」と話した。島袋さんは「日本軍は住民を盾にして裏切った。同じことだ」と応じた。
雅子さんはこの日、那覇市の沖縄タイムス社も訪れ、俊夫さんが改ざんの経緯をまとめた「赤木ファイル」の全面公開を求めた8日付の社説に感謝を伝えた。
「遠く離れた沖縄でも応援してくれてうれしい。夫が書いたことを黒塗りさせないよう、次の段階も頑張っていきたい」。沖縄から始めた全国行脚で、世論の後押しを得たいと説明した。
この日は49年目の「復帰の日」。社説を担当した高崎園子論説委員(52)は「沖縄も国家の暴走の犠牲になってきた。共感しているし、雅子さんの勇気に押されて諦めてはいけないと思った」と語った。
「個人で闘うのは本当に大変だと思う」と気遣った森田美奈子論説委員長(57)、「この問題で国を動かすのはメディアにもできなかったこと」と敬意を示した与那嶺一枝編集局長(56)と3人の女性が対応し、雅子さんは「それがさらにうれしかった」と喜んだ。
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[※ 赤木俊夫さんの「国家公務員倫理カード」は擦り切れている… (『報道特集』、2020年9月12日)↑]
(2021年05月29日[土])
琉球新報のコラム【<金口木舌>政府ぐるみの「既読スルー」】(https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1328332.html)。
《▼私たちは今、政府ぐるみの「既読スルー」を目の当たりにしている。森友学園への国有地払い下げに絡む財務省公文書の改ざん過程を記録した「赤木ファイル」だ。存在すら認めなかった政府はここに来て「開示する」という ▼ファイルの存在を確認したのは「かなり前」と麻生太郎財務相。政府は知っていて隠蔽(いんぺい)してきた。改ざんを上司に命じられ、苦悩の末に記録を残して命を絶った元職員の赤木俊夫さんの無念に報いるなら、全面開示するのが筋 …▼「相手にしてくれないつらい思いを、沖縄の人もたくさん感じている」。来県した赤木さんの妻、雅子さんの言葉だ。》
再度引用。
琉球新報の記事【不条理、沖縄と通底 思い一顧だにしない国 基地問題重なる 森友文書改ざん強要で提訴 赤木雅子さん】(https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1322616.html)によると、《森友学園に関する決裁文書の改ざんを強いられ、自殺した財務省近畿財務局の元職員赤木俊夫さん=当時(54)=の妻雅子さん(50)が来県し、16日までに、沖縄戦戦没者の遺骨収集の現場や、2017年に米軍機の部品が落下した宜野湾市の緑ヶ丘保育園などを訪ねた。戦後、米軍基地問題などで国を相手に闘う住民と、国へ損害賠償を求めて提訴した自身の境遇を重ね「同じ気持ちになれた。沖縄に来て良かった」と語った》。
また、こちらも再引用。阿部岳さん【【取材記録】赤木雅子さんと島袋文子さん】
(https://www.youtube.com/watch?v=2ITBD5DsfUE)。
さて、《財務省…「二重殺人」とさえ言える》(古賀茂明氏)。#赤木ファイル の #黒塗りは許されない。
《決定的に重要な証拠》《改ざんの詳細が記されたという“赤木ファイル”》…その存否さえ明らかにしなかった卑劣な国。漸くその存在を認めた。
《つまり、赤木雅子氏の裁判の勝敗は、私たち国民が「諦めないこと」「忘れないこと」にかかっている。人の心を持つ善良な官僚と裁判官を後押しするために、私たちは、雅子さんとともに声を上げ、闘い続けなければならない》(古賀茂明氏)。
『●スゲエなぁアベ様、露骨…忖度な太田充理財局長に《論功行賞で、
財務省きっての花形ポストがプレゼント》』
『●頭から腐った自民党のその総裁・アベ様という《総理のために
嘘をつくことが奨励される国──》ニッポン』
『●《改ざんを命じられたときも相当抵抗…。やっているのは犯罪。
自分の信念や理に反して悔しかっただろう》』
『●《近畿財務局元職員の妻が…佐川宣寿氏と国を相手に…大阪地裁に提訴》
…《前代未聞の改ざんなのに、最高責任者の麻生太郎財務相》は?』
『●近畿財務局元職員のご遺族が提訴…《刑事罰どころか出世していた
財務省の“改ざん指示”幹部官僚たち》や行政府の長、財務相の冷酷非道』
『●パワハラにより森友公文書改ざんという犯罪を強要…真の犯罪者
《なんとも無責任な態度》な行政府の長や財務相、財務省幹部官僚達』
『●森友公文書改ざんという犯罪を強要…泥棒(アベ様や財務相)が縄を
綯う(まともな再調査する)訳がない…第三者性のある新たな調査を』
『●アベ様や財務相はトップに居座り続け、財務省幹部官僚達は栄転
…《内輪のあやふやな再調査ではなく、第三者性のある新たな調査》が必要』
『●私人の「桜を見る会」、《政府の自粛呼びかけの最中であること》
だけ《が原因ではない》…森友問題、アベ昭恵様が〝タマ〟を込めた結果…』
『●《昭恵夫人が発案し立ち上げた事業の資金提供者》であるが故に
《「桜を見る会」に招待されていたマルチ企業》48ホールディングス社長』
『●(西日本新聞)《桜下に羽目を外さず》…《首相は、公園の桜ではなく
飲食店の敷地内なので「花見ではない」》…桜は見たが花見じゃない』
『●《新型コロナウイルス禍の対応に尽力している政府は絶対の正義で、
社会防衛の前には人一人の命ごとき取るに足らないとでも言いたげ…》』
『●再び《論功行賞》…《そもそも太田氏は、森友公文書改ざん問題から
安倍首相を守ってきただけではなく、深く関与している…“当事者”だ》』
『●《「改ざんした日からコロッと様子が変わって、口数も減って
しゃべらなくなった」(赤木雅子さん)》…〝壊した〟犯人らはのうのうと…』
『●《菅義偉官房長官…「報告書に事実が書かれ、検察の捜査も行われ
結論が出ている」と訴えを一蹴…雅子さんや遺族、そして世論は納得》?』
『●デモクラシータイムス《「僕の雇い主は国民です」と胸をはり…生きて
いた夫が壊れたのはなぜか、「私は真実を知りたい」から》…に応えよ』
『●アベ様や財務相は、赤木さんが《残したファイルとか、いま黒塗りに
なっている夫がうつ病になった経緯であるとか、出すのは簡単なことだ》』
《「これが財務官僚王国 最後は下部がしっぽを切られる。
なんて世の中だ」――。手書きの遺書に、こう書き残して亡くなった
赤木俊夫さん(享年54)》。
「《「僕の雇い主は国民です」と胸をはり…生きていた夫が壊れたのは
なぜか、「私は真実を知りたい」》…赤木雅子さんの要望に応えよ。
《安倍内閣を倒したいとか、追及したいということじゃなく、
真実が知りたい。ただそれだけです》…それに応える義務がアベ様や
財務相らにはある。アベ様や財務相は、赤木さんが《残したファイルとか、
いま黒塗りになっている夫がうつ病になった経緯であるとか、
出すのは簡単なことだ》」
「アベ様の首相辞任表明を受けて、『報道特集』…で金平茂紀さんは
「競馬の予想みたいな話題に行く前に、アベ政権の功罪について冷徹な
検証をまずやることが必要じゃないか。安倍政権の負の遺産をキチンと
清算して、教訓を次に活かしていくことがすごく重要なこと。…
赤木雅子さんの言葉をちょっと補っておきますとね、「自分の夫は
心の病気になって死を選んだんだ、と。病気で辞任する安倍さん
だからこそ、その苦しみを理解できるはずだ。きちんと再調査を命じて、
辞任してほしい」と仰っていた」」
『●同感…《「安倍政権7年8カ月の功罪」…考えてみると、ぼくにとっては
「罪」ばっかりで「功」はちっとも浮かばない》(鈴木耕さん)』
『●【本音のコラム】:《前川喜平…「あべとともにさりぬ」というわけには
いかない》《斎藤美奈子…「続・最悪」がないという保証はない》』
『●東京新聞《菅義偉政権は、この問題の対処も「前政権を継承」…遺族の
声から逃げることなく、政府はファイルを提出し、正直に説明すべき》』
『●《決定的に重要な証拠》《改ざんの詳細が記されたという“赤木ファイル”》
…その存否さえ明らかにしない卑劣な国に「文書提出命令」を』
『●《赤木ファイル…国会では裁判に影響があると言い、裁判では影響がない
と言う財務省の二枚舌》、そして、麻生太郎財務相の卑劣・冷酷』
《3月7日、3年前に財務省近畿財務局の職員赤木俊夫氏が命を絶った
日だ。赤木氏は、森友学園への国有地売却の決裁文書を改ざん
させられた。不当な安値売却に安倍晋三総理(当時)の夫人昭恵氏の
関与が疑われたが、安倍氏は「私や妻が関係していたということに
なれば、総理大臣も国会議員も辞める」と答弁した。ところが、
決裁文書には昭恵夫人らの名前があったので、これを消すために
改ざんが行われたのだ》
『●赤木俊夫さんが残してくれた証拠・記録「赤木ファイル」を《すべて
黒塗りにされた「のり弁」状態》にするなど、絶対に絶対に許されない』
『●「赤木ファイル」を《探しもせず、目も通さずに調査を終えたのならば、
調査の信頼性そのものを疑わざるを得ない》…黒塗りなど許されない』
『●《つまり、赤木雅子氏の裁判の勝敗は、私たち国民が「諦めないこと」
「忘れないこと」にかかっている…私たちは、雅子さんとともに…》』
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【https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1328332.html】
<金口木舌>政府ぐるみの「既読スルー」
2021年5月27日 05:00
既読スルー 森友学園 赤木ファイル 金口木舌
気になる言葉だと思っていた。「既読スルー」のことである。無料通信アプリLINE(ライン)で送ったメッセージが相手に読まれているのに返信がないことを指す
▼LINEをやっている中学生に「既読スルーは嫌か」と聞いてみたら「スルーするのは嫌だし、されたら何があったのか心配だ」という返事。かくして深夜までスマホとにらめっこ。不憫(ふびん)だ
▼私たちは今、政府ぐるみの「既読スルー」を目の当たりにしている。森友学園への国有地払い下げに絡む財務省公文書の改ざん過程を記録した「赤木ファイル」だ。存在すら認めなかった政府はここに来て「開示する」という
▼ファイルの存在を確認したのは「かなり前」と麻生太郎財務相。政府は知っていて隠蔽(いんぺい)してきた。改ざんを上司に命じられ、苦悩の末に記録を残して命を絶った元職員の赤木俊夫さんの無念に報いるなら、全面開示するのが筋
▼施政権返還から49年、国に無視され続けた沖縄で考える。政府の「既読スルー」はいったい何を、誰を守るのか。国民もいつまで見て見ぬふりをするのだろう。いずれも正義にもとる態度だ
▼「相手にしてくれないつらい思いを、沖縄の人もたくさん感じている」。来県した赤木さんの妻、雅子さんの言葉だ。無視された小さな声を拾い集めることでしか、この国の正義は取り戻せない。今の政府にできるだろうか。
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[※ 赤木俊夫さんの「国家公務員倫理カード」は擦り切れている… (『報道特集』、2020年9月12日)↑]
(2021年05月23日[日])
古賀茂明氏による、週刊朝日のコラム【非情な政権と闘う赤木雅子さんを応援しよう 古賀茂明】(https://dot.asahi.com/wa/2021051700006.html)。
《改ざんに反対した赤木氏は、真相を明らかにするためにその経緯を克明に記録し、検察にもそれを提出して自らの関与を含め真実を伝えた。一方、財務省は、公文書改ざんに関する報告書を出したが、佐川宣寿氏(改ざんを主導した当時の財務省理財局長)が具体的にどのように改ざんを指示したのかなどの詳細は隠し、赤木ファイルの存在はもちろん、赤木氏の自殺にも一切触れなかった。赤木氏は、死後にもその存在を否定される扱いを受けたのだ。「二重殺人」とさえ言える》。
《財務省…「二重殺人」とさえ言える》…#赤木ファイル の #黒塗りは許されない。
《つまり、赤木雅子氏の裁判の勝敗は、私たち国民が「諦めないこと」「忘れないこと」にかかっている。人の心を持つ善良な官僚と裁判官を後押しするために、私たちは、雅子さんとともに声を上げ、闘い続けなければならない》。
《決定的に重要な証拠》《改ざんの詳細が記されたという“赤木ファイル”》…その存否さえ明らかにしなかった卑劣な国。漸くその存在を認めた。
《赤木ファイル…国会では裁判に影響があると言い、裁判では影響がないと言う財務省の二枚舌》、そして、麻生太郎財務相の卑劣・冷酷。また、「2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日」で命運尽きているべきだったアベ様ご夫妻、しかし、今ものうのうと…。数多のアベ様案件は、1件として解決していない。
ウルトラ差別主義者な、今もまだ財務相の麻生太郎氏の責任も極めて重大です。赤木さんが命をかけて残してくれた「証拠」・記録を「のり弁」にするなど、絶対に絶対に許されない。《全面開示が当然である》。(相澤冬樹さん)《■再び現場に無理をさせるのか …そして黒塗りをさせられるのは常に現場だ。俊夫さんもやらされた。これ以上現場の職員に無理をさせないでほしい。黒塗りなどせずそのまま出してほしい》。
琉球新報の記事【不条理、沖縄と通底 思い一顧だにしない国 基地問題重なる 森友文書改ざん強要で提訴 赤木雅子さん】(https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1322616.html)によると、《森友学園に関する決裁文書の改ざんを強いられ、自殺した財務省近畿財務局の元職員赤木俊夫さん=当時(54)=の妻雅子さん(50)が来県し、16日までに、沖縄戦戦没者の遺骨収集の現場や、2017年に米軍機の部品が落下した宜野湾市の緑ヶ丘保育園などを訪ねた。戦後、米軍基地問題などで国を相手に闘う住民と、国へ損害賠償を求めて提訴した自身の境遇を重ね「同じ気持ちになれた。沖縄に来て良かった」と語った》。
相澤冬樹さんのつぶやき:
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【https://twitter.com/fuyu3710/status/1395209188893024256】
相澤冬樹 角川新書「真実をつかむ」文春文庫「メディアの闇」@fuyu3710
「#赤木死すとも真実は死せず」全国行脚中の #赤木雅子さん が高知で語った言葉を #テレビ高知 が紹介してくれました。各地でその地の人と空気に触れることでご当地の皆さんに響く言葉が生まれます。全国どこでもお声がかかれば訪れるそうです。#赤木ファイル #黒塗りはダメ
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公文書改ざん訴訟の原告が来高「赤木ファイルで死の真相解明を」(テレビ高知) - Yahoo!ニュース
森友学園をめぐる公文書の改ざんを命じられ自殺した近畿財務局元職員の妻が国などを訴えている裁判で、国は今月に入って初めて、改ざんの経緯を記したとされるファイルの存在を認めました。元職員の妻はいま各地を…
news.yahoo.co.jp
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午前11:46 · 2021年5月20日
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阿部岳さんの取材映像をツイートで知りました。
阿部岳さん【【取材記録】赤木雅子さんと島袋文子さん】
(https://www.youtube.com/watch?v=2ITBD5DsfUE)
『●スゲエなぁアベ様、露骨…忖度な太田充理財局長に《論功行賞で、
財務省きっての花形ポストがプレゼント》』
『●頭から腐った自民党のその総裁・アベ様という《総理のために
嘘をつくことが奨励される国──》ニッポン』
『●《改ざんを命じられたときも相当抵抗…。やっているのは犯罪。
自分の信念や理に反して悔しかっただろう》』
『●《近畿財務局元職員の妻が…佐川宣寿氏と国を相手に…大阪地裁に提訴》
…《前代未聞の改ざんなのに、最高責任者の麻生太郎財務相》は?』
『●近畿財務局元職員のご遺族が提訴…《刑事罰どころか出世していた
財務省の“改ざん指示”幹部官僚たち》や行政府の長、財務相の冷酷非道』
『●パワハラにより森友公文書改ざんという犯罪を強要…真の犯罪者
《なんとも無責任な態度》な行政府の長や財務相、財務省幹部官僚達』
『●森友公文書改ざんという犯罪を強要…泥棒(アベ様や財務相)が縄を
綯う(まともな再調査する)訳がない…第三者性のある新たな調査を』
『●アベ様や財務相はトップに居座り続け、財務省幹部官僚達は栄転
…《内輪のあやふやな再調査ではなく、第三者性のある新たな調査》が必要』
『●私人の「桜を見る会」、《政府の自粛呼びかけの最中であること》
だけ《が原因ではない》…森友問題、アベ昭恵様が〝タマ〟を込めた結果…』
『●《昭恵夫人が発案し立ち上げた事業の資金提供者》であるが故に
《「桜を見る会」に招待されていたマルチ企業》48ホールディングス社長』
『●(西日本新聞)《桜下に羽目を外さず》…《首相は、公園の桜ではなく
飲食店の敷地内なので「花見ではない」》…桜は見たが花見じゃない』
『●《新型コロナウイルス禍の対応に尽力している政府は絶対の正義で、
社会防衛の前には人一人の命ごとき取るに足らないとでも言いたげ…》』
『●再び《論功行賞》…《そもそも太田氏は、森友公文書改ざん問題から
安倍首相を守ってきただけではなく、深く関与している…“当事者”だ》』
『●《「改ざんした日からコロッと様子が変わって、口数も減って
しゃべらなくなった」(赤木雅子さん)》…〝壊した〟犯人らはのうのうと…』
『●《菅義偉官房長官…「報告書に事実が書かれ、検察の捜査も行われ
結論が出ている」と訴えを一蹴…雅子さんや遺族、そして世論は納得》?』
『●デモクラシータイムス《「僕の雇い主は国民です」と胸をはり…生きて
いた夫が壊れたのはなぜか、「私は真実を知りたい」から》…に応えよ』
『●アベ様や財務相は、赤木さんが《残したファイルとか、いま黒塗りに
なっている夫がうつ病になった経緯であるとか、出すのは簡単なことだ》』
《「これが財務官僚王国 最後は下部がしっぽを切られる。
なんて世の中だ」――。手書きの遺書に、こう書き残して亡くなった
赤木俊夫さん(享年54)》。
「《「僕の雇い主は国民です」と胸をはり…生きていた夫が壊れたのは
なぜか、「私は真実を知りたい」》…赤木雅子さんの要望に応えよ。
《安倍内閣を倒したいとか、追及したいということじゃなく、
真実が知りたい。ただそれだけです》…それに応える義務がアベ様や
財務相らにはある。アベ様や財務相は、赤木さんが《残したファイルとか、
いま黒塗りになっている夫がうつ病になった経緯であるとか、
出すのは簡単なことだ》」
「アベ様の首相辞任表明を受けて、『報道特集』…で金平茂紀さんは
「競馬の予想みたいな話題に行く前に、アベ政権の功罪について冷徹な
検証をまずやることが必要じゃないか。安倍政権の負の遺産をキチンと
清算して、教訓を次に活かしていくことがすごく重要なこと。…
赤木雅子さんの言葉をちょっと補っておきますとね、「自分の夫は
心の病気になって死を選んだんだ、と。病気で辞任する安倍さん
だからこそ、その苦しみを理解できるはずだ。きちんと再調査を命じて、
辞任してほしい」と仰っていた」」
『●同感…《「安倍政権7年8カ月の功罪」…考えてみると、ぼくにとっては
「罪」ばっかりで「功」はちっとも浮かばない》(鈴木耕さん)』
『●【本音のコラム】:《前川喜平…「あべとともにさりぬ」というわけには
いかない》《斎藤美奈子…「続・最悪」がないという保証はない》』
『●東京新聞《菅義偉政権は、この問題の対処も「前政権を継承」…遺族の
声から逃げることなく、政府はファイルを提出し、正直に説明すべき》』
『●《決定的に重要な証拠》《改ざんの詳細が記されたという“赤木ファイル”》
…その存否さえ明らかにしない卑劣な国に「文書提出命令」を』
『●《赤木ファイル…国会では裁判に影響があると言い、裁判では影響がない
と言う財務省の二枚舌》、そして、麻生太郎財務相の卑劣・冷酷』
《3月7日、3年前に財務省近畿財務局の職員赤木俊夫氏が命を絶った
日だ。赤木氏は、森友学園への国有地売却の決裁文書を改ざん
させられた。不当な安値売却に安倍晋三総理(当時)の夫人昭恵氏の
関与が疑われたが、安倍氏は「私や妻が関係していたということに
なれば、総理大臣も国会議員も辞める」と答弁した。ところが、
決裁文書には昭恵夫人らの名前があったので、これを消すために
改ざんが行われたのだ》
『●赤木俊夫さんが残してくれた証拠・記録「赤木ファイル」を《すべて
黒塗りにされた「のり弁」状態》にするなど、絶対に絶対に許されない』
『●「赤木ファイル」を《探しもせず、目も通さずに調査を終えたのならば、
調査の信頼性そのものを疑わざるを得ない》…黒塗りなど許されない』
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【https://dot.asahi.com/wa/2021051700006.html】
非情な政権と闘う赤木雅子さんを応援しよう 古賀茂明
連載「政官財の罪と罰」
古賀茂明 2021.5.18 07:00
週刊朝日 #古賀茂明 #安倍晋三 #忖度 #政官財の罪と罰 #森友学園事件 #財務省 #赤木ファイル #赤木俊夫
(古賀茂明さん)
(赤木俊夫さんの写真とともに
記者会見に臨む妻の雅子さん(c)朝日新聞社)
5月6日、国は、いわゆる「赤木ファイル」を6月23日に開示する旨の意見書を裁判所に提出した。森友学園事件で安倍昭恵氏らの関与が示された文書等の改ざんを強要された財務省近畿財務局の元職員、赤木俊夫氏が生前に残したものだ。
(【写真】遺影を携え会見に臨んだ赤木俊夫さんの妻雅子さん)
改ざんに反対した赤木氏は、真相を明らかにするためにその経緯を克明に記録し、検察にもそれを提出して自らの関与を含め真実を伝えた。
一方、財務省は、公文書改ざんに関する報告書を出したが、佐川宣寿氏(改ざんを主導した当時の財務省理財局長)が具体的にどのように改ざんを指示したのかなどの詳細は隠し、赤木ファイルの存在はもちろん、赤木氏の自殺にも一切触れなかった。赤木氏は、死後にもその存在を否定される扱いを受けたのだ。「二重殺人」とさえ言える。
検察が、公文書改ざんを不問に付したのも驚きだ。行政だけでなく司法の一翼を担う組織までが腐り切ってしまった。
そんな絶望的状況の中で、赤木氏の夫人雅子氏は、国と佐川氏を相手取って損害賠償請求訴訟を起こした。安倍晋三政権と菅義偉政権という巨大な悪の権化を相手にした闘いは無謀とも言えるが、その心を支えるのは、ひとえに俊夫氏に対する「愛」だ。「国民に真実を伝えたい」という夫の遺志を継ぎ、それを実現してあげたい。その強い思いで「巨悪に対する」恐怖心を克服したのだろう。ある時、彼女が私に語った「夫も見守ってくれていると思うので頑張っていきます」という言葉が、全てを物語る。
冒頭に紹介した意見書の中で、国は、開示文書の黒塗り部分は「出来る限り狭いものとする」とし、裁判所の訴訟指揮に「真摯に対応する」と繰り返した。雅子氏にとっては救いの言葉であり、大きな一歩ではある。
だが、31年間の私の官僚経験から言うと、楽観はできない。開示を6月23日としたのは、同16日の国会閉会後であれば野党の追及を逃れられるからだ。そこから黒塗りについての争いが延々と続き、真相究明は、できてもかなり先になる。
その間、五輪があれば、森友事件のことなど国民は見向きもしなくなる。また、ワクチン接種が進んでコロナの感染拡大も小康状態になれば、内閣支持率は上昇し、森友事件が話題になっても自民党総裁選や衆議院総選挙への影響は最小化できる。それが菅氏の読みだろう。
官僚は安倍・菅政権を忖度して、公文書を改ざんし、赤木ファイルを隠ぺいした。情も道理もなく、赤木氏の存在を無視する麻生太郎財務相への忖度も大きいはずだ。菅政権と麻生財務相が居続ければ、「忖度奴隷」となった財務官僚が森友事件の真相究明に「真摯に対応する」ことは難しい。
一方、希望もある。近畿財務局の元統括官、池田靖氏は、マスコミに対して赤木ファイルの存在を認めた。彼の勇気ある行動は世論に押されてのことだろう。逆に、国民の関心が薄れれば、立ち上がる官僚もいなくなる。迷った時に政府寄りの判断をしてしまう判事も増えるだろう。
つまり、赤木雅子氏の裁判の勝敗は、私たち国民が「諦めないこと」「忘れないこと」にかかっている。人の心を持つ善良な官僚と裁判官を後押しするために、私たちは、雅子さんとともに声を上げ、闘い続けなければならない。
※週刊朝日 2021年5月28日号
■古賀茂明(こが・しげあき)/古賀茂明政策ラボ代表、「改革はするが戦争はしない」フォーラム4提唱者。1955年、長崎県生まれ。東大法学部卒。元経済産業省の改革派官僚。産業再生機構執行役員、内閣審議官などを経て2011年退官。新刊『日本を壊した霞が関の弱い人たち 新・官僚の責任』(集英社)など
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[※ 赤木俊夫さんの「国家公務員倫理カード」は擦り切れている… (『報道特集』、2020年9月12日)↑]
(2021年5月15日[土])
日刊ゲンダイの二つのコラム【相澤冬樹 森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記/財務省「赤木ファイル」存在認めた!全面降伏は民意の勝利】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/288831)と、
【相澤冬樹 森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記/赤木ファイル「黒塗りはダメ。ゼッタイに」の世論が不可欠】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/289087)。
《この「赤木ファイル」、そもそも俊夫さんの上司だった池田靖さんが、存在を雅子さんに明言している。その録音データを裁判の証拠として提出しているから、ファイルがあること自体は当たり前のことなのだ。しかし、昨年3月の提訴から財務省は「あるともないとも言えない」と世まい言を繰り返した揚げ句、前回の協議で「探索作業中」と答えてきた。「捜さんでも元上司の池田さんに聞きゃわかるやろ」と言いたくもなる。そこまで不誠実な回答を繰り返してきた財務省のことだ。今回の回答にも正直期待はしていなかった》。
《そこで心強いのは報道各社の論調だ。「黒塗り許すまじ」と迫っている。だから雅子さんは願う。報道により「黒塗りはダメ。ゼッタイに」という世論が高まれば、赤木ファイルの全面開示を勝ち取れるのではないかと》。
《決定的に重要な証拠》《改ざんの詳細が記されたという“赤木ファイル”》…その存否さえ明らかにしなかった卑劣な国。漸くその存在を認めた。
《赤木ファイル…国会では裁判に影響があると言い、裁判では影響がないと言う財務省の二枚舌》、そして、麻生太郎財務相の卑劣・冷酷。また、「2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日」で命運尽きているべきだったアベ様ご夫妻、しかし、今ものうのうと…。数多のアベ様案件は、1件として解決していない。
ウルトラ差別主義者な、今もまだ財務相の麻生太郎氏の責任も極めて重大です。赤木さんが命をかけて残してくれた「証拠」・記録を「のり弁」にするなど、絶対に絶対に許されない。《全面開示が当然である》。《■再び現場に無理をさせるのか …そして黒塗りをさせられるのは常に現場だ。俊夫さんもやらされた。これ以上現場の職員に無理をさせないでほしい。黒塗りなどせずそのまま出してほしい》。
西日本新聞の記事【赤木ファイル 「森友」解明へ全面開示を】(https://www.nishinippon.co.jp/item/n/736437/)によると、《そもそも文書の存在確認に1年以上を要した理由が釈然としない。財務省は文書の特定に時間がかかったなどとしている。赤木ファイルが伝えられている通りの内容であれば、2018年に実施した省内調査でも重視すべきはずの文書である。そうした文書を探しもせず、目も通さずに調査を終えたのならば、調査の信頼性そのものを疑わざるを得ない。仮に存在を知りながら、調査結果に反映せず、隠していたのなら、国民に対する背信行為だと言える。財務省は早くも当該文書の一部を黒塗りで開示する考えを示している。容認できない。森友問題では、理財局長だった佐川宣寿氏が学園との価格交渉の記録について「廃棄した」と国会で虚偽答弁している。そうした経緯も踏まえれば、財務省の恣意的判断ではなく、原則全てを明らかにするべきだ。改ざんは、安倍晋三前首相が「私や妻が関係していたなら首相も国会議員も辞める」と国会で答弁した直後に始まった》。
沖縄タイムスの【社説[赤木ファイル] 全面開示し真相解明を】(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/750102)によると、《元上司が「われわれがどういう過程で(改ざんを)やったかというのが全部分かる」と語ったほど、詳細な記録とみられる。そうした資料があったにもかかわらず、1年以上、存否さえ明らかにしない政府や財務省の姿勢は、自己保身のため、不都合な真実を隠す「隠蔽(いんぺい)体質」そのものと言っていい。国は第三者の個人情報が含まれているとして、マスキング(黒塗り)して公開する考えだ。個人情報を盾に恣意(しい)的に情報が隠されれば、これまでと同じだ。全面開示が当然である》。
琉球新報【<社説>赤木ファイル「存在」 黒塗りせず全面開示せよ】(https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-1318451.html)によると、《ファイルは、やはり存在した。財務省近畿財務局の元職員赤木俊夫さんが改ざんの過程をまとめた文書「赤木ファイル」の存否すら明らかにしなかった国側が一転して認め、開示する方針を示した。公文書は、健全な民主主義の根幹を支える国民共有の知的財産である。その公文書を改ざんした過程を示す「赤木ファイル」の黒塗り提出は許されない。全面開示し、公文書改ざんの真相を究明してもらいたい》。
『●スゲエなぁアベ様、露骨…忖度な太田充理財局長に《論功行賞で、
財務省きっての花形ポストがプレゼント》』
『●頭から腐った自民党のその総裁・アベ様という《総理のために
嘘をつくことが奨励される国──》ニッポン』
『●《改ざんを命じられたときも相当抵抗…。やっているのは犯罪。
自分の信念や理に反して悔しかっただろう》』
『●《近畿財務局元職員の妻が…佐川宣寿氏と国を相手に…大阪地裁に提訴》
…《前代未聞の改ざんなのに、最高責任者の麻生太郎財務相》は?』
『●近畿財務局元職員のご遺族が提訴…《刑事罰どころか出世していた
財務省の“改ざん指示”幹部官僚たち》や行政府の長、財務相の冷酷非道』
『●パワハラにより森友公文書改ざんという犯罪を強要…真の犯罪者
《なんとも無責任な態度》な行政府の長や財務相、財務省幹部官僚達』
『●森友公文書改ざんという犯罪を強要…泥棒(アベ様や財務相)が縄を
綯う(まともな再調査する)訳がない…第三者性のある新たな調査を』
『●アベ様や財務相はトップに居座り続け、財務省幹部官僚達は栄転
…《内輪のあやふやな再調査ではなく、第三者性のある新たな調査》が必要』
『●私人の「桜を見る会」、《政府の自粛呼びかけの最中であること》
だけ《が原因ではない》…森友問題、アベ昭恵様が〝タマ〟を込めた結果…』
『●《昭恵夫人が発案し立ち上げた事業の資金提供者》であるが故に
《「桜を見る会」に招待されていたマルチ企業》48ホールディングス社長』
『●(西日本新聞)《桜下に羽目を外さず》…《首相は、公園の桜ではなく
飲食店の敷地内なので「花見ではない」》…桜は見たが花見じゃない』
『●《新型コロナウイルス禍の対応に尽力している政府は絶対の正義で、
社会防衛の前には人一人の命ごとき取るに足らないとでも言いたげ…》』
『●再び《論功行賞》…《そもそも太田氏は、森友公文書改ざん問題から
安倍首相を守ってきただけではなく、深く関与している…“当事者”だ》』
『●《「改ざんした日からコロッと様子が変わって、口数も減って
しゃべらなくなった」(赤木雅子さん)》…〝壊した〟犯人らはのうのうと…』
『●《菅義偉官房長官…「報告書に事実が書かれ、検察の捜査も行われ
結論が出ている」と訴えを一蹴…雅子さんや遺族、そして世論は納得》?』
『●デモクラシータイムス《「僕の雇い主は国民です」と胸をはり…生きて
いた夫が壊れたのはなぜか、「私は真実を知りたい」から》…に応えよ』
『●アベ様や財務相は、赤木さんが《残したファイルとか、いま黒塗りに
なっている夫がうつ病になった経緯であるとか、出すのは簡単なことだ》』
《「これが財務官僚王国 最後は下部がしっぽを切られる。
なんて世の中だ」――。手書きの遺書に、こう書き残して亡くなった
赤木俊夫さん(享年54)》。
「《「僕の雇い主は国民です」と胸をはり…生きていた夫が壊れたのは
なぜか、「私は真実を知りたい」》…赤木雅子さんの要望に応えよ。
《安倍内閣を倒したいとか、追及したいということじゃなく、
真実が知りたい。ただそれだけです》…それに応える義務がアベ様や
財務相らにはある。アベ様や財務相は、赤木さんが《残したファイルとか、
いま黒塗りになっている夫がうつ病になった経緯であるとか、
出すのは簡単なことだ》」
「アベ様の首相辞任表明を受けて、『報道特集』…で金平茂紀さんは
「競馬の予想みたいな話題に行く前に、アベ政権の功罪について冷徹な
検証をまずやることが必要じゃないか。安倍政権の負の遺産をキチンと
清算して、教訓を次に活かしていくことがすごく重要なこと。…
赤木雅子さんの言葉をちょっと補っておきますとね、「自分の夫は
心の病気になって死を選んだんだ、と。病気で辞任する安倍さん
だからこそ、その苦しみを理解できるはずだ。きちんと再調査を命じて、
辞任してほしい」と仰っていた」」
『●同感…《「安倍政権7年8カ月の功罪」…考えてみると、ぼくにとっては
「罪」ばっかりで「功」はちっとも浮かばない》(鈴木耕さん)』
『●【本音のコラム】:《前川喜平…「あべとともにさりぬ」というわけには
いかない》《斎藤美奈子…「続・最悪」がないという保証はない》』
『●東京新聞《菅義偉政権は、この問題の対処も「前政権を継承」…遺族の
声から逃げることなく、政府はファイルを提出し、正直に説明すべき》』
『●《決定的に重要な証拠》《改ざんの詳細が記されたという“赤木ファイル”》
…その存否さえ明らかにしない卑劣な国に「文書提出命令」を』
『●《赤木ファイル…国会では裁判に影響があると言い、裁判では影響がない
と言う財務省の二枚舌》、そして、麻生太郎財務相の卑劣・冷酷』
《3月7日、3年前に財務省近畿財務局の職員赤木俊夫氏が命を絶った
日だ。赤木氏は、森友学園への国有地売却の決裁文書を改ざん
させられた。不当な安値売却に安倍晋三総理(当時)の夫人昭恵氏の
関与が疑われたが、安倍氏は「私や妻が関係していたということに
なれば、総理大臣も国会議員も辞める」と答弁した。ところが、
決裁文書には昭恵夫人らの名前があったので、これを消すために
改ざんが行われたのだ》
『●赤木俊夫さんが残してくれた証拠・記録「赤木ファイル」を《すべて
黒塗りにされた「のり弁」状態》にするなど、絶対に絶対に許されない』
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/288831】
相澤冬樹 大阪日々新聞・元NHK記者
大阪日日新聞(新日本海新聞社)論説委員・記者。1962年宮崎県生まれ。東京大学法学部卒業。1987年NHKに記者職で入局。東京社会部、大阪府警キャップ・ニュースデスクなどを経て現職。著書『安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由』(文藝春秋)がベストセラーとなった。
森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記
財務省「赤木ファイル」存在認めた!全面降伏は民意の勝利
公開日:2021/05/07 14:00 更新日:2021/05/07 14:00
(国からの回答を確認する雅子さん(提供写真))
「まだ忘れられてないんや……」――。そんなことを思うほど、彼女には自信がなかった。
森友事件で公文書改ざんを強要され命を絶った財務省近畿財務局職員の赤木俊夫さんの妻、雅子さん(50)。国などを訴えた国家賠償訴訟の最大の焦点は、俊夫さんが改ざんのいきさつについて詳細に記した通称「赤木ファイル」だ。公開を求められた国側の回答期限だった6日、雅子さんの代理人弁護士の事務所は、詰めかけた報道陣で“超密”になった。関心の高さを物語っていた。
この「赤木ファイル」、そもそも俊夫さんの上司だった池田靖さんが、存在を雅子さんに明言している。その録音データを裁判の証拠として提出しているから、ファイルがあること自体は当たり前のことなのだ。
しかし、昨年3月の提訴から財務省は「あるともないとも言えない」と世まい言を繰り返した揚げ句、前回の協議で「探索作業中」と答えてきた。「捜さんでも元上司の池田さんに聞きゃわかるやろ」と言いたくもなる。そこまで不誠実な回答を繰り返してきた財務省のことだ。今回の回答にも正直期待はしていなかった。
ところが、5日の朝日新聞の1面の見出しは「赤木ファイル 存在認める」。財務省が対応を一変させるのか――! そんな驚きの中での報道陣の殺到だった。
6日夕方5時、弁護士事務所のファクスに着信があった。国からの回答だ。
「改ざんの過程等が時系列にまとめられた文書」「特定するに至った」「第4回口頭弁論期日(6月23日)には、本件文書を提出する予定である」
全面降伏ではないか!
■黒塗りは「できる限り狭いものとする」
プライバシー上の問題で一部は黒塗りするとは書いているが「できる限り狭いものとする」とわざわざ記している。この大転換はなぜ勝ち取れたのだろう? それは世論の力ではないかと雅子さんは感じる。マスコミ報道の積み重ねが世の人々の関心を招き、「赤木ファイル」という言葉が知られるようになった。それが財務省に「もう逃げられない」と観念させたのではないだろうか? まさに「民意の勝利」だ。
雅子さんは今、「皆さまのおかげ」をかみしめている。中途半端に終わらせないよう、これからも真相解明を求めていくつもりだ。
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/289087】
相澤冬樹 大阪日々新聞・元NHK記者
大阪日日新聞(新日本海新聞社)論説委員・記者。1962年宮崎県生まれ。東京大学法学部卒業。1987年NHKに記者職で入局。東京社会部、大阪府警キャップ・ニュースデスクなどを経て現職。著書『安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由』(文藝春秋)がベストセラーとなった。
森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記
赤木ファイル「黒塗りはダメ。ゼッタイに」の世論が不可欠
公開日:2021/05/14 06:00 更新日:2021/05/14 06:00
(大阪地裁での協議後に記者会見する赤木雅子さん
(撮影:相澤冬樹))
今や時の言葉となった「赤木ファイル」。全国紙も地方紙も、沖縄から北海道まで津々浦々で取り上げられている。その論調も「黒塗りなど許されない」「全面開示すべき」と足並みそろっている。
「赤木ファイル」とは何か? 森友事件で公文書改ざんを強要され命を絶った財務省近畿財務局の赤木俊夫さんが、その実態を詳細に記した文書だ。夫の死の真相を知りたいと妻の赤木雅子さん(50)が裁判で開示を求めたが、国は「あるともないとも言わない」と逃げ続けてきた。ところが裁判官にも提出を迫られ、追い込まれて、ついに存在を認めた。「やっぱりあるじゃないか!」ということで「赤木ファイル」は一躍トレンドに躍り出たのである。
存在判明後初となる12日の裁判所での協議。赤木雅子さんはいつも通り、法廷に入ってくる国の代理人たちに「よろしくお願いします」とお辞儀した。
これまでは黙って会釈するぐらいの反応は返ってきた。ところがこの日は振り向きもしない。まるで雅子さんがそこにいないかのように。
「赤木ファイルを出さざるをえなくなったから無視されるのかな」
そう思うと彼女はブルーな気分になった。その後の協議でも国は誠実に答えない。赤木ファイルはどこでいつ見つかったのか?
「裁判に関係ないから答える必要はない」
提出時期も明言せず、次に法廷が開かれる6月23日ギリギリまで出さないつもりかと思われた。雅子さんの心はどんどん沈んでいった。
■再び現場に無理をさせるのか
何より気になるのは、国が一部を黒塗りすると主張していることだ。プライバシーを理由に名前などを隠すと。「できる限り狭いものとする」とはいうが、これまでの国の態度を見れば安心はできない。
そして黒塗りをさせられるのは常に現場だ。俊夫さんもやらされた。これ以上現場の職員に無理をさせないでほしい。黒塗りなどせずそのまま出してほしい。
そこで心強いのは報道各社の論調だ。「黒塗り許すまじ」と迫っている。だから雅子さんは願う。報道により「黒塗りはダメ。ゼッタイに」という世論が高まれば、赤木ファイルの全面開示を勝ち取れるのではないかと。
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[※ 赤木俊夫さんの「国家公務員倫理カード」は擦り切れている… (『報道特集』、2020年9月12日)↑]
(2021年05月09日[日])
ず~っ、とその存否さえも明らかにされなかった「赤木ファイル」。ようやく国はその存在を認め、次回の裁判の際に提出すると云う。
《すべて黒塗りにされた「のり弁」状態》とならないことを切に祈る。《確認に1年以上》、そして、提出までの一月を〝黒塗り〟に使うつもりではないでしょうね? 《国側の意見書によると、第三者の個人情報が含まれており、黒塗りなどのマスキング処理が必要だが、その範囲は「裁判所の訴訟指揮に対して真摯に対応するという観点から、できる限り狭いものとする」とした》…《できる限り》ねぇ? とても信じられない。裁判所、しっかり《指揮》してくれ。
《決定的に重要な証拠》《改ざんの詳細が記されたという“赤木ファイル”》…その存否さえ明らかにしなかった卑劣な国。
《赤木ファイル…国会では裁判に影響があると言い、裁判では影響がないと言う財務省の二枚舌》、そして、麻生太郎財務相の卑劣・冷酷。また、「2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日」で命運尽きているべきだったアベ様ご夫妻、しかし、今ものうのうと…。数多のアベ様案件は、1件として解決していない。
ウルトラ差別主義者な、今もまだ財務相の麻生太郎氏の責任も極めて重大です。赤木さんが命をかけて残してくれた「証拠」・記録を「のり弁」にするなど、絶対に絶対に許されない。
『●《赤木ファイル…国会では裁判に影響があると言い、裁判では影響がない
と言う財務省の二枚舌》、そして、麻生太郎財務相の卑劣・冷酷』
《3月7日、3年前に財務省近畿財務局の職員赤木俊夫氏が命を絶った
日だ。赤木氏は、森友学園への国有地売却の決裁文書を改ざん
させられた。不当な安値売却に安倍晋三総理(当時)の夫人昭恵氏の
関与が疑われたが、安倍氏は「私や妻が関係していたということに
なれば、総理大臣も国会議員も辞める」と答弁した。ところが、
決裁文書には昭恵夫人らの名前があったので、これを消すために
改ざんが行われたのだ》
東京新聞の記事【「赤木ファイル」の存在、国側が認める方針 決裁文書改ざんの指示系統が解明されるか、開示範囲が焦点】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/102423)によると、《森友学園への国有地売却に関する決裁文書改ざん問題で、自殺した財務省近畿財務局の元職員赤木俊夫さん=当時(54)=が改ざんの過程を書き残したとされる文書「赤木ファイル」の存在を、国側が認める方針を固めたことが5日、関係者への取材で分かった。妻雅子さん(50)が国側に損害賠償を求めた訴訟の手続きで、6日にも文書で回答するとみられる。今後はどの範囲まで開示されるかが焦点となり、詳しい指示系統が明らかになる可能性がある。雅子さん側が2020年3月の大阪地裁への提訴時にファイルの提出を要請。国側はこれまで存否を明らかにしていなかったが、地裁が6日までに回答するよう求めていた。財務省が18年6月に公表した調査報告書によると、理財局長だった佐川宣寿氏(63)が改ざんの方向性を決定づけ、理財局幹部らが前首相夫人の安倍昭恵氏に関わる記述を削除するなどした。近畿財務局側の関与も記されているが、赤木さんの作業の詳細は明らかにされていない》。
毎日新聞の記事【森友改ざん訴訟 国が「赤木ファイル」の存在認める 6月開示へ】(https://mainichi.jp/articles/20210506/k00/00m/040/071000c)によると、《学校法人「森友学園」への国有地売却を巡り、財務省の決裁文書改ざんに加担させられたとして自殺した近畿財務局職員、赤木俊夫さん(当時54歳)の妻が国などに損害賠償を求めた訴訟で、国は6日、赤木さんが改ざんの詳細な経緯を職場で記したとされる文書の存在を認め、開示する方針を示した。妻側の代理人弁護士が明らかにした。国側はこれまで文書の存否を明らかにしてこなかった。国側は妻側に出した書面で、文書を6月23日の口頭弁論で提出すると説明。開示の範囲について「マスキング処理はできる限り狭いものとする予定だ」とした。文書は「赤木ファイル」と呼ばれ、財務省や近畿財務局での指示内容や改ざん前後の記載の比較などがまとめられているとされる。赤木さんの精神的苦痛の立証に不可欠な文書だとして、妻雅子さん(50)が2月、文書の提出を国に命じるよう大阪地裁に申請。地裁は国側に対し、5月6日を期限に書面で回答するよう求めていた。【松本紫帆】》。
東京新聞の記事【「赤木ファイル」の存在、国側が認める 森友文書改ざん訴訟 確認に1年以上】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/102572)によると、《森友学園への国有地売却に関する決裁文書の改ざんを強いられ、財務省近畿財務局の元職員赤木俊夫さん=当時(54)=が2018年に自殺に追い込まれたとして、妻雅子さん(50)が国側に損害賠償を求めた訴訟で、国側は6日、赤木さんが改ざんの過程をまとめた文書「赤木ファイル」が存在しているとの意見書を雅子さん側に出した。6月23日の第4回口頭弁論で提出する予定。国側が存在を認めたのは、改ざんが時系列でまとめられた文書や、財務省理財局と近畿財務局との間で送受信されたメールやその添付資料など。雅子さん側は20年3月に大阪地裁に提訴した際、ファイルの証拠提出を求めており、存在の確認に1年以上も要した国の姿勢が問われる。今後、どの範囲が開示されるかが焦点となる。国側の意見書によると、第三者の個人情報が含まれており、黒塗りなどのマスキング処理が必要だが、その範囲は「裁判所の訴訟指揮に対して真摯に対応するという観点から、できる限り狭いものとする」とした。ファイルを巡っては、地裁が今月6日までに存否を回答するよう提案していた。(共同)》
『●スゲエなぁアベ様、露骨…忖度な太田充理財局長に《論功行賞で、
財務省きっての花形ポストがプレゼント》』
『●頭から腐った自民党のその総裁・アベ様という《総理のために
嘘をつくことが奨励される国──》ニッポン』
『●《改ざんを命じられたときも相当抵抗…。やっているのは犯罪。
自分の信念や理に反して悔しかっただろう》』
『●《近畿財務局元職員の妻が…佐川宣寿氏と国を相手に…大阪地裁に提訴》
…《前代未聞の改ざんなのに、最高責任者の麻生太郎財務相》は?』
『●近畿財務局元職員のご遺族が提訴…《刑事罰どころか出世していた
財務省の“改ざん指示”幹部官僚たち》や行政府の長、財務相の冷酷非道』
『●パワハラにより森友公文書改ざんという犯罪を強要…真の犯罪者
《なんとも無責任な態度》な行政府の長や財務相、財務省幹部官僚達』
『●森友公文書改ざんという犯罪を強要…泥棒(アベ様や財務相)が縄を
綯う(まともな再調査する)訳がない…第三者性のある新たな調査を』
《新事実満載 赤木俊夫さんの「手記」 …●平成30年2月の国会で
(中略)麻生財務大臣や、太田理財局長(当時)の説明(中略)は、
明らかに虚偽答弁なのです。》
『●アベ様や財務相はトップに居座り続け、財務省幹部官僚達は栄転
…《内輪のあやふやな再調査ではなく、第三者性のある新たな調査》が必要』
『●私人の「桜を見る会」、《政府の自粛呼びかけの最中であること》
だけ《が原因ではない》…森友問題、アベ昭恵様が〝タマ〟を込めた結果…』
《森友問題の決裁文書改ざんを強要され、自殺した近畿財務局職員・
赤木俊夫さんが遺した遺書と手記が18日に公表されたタイミングで
昭恵氏が花見に浮かれていた、という事実の大きさだ》。《そして、
ついに赤木さんによる悲痛な遺書と手記が明らかになったというのに、
昭恵氏はその内容を重く受け止めるどころか、芸能人らと花見に
興じていた──。一体、どんな精神をしていたら、こんな行動を
とることができるというのだろうか》
『●《昭恵夫人が発案し立ち上げた事業の資金提供者》であるが故に
《「桜を見る会」に招待されていたマルチ企業》48ホールディングス社長』
『●(西日本新聞)《桜下に羽目を外さず》…《首相は、公園の桜ではなく
飲食店の敷地内なので「花見ではない」》…桜は見たが花見じゃない』
『●《新型コロナウイルス禍の対応に尽力している政府は絶対の正義で、
社会防衛の前には人一人の命ごとき取るに足らないとでも言いたげ…》』
『●再び《論功行賞》…《そもそも太田氏は、森友公文書改ざん問題から
安倍首相を守ってきただけではなく、深く関与している…“当事者”だ》』
『●《「改ざんした日からコロッと様子が変わって、口数も減って
しゃべらなくなった」(赤木雅子さん)》…〝壊した〟犯人らはのうのうと…』
『●《菅義偉官房長官…「報告書に事実が書かれ、検察の捜査も行われ
結論が出ている」と訴えを一蹴…雅子さんや遺族、そして世論は納得》?』
『●デモクラシータイムス《「僕の雇い主は国民です」と胸をはり…生きて
いた夫が壊れたのはなぜか、「私は真実を知りたい」から》…に応えよ』
『●アベ様や財務相は、赤木さんが《残したファイルとか、いま黒塗りに
なっている夫がうつ病になった経緯であるとか、出すのは簡単なことだ》』
《「これが財務官僚王国 最後は下部がしっぽを切られる。
なんて世の中だ」――。手書きの遺書に、こう書き残して亡くなった
赤木俊夫さん(享年54)》。
「《「僕の雇い主は国民です」と胸をはり…生きていた夫が壊れたのは
なぜか、「私は真実を知りたい」》…赤木雅子さんの要望に応えよ。
《安倍内閣を倒したいとか、追及したいということじゃなく、
真実が知りたい。ただそれだけです》…それに応える義務がアベ様や
財務相らにはある。アベ様や財務相は、赤木さんが《残したファイルとか、
いま黒塗りになっている夫がうつ病になった経緯であるとか、
出すのは簡単なことだ》」
「アベ様の首相辞任表明を受けて、『報道特集』…で金平茂紀さんは
「競馬の予想みたいな話題に行く前に、アベ政権の功罪について冷徹な
検証をまずやることが必要じゃないか。安倍政権の負の遺産をキチンと
清算して、教訓を次に活かしていくことがすごく重要なこと。…
赤木雅子さんの言葉をちょっと補っておきますとね、「自分の夫は
心の病気になって死を選んだんだ、と。病気で辞任する安倍さん
だからこそ、その苦しみを理解できるはずだ。きちんと再調査を命じて、
辞任してほしい」と仰っていた」」
『●同感…《「安倍政権7年8カ月の功罪」…考えてみると、ぼくにとっては
「罪」ばっかりで「功」はちっとも浮かばない》(鈴木耕さん)』
「官邸官僚の腐敗、《官庁が下請け機関》。アベ様や元・最低の官房長官の
シモベ、下僕。滅私奉公ならぬ滅公奉「僕」(「僕」チン=アベ様)。
赤木俊夫さんの「国家公務員倫理カード」は擦り切れていることが
分かる。『報道特集』(2020年9月12日)で金平茂紀さんは
「この文言を官邸官僚にきちんと読み返してもらいたい」と。
元最低の官房長官による第3次アベ様政権(大惨事アベ様政権)でも、
官邸官僚の腐敗までも《継承》していいのか?」
『●【本音のコラム】:《前川喜平…「あべとともにさりぬ」というわけには
いかない》《斎藤美奈子…「続・最悪」がないという保証はない》』
《加計問題では、安倍氏の親友加計孝太郎氏のため、本来認可できない
獣医学部が認可された。森友問題では、
国有地の不当な安価での払い下げに関する決裁文書が改ざんされ、
そのために赤木俊夫さんが亡くなった。安倍氏と親しい山口敬之氏は、
伊藤詩織さんに性被害を与えたが、逮捕も起訴もされなかった。…
安倍氏が辞めても専制的で欺瞞的で無責任な政権体質は、
負のレガシーとして残るだろう。このままでは
「あべとともにさりぬ」というわけにはいかない。》
『●東京新聞《菅義偉政権は、この問題の対処も「前政権を継承」…遺族の
声から逃げることなく、政府はファイルを提出し、正直に説明すべき》』
『●《決定的に重要な証拠》《改ざんの詳細が記されたという“赤木ファイル”》
…その存否さえ明らかにしない卑劣な国に「文書提出命令」を』
[※ 赤木俊夫さんの「国家公務員倫理カード」は擦り切れている… (『報道特集』、2020年9月12日)↑]
(2021年03月07日[日])
週刊朝日のコラム【古賀茂明「財務省は赤木ファイルを開示せよ」】(https://dot.asahi.com/wa/2021030100066.html)
《3月7日、3年前に財務省近畿財務局の職員赤木俊夫氏が命を絶った日だ。赤木氏は、森友学園への国有地売却の決裁文書を改ざんさせられた。不当な安値売却に安倍晋三総理(当時)の夫人昭恵氏の関与が疑われたが、安倍氏は「私や妻が関係していたということになれば、総理大臣も国会議員も辞める」と答弁した。ところが、決裁文書には昭恵夫人らの名前があったので、これを消すために改ざんが行われたのだ》。
《決定的に重要な証拠》《改ざんの詳細が記されたという“赤木ファイル”》…その存否さえ明らかにしない卑劣な国に、裁判所は「文書提出命令」を出すべきだ!
《赤木ファイル…国会では裁判に影響があると言い、裁判では影響がないと言う財務省の二枚舌》、そして、麻生太郎財務相の卑劣・冷酷。また、「2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日」で命運尽きているべきだったアベ様ご夫妻、しかし、今ものうのうと…。数多のアベ様案件は、1件として解決していない。
『●スゲエなぁアベ様、露骨…忖度な太田充理財局長に《論功行賞で、
財務省きっての花形ポストがプレゼント》』
『●頭から腐った自民党のその総裁・アベ様という《総理のために
嘘をつくことが奨励される国──》ニッポン』
『●《改ざんを命じられたときも相当抵抗…。やっているのは犯罪。
自分の信念や理に反して悔しかっただろう》』
『●《近畿財務局元職員の妻が…佐川宣寿氏と国を相手に…大阪地裁に提訴》
…《前代未聞の改ざんなのに、最高責任者の麻生太郎財務相》は?』
『●近畿財務局元職員のご遺族が提訴…《刑事罰どころか出世していた
財務省の“改ざん指示”幹部官僚たち》や行政府の長、財務相の冷酷非道』
『●パワハラにより森友公文書改ざんという犯罪を強要…真の犯罪者
《なんとも無責任な態度》な行政府の長や財務相、財務省幹部官僚達』
『●森友公文書改ざんという犯罪を強要…泥棒(アベ様や財務相)が縄を
綯う(まともな再調査する)訳がない…第三者性のある新たな調査を』
《新事実満載 赤木俊夫さんの「手記」 …●平成30年2月の国会で
(中略)麻生財務大臣や、太田理財局長(当時)の説明(中略)は、
明らかに虚偽答弁なのです。》
『●アベ様や財務相はトップに居座り続け、財務省幹部官僚達は栄転
…《内輪のあやふやな再調査ではなく、第三者性のある新たな調査》が必要』
『●私人の「桜を見る会」、《政府の自粛呼びかけの最中であること》
だけ《が原因ではない》…森友問題、アベ昭恵様が〝タマ〟を込めた結果…』
《森友問題の決裁文書改ざんを強要され、自殺した近畿財務局職員・
赤木俊夫さんが遺した遺書と手記が18日に公表されたタイミングで
昭恵氏が花見に浮かれていた、という事実の大きさだ》。《そして、
ついに赤木さんによる悲痛な遺書と手記が明らかになったというのに、
昭恵氏はその内容を重く受け止めるどころか、芸能人らと花見に
興じていた──。一体、どんな精神をしていたら、こんな行動を
とることができるというのだろうか》
『●《昭恵夫人が発案し立ち上げた事業の資金提供者》であるが故に
《「桜を見る会」に招待されていたマルチ企業》48ホールディングス社長』
『●(西日本新聞)《桜下に羽目を外さず》…《首相は、公園の桜ではなく
飲食店の敷地内なので「花見ではない」》…桜は見たが花見じゃない』
『●《新型コロナウイルス禍の対応に尽力している政府は絶対の正義で、
社会防衛の前には人一人の命ごとき取るに足らないとでも言いたげ…》』
『●再び《論功行賞》…《そもそも太田氏は、森友公文書改ざん問題から
安倍首相を守ってきただけではなく、深く関与している…“当事者”だ》』
『●《「改ざんした日からコロッと様子が変わって、口数も減って
しゃべらなくなった」(赤木雅子さん)》…〝壊した〟犯人らはのうのうと…』
『●《菅義偉官房長官…「報告書に事実が書かれ、検察の捜査も行われ
結論が出ている」と訴えを一蹴…雅子さんや遺族、そして世論は納得》?』
『●デモクラシータイムス《「僕の雇い主は国民です」と胸をはり…生きて
いた夫が壊れたのはなぜか、「私は真実を知りたい」から》…に応えよ』
『●アベ様や財務相は、赤木さんが《残したファイルとか、いま黒塗りに
なっている夫がうつ病になった経緯であるとか、出すのは簡単なことだ》』
《「これが財務官僚王国 最後は下部がしっぽを切られる。
なんて世の中だ」――。手書きの遺書に、こう書き残して亡くなった
赤木俊夫さん(享年54)》。
「《「僕の雇い主は国民です」と胸をはり…生きていた夫が壊れたのは
なぜか、「私は真実を知りたい」》…赤木雅子さんの要望に応えよ。
《安倍内閣を倒したいとか、追及したいということじゃなく、
真実が知りたい。ただそれだけです》…それに応える義務がアベ様や
財務相らにはある。アベ様や財務相は、赤木さんが《残したファイルとか、
いま黒塗りになっている夫がうつ病になった経緯であるとか、
出すのは簡単なことだ》」
「アベ様の首相辞任表明を受けて、『報道特集』…で金平茂紀さんは
「競馬の予想みたいな話題に行く前に、アベ政権の功罪について冷徹な
検証をまずやることが必要じゃないか。安倍政権の負の遺産をキチンと
清算して、教訓を次に活かしていくことがすごく重要なこと。…
赤木雅子さんの言葉をちょっと補っておきますとね、「自分の夫は
心の病気になって死を選んだんだ、と。病気で辞任する安倍さん
だからこそ、その苦しみを理解できるはずだ。きちんと再調査を命じて、
辞任してほしい」と仰っていた」」
『●同感…《「安倍政権7年8カ月の功罪」…考えてみると、ぼくにとっては
「罪」ばっかりで「功」はちっとも浮かばない》(鈴木耕さん)』
「官邸官僚の腐敗、《官庁が下請け機関》。アベ様や元・最低の官房長官の
シモベ、下僕。滅私奉公ならぬ滅公奉「僕」(「僕」チン=アベ様)。
赤木俊夫さんの「国家公務員倫理カード」は擦り切れていることが
分かる。『報道特集』(2020年9月12日)で金平茂紀さんは
「この文言を官邸官僚にきちんと読み返してもらいたい」と。
元最低の官房長官による第3次アベ様政権(大惨事アベ様政権)でも、
官邸官僚の腐敗までも《継承》していいのか?」
『●【本音のコラム】:《前川喜平…「あべとともにさりぬ」というわけには
いかない》《斎藤美奈子…「続・最悪」がないという保証はない》』
《加計問題では、安倍氏の親友加計孝太郎氏のため、本来認可できない
獣医学部が認可された。森友問題では、
国有地の不当な安価での払い下げに関する決裁文書が改ざんされ、
そのために赤木俊夫さんが亡くなった。安倍氏と親しい山口敬之氏は、
伊藤詩織さんに性被害を与えたが、逮捕も起訴もされなかった。…
安倍氏が辞めても専制的で欺瞞的で無責任な政権体質は、
負のレガシーとして残るだろう。このままでは
「あべとともにさりぬ」というわけにはいかない。》
『●東京新聞《菅義偉政権は、この問題の対処も「前政権を継承」…遺族の
声から逃げることなく、政府はファイルを提出し、正直に説明すべき》』
『●《決定的に重要な証拠》《改ざんの詳細が記されたという“赤木ファイル”》
…その存否さえ明らかにしない卑劣な国に「文書提出命令」を』
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【https://dot.asahi.com/wa/2021030100066.html】
古賀茂明「財務省は赤木ファイルを開示せよ」
連載「政官財の罪と罰」
古賀茂明 2021.3.2 07:00
(亡くなった近畿財務局の赤木俊夫さんの手帳(c)朝日新聞社)
今年も3月を迎えた。3・11からちょうど10年だが、3月にはもう一つ大切な日がある。3月7日、3年前に財務省近畿財務局の職員赤木俊夫氏が命を絶った日だ。赤木氏は、森友学園への国有地売却の決裁文書を改ざんさせられた。不当な安値売却に安倍晋三総理(当時)の夫人昭恵氏の関与が疑われたが、安倍氏は「私や妻が関係していたということになれば、総理大臣も国会議員も辞める」と答弁した。ところが、決裁文書には昭恵夫人らの名前があったので、これを消すために改ざんが行われたのだ。
(【写真】亡くなった赤木さんの手帳)
報道では、不正に手を染めさせられた赤木氏が、その精神的な「弱さ」ゆえに自責の念にかられてうつ病になり自殺したという解説がなされた。
しかし、赤木氏は、弱い人間ではなかった。まず、上司の改ざんの指示に強く抵抗している。財務省で上の命令に反することがいかに難しいか、官僚時代に財務省と深く付き合った経験のある私には、よくわかる。鉄の規律を誇る財務省で組織に刃向かえば、左遷どころか村八分になって職場にいられなくなる。辞めたとしても、財務省を敵にした人間を採用する企業はない。税務署が敵になるから、企業としては命取りだ。だから、赤木氏の強い抗議は自分の人生を懸けたのと同じだ。
改ざんの後、関わった職員は隠ぺいを続け、検察の取り調べにも口裏合わせで逃げ切ったが、正義感の強い赤木氏は、経緯を克明に記したファイルを検察に渡している。
だが、財務省と検察は、赤木氏だけに罪を被せて幕引きしようとしたようだ。赤木氏は、陰謀に気付いたが、一人で表に出て告発しても、他の関係者全員が赤木氏が主犯だと証言すれば、自分だけ葬られて終わる。精神的・肉体的にどん底状態の赤木氏には戦う余力も残されていなかった。
最後の手段として選んだのが、死をもっての告発だ。そうすれば、「赤木ファイル」の存在が世に知れ渡り、同僚の中にも真実を語る人が出るに違いない。そう信じたのだ。命がけで正義を通し、自らの責任とともに真実を明らかにしようとした赤木氏の勇気。赤木氏は真に「強い」公務員だった。逆に、他の財務官僚は勇気のない心の弱い人たちだったのだ。
昨年、近畿財務局の赤木氏の直属の上司がこのファイルの存在を認めた音声データが公開された。もはや、その存在を否定することはできない。
財務省は赤木ファイルの開示について、赤木夫人の雅子氏が起こした民事裁判に影響があるから出せないと国会で答えてきた。だが、先月重大な展開があった。
開示を拒む理由として挙げていた雅子氏が起こした民事訴訟において、財務省は、赤木ファイルは裁判の結論に影響を与えるような重要なものではないから出さないと答えていることを立憲民主党の階猛衆議院議員が暴露したのだ。国会では裁判に影響があると言い、裁判では影響がないと言う財務省の二枚舌。事務方の答弁はしどろもどろで答えにならなかったが、麻生太郎財務相は、階議員の質問に対して馬鹿にする態度で終始し、まともに答えなかった。
赤木氏の命日を前に、マスコミも国会ももう一度この問題を大きく取り上げ、政府に赤木ファイルの公開と森友事件に関する再調査を実施させなければならない。
※週刊朝日 2021年3月12日号
■古賀茂明(こが・しげあき)/古賀茂明政策ラボ代表、「改革はするが戦争はしない」フォーラム4提唱者。1955年、長崎県生まれ。東大法学部卒。元経済産業省の改革派官僚。産業再生機構執行役員、内閣審議官などを経て2011年退官。新刊『日本を壊した霞が関の弱い人たち 新・官僚の責任』(集英社)など
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[※ 赤木俊夫さんの「国家公務員倫理カード」は擦り切れている… (『報道特集』、2020年9月12日)↑]
(2021年02月20日[土])
日刊ゲンダイのコラム【相澤冬樹 森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記/「赤木ファイルは必ずある」決戦の3.22は雅子氏の誕生日】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/285394)。
《俊夫さんは生前、妻の雅子さんに繰り返し「自分のやってしまった犯罪行為はすべて書き残してある」と語っていた。上司だった池田靖さんも、その文書が確かにあることを雅子さんに打ち明けた》。
《赤木ファイル》…国はその存否さえ明らかにしない卑劣さ。さっさと公開せよ! まさか、亡失、あるいは、故意の隠滅のために廃棄なんてことはないでしょうね? 裁判所は、「文書提出命令」を早く! 《赤木ファイルが提出されることは、二度と決裁文書の改ざんが行われないようにするためにも、二度と夫と同じような目にあう国家公務員が出てこないようにするためにも、とても意味がある》。
Choose Life Projectのインタビュー映像【2/16 “赤木ファイル”の開示を求めて 提訴から1年 雅子さんに聞く #赤木さんを忘れない】(https://www.youtube.com/watch?v=GgWWjLT7vTg)によると、《2021年2月16日(火)20:00-21:00 「Dialogue for People」との共同企画。森友文書の改ざんを強いられ後に自死した近畿財務局職員の赤木俊夫さん。改ざんの詳細が記されたという“赤木ファイル”の存在を国は認めるのか。17日の裁判を前に安田菜津紀さんが赤木雅子さんの思いを聞きました #赤木さんを忘れない 【出演】安田菜津紀(NPO法人Dialogue for People副代表/フォトジャーナリスト) 赤木雅子(元財務省近畿財務局・職員 赤木俊夫さんの妻)》。
【2/16 “赤木ファイル”の開示を求めて 提訴から1年 雅子さんに聞く #赤木さんを忘れない】
(https://www.youtube.com/watch?v=GgWWjLT7vTg)
『●スゲエなぁアベ様、露骨…忖度な太田充理財局長に《論功行賞で、
財務省きっての花形ポストがプレゼント》』
『●頭から腐った自民党のその総裁・アベ様という《総理のために
嘘をつくことが奨励される国──》ニッポン』
『●《改ざんを命じられたときも相当抵抗…。やっているのは犯罪。
自分の信念や理に反して悔しかっただろう》』
『●《近畿財務局元職員の妻が…佐川宣寿氏と国を相手に…大阪地裁に提訴》
…《前代未聞の改ざんなのに、最高責任者の麻生太郎財務相》は?』
『●近畿財務局元職員のご遺族が提訴…《刑事罰どころか出世していた
財務省の“改ざん指示”幹部官僚たち》や行政府の長、財務相の冷酷非道』
『●パワハラにより森友公文書改ざんという犯罪を強要…真の犯罪者
《なんとも無責任な態度》な行政府の長や財務相、財務省幹部官僚達』
『●森友公文書改ざんという犯罪を強要…泥棒(アベ様や財務相)が縄を
綯う(まともな再調査する)訳がない…第三者性のある新たな調査を』
《新事実満載 赤木俊夫さんの「手記」 …●平成30年2月の国会で
(中略)麻生財務大臣や、太田理財局長(当時)の説明(中略)は、
明らかに虚偽答弁なのです。》
『●アベ様や財務相はトップに居座り続け、財務省幹部官僚達は栄転
…《内輪のあやふやな再調査ではなく、第三者性のある新たな調査》が必要』
『●私人の「桜を見る会」、《政府の自粛呼びかけの最中であること》
だけ《が原因ではない》…森友問題、アベ昭恵様が〝タマ〟を込めた結果…』
《森友問題の決裁文書改ざんを強要され、自殺した近畿財務局職員・
赤木俊夫さんが遺した遺書と手記が18日に公表されたタイミングで
昭恵氏が花見に浮かれていた、という事実の大きさだ》。《そして、
ついに赤木さんによる悲痛な遺書と手記が明らかになったというのに、
昭恵氏はその内容を重く受け止めるどころか、芸能人らと花見に
興じていた──。一体、どんな精神をしていたら、こんな行動を
とることができるというのだろうか》
『●《昭恵夫人が発案し立ち上げた事業の資金提供者》であるが故に
《「桜を見る会」に招待されていたマルチ企業》48ホールディングス社長』
『●(西日本新聞)《桜下に羽目を外さず》…《首相は、公園の桜ではなく
飲食店の敷地内なので「花見ではない」》…桜は見たが花見じゃない』
『●《新型コロナウイルス禍の対応に尽力している政府は絶対の正義で、
社会防衛の前には人一人の命ごとき取るに足らないとでも言いたげ…》』
『●再び《論功行賞》…《そもそも太田氏は、森友公文書改ざん問題から
安倍首相を守ってきただけではなく、深く関与している…“当事者”だ》』
『●《「改ざんした日からコロッと様子が変わって、口数も減って
しゃべらなくなった」(赤木雅子さん)》…〝壊した〟犯人らはのうのうと…』
『●《菅義偉官房長官…「報告書に事実が書かれ、検察の捜査も行われ
結論が出ている」と訴えを一蹴…雅子さんや遺族、そして世論は納得》?』
『●デモクラシータイムス《「僕の雇い主は国民です」と胸をはり…生きて
いた夫が壊れたのはなぜか、「私は真実を知りたい」から》…に応えよ』
『●アベ様や財務相は、赤木さんが《残したファイルとか、いま黒塗りに
なっている夫がうつ病になった経緯であるとか、出すのは簡単なことだ》』
《「これが財務官僚王国 最後は下部がしっぽを切られる。
なんて世の中だ」――。手書きの遺書に、こう書き残して亡くなった
赤木俊夫さん(享年54)》。
「《「僕の雇い主は国民です」と胸をはり…生きていた夫が壊れたのは
なぜか、「私は真実を知りたい」》…赤木雅子さんの要望に応えよ。
《安倍内閣を倒したいとか、追及したいということじゃなく、
真実が知りたい。ただそれだけです》…それに応える義務がアベ様や
財務相らにはある。アベ様や財務相は、赤木さんが《残したファイルとか、
いま黒塗りになっている夫がうつ病になった経緯であるとか、
出すのは簡単なことだ》」
「アベ様の首相辞任表明を受けて、『報道特集』…で金平茂紀さんは
「競馬の予想みたいな話題に行く前に、アベ政権の功罪について冷徹な
検証をまずやることが必要じゃないか。安倍政権の負の遺産をキチンと
清算して、教訓を次に活かしていくことがすごく重要なこと。…
赤木雅子さんの言葉をちょっと補っておきますとね、「自分の夫は
心の病気になって死を選んだんだ、と。病気で辞任する安倍さん
だからこそ、その苦しみを理解できるはずだ。きちんと再調査を命じて、
辞任してほしい」と仰っていた」」
『●同感…《「安倍政権7年8カ月の功罪」…考えてみると、ぼくにとっては
「罪」ばっかりで「功」はちっとも浮かばない》(鈴木耕さん)』
「官邸官僚の腐敗、《官庁が下請け機関》。アベ様や元・最低の官房長官の
シモベ、下僕。滅私奉公ならぬ滅公奉「僕」(「僕」チン=アベ様)。
赤木俊夫さんの「国家公務員倫理カード」は擦り切れていることが
分かる。『報道特集』(2020年9月12日)で金平茂紀さんは
「この文言を官邸官僚にきちんと読み返してもらいたい」と。
元最低の官房長官による第3次アベ様政権(大惨事アベ様政権)でも、
官邸官僚の腐敗までも《継承》していいのか?」
『●【本音のコラム】:《前川喜平…「あべとともにさりぬ」というわけには
いかない》《斎藤美奈子…「続・最悪」がないという保証はない》』
《加計問題では、安倍氏の親友加計孝太郎氏のため、本来認可できない
獣医学部が認可された。森友問題では、
国有地の不当な安価での払い下げに関する決裁文書が改ざんされ、
そのために赤木俊夫さんが亡くなった。安倍氏と親しい山口敬之氏は、
伊藤詩織さんに性被害を与えたが、逮捕も起訴もされなかった。…
安倍氏が辞めても専制的で欺瞞的で無責任な政権体質は、
負のレガシーとして残るだろう。このままでは
「あべとともにさりぬ」というわけにはいかない。》
『●東京新聞《菅義偉政権は、この問題の対処も「前政権を継承」…遺族の
声から逃げることなく、政府はファイルを提出し、正直に説明すべき》』
=====================================================
【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/285394】
相澤冬樹 大阪日々新聞・元NHK記者
大阪日日新聞(新日本海新聞社)論説委員・記者。1962年宮崎県生まれ。東京大学法学部卒業。1987年NHKに記者職で入局。東京社会部、大阪府警キャップ・ニュースデスクなどを経て現職。著書『安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由』(文藝春秋)がベストセラーとなった。
森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記
「赤木ファイルは必ずある」決戦の3.22は雅子氏の誕生日
公開日:2021/02/19 06:00 更新日:2021/02/19 06:00
(裁判後に会見する妻の赤木雅子さん(撮影:相澤冬樹))
財務省近畿財務局で森友学園との土地取引の決裁文書を上司に改ざんさせられ、それを苦に命を絶った赤木俊夫さん。俊夫さんは生前、妻の雅子さんに繰り返し「自分のやってしまった犯罪行為はすべて書き残してある」と語っていた。上司だった池田靖さんも、その文書が確かにあることを雅子さんに打ち明けた。
これは赤木雅子さんが真相解明を目指し国などを訴えた裁判で、決定的に重要な証拠となる。そこで赤木さんと弁護団はこの文書を「赤木ファイル」と名付け、国に対し証拠として提出するよう求めた。ところが国は「赤木ファイル」は裁判の争点にならないとして、文書があるのかないのか、存在すら明らかにしない。だが本人も上司も存在を認めているのだ。あることは間違いない。
そこで赤木さんは、裁判官が強制的に文書の提出を求めることのできる「文書提出命令」を国に対し出して欲しいと、裁判所に申し立てた。そして17日の法廷で前回に続き本人が意見を読み上げた。
「赤木ファイルが提出されることは、二度と決裁文書の改ざんが行われないようにするためにも、二度と夫と同じような目にあう国家公務員が出てこないようにするためにも、とても意味があると思います。何より夫の遺志に沿うものだと思います。裁判官の皆さま、ぜひとも国に対して文書提出命令を出してください。よろしくお願い致します」
裁判が終わった後、裁判長が国の代理人に、文書のあるなしについていつ明らかにするつもりか促した。国が5月6日と回答すると、それは余りに先だと指摘。「異動などがありますので」と国が言い訳するとすかさず突っ込んだ。「異動って4月1日ですよね。まだ2月ですよ」。そして、非公開で行う当事者の協議を3月中に行いたいとして、国に日程の都合を尋ねた。
■「ビンゴだわ」
3月18日を国が拒否した時、赤木さんは感じた。「去年、この裁判を起こした日、夫の遺書を公開した日だ。その日を嫌がったんだな」。次に裁判長が22日を挙げると、国はその日程に応じた。だが……「それって私の誕生日じゃないの。ビンゴだわ」。
決戦は誕生日。金曜日ではないが。この日、国は再び文書のあるなしについて回答を裁判長から求められるだろう。50歳の節目となるこの日、赤木さんは夫が見立ててくれた服を身に着け、決戦に臨むつもりだ。
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[※ 赤木俊夫さんの「国家公務員倫理カード」は擦り切れている… (『報道特集』、2020年9月12日)↑]
東京新聞の【社説/赤木さんの記録 政府は開示、説明せよ】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/62960?rct=editorial)。
《森友問題で、公文書の改ざんを苦に自殺した元財務省近畿財務局職員が、その過程を詳細に記したファイルを残していたことを示す音声データが法廷に提出された。政府はファイルを開示すべきだ》。
何でもかんでも《継承》する大惨事アベ様政権。《菅義偉政権は、この問題の対処も「前政権を継承」するのだろうか。遺族の声から逃げることなく、政府はファイルを提出し、正直に説明すべきである》。
アベ様や財務相は、赤木さんが《残したファイルとか、いま黒塗りになっている夫がうつ病になった経緯であるとか、出すのは簡単なことだ》というのに。元・、現・独裁政権には全くその気なし…検察や裁判所は何をやっているのか?
『●スゲエなぁアベ様、露骨…忖度な太田充理財局長に《論功行賞で、
財務省きっての花形ポストがプレゼント》』
『●頭から腐った自民党のその総裁・アベ様という《総理のために
嘘をつくことが奨励される国──》ニッポン』
『●《改ざんを命じられたときも相当抵抗…。やっているのは犯罪。
自分の信念や理に反して悔しかっただろう》』
『●《近畿財務局元職員の妻が…佐川宣寿氏と国を相手に…大阪地裁に提訴》
…《前代未聞の改ざんなのに、最高責任者の麻生太郎財務相》は?』
『●近畿財務局元職員のご遺族が提訴…《刑事罰どころか出世していた
財務省の“改ざん指示”幹部官僚たち》や行政府の長、財務相の冷酷非道』
『●パワハラにより森友公文書改ざんという犯罪を強要…真の犯罪者
《なんとも無責任な態度》な行政府の長や財務相、財務省幹部官僚達』
『●森友公文書改ざんという犯罪を強要…泥棒(アベ様や財務相)が縄を
綯う(まともな再調査する)訳がない…第三者性のある新たな調査を』
《新事実満載 赤木俊夫さんの「手記」 …●平成30年2月の国会で
(中略)麻生財務大臣や、太田理財局長(当時)の説明(中略)は、
明らかに虚偽答弁なのです。》
『●アベ様や財務相はトップに居座り続け、財務省幹部官僚達は栄転
…《内輪のあやふやな再調査ではなく、第三者性のある新たな調査》が必要』
『●私人の「桜を見る会」、《政府の自粛呼びかけの最中であること》
だけ《が原因ではない》…森友問題、アベ昭恵様が〝タマ〟を込めた結果…』
《森友問題の決裁文書改ざんを強要され、自殺した近畿財務局職員・
赤木俊夫さんが遺した遺書と手記が18日に公表されたタイミングで
昭恵氏が花見に浮かれていた、という事実の大きさだ》。《そして、
ついに赤木さんによる悲痛な遺書と手記が明らかになったというのに、
昭恵氏はその内容を重く受け止めるどころか、芸能人らと花見に
興じていた──。一体、どんな精神をしていたら、こんな行動を
とることができるというのだろうか》
『●《昭恵夫人が発案し立ち上げた事業の資金提供者》であるが故に
《「桜を見る会」に招待されていたマルチ企業》48ホールディングス社長』
『●(西日本新聞)《桜下に羽目を外さず》…《首相は、公園の桜ではなく
飲食店の敷地内なので「花見ではない」》…桜は見たが花見じゃない』
『●《新型コロナウイルス禍の対応に尽力している政府は絶対の正義で、
社会防衛の前には人一人の命ごとき取るに足らないとでも言いたげ…》』
『●再び《論功行賞》…《そもそも太田氏は、森友公文書改ざん問題から
安倍首相を守ってきただけではなく、深く関与している…“当事者”だ》』
『●《「改ざんした日からコロッと様子が変わって、口数も減って
しゃべらなくなった」(赤木雅子さん)》…〝壊した〟犯人らはのうのうと…』
『●《菅義偉官房長官…「報告書に事実が書かれ、検察の捜査も行われ
結論が出ている」と訴えを一蹴…雅子さんや遺族、そして世論は納得》?』
『●デモクラシータイムス《「僕の雇い主は国民です」と胸をはり…生きて
いた夫が壊れたのはなぜか、「私は真実を知りたい」から》…に応えよ』
『●アベ様や財務相は、赤木さんが《残したファイルとか、いま黒塗りに
なっている夫がうつ病になった経緯であるとか、出すのは簡単なことだ》』
《「これが財務官僚王国 最後は下部がしっぽを切られる。
なんて世の中だ」――。手書きの遺書に、こう書き残して亡くなった
赤木俊夫さん(享年54)》。
「《「僕の雇い主は国民です」と胸をはり…生きていた夫が壊れたのは
なぜか、「私は真実を知りたい」》…赤木雅子さんの要望に応えよ。
《安倍内閣を倒したいとか、追及したいということじゃなく、
真実が知りたい。ただそれだけです》…それに応える義務がアベ様や
財務相らにはある。アベ様や財務相は、赤木さんが《残したファイルとか、
いま黒塗りになっている夫がうつ病になった経緯であるとか、
出すのは簡単なことだ》」
「アベ様の首相辞任表明を受けて、『報道特集』…で金平茂紀さんは
「競馬の予想みたいな話題に行く前に、アベ政権の功罪について冷徹な
検証をまずやることが必要じゃないか。安倍政権の負の遺産をキチンと
清算して、教訓を次に活かしていくことがすごく重要なこと。…
赤木雅子さんの言葉をちょっと補っておきますとね、「自分の夫は
心の病気になって死を選んだんだ、と。病気で辞任する安倍さん
だからこそ、その苦しみを理解できるはずだ。きちんと再調査を命じて、
辞任してほしい」と仰っていた」」
『●同感…《「安倍政権7年8カ月の功罪」…考えてみると、ぼくにとっては
「罪」ばっかりで「功」はちっとも浮かばない》(鈴木耕さん)』
「官邸官僚の腐敗、《官庁が下請け機関》。アベ様や元・最低の官房長官の
シモベ、下僕。滅私奉公ならぬ滅公奉「僕」(「僕」チン=アベ様)。
赤木俊夫さんの「国家公務員倫理カード」は擦り切れていることが
分かる。『報道特集』(2020年9月12日)で金平茂紀さんは
「この文言を官邸官僚にきちんと読み返してもらいたい」と。
元最低の官房長官による第3次アベ様政権(大惨事アベ様政権)でも、
官邸官僚の腐敗までも《継承》していいのか?」
『●【本音のコラム】:《前川喜平…「あべとともにさりぬ」というわけには
いかない》《斎藤美奈子…「続・最悪」がないという保証はない》』
《加計問題では、安倍氏の親友加計孝太郎氏のため、本来認可できない
獣医学部が認可された。森友問題では、
国有地の不当な安価での払い下げに関する決裁文書が改ざんされ、
そのために赤木俊夫さんが亡くなった。安倍氏と親しい山口敬之氏は、
伊藤詩織さんに性被害を与えたが、逮捕も起訴もされなかった。…
安倍氏が辞めても専制的で欺瞞的で無責任な政権体質は、
負のレガシーとして残るだろう。このままでは
「あべとともにさりぬ」というわけにはいかない。》
=====================================================
【https://www.tokyo-np.co.jp/article/62960?rct=editorial】
社説
赤木さんの記録 政府は開示、説明せよ
2020年10月20日 07時52分
森友問題で、公文書の改ざんを苦に自殺した元財務省近畿財務局職員が、その過程を詳細に記したファイルを残していたことを示す音声データが法廷に提出された。政府はファイルを開示すべきだ。
二〇一八年三月に自殺した赤木俊夫さんの妻雅子さんが、「夫は改ざんを強制されたことを苦に死を選んだ」として、国と佐川宣寿元国税庁長官に損害賠償を求めた訴訟の口頭弁論が先週あり、俊夫さんを弔問した元上司が雅子さんに語ったという音声データが閉廷後の会見で公表された。
この中で元上司は、改ざん過程のファイルについて「パラッと見たんです。うわー、メッチャきれいに整理してあるわと。われわれがどういう過程でやったかが、全部分かる」などと語っている。国側は存否を明らかにしていないが、生々しい内容だ。
元上司は「(改ざんの)判断は佐川さんの判断」「初めから赤木さんは改ざんに抵抗し、涙を流していた」「安倍さん(晋三前首相)とかに言われて(国有地を)減額するようなことは一切ない」とも話していた。
原告側は、この音声データを証拠提出済み。ファイルの存在をあぶり出す有力な証拠になると期待している。証人尋問も予定している。しかし、裁判所の手続きを経るまでもなく、国側はファイルを開示すべきではないか。
森友問題は、大阪の学校法人「森友学園」に、国有地が八億円も値引きして払い下げられたことに端を発する。一七年二月、安倍前首相が「私や妻が関係していたら総理大臣も国会議員も辞める」と国会答弁。直後から、俊夫さんは同学園関連の決裁文書から政治家や安倍夫人らの名前を消すなどの改ざんをさせられた。
自殺から三カ月後の一八年六月に財務省は改ざんを認める調査報告を発表。麻生太郎財務相らを処分した半面、前首相答弁の改ざんへの影響や、改ざんの具体的な経緯などは明らかにされなかった。
今年三月、改ざんで苦悩にまみれた俊夫さんの手記が公表され、「本当のことを知りたい」と雅子さんは大阪地裁に提訴。しかし安倍前政権は財務省の調査報告と捜査の終了(佐川氏ら関係職員三十八人全員不起訴)で「再調査しない」という姿勢だった。
菅義偉政権は、この問題の対処も「前政権を継承」するのだろうか。遺族の声から逃げることなく、政府はファイルを提出し、正直に説明すべきである。
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[※ 【赤木俊夫さんの妻の自筆メモ】(東京新聞 2020年3月24日)↑]
小塚かおる氏による、日刊ゲンダイのインタビュー記事【注目の人 直撃インタビュー/赤木雅子さん 安倍首相らの絵に「黒目」描かなかった理由】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/277264)。
《「これが財務官僚王国 最後は下部がしっぽを切られる。なんて世の中だ」――。手書きの遺書に、こう書き残して亡くなった赤木俊夫さん(享年54)》。
《「僕の雇い主は国民です」と胸をはり…生きていた夫が壊れたのはなぜか、「私は真実を知りたい」》…赤木雅子さんの要望に応えよ。
《安倍内閣を倒したいとか、追及したいということじゃなく、真実が知りたい。ただそれだけです》…それに応える義務がアベ様や財務相らにはある。アベ様や財務相は、赤木さんが《残したファイルとか、いま黒塗りになっている夫がうつ病になった経緯であるとか、出すのは簡単なことだ》。
『●スゲエなぁアベ様、露骨…忖度な太田充理財局長に《論功行賞で、
財務省きっての花形ポストがプレゼント》』
『●頭から腐った自民党のその総裁・アベ様という《総理のために
嘘をつくことが奨励される国──》ニッポン』
『●《改ざんを命じられたときも相当抵抗…。やっているのは犯罪。
自分の信念や理に反して悔しかっただろう》』
『●《近畿財務局元職員の妻が…佐川宣寿氏と国を相手に…大阪地裁に提訴》
…《前代未聞の改ざんなのに、最高責任者の麻生太郎財務相》は?』
『●近畿財務局元職員のご遺族が提訴…《刑事罰どころか出世していた
財務省の“改ざん指示”幹部官僚たち》や行政府の長、財務相の冷酷非道』
『●パワハラにより森友公文書改ざんという犯罪を強要…真の犯罪者
《なんとも無責任な態度》な行政府の長や財務相、財務省幹部官僚達』
『●森友公文書改ざんという犯罪を強要…泥棒(アベ様や財務相)が縄を
綯う(まともな再調査する)訳がない…第三者性のある新たな調査を』
《新事実満載 赤木俊夫さんの「手記」 …●平成30年2月の国会で
(中略)麻生財務大臣や、太田理財局長(当時)の説明(中略)は、
明らかに虚偽答弁なのです。》
『●アベ様や財務相はトップに居座り続け、財務省幹部官僚達は栄転
…《内輪のあやふやな再調査ではなく、第三者性のある新たな調査》が必要』
『●私人の「桜を見る会」、《政府の自粛呼びかけの最中であること》
だけ《が原因ではない》…森友問題、アベ昭恵様が〝タマ〟を込めた結果…』
《森友問題の決裁文書改ざんを強要され、自殺した近畿財務局職員・
赤木俊夫さんが遺した遺書と手記が18日に公表されたタイミングで
昭恵氏が花見に浮かれていた、という事実の大きさだ》。《そして、
ついに赤木さんによる悲痛な遺書と手記が明らかになったというのに、
昭恵氏はその内容を重く受け止めるどころか、芸能人らと花見に
興じていた──。一体、どんな精神をしていたら、こんな行動を
とることができるというのだろうか》
『●《昭恵夫人が発案し立ち上げた事業の資金提供者》であるが故に
《「桜を見る会」に招待されていたマルチ企業》48ホールディングス社長』
『●(西日本新聞)《桜下に羽目を外さず》…《首相は、公園の桜ではなく
飲食店の敷地内なので「花見ではない」》…桜は見たが花見じゃない』
『●《新型コロナウイルス禍の対応に尽力している政府は絶対の正義で、
社会防衛の前には人一人の命ごとき取るに足らないとでも言いたげ…》』
『●再び《論功行賞》…《そもそも太田氏は、森友公文書改ざん問題から
安倍首相を守ってきただけではなく、深く関与している…“当事者”だ》』
『●《「改ざんした日からコロッと様子が変わって、口数も減って
しゃべらなくなった」(赤木雅子さん)》…〝壊した〟犯人らはのうのうと…』
『●《菅義偉官房長官…「報告書に事実が書かれ、検察の捜査も行われ
結論が出ている」と訴えを一蹴…雅子さんや遺族、そして世論は納得》?』
『●デモクラシータイムス《「僕の雇い主は国民です」と胸をはり…生きて
いた夫が壊れたのはなぜか、「私は真実を知りたい」から》…に応えよ』
アベ様の首相辞任表明を受けて、『報道特集』(2020年8月29日)で金平茂紀さんは「競馬の予想みたいな話題に行く前に、アベ政権の功罪について冷徹な検証をまずやることが必要じゃないか。安倍政権の負の遺産をキチンと清算して、教訓を次に活かしていくことがすごく重要なこと。…赤木雅子さんの言葉をちょっと補っておきますとね、「自分の夫は心の病気になって死を選んだんだ、と。病気で辞任する安倍さんだからこそ、その苦しみを理解できるはずだ。きちんと再調査を命じて、辞任してほしい」と仰っていた」。
『●【金子勝の「天下の逆襲」/野党は「消費減税で戦う」ではなく
ニューディール議論を】…最悪な税制なんかを導入したが故に…』
『●さようならアベ総理、そして、こんにちはアベ様…数々のアベ様案件
について真相を解明し、真の「責任」を果たしていただきましょう』
「2020年8月28日(金)午後、漸くこの日を迎えました。
アベ様が首相辞任を表明しました」
『●斎藤貴男さん【二極化・格差社会の真相】《法令を順守しなければ
ならないのは、誰よりも貴君ら自身、警察権力なのだと自覚したまえ》』
『●前川喜平さん《数々の政策の失敗…行政の私物化について、納得できる
説明をし、ちゃんと謝罪し、その責任をとってから、辞めてほしい》』
『●《官邸職員による“腕つかみ質問阻止”》事件…南彰さん《ついに
質問妨害が、実力行使に発展…安倍晋三首相の記者会見での出来事だ》』
『●浜矩子さん《日本をこの狂った道から正しい道に戻さなくては
ならない。安倍政権はそれほど激しい歪みを日本経済に遺したのです》』
=====================================================
【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/277264】
注目の人 直撃インタビュー
赤木雅子さん 安倍首相らの絵に「黒目」描かなかった理由
2020/08/17 06:00
(森友問題で自死した近畿財務局職員の遺族、
赤木雅子さん(C)日刊ゲンダイ)
「これが財務官僚王国 最後は下部がしっぽを切られる。なんて世の中だ」――。手書きの遺書に、こう書き残して亡くなった赤木俊夫さん(享年54)。森友学園への国有地売却をめぐる公文書の改ざんを命じられ、心身を壊し、自ら命を絶った。なぜ夫がそこまで苦しまなければならなかったのか。遺族の問いかけに、財務省、そして安倍政権は真実を隠し、逃げ続けている。裁判で国と佐川宣寿元財務省理財局長を提訴した妻の雅子さんに、思いを聞いた。
◇ ◇ ◇
――出版されたご著書「私は真実が知りたい」の帯をお描きになった。イラスト、お上手ですね。印象に残ったのが、安倍首相、麻生財務相、佐川元理財局長の3人に「黒目」がないことです。
帯にもあるように、「どこ向いて仕事してますか?」という感じにしようと思って黒目を入れなかった。以前、大学生協でレジの傍ら、ポップを描いていたんですけど、(著書の)題名などを相談している際に、前の勤め先の専務さんから「書店ポップみたいに考えてみたら」とメールを頂いて。ポップでは絵を描いてから文言を考えます。いつも黒目は最後に入れるんですけど、この人たちはどこを向いているか分からへんし、それでその文言を思いついて。黒目を入れない方がこの人たちの表情に一番近いかなと思って入れませんでした。
――俊夫さんが亡くなって2年、休日に呼び出され、最初に公文書を改ざんさせられて3年です。苦しい3年間だったと思います。
夫が亡くなるまでの1年が一番苦しかったですね。その後、亡くなってから今年3月に提訴するまでの2年も本当にどうしていいのか、どう切り抜けていけばいいのか模索していた。提訴してからは、夫がいないのはとてもつらいんですけど、目標ができたので気持ちは楽になりました。
――俊夫さんは、改ざんの経緯の詳細な手記を残していました。それを見た時から「表に出さなきゃ」と思いながらも、なかなか出せなかったんですよね。
見ていただいたから分かると思うんですけど、個人名がたくさん書いてあるし、夫は直属の上司の池田さん(当時は近畿財務局の統括国有財産管理官)をとても大事にしていて、出すことで池田さんもマスコミに追いかけられる、自分自身も追いかけられるという恐怖がすごくあった。それで最初は、財務省や(近畿)財務局の中の人にだけ、回覧板でも出せるものなら出したい、1000枚くらい刷って財務省の前で配ってやろうとか思っていました。とにかく職場の人に一番見てもらいたかった。
――俊夫さんがなぜ苦しんでいるのか知らなかった?
そうです。内閣が吹っ飛ぶようなことをさせられたんやとか、自分は罪を犯したと言っていたので、何かして、それで悩んでいるのは分かっていたんですけど。亡くなる5日前、朝日新聞の報道で「改ざん」が出て、朝、スマホで見た時に「あ、これやな」って気づいて。仕事から自宅に戻ると夫はぐったりしてて、「これやったんやろ」って声をかけたら、「そうや。これを僕がやったんや」って、初めて告白してくれました。
――手記を見て、とんでもないことが行われていたと分かった。
だから(財務省は)今でも隠そうとしておられる。再調査にも応えてくれない。夫が改ざんの詳細を残したファイルがあるのに、それも隠す。よほどのことがあるんだなと思いますね。
――財務省からは俊夫さんの同僚ら、いろんな人が雅子さん宅を訪れた。話しているうちに「なんかおかしいな」と思うようになったんですよね。
一番おかしいなって思ったのは、夫が最も仲良くしていた同僚の人に「麻生大臣がお墓参りに行きたいと言っているけど、どうしますか」と聞かれ、「もちろん来てください」とお伝えしたんです。そうしたら翌日、「マスコミが来て困るだろうから断っておきましたよ」って言われ、ショックを受けました。いま考えたら、すぐ訂正してもらうなりできたんじゃないかと思いますけど、その時は黙って我慢するしかなかった。
――俊夫さんのお葬式で近畿財務局の人たちが記帳しなかった、というのにも驚きました。
義理の姉から「雅子ちゃん、おかしいよ。記帳してくれなかったのよ」って言われて、「えーっ」となって。以前所属していた中国財務局は、来てくれた代表の人が住所も書いた名簿を渡して下さったんですけど、近畿財務局は誰ひとり記帳もせず。跡を残したくなかったんじゃないかと思います。
(赤木雅子さんが描いた著書「私は真実が知りたい」
(文藝春秋刊)の帯のイラスト)
■局長にへこへこするお付き職員
――酷い組織ですね。本でも、「嫉妬深い男社会」「男ってつまらんな」って。
財務局の人が家に来て、帰られた後、「私は生まれ変わっても絶対に女に生まれたい」というのが一番の感想だったんです。なんか、へこへこしていてつまらない、って。
――へこへこ。どういう状況ですか?
(近畿財務局の)局長がお付きの人2、3人と共にやって来て、「赤木君はこういう人だった」って褒めてくれるんですけど、お付きの人が首を上下に振るんですよ。特に一番首を振る人は、しゃべる時に私ではなく、局長を見てしゃべるわけです。何しに来たんやろって思うくらい。そして、局長が「麻生さんのお墓参りを断ったそうだね」「うん、よしよし」ってことを言われて。
――うん、よしよし?
私が黙ってて意思を出さないから、「それでいいんだよ。それなら公務災害を認めてあげるからね」っていう空気をバンバン出してました。まさか私が裁判をするなんて想像もしていなかったと思います。
――自死した遺族に、そんな対応なんですか。
どこまでも組織の一員として扱われるんです。「あなたはこのランク」と、家族も組織の中の夫のいる場所に入れられる。
(書道が趣味だった赤木俊夫さん(妻の赤木雅子さん提供))
■何があって死を選ぶことになったのか、国が認め、公に
――改めて、俊夫さんはどんな方でしたか。
近所の方に「僕の雇用主は国民です。国民のために誇りを持って働いています」ということを恥ずかしげもなく表現する人でした。私が作った料理も、おいしかったよとか、お弁当ありがとう、って言ってくれるような人で。
――それに比べて、佐川さん以下、財務省の人たちは国民のために仕事をしているのかどうか。
だから、「どこを向いているのか」なんです。佐川さんから夫までの間にたくさんの人がいらっしゃると思うんですけど、誰も(改ざんを)止めることなく夫のところまで来たというのがなんと言うか……。すごい勉強して、立派な地位に就いている人たちで、頭も良いと思うんですけど、「何でこんな簡単なことが分からんのやろ」と本当に不思議です。
――裁判で被告として呼ばれるだろう佐川さんには、どうして欲しいですか。
とにかく出てきていただいて、本当のことを話して欲しい。夫は手記で佐川さんのことを何度も言及しているので、ここは違うという部分は違うとはっきり言って欲しいし、僕がやりましたと言うのなら、それでもいい。夫は、直接佐川さんと電話やメールをする立場ではなかったので、想像の部分も多いと思います。本当のことを話して下さったら、ずいぶん先へ進むと思います。
――一番の望みは「真実を知りたい」に尽きる。
そうです。夫は54歳で亡くなった。最後はうやむやにされて、ただうつ病になって死んだんだという処理の仕方じゃなくて、何があって死を選ぶことになったのか、国家公務員がこういうことで亡くなった事実があると国がちゃんと認めて、本当のことを公にする。それが国のする仕事なんじゃないかと思います。これから先、公務員になられる人のためにも、ぜひ、公にして欲しい。
――安倍首相と麻生財務相に何か伝えたいことは?
夫が残したファイルとか、いま黒塗りになっている夫がうつ病になった経緯であるとか、出すのは簡単なことだと思うんですよ。安倍さんや麻生さんが、鶴の一声で「あれを出してやれ。再調査しろ」と言えば出ると思う。遺族が知りたいことを、なぜここまで隠すのか。安倍内閣を倒したいとか、追及したいということじゃなく、真実が知りたい。ただそれだけです。
(聞き手=小塚かおる/日刊ゲンダイ)
▽あかぎ・まさこ 1971年、岡山県生まれ。89年、地元の高校を卒業し、地元で就職。95年、24歳の時に赤木俊夫さんと結婚。2018年3月、夫の俊夫さんが命を絶つ。20年3月、俊夫さんの死を巡り、国と佐川宣寿元財務省理財局長を相手に裁判を起こす。同7月15日に初弁論。同日、「私は真実が知りたい」(文藝春秋 相澤冬樹氏と共著)を出版。
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[※ 【赤木俊夫さんの妻の自筆メモ】(東京新聞 2020年3月24日)↑]
NHKの記事【森友学園めぐる裁判 自殺した職員の妻 法廷での意見陳述 全文】(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200715/k10012516951000.html)。
リテラの記事【赤木さんの妻が裁判で「安倍首相は逃げている」と陳述! 直前には真相解明の覚悟を小川彩佳に…「刺せるもんなら刺してみろ、と」】(https://lite-ra.com/2020/07/post-5523.html)。
今西憲之さんによる、週刊朝日の記事【「安倍昭恵さんから『線香あげたい』とLINEが…」 森友事件で自殺した赤木俊夫さんの妻が会見】(https://dot.asahi.com/wa/2020071500079.html)。
東京新聞の記事【「首相は夫を切り捨てた」 森友自殺訴訟で妻陳述 望月衣塑子記者の眼】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/42837)。
《亡くなった赤木俊夫さんの妻で原告の雅子さんが15日、法廷で述べた意見の全文です。…私の夫、赤木俊夫は決裁文書を改ざんしたことを悔やみ、自ら人生の終止符を打ちました。2018年3月7日のことです》。
《雅子さんは法廷で自ら陳述書を読み上げたが、その内容は俊夫さんの無念を晴らしたい、真相を解明したいという覚悟がひしひしと伝わってくる迫真に満ちたものだった》。
《「なぜ夫が死ななければならなかったのか? 何があったのか、その真実を知りたい」 そして森友学園問題で疑惑が浮上した安倍晋三首相と昭恵夫人にも話が及び、こう訴えた。「安倍首相は自分の発言が改ざんの発端になっていることから逃げていると思います」》。
《「裁判官の皆さまにお願いがあります。一番重視しているのは、夫が自ら命を絶った原因と経緯を明らかにすることです」 …菅義偉官房長官はこの日の記者会見で「報告書に事実が書かれ、検察の捜査も行われ結論が出ている」と訴えを一蹴した。しかし雅子さんや遺族、そして世論は納得するだろうか》。
「2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日」…アベ様の啖呵が引き金だ。《「改ざんした日からコロッと様子が変わって、口数も減ってしゃべらなくなった」(赤木雅子さん)》…赤木俊夫さんを〝壊した〟犯人らは今ものうのうと…。行政府の長や麻生太郎財務相、佐川宣寿氏らや太田充氏…#犯罪者は刑務所へ! 《新事実満載》にもかかわらず、再調査を決してやろうとしない行政府の長や財務相、そして、最低の官房長官のこの言い草。誰が納得できようか!
『●スゲエなぁアベ様、露骨…忖度な太田充理財局長に《論功行賞で、
財務省きっての花形ポストがプレゼント》』
『●頭から腐った自民党のその総裁・アベ様という《総理のために
嘘をつくことが奨励される国──》ニッポン』
『●《改ざんを命じられたときも相当抵抗…。やっているのは犯罪。
自分の信念や理に反して悔しかっただろう》』
『●《近畿財務局元職員の妻が…佐川宣寿氏と国を相手に…大阪地裁に提訴》
…《前代未聞の改ざんなのに、最高責任者の麻生太郎財務相》は?』
『●近畿財務局元職員のご遺族が提訴…《刑事罰どころか出世していた
財務省の“改ざん指示”幹部官僚たち》や行政府の長、財務相の冷酷非道』
『●パワハラにより森友公文書改ざんという犯罪を強要…真の犯罪者
《なんとも無責任な態度》な行政府の長や財務相、財務省幹部官僚達』
『●森友公文書改ざんという犯罪を強要…泥棒(アベ様や財務相)が縄を
綯う(まともな再調査する)訳がない…第三者性のある新たな調査を』
《新事実満載 赤木俊夫さんの「手記」 …●平成30年2月の国会で
(中略)麻生財務大臣や、太田理財局長(当時)の説明(中略)は、
明らかに虚偽答弁なのです。》
『●アベ様や財務相はトップに居座り続け、財務省幹部官僚達は栄転
…《内輪のあやふやな再調査ではなく、第三者性のある新たな調査》が必要』
『●私人の「桜を見る会」、《政府の自粛呼びかけの最中であること》
だけ《が原因ではない》…森友問題、アベ昭恵様が〝タマ〟を込めた結果…』
《森友問題の決裁文書改ざんを強要され、自殺した近畿財務局職員・
赤木俊夫さんが遺した遺書と手記が18日に公表されたタイミングで
昭恵氏が花見に浮かれていた、という事実の大きさだ》。《そして、
ついに赤木さんによる悲痛な遺書と手記が明らかになったというのに、
昭恵氏はその内容を重く受け止めるどころか、芸能人らと花見に
興じていた──。一体、どんな精神をしていたら、こんな行動を
とることができるというのだろうか》
『●《昭恵夫人が発案し立ち上げた事業の資金提供者》であるが故に
《「桜を見る会」に招待されていたマルチ企業》48ホールディングス社長』
『●(西日本新聞)《桜下に羽目を外さず》…《首相は、公園の桜ではなく
飲食店の敷地内なので「花見ではない」》…桜は見たが花見じゃない』
『●《新型コロナウイルス禍の対応に尽力している政府は絶対の正義で、
社会防衛の前には人一人の命ごとき取るに足らないとでも言いたげ…》』
『●再び《論功行賞》…《そもそも太田氏は、森友公文書改ざん問題から
安倍首相を守ってきただけではなく、深く関与している…“当事者”だ》』
『●《「改ざんした日からコロッと様子が変わって、口数も減って
しゃべらなくなった」(赤木雅子さん)》…〝壊した〟犯人らはのうのうと…』
[森友学園を巡る経緯 (東京新聞 2019年4月24日)↑]
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【https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200715/k10012516951000.html】
森友学園めぐる裁判 自殺した職員の妻 法廷での意見陳述 全文
2020年7月15日 16時30分
亡くなった赤木俊夫さんの妻で原告の雅子さんが15日、法廷で述べた意見の全文です。
私の夫、赤木俊夫は決裁文書を改ざんしたことを悔やみ、自ら人生の終止符を打ちました。
2018年3月7日のことです。
夫は震える手で遺書や手記を残してくれました。
私は夫の死後2年経過した2020年3月18日、やっと遺書や手記を公表しました。
そして、同じ日に夫が自ら命を絶った原因と経緯を明らかにし、夫と同じように国家公務員が死に追い詰められることがないようにするため、そして、事実を公的な場所で説明したかったという夫の遺志を継ぐため、国と佐川さんを訴えるところまで進みました。
以下、この訴訟に対する私の思いを陳述させて頂きます。
夫は、亡くなるおよそ1年前である2017年2月26日(日曜日)私と神戸市内の梅林公園にいた時、近畿財務局の上司である池田靖さんに呼び出され、森友学園への国有地払い下げに関する決裁文書を改ざんしました。
決裁文書を書き換えることは犯罪です。
夫は「私の雇い主は日本国民。国民のために仕事ができる国家公務員に誇りを持っています」と生前知人に話していた程国家公務員の仕事に誇りを持っていました。
そのような夫が決裁文書の書き換えという犯罪を強制されたのです。
夫の残した手記によると、夫は改ざんを指示された際に「抵抗した」とあります。
また、私は夫の死後、池田さんからも、夫は改ざんに最初から反対していたと聞きました。
夫が、決裁文書の改ざんによって受けた心の痛みはどれだけのものだったでしょうか。
国家公務員としての誇りを失ったでしょうし、強い自責の念に襲われたと思います。
夫は手記や遺書に「この事実を知り、抵抗したとはいえ関わったものとしての責任をどう取るか、ずっと考えてきました。事実を、公的な場所でしっかりと説明することができません。今の健康状態と体力ではこの方法をとるしかありませんでした。(55才の春を迎えることができない儚さと怖さ)」、「現場として相当抵抗し、最終的には次長が修正に応じ、修正前の調書に合わせて自ら、チェックマークを入れて体裁を整えました。事実を知っている者として責任を取ります」と書いています。
夫は、改ざんしたことを犯罪を犯したのだと受け止め、国民の皆さんに死んでお詫びすることにしたんだと思います。
夫の残した手記は、日本国民の皆さんに残した謝罪文だと思います。
国は、夫の自死の真相が知りたいという私の思いを裏切り続けてきました。
財務省は、夫が亡くなった5日後の2018年3月12日に改ざんしたことを認め、3か月後の6月4日に調査報告書を発表しました。
しかし、この調査報告書の中には、誰のどのような指示に基づいて夫が改ざんを強制されたのか記されていません。
夫が自死したことすら記載されていません。
夫の手記についても、提出を求められていないので当然ですが一切触れていません。
池田さんは、夫が亡くなってから1年後、自宅で私に「赤木さんはきっちりしているから、文書の修正、改ざんについて、ファイルにして、きちっと整理していたんです」、「パラッと見たら、めっちゃきれいに整理してある。全部書いてある。どこがどうで、何がどういう本省の指示かって。修正前と修正後、何回かやり取りしたような奴がファイリングされていて、パッと見ただけでわかるように整理されている。これを見たら我々がどういう過程で改ざんをやったのかというのが全部わかる」と仰っていました。
でも、調査報告書には、このファイルについても記載がありません。
私は、夫の自死が公務災害となった理由を知るため、人事院に対して情報開示請求をしました。
しかし、人事院の開示した文書は70ページのほとんどが黒塗りで、夫がなぜ自ら死を選び悩み苦しんだのか、私の知りたいことは何一つわかりません。
そこで私は、2020年4月13日に、近畿財務局に対して情報開示請求をしました。
しかし、1か月後の5月13日に開示されたのは、年金の金額や支払日などが書かれたたった10頁の文書でした。
残りの文書については、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言に伴う処理可能作業量の減少などを理由に、1年後の2021年5月14日までに開示決定をするそうです。
国はこの裁判でも同じような態度をとるのでしょうか?
これではこの裁判でも真実には近づけません。
私は、夫が自死に追い詰められた真相を明らかにするため、第三者委員会による再調査を求める電子署名を始めました。
電子署名には、35万人を超える方々から賛同の署名を頂きました。
電子署名は、2020年6月15日に安倍首相や麻生財務大臣へ提出しました。
しかし、安倍首相も、麻生財務大臣も、すでに検察の捜査も済んでいるので調査しないと、夫のことを切り捨てました。
でも、検察の捜査は刑事処分のためのもので、真相解明の調査とは別の物です。
国は、国民にも夫にも向き合わず、あるものを出さず、ズルズル先延ばしにして逃げています。
再調査を実施して、正直に全て明らかにしてください。再調査の結果はこの訴訟でも役に立つと思います。
安倍首相は、2017年2月17日の国会で、安倍首相や安倍昭恵さんが森友学園の国有地払い下げにかかわっていたら総理大臣も国会議員も辞めると発言しました。
財務省秘書課長は2018年10月、私に対して「この首相の発言によって、野党が理財局に対して資料請求するなど炎上したため、理財局は改ざん前の文書を出せなかった。その意味で、首相の発言と改ざんは関係がないとはいえない」と言いました。
安倍首相は、自分の発言が改ざんの発端になっていることから逃げているのではないでしょうか。
安倍首相は、自分の発言と改ざんには関係があることを認め、真相解明に協力して欲しいと思います。
安倍昭恵さんも森友学園への国有地売却の関係を明らかにしてほしいと思います。
池田さんも、池田さんの前任者も「裁判になれば、本当のことを話します」と私にはっきりと言いました。
この裁判では、前任者には、安倍昭恵さんと籠池夫妻のいわゆるスリーショット写真がどのように国有地の取引に影響したのかを、池田さんには、国有地値引きと決裁文書改ざんをめぐり、近畿財務局の中で何が行われたのかを話して頂きたいと思います。
また、佐川さんをはじめとする理財局の幹部の人達や、美並局長をはじめとする近畿財務局の幹部の人達も、事実をありのままに話して欲しいと思います。
もしこれらの人たちが裁判に来なかったり、裁判に来ても事実を話さなかったとしたら、国が本当にあったことを国民から隠し、全てなかったことにするために止めたのだと思います。
安倍首相、麻生大臣、私は真実が知りたいです。
夫は亡くなった日の朝、私に「ありがとう」と言ってくれました。
最期の夫の顔は「絶望」に満ち溢れ、泣いているように見えました。
決して生き残らないように、電気コードは首にきつく二重にくくりつけていました。
怖がりだった夫が、こんなことをしなければならないなんて。
真面目に働いていた職場で何があったのか、何をさせられたのか私は知りたいと思います。
最後に、裁判官の皆様にお願いがあります。
私は、訴状でも書いていますが、3つの目的のために訴訟を始めました。
その中でも一番重視しているのは1つ目の、夫が自ら命を絶った原因と経緯を明らかにすることです。
訴訟の手続きは私には難しくて分かりませんが、是非とも夫が自ら命を絶った原因と経緯が明らかになるように訴訟を進めてください。
夫が作成したファイルを含めてできるだけ沢山の資料を集め、できるだけ沢山の人の尋問を行って事実を明らかにしてください。
そしてそのうえで、公正な判決を下してください。
宜しくお願い致します。
以上
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【https://lite-ra.com/2020/07/post-5523.html】
赤木さんの妻が裁判で「安倍首相は逃げている」と陳述! 直前には真相解明の覚悟を小川彩佳に…「刺せるもんなら刺してみろ、と」
2020.07.15 09:02
(『news23』で放送された雅子さんへのインタビュー)
学校法人「森友学園」を巡る公文書改ざん問題で自殺した近畿財務局元職員・赤木俊夫さんの妻・雅子さんが、国と財務省・佐川宣寿元理財局長に損害賠償を求めて訴えた裁判の第1回口頭弁論が、きょう、大阪地裁で開かれた。
雅子さんは法廷で自ら陳述書を読み上げたが、その内容は俊夫さんの無念を晴らしたい、真相を解明したいという覚悟がひしひしと伝わってくる迫真に満ちたものだった。
「夫が自ら命を絶った原因と経緯を明らかにし、夫と同じように国家公務員が死に追い詰められることがないようにするため、そして、事実を公的な場所で説明したかったという夫の遺志を継ぐため、国と佐川さんを訴えるところまで進みました」
雅子さんはそう切り出したあと、夫の俊之さんが改ざんに抵抗しながらも強要され、死を選ばざるを得ないところまで追い詰められた経緯を説明し、夫の自殺後、真相が知りたいという自分の思いを国が裏切り続けてきたことを批判した。そして、財務省や安倍首相にこう迫ったのだ。
「安倍首相は、2017年2月17日の国会で、安倍首相や安倍昭恵さんが森友学園の国有地払い下げにかかわっていたら総理大臣も国会議員も辞めると発言しました。
財務省秘書課長は、2018年10月、私に対して、『この首相の発言によって野党が理財局に対して資料請求するなど炎上したため理財局は改ざん前の文書を出せなかった。その意味で、首相の発言と改ざんは関係がないとは言えない』と言いました。
安倍首相は、自分の発言が改ざんの発端になっていることから逃げているのではないでしょうか。安倍首相は自分の発言と改ざんには関係があることを認め、真相解明に協力して欲しいと思います。安倍昭恵さんも森友学園への国有地売却の関係を明らかにしてほしいと思います。
上司も、上司の前任者も『裁判になれば本当のことを話します』と私にハッキリと言いました。この裁判では、前任者には安倍昭恵さんと籠池夫妻のいわゆるスリーショット写真がどのように国有地の取引に影響したのかを、上司には国有地値引きと決裁文書改ざんをめぐり近畿財務局の中で何が行われたのかを話して頂きたいと思います」
さらに、雅子さんは裁判所に対してもこう求め、陳述を終えた。
「訴訟の手続きは私には難しくてわかりませんが、ぜひとも夫が自ら命を絶った原因と経緯が明らかになるように訴訟を進めてください。夫が作成したファイルを含めてできるだけたくさんの資料を集め、できるだけたくさんの人の尋問を行って事実を明らかにしてください。そしてその上で、公正な判決を下してください。よろしくお願い致します」
メディアやジャーナリストが御用化する中、強大な権力を前にひるまず、真相解明を迫る雅子さんの毅然とした姿勢には頭が下がるが、雅子さんはおそらく最初から、こうした覚悟があったわけではない。覚悟をもたざるをえない状況に追いやられ、やむにやまれず立ち上がったのだ。
そのことがよくわかったのが、昨日14日の『news23』(TBS)で放送されたキャスターの小川彩佳による雅子さんへのインタビューだった。
小川は7月3日を最後に産休に入って番組を休んでいたが、このインタビューのために、一時的に復帰したのだという。その小川の姿勢が伝わったのか、雅子さんはインタビューで、当時の俊夫さんの様子はもちろん、これまであまり語っていなかった自分の心情の動きについても、克明に語っていた。
■自死していた俊夫さんをみて「殺されたと思ったから110番に」
雅子さんはまず、裁判を起こした理由を聞かれ、涙声でこう切り出した。
「私あんまり人生に後悔することがないんだけど、夫のことだけは後悔すごいしているので。夫のことに関して、もう後悔したくないので」
「夫は改ざんしてから人が変わってしまって、鬱になって亡くなる3カ月前ぐらいからは、人格も変わって、壊れてしまって、私はずっと隣にいたのに、助けてあげられなかったこととか、私には手段がなかったので、今はできる限りのことをやりたいと思います」
そして、夫の俊夫さんが公文書の改ざんを強要され、自殺するまでの日々をふりかえり始めた。
雅子さんは、俊夫さんが改ざんを強いられたときから、俊夫さんの異変に気がついていたという。
「改ざんした日から、コロッと様子が変わって、口数も減って、喋らなくなったので」
小川が「何があったのか、お話はされたんですか」と問うと、当時、俊夫さんの口から改ざんを示唆する言葉を聞いたことも証言した。
「内閣が吹っ飛ぶようなことをしてしまったんやって言ってたこととか、僕はやってはいけないことをやってしまったんやー、とすごい後悔したような言葉を言うようになりました」
改ざんから4カ月ほど経った2017年7月、俊夫さんはうつ病と診断され、仕事を休職せざるをえなくなる。しかし、そのあとも、財務省や佐川局長の姿勢は俊夫さんと雅子さんを追い詰め続けた。
「佐川さんが答弁している姿を、仕事行けなくなってからもずっと(テレビで)見て、もうすごい悔しい思いをしてたんですね。また嘘ついてる、みたいな感じで見てた」
「とにかく、誰に助けを求めていいのかわからなかったので、2人とも孤独で、夫は絶望して、誰か助けて!って、いつも2人で泣きながら生活していました」
そして2018年3月、俊夫さんは〈雅子よ、これまで本当にありがとう。ごめんなさい、怖いよ。心身ともに滅入りました。最後は下部がシッポを切られる。なんて世の中だ。手がふるえる。怖い。命、大切な命、終止符。〉と綴った遺書を残して、自ら命を絶った。
雅子さんはそのときの心情もこのインタビューで克明に語っている。気になって早めに仕事を切り上げ帰ってきたところ、変わり果てた俊夫さんを発見した雅子さんだったが、まず電話をしたのは、警察だったという。
「もう、パッと見て、なくなっているのがわかったので、救急車じゃなくて、殺されたと思ったので110番しちゃったんですけど」
「殺されたと思った」という言葉に反応した小川に、雅子さんは「自殺したことは間違いないけれど、森友のことで苦しめられて、殺されたっていう思いが私の中にはあったので」と説明。119番に改めてかけ直して、救急車が到着した後の思いを涙まじりにこう語っていた。
「まだ温かくて、これでやっと楽になれたねーって思って。今からやっと助けに来てくれる。救急車の人がきてくれるから、やっと助けてもらえると思って。もう死んでしまったけど、初めて夫を助けに来たのは救急車の人やと思います」
■赤木さんの妻の覚悟「刺せるもんなら刺してみろ、と思って」
この言葉からも、当時の俊夫さんの苦しみと雅子さんの絶望の深さがひしひしと伝わってくる。
しかも、夫を失った雅子さんに対して、財務省は真相隠蔽のために圧力までかけていた。今回の『news23』のインタビューで、雅子さんは俊夫さんの死後、自らが体験した財務省の官僚とのこんなやりとりもを明かしていた。
「(財務省から)とにかく、これ(手記)を、マスコミの方に出すと大変なことになるから、出すなっていうことと、見せてくれということを言われました」
しかし、雅子さんはこうした圧力に屈することなく、立ち上がった。今年3月には財務省の改ざん指示を告発した夫の手記を公開し、第三者委員会による再調査を求めて約35万筆の署名を集め、今年6月に国に提出した。
それは、俊夫さんと絶望の日々を共有し、その無念をだれよりも知っていたからだろう。そして、雅子さん自身が俊夫さんの手記、安倍政権や財務省の卑劣な動きなどから、夫を追いつめた公文書改ざんが政権ぐるみの組織的な不正であることを確信するようになったからではないか。
安倍首相や麻生太郎財務相は35万超の署名が集まっても、再調査を拒否している。しかし、雅子さんはまったくひるんでいない。
『news23』の取材で、裁判を控え不安はないのかと尋ねられた雅子さんはきっぱりこう答えていた。
「不安とか恐れとかっていうのはもちろんあります。目に見えない大きなものを敵に回してしまったっていうことをすごく感じるし。でも思ったより今は怖くなくって。正しいことを知りたいという気持ちだけなので。まあ、“刺せるもんなら刺してみろ”と思って(笑)。なので普通に生活してます」
だらしないマスコミはこの言葉を肝に銘じるべきだろう。そして、この裁判の模様を最後まで報じ、公文書改ざんの真相をきちんと解明する覚悟をもつべきではないか。
(編集部)
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【https://dot.asahi.com/wa/2020071500079.html】
「安倍昭恵さんから『線香あげたい』とLINEが…」 森友事件で自殺した赤木俊夫さんの妻が会見
2020.7.15 18:15週刊朝日
(自殺した赤木俊夫さんの手帳(撮影/今西憲之))
(赤木俊夫さんの公務員倫理カード(撮影/今西憲之))
学校法人「森友学園」への国有地売却をめぐる公文書改ざん問題で、自殺した元近畿財務局職員赤木俊夫さん(当時54)の妻雅子さん(49)が国と当時財務省理財局長だった佐川宣寿元国税庁長官に計約1億1200万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回弁論が15日、大阪地裁で開かれた。
国側と佐川氏は請求の棄却を求める中、雅子さんが法廷で意見陳述。終了後、雅子さんは記者会見に臨み、胸中を語った。
法廷に行く前に、自宅で俊夫さんに「一緒に頑張って戦おうと呼びかけ、裁判所に来ました」と話す雅子さん。
裁判に至った理由についてこう語った。
「なぜ夫が死ななければならなかったのか?何があったのか、その真実を知りたい」
そして森友学園問題で疑惑が浮上した安倍晋三首相と昭恵夫人にも話が及び、こう訴えた。
「安倍首相は自分の発言が改ざんの発端になっていることから逃げていると思います」
「安倍首相は自分の発言と改ざんに関係があることを認め、真相解明に協力してほしい。昭恵さんも森友学園への土地売却の関係を明らかにしてほしい」
「安倍首相や安倍昭恵さん、何らかのことに関係しているはず。関係ないとは言えないはず」
法廷で意見陳述した心境を記者団に説明した。
そして、昭恵夫人とは連絡がとれLINEでメッセージをやりとりしたという。
「昭恵夫人からLINEが来て主人に線香をあげたいとおっしゃっていた。その日がくればいいのですが…」
そしてもう一人、雅子さんが疑いの目を向けているのが被告となっているのが、佐川氏だ。
「佐川さんは公務員時代のことは責任を問われないといっている。夫は(公文書改ざんという)犯罪をさせられた。犯してしまったのです。佐川さんは、どう思っているのか、直接、聞きたい」
赤木さんが亡くなって、1年半が経過し、今も財務省や近畿財務局への不満、憤りは募るばかりのようだ。
財務省は公文書改ざん問題について「調査報告書」を作成。
だが、俊夫さんの遺書などの資料を確認することなかったという。そして財務省とのやりとりをこう訴えた。
「(財務省の人から)報告書で『配下の職員が改ざんに抵抗したと書かれてある。それだけでもありがたく思え』と言われました」
とんでもない暴言である。雅子さんが公文書改ざん問題の再調査を求めて、募った署名は35万筆という膨大な数が集まった。こう訴えた。
「私一人でなく35万人の方々が、再調査という思いを寄せていただき、重みを感じています。力にもなっている。安倍首相には、なぜ35万人分の署名が響かないのか」
(今西憲之)
※週刊朝日オンライン限定記事
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【https://www.tokyo-np.co.jp/article/42837】
「首相は夫を切り捨てた」 森友自殺訴訟で妻陳述 望月衣塑子記者の眼
2020年7月16日 06時00分
(森友問題自殺訴訟の第1回口頭弁論を終え、記者会見で
赤木俊夫さんの写真を手にする妻の雅子さん=15日午後、
大阪市の司法記者クラブで)
「裁判官の皆さまにお願いがあります。一番重視しているのは、夫が自ら命を絶った原因と経緯を明らかにすることです」
法廷の意見陳述で元近畿財務局職員赤木俊夫さんの妻雅子さんが訴えると、中尾彰裁判長ら3人の裁判官は雅子さんをじっと見詰め、その言葉に耳を傾けた。
改ざん事件の真相解明を求め、雅子さんが立ち上げた第三者機関の調査を求めるオンライン署名には35万人を超える署名が集まった。しかし安倍晋三首相も麻生太郎財務相も「新事実はない」として「再調査はしない」との国会答弁を繰り返す。
雅子さんは「首相も麻生大臣も夫のことを切り捨てた。検察の捜査は刑事処分のためで真相解明の調査とは別。国は国民にも夫にも向き合わず、あるものを出さずズルズル先延ばしにして逃げている」と政府の姿勢を批判。「真面目に働いていた職場で何があったのか。何をさせられたのか」と話すと、法廷におえつが漏れた。
俊夫さんの自殺後、政府は調査報告書を発表したが、俊夫さんが誰に何を言われ、どう抵抗し改ざんをどれだけさせられたかなどは、一切記されていない。雅子さんは「夫がなぜ死を選び悩み苦しんだのか、私の知りたいことは何一つわかりません」とし、財務省や近畿財務局の幹部に「事実をありのまま話してほしい」と訴えた。
閉廷後、記者会見した雅子さんは「首相は自分の発言が改ざんの発端になっていることから逃げている。自分の発言と改ざんに関係があると認め、真相解明に協力して」と訴えた。昭恵首相夫人から今年5月、「いつかお線香あげに伺わせてください」とLINE(ライン)でメッセージが来たとして、首相夫妻と麻生氏に対し「いま妨げとなるものは何もない。(夫の墓参に)来てほしい」と話した。
菅義偉官房長官はこの日の記者会見で「報告書に事実が書かれ、検察の捜査も行われ結論が出ている」と訴えを一蹴した。しかし雅子さんや遺族、そして世論は納得するだろうか。
改ざんを告発する手記を残し命を絶った俊夫さんを失ってから2年。「(夫と)一緒に闘っていきたい。きょうスタート(地点)に立てた」。悩み苦しんできた雅子さんが、真相解明を求めて立ち上がった。
政府は官僚答弁で逃げ続けるのではなく、俊夫さんと雅子さんの思いに真摯に向き合い、真相解明に向けて一歩を踏み出す覚悟を持つべきだ。(望月衣塑子)
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[※ 【赤木俊夫さんの妻の自筆メモ】(東京新聞 2020年3月24日)↑]
TBS NEWSの記事【「もう後悔したくない」“森友文書改ざん”自殺職員の妻が語る思い】(https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4028562.html?from_newsapl)。
《森友問題で公文書改ざんを命じられ自ら命を絶った赤木俊夫さん。15日から始まる裁判を前に、妻・雅子さんが小川彩佳キャスターの単独インタビューに応じました。夫とともに、絶望と孤独に苦しんだという雅子さんの貴重な証言です》。
《「どなたが亡くなったのかも、きょうのニュースを見ているだけなので承知しておりません」(2018年3月9日) 佐川氏にとって俊夫さんは、会ったこともない一職員でした。その後の証人喚問でも、改ざんの経緯については口を閉ざしました》。
『●スゲエなぁアベ様、露骨…忖度な太田充理財局長に《論功行賞で、
財務省きっての花形ポストがプレゼント》』
「日刊ゲンダイの記事【安倍首相を守り栄転 太田理財局長は
“論功行賞”で主計局長】…でも、《セクハラで辞任した次官の後任に
スネキズ局長が昇格し、その後釜に森友疑惑隠し答弁を繰り返した
理財局長が論功行賞で就任だ。政府は20日までに、女性記者への
セクハラで辞任した福田淳一前財務次官の後任に岡本薫明主計局長
(57)、岡本氏の後任の主計局長に太田充理財局長(58)を
起用することを内定…太田理財局長は、森友疑惑で公文書改ざんまで
して安倍首相を守って国税庁長官に栄転した佐川宣寿前理財局長の後任
として理財局長に就任。前任者に劣らない珍答弁で安倍首相を守った。
その論功行賞で、財務省きっての花形ポストがプレゼントされた形だ》。
いやぁ、スゲエなぁ、アベ様。それしか、言葉がない…。
《モリカケ疑惑追及の幕は下りたと言わんばかりに、身勝手な
「新たな決意」を語ってみせたのだ》…アベ様にこんなことを言わせて
おいていいのか? 《昨年、佐川理財局長を国税庁長官に栄転させた
際に起きた批判や、さらには公文書改ざんという国家的犯罪が明らかに
なっても、安倍首相はいまだにまったく反省もなく、人事権を使って
行政を黙らせる権力の濫用をいまだに平気に繰り返している》…
本当にオメデタイ国ニッポン。」
『●頭から腐った自民党のその総裁・アベ様という《総理のために
嘘をつくことが奨励される国──》ニッポン』
《総理のために嘘をつくことが奨励される国──。これが安倍政権の
実態であることは、先日発表された財務省人事でもあきらかだ。
森友公文書改ざん問題のキーマンである太田充理財局長を事務次官が
約束されたも同然の主計局長に昇進させただけではなく、改ざん当時に
官房長を務め文書厳重注意を受けた岡本薫明主計局長を事務次官に抜擢した
のである。岡本氏といえば、森友問題で揺れる昨年4月、交渉経緯の記録
について「職員が削除した電子データは専門家でも復元できない」という
トンデモ答弁をおこなった人物。しかも、官房長は官邸と総理答弁を
すり合わせ調整をおこなう立場であり、岡本氏は改ざんの際の官邸の動きも
知る立場にある。つまり、太田理財局長と同様、「真実を語らない」
ことが「論功行賞」人事の理由になっているのだ》
『●再び《論功行賞》…《そもそも太田氏は、森友公文書改ざん問題から
安倍首相を守ってきただけではなく、深く関与している…“当事者”だ》』
「赤木雅子さんにインタビューした金平茂紀さん、赤木俊夫さんが
〝壊れて〟いくようだという証言について、金平さんはスタジオでは
必死に涙をこらえておられた。赤木雅子さんは「裁判所、裁判官を
信頼している」と…裏切られないことを、本当に祈るばかり」
[森友学園を巡る経緯 (東京新聞 2019年4月24日)↑]
TBS『報道特集』に続いて、『NEWS23』(2020年7月14日)でも、赤木雅子さんへのインタビューが放送されました。同番組の3つのつぶやき:
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【https://twitter.com/news23_tbs/status/1283062688654831616】
N E W S 2 3@news23_tbs
【前編)“森友改ざん”自殺職員の妻が語る思い】
#森友問題 で #公文書改ざん を命じられ自ら命を絶った #赤木俊夫 さん。15日に始まる裁判を前に、妻・雅子さんが単独インタビューに応じました。夫とともに絶望と孤独に苦しんだという雅子さんの貴重な証言です。
#news23
午前0:35 2020年7月15日
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【https://twitter.com/news23_tbs/status/1283063665550176256】
N E W S 2 3@news23_tbs
【後編)“森友改ざん”自殺職員の妻が語る思い】
#森友問題 で #公文書改ざん を命じられ自ら命を絶った #赤木俊夫 さん。15日に始まる裁判を前に、妻・雅子さんが単独インタビューに応じました。夫とともに絶望と孤独に苦しんだという雅子さんの貴重な証言です。
#news23
午前0:39 2020年7月15日
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【https://twitter.com/news23_tbs/status/1283089161260396544】
N E W S 2 3@news23_tbs
全編とテキストは
以下よりご覧いただけます。
「もう後悔したくない」“森友文書改ざん”自殺職員の妻が語る思い | TBS_NEWS
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4028562.html?from_newsapl
#news23 #森友問題
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「もう後悔したくない」“森友文書改ざん”自殺職員の妻が語る思い
森友問題で公文書改ざんを命じられ自ら命を絶った赤木俊夫さん。15日から始まる裁判を前に、妻・雅子さんが小川彩佳キャスターの単独インタビューに応じました。夫とともに、絶望と孤独に苦しんだという雅子さんの貴重な証言です。
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4028562.html?from_newsapl
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午前2:21 · 2020年7月15日
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『●《改ざんを命じられたときも相当抵抗…。やっているのは犯罪。
自分の信念や理に反して悔しかっただろう》』
『●《近畿財務局元職員の妻が…佐川宣寿氏と国を相手に…大阪地裁に提訴》
…《前代未聞の改ざんなのに、最高責任者の麻生太郎財務相》は?』
『●近畿財務局元職員のご遺族が提訴…《刑事罰どころか出世していた
財務省の“改ざん指示”幹部官僚たち》や行政府の長、財務相の冷酷非道』
『●パワハラにより森友公文書改ざんという犯罪を強要…真の犯罪者
《なんとも無責任な態度》な行政府の長や財務相、財務省幹部官僚達』
『●森友公文書改ざんという犯罪を強要…泥棒(アベ様や財務相)が縄を
綯う(まともな再調査する)訳がない…第三者性のある新たな調査を』
《新事実満載 赤木俊夫さんの「手記」 …●平成30年2月の国会で
(中略)麻生財務大臣や、太田理財局長(当時)の説明(中略)は、
明らかに虚偽答弁なのです。》
『●アベ様や財務相はトップに居座り続け、財務省幹部官僚達は栄転
…《内輪のあやふやな再調査ではなく、第三者性のある新たな調査》が必要』
『●私人の「桜を見る会」、《政府の自粛呼びかけの最中であること》
だけ《が原因ではない》…森友問題、アベ昭恵様が〝タマ〟を込めた結果…』
《森友問題の決裁文書改ざんを強要され、自殺した近畿財務局職員・
赤木俊夫さんが遺した遺書と手記が18日に公表されたタイミングで
昭恵氏が花見に浮かれていた、という事実の大きさだ》。《そして、
ついに赤木さんによる悲痛な遺書と手記が明らかになったというのに、
昭恵氏はその内容を重く受け止めるどころか、芸能人らと花見に
興じていた──。一体、どんな精神をしていたら、こんな行動を
とることができるというのだろうか》
『●《昭恵夫人が発案し立ち上げた事業の資金提供者》であるが故に
《「桜を見る会」に招待されていたマルチ企業》48ホールディングス社長』
『●(西日本新聞)《桜下に羽目を外さず》…《首相は、公園の桜ではなく
飲食店の敷地内なので「花見ではない」》…桜は見たが花見じゃない』
『●《新型コロナウイルス禍の対応に尽力している政府は絶対の正義で、
社会防衛の前には人一人の命ごとき取るに足らないとでも言いたげ…》』
《「改ざんした日からコロッと様子が変わって、口数も減ってしゃべらなくなった」(赤木雅子さん)》…赤木俊夫さんを〝壊した〟犯人らは今ものうのうと…。#GoToJailキャンペーン! #さよなら安倍総理! #犯罪者は刑務所へ!
《2人は、誰にも助けを求められない孤独の中にいました》《「もう誰も助けてくれない。孤独だった」(赤木雅子さん)》…胸が締め付けられる。
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【https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4028562.htm?from_newsapl&1594781339506】
「もう後悔したくない」“森友文書改ざん”自殺職員の妻が語る思い
14日 23時17分
森友問題で公文書改ざんを命じられ自ら命を絶った赤木俊夫さん。15日から始まる裁判を前に、妻・雅子さんが小川彩佳キャスターの単独インタビューに応じました。夫とともに、絶望と孤独に苦しんだという雅子さんの貴重な証言です。
赤木雅子さん(49)は、夫の写真を手にインタビューに応じました。
Q.写真は生前の俊夫さんですか ?
「改ざんをした後に(2017年)4月に、淡路島にドライブに行ったときの写真です。ちょっと元気がないんですけど、この時のことを忘れたくないので、これをずっと置いて」(夫・俊夫さんを亡くした赤木雅子さん)
夫・赤木俊夫さん(享年54)。財務省に森友文書の改ざんを命じられ、それを苦にして自ら命を絶ったといいます。雅子さんは、寝室に2枚の写真を飾っています。改ざん後の写真と改ざん前の写真です。
Q.2枚を同時に置かれているのはなぜ?
「つらかった時を忘れたくないという思いと、でも明るくて元気だった時の顔も見たいから」(赤木雅子さん)
夫はどのように改ざんを命じられたのか。なぜ、死に追いやられたのか。真相を知りたいと、雅子さんは、国と当時の理財局長だった佐川宣寿氏を相手に、損害賠償を求める裁判を起こしています。15日、いよいよその裁判が始まります。
「私、あまり人生に後悔することがないけど、夫のことだけは後悔すごくしているので、夫のことに関して、もう後悔したくないので」(赤木雅子さん)
Q.後悔とはどういうことか?
「夫は改ざんしてから、人が変わってしまって、うつになって、亡くなる3か月前ぐらいから、人格も変わって、壊れてしまって。私はずっと隣にいたのに、助けてあげられなかったこととか。私には手段がなかったので、今はできるかぎりのことをやりたいと思います」(赤木雅子さん)
国有地が8億円以上も値引きされて、森友学園に売却された「森友問題」。
「私はその時は、神風が吹いたかなというふうに思った」(森友学園 籠池泰典理事長・ 証人喚問2017年3月)
理事長だった籠池泰典氏が言うところの「神風」は、なぜ吹いたのか、誰が吹かせたのか、今も判然としません。
昭恵夫人は、ここに建設予定だった小学校の名誉校長を引き受けていました。値引きに安倍総理や昭恵夫人が関与したのではないか。
そんな疑惑に対し、安倍総理は2017年2月17日、こう言い切りました。
「私や妻が関係していたということになれば、総理大臣も国会議員も辞めるということは、はっきり申し上げておきたい」(安倍首相・2017年2月17日)
雅子さんは、安倍総理のこの答弁が、改ざんのきっかけになったと考えています。
「(財務省秘書課長の)伊藤さんという方が家に来られて、“2月17日の安倍首相の発言が関係している”と私の自宅に来てはっきりおっしゃった。そこはちゃんと説明をしてほしい」(赤木雅子さん)
総理の答弁から1週間後、財務省の理財局長だった佐川氏は…。
「近畿財務局と森友学園の交渉記録はございませんでした。記録が残っていない」(財務省 佐川宣寿理財局長・2017年2月)
佐川氏の発言から2日後、俊夫さんが勤めていた財務省の近畿財務局に、改ざんの指示が来たといいます。その後、一部の交渉記録は存在していたことが明らかになりました。
俊夫さんが残した手記には…。
「元は、すべて、佐川理財局長の指示です。学園に厚遇したと取られる疑いの箇所はすべて修正するよう指示があったと聞きました。」(赤木俊夫さんの手記より)
改ざんは、国会議員や昭恵夫人の名前などが削除される形で行われました。
「現場として私はこれに相当抵抗しました。パワハラで有名な佐川局長の指示には誰も背けないのです。」(赤木俊夫さんの手記より)
改ざんを強いられた直後から、雅子さんは俊夫さんの変化を感じ取っていました。
「改ざんした日からコロッと様子が変わって、口数も減ってしゃべらなくなった」(赤木雅子さん)
Q.何があったのか、何をしているのかという話はされたか?
「『内閣が吹っ飛ぶようなことをしてしまったんや』と言っていた。『僕はやってはいけないことをやってしまったんや』とすごい後悔した言葉を言うようになった」(赤木雅子さん)
「大きな声で笑ってとにかく明るく誠実な人」。俊夫さんの人柄を雅子さんはこう評します。俊夫さんの書斎。棚には、趣味であった書道の筆が所狭しと置かれています。お気に入りの墨を持って笑顔を見せる俊夫さん。改ざんの半年前の様子です。赤木さん夫婦に子どもはなく、俊夫さんは甥に書道を教えることを楽しみにしていました。改ざん後の俊夫さん。この頃には笑わなくなったといますが、甥の誕生日に少しだけ柔らかい表情を見せています。改ざんから4か月ほど経った2017年7月、俊夫さんは「うつ病」と診断されて、休職を余儀なくされました。
「佐川さんが答弁してる姿を、仕事行けなくなってからもずっと(テレビを)見て、もうすごく悔しい思いをしていた。『またうそついてる』みたいな感じで見ていた。もうすごく悔しい思いをしていた」(赤木雅子さん)
Q.俊夫さんを見て雅子さんはどういう気持ちで?
「とにかく誰に助けを求めていいのか分からなかったので。2人とも孤独で夫は絶望して、『誰か助けて』と、いつも2人で泣きながら生活していた」(赤木雅子さん)
2人は、誰にも助けを求められない孤独の中にいました。
その間、俊夫さんが自宅のパソコンで改ざんの経緯をまとめたものが、あの手記です。手記には赤字で記された箇所があります。
「今も事案を長期化・複雑化させているのは、財務省が国会等で真実に反する虚偽の答弁を貫いていることが最大の原因でありますし、この対応に心身ともに痛み苦しんでいます。通常国会では、太田(現)理財局長が前任の佐川理財局長の答弁を踏襲することに終始し、国民の誰もが納得できないような詭弁を通り越した虚偽答弁が続けられているのです」(赤木俊夫さんの手記より)
2017年12月。神戸の街を見渡す公園。 雅子さんは、「気分転換になれば」と俊夫さんを連れ出しました。俊夫さんは街を一瞥。終始、落ち着かない様子でした。この3か月後、俊夫さんは自宅で自ら命を絶ちました。
最後の日、こう書き残しています。
「雅子へ、これまで本当にありがと。ゴメンなさい。恐いよ。心身ともに滅入りました。最後は下部がしっぽを切られる。なんて世の中だ。手がふるえる。恐い。命、大切な命、終止符」
心配して仕事を早めに切り上げた雅子さんが、変わり果てた夫を見つけました。
「もうパッと見て、亡くなってるって分かったので、救急車じゃなくて、殺されたと思ったので、110番しちゃったんですけど」(赤木雅子さん)
Q.殺されたと思った?
「自殺したことは間違いないけれど、森友のことで苦しめられて殺されたという思いが、私の中にはあったので」(赤木雅子さん)
警察には、すぐ119番通報するように言われました。
「まだあったかくて、これでやっと楽になれたねと思って、今からやっと助けに来てくれる。救急車の人が来てくれるから、やっと助けてもらえると思って。もう死んでしまったけど、初めて夫を助けに来たのは救急車の人だと思う」(赤木雅子さん)
Q.そこに救いを感じるぐらいに?
「もう誰も助けてくれない。孤独だった」(赤木雅子さん)
俊夫さんの死から2日後、佐川氏は国税庁長官の辞任を表明しました。この日になって、初めて応じた記者会見では…。
Q.指示した内容が(自殺の)要因になったと考えるか?
「どなたが亡くなったのかも、きょうのニュースを見ているだけなので承知しておりません」(2018年3月9日)
佐川氏にとって俊夫さんは、会ったこともない一職員でした。その後の証人喚問でも、改ざんの経緯については口を閉ざしました。
「書き換えがなぜ行われたかというのは、刑事訴追の可能性があるのでご理解たまわりたい」(証人喚問2018年3月)
俊夫さんの死後3か月後にまとめられた財務省の調査報告書。佐川氏の関与について、「改ざんの方向性を決定付けた」との指摘にとどまっています。当時、俊夫さんの手記は公開されていなかったため、調査に反映されていません。
「(財務省から)とにかく手記を、『マスコミに出すと大変なことになるから出すな』ということと、『見せてくれ』ということを言われた」(赤木雅子さん)
雅子さんは今年3月、再調査を求めて手記の公開に踏み切りました。再調査を求める署名は35万筆集まりました。
「35万以上の方が応援してくださるなんて、あの当時の夫が知ったら、こんなことにはならなかったのではという思いがすごくしていて、夫に生きている間に聞かせてあげたかった」(赤木雅子さん)
ただ政府は、再調査は「必要ない」との立場です。
Q.安倍首相はじめ政府は、再調査をしない方針を変えていないが?
「一人の国民が公務員として、苦しい思いをして亡くなったんですけど、私が再調査してほしいということも耳を傾けてくださらなくて、何か出ては困ることがあるんじゃないかと想像してしまいます」(赤木雅子さん)
Q.真摯に手記を受け止めてほしいと?
「手記を見ずに作った報告書に真実はないと思うので、ちゃんと読んだうえで、本当のことをまた再調査していただけたらと」(赤木雅子さん)
15日の裁判で、国と佐川氏は、請求の棄却を求める方針です。佐川氏は、「国家公務員が職務で損害を与えた場合、国が賠償の責任を負う」などと主張する見通しです。
裁判を控え、雅子さんに不安はないのか尋ねました。
「不安とか恐れというものはもちろんある。目に見えない大きなものを敵に回してしまったということをすごく感じるし、でも思ったより今は怖くなくて、正しいことを知りたいという気持ちだけなので、“刺せるもんなら刺してみろ”と思って、なので普通に生活してます」(赤木雅子さん)
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[※ 【赤木俊夫さんの妻の自筆メモ】(東京新聞 2020年3月24日)↑]
リテラの記事【財務次官にあの太田充主計局長! 森友公文書改ざんで安倍首相を守るために嘘連発、自殺した赤木さんを追い詰めた男に論功行賞人事】(https://lite-ra.com/2020/07/post-5510.html)。
《これは安倍政権によるあまりに酷い仕打ちだ。財務省の岡本薫明・事務次官の退任に伴い、主計局長の太田充氏を次期次官に充てる人事を政府が固めたと、昨日7日の読売新聞が報じたからだ。太田氏といえば、言わずと知れた森友公文書改ざん問題の“キーマン”のひとり》。
まず、2020年7月11日『報道特集』のつぶやき:
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【https://twitter.com/tbs_houtoku/status/1281786634652880897】
報道特集(JNN / TBSテレビ)@tbs_houtoku
今日、午後5時半からの報道特集。特集は【森友問題・“黒塗り”に隠された事実は】です。予告動画をアップしましたので、是非ご覧下さい。
#報道特集 #TBS
午後0:05 · 2020年7月11日
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【https://twitter.com/tbs_houtoku/status/1281863004812795904】
報道特集(JNN / TBSテレビ)@tbs_houtoku
【#独自】 #森友問題 の公文書改ざんをめぐり、自殺した近畿財務局の職員の妻が起こした裁判が来週水曜日に始まります。「夫のために何一つ後悔したくない」等と初めてカメラの前で心境を語った妻。この後 #報道特集 で詳しくお伝えします #TBS #独自
午後5:08 · 2020年7月11日
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赤木雅子さんにインタビューした金平茂紀さん、赤木俊夫さんが〝壊れて〟いくようだという証言について、金平さんはスタジオでは必死に涙をこらえておられた。赤木雅子さんは「裁判所、裁判官を信頼している」と…裏切られないことを、本当に祈るばかり。
[森友学園を巡る経緯 (東京新聞 2019年4月24日)↑]
『●スゲエなぁアベ様、露骨…忖度な太田充理財局長に《論功行賞で、
財務省きっての花形ポストがプレゼント》』
「日刊ゲンダイの記事【安倍首相を守り栄転 太田理財局長は
“論功行賞”で主計局長】…でも、《セクハラで辞任した次官の後任に
スネキズ局長が昇格し、その後釜に森友疑惑隠し答弁を繰り返した
理財局長が論功行賞で就任だ。政府は20日までに、女性記者への
セクハラで辞任した福田淳一前財務次官の後任に岡本薫明主計局長
(57)、岡本氏の後任の主計局長に太田充理財局長(58)を
起用することを内定…太田理財局長は、森友疑惑で公文書改ざんまで
して安倍首相を守って国税庁長官に栄転した佐川宣寿前理財局長の後任
として理財局長に就任。前任者に劣らない珍答弁で安倍首相を守った。
その論功行賞で、財務省きっての花形ポストがプレゼントされた形だ》。
いやぁ、スゲエなぁ、アベ様。それしか、言葉がない…。
《モリカケ疑惑追及の幕は下りたと言わんばかりに、身勝手な
「新たな決意」を語ってみせたのだ》…アベ様にこんなことを言わせて
おいていいのか? 《昨年、佐川理財局長を国税庁長官に栄転させた
際に起きた批判や、さらには公文書改ざんという国家的犯罪が明らかに
なっても、安倍首相はいまだにまったく反省もなく、人事権を使って
行政を黙らせる権力の濫用をいまだに平気に繰り返している》…
本当にオメデタイ国ニッポン。」
『●頭から腐った自民党のその総裁・アベ様という《総理のために
嘘をつくことが奨励される国──》ニッポン』
《総理のために嘘をつくことが奨励される国──。これが安倍政権の
実態であることは、先日発表された財務省人事でもあきらかだ。
森友公文書改ざん問題のキーマンである太田充理財局長を事務次官が
約束されたも同然の主計局長に昇進させただけではなく、改ざん当時に
官房長を務め文書厳重注意を受けた岡本薫明主計局長を事務次官に抜擢した
のである。岡本氏といえば、森友問題で揺れる昨年4月、交渉経緯の記録
について「職員が削除した電子データは専門家でも復元できない」という
トンデモ答弁をおこなった人物。しかも、官房長は官邸と総理答弁を
すり合わせ調整をおこなう立場であり、岡本氏は改ざんの際の官邸の動きも
知る立場にある。つまり、太田理財局長と同様、「真実を語らない」
ことが「論功行賞」人事の理由になっているのだ》
《太田氏はいえば、言わずと知れた森友公文書改ざん問題の“キーマン”のひとり》、《太田氏は会計検査院の報告を「官邸のお手盛り」に仕上げた立役者だったのである》、《そもそも太田氏は、森友公文書改ざん問題から安倍首相を守ってきただけではなく、深く関与している疑いが濃厚な“当事者”だ》。《しかも、忘れてはいけないのは、太田氏は赤木俊夫さんを追い詰める役割を演じていた、ということだ》。パワハラにより森友公文書改ざんという犯罪を強要…真の犯罪者は《なんとも無責任な態度》な行政府の長や財務相、財務省幹部官僚達…そのうちの《当事者》《キーマン》の一人が太田充氏。財務省事務次官へ昇進人事。明らかな論功行賞であり、彼らのパワハラにより自死された赤木俊夫さんや妻雅子さんら遺族に対してこんな残酷な〝仕打ち〟があろうか…。行政府の長や財務相の冷酷ぶり、非道ぶりが再び。《安倍官邸の手足として動き、間違いなく森友公文書改ざん問題の重要人物のひとりである人物を、いま、安倍首相は事務次官に昇進させ、再調査を突っぱねさせようとしているのである。二重三重の意味で非道な行為と言うほかないだろう》。
『●《改ざんを命じられたときも相当抵抗…。やっているのは犯罪。
自分の信念や理に反して悔しかっただろう》』
『●《近畿財務局元職員の妻が…佐川宣寿氏と国を相手に…大阪地裁に提訴》
…《前代未聞の改ざんなのに、最高責任者の麻生太郎財務相》は?』
『●近畿財務局元職員のご遺族が提訴…《刑事罰どころか出世していた
財務省の“改ざん指示”幹部官僚たち》や行政府の長、財務相の冷酷非道』
『●パワハラにより森友公文書改ざんという犯罪を強要…真の犯罪者
《なんとも無責任な態度》な行政府の長や財務相、財務省幹部官僚達』
『●森友公文書改ざんという犯罪を強要…泥棒(アベ様や財務相)が縄を
綯う(まともな再調査する)訳がない…第三者性のある新たな調査を』
《新事実満載 赤木俊夫さんの「手記」 …●平成30年2月の国会で
(中略)麻生財務大臣や、太田理財局長(当時)の説明(中略)は、
明らかに虚偽答弁なのです。》
『●アベ様や財務相はトップに居座り続け、財務省幹部官僚達は栄転
…《内輪のあやふやな再調査ではなく、第三者性のある新たな調査》が必要』
『●私人の「桜を見る会」、《政府の自粛呼びかけの最中であること》
だけ《が原因ではない》…森友問題、アベ昭恵様が〝タマ〟を込めた結果…』
《森友問題の決裁文書改ざんを強要され、自殺した近畿財務局職員・
赤木俊夫さんが遺した遺書と手記が18日に公表されたタイミングで
昭恵氏が花見に浮かれていた、という事実の大きさだ》。《そして、
ついに赤木さんによる悲痛な遺書と手記が明らかになったというのに、
昭恵氏はその内容を重く受け止めるどころか、芸能人らと花見に
興じていた──。一体、どんな精神をしていたら、こんな行動を
とることができるというのだろうか》
『●《昭恵夫人が発案し立ち上げた事業の資金提供者》であるが故に
《「桜を見る会」に招待されていたマルチ企業》48ホールディングス社長』
『●(西日本新聞)《桜下に羽目を外さず》…《首相は、公園の桜ではなく
飲食店の敷地内なので「花見ではない」》…桜は見たが花見じゃない』
『●《新型コロナウイルス禍の対応に尽力している政府は絶対の正義で、
社会防衛の前には人一人の命ごとき取るに足らないとでも言いたげ…》』
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【https://lite-ra.com/2020/07/post-5510.html】
財務次官にあの太田充主計局長! 森友公文書改ざんで安倍首相を守るために嘘連発、自殺した赤木さんを追い詰めた男に論功行賞人事
2020.07.08 11:00
(参議院インターネット審議中継(2018/5/28)より)
これは安倍政権によるあまりに酷い仕打ちだ。財務省の岡本薫明・事務次官の退任に伴い、主計局長の太田充氏を次期次官に充てる人事を政府が固めたと、昨日7日の読売新聞が報じたからだ。
太田氏といえば、言わずと知れた森友公文書改ざん問題の“キーマン”のひとり。森友問題の国会審議の際、自民党の和田政宗参院議員が「アベノミクスを潰すために、安倍政権をおとしめるために、意図的に変な答弁をしているんじゃないですか」と陰謀論で財務省にだけ罪を被せようとした際には、当時理財局長だった太田氏は「それはいくら何でも、それはいくら何でもご容赦ください!」と悲痛な面持ちで答弁をおこなったことでも有名だが、実際には「安倍政権をおとしめる」どころか、理財局長として必死に安倍首相を守ってきた人物だ。
そして、その論功行賞として、2018年7月には理財局長から現在の主計局長に昇進。主計局長は事務次官への最短ポストであり、ある意味、今回の事務次官への昇進は約束されたようなものでもあった。
だが、このタイミングで太田氏を事務次官に昇進させるという人事は、森友問題の決裁文書改ざんを強要され自殺した近畿財務局職員・赤木俊夫さんやその妻・雅子さんの訴えを踏みにじることを宣言したとしか思えない。
ご存知のとおり、今年3月には俊夫さんが遺した遺書と手記が公開され、そこには〈元は、すべて、佐川理財局長の指示です〉〈嘘に嘘を塗り重ねるという、通常ではあり得ない対応を本省(佐川)は引き起こしたのです〉〈最後は下部がしっぽを切られる。なんて世の中だ、手がふるえる、恐い〉などという記述とともに、財務省の調査報告書とあきらかに食い違う証言が綴られていた。
この赤木さんが命をかけておこなった告発に、多くの人たちが反応。雅子さんが真相解明のため第三者委員会による公正な再調査を求めて「Change.org」ではじめた署名は、なんと、同サイトでおこなわれた日本初のキャンペーンでは過去最多となる35万2659人を記録した。この署名は6月15日に安倍首相宛てで内閣官房に届けられたばかりだ。
しかし、赤木さんの悲痛な最期の言葉に対して、安倍首相や麻生太郎財務相は冷酷な態度を取りつづけ、その思いを踏みにじるように再調査を拒否。雅子さんは〈安倍首相は、2017年2月17日の国会の発言で改ざんが始まる原因をつくりました〉〈この2人(安倍首相と麻生太郎財務相)は調査される側で、再調査しないと発言する立場ではないと思います〉〈夫の遺志が完全にないがしろにされていることが許せません。もし夫が生きていたら、悔しくて泣いていると思います〉とコメントを発表したが、いまも再調査をおこなう姿勢はまったく見せていない。
しかも、雅子さんは今月6日、新たに国を提訴したばかりだ。というのも、雅子さんは今年4月、俊夫さんの公務災害にかんする文書の開示請求をおこなったにもかかわらず、近畿財務局が「緊急事態宣言に伴う業務多忙」を理由に、10ページだけを部分開示しただけで残りは来年5月まで開示の可否を決める期限を延ばすと通知。これが違法ではないのかと提訴をおこなったわけだが、通常、請求から30日以内の開示決定が原則である上、緊急事態宣言が解除されたというのに約1年も延ばすことは違法性が指摘されるべきだし、なにより財務省は恣意的に隠蔽しているとしか思えない。
その上、このタイミングで、太田氏を財務省事務方トップの事務次官に昇進させる──。これは、雅子さんや国民の抗議の声に対して、安倍首相が「何が何でも真相解明などおこなわせるものか」と意思表明したようなものだ。
そして、太田氏は「安倍首相の側近官僚」として、理財局長時代に国会で見せたのと同じように、安倍首相の期待に必死になって応えるだろう。
いや、そもそも太田氏は、森友公文書改ざん問題から安倍首相を守ってきただけではなく、深く関与している疑いが濃厚な“当事者”だ。
■財務省トップに上り詰めた太田充氏は会計検査院の報告書にまで介入し骨抜きに
森友の決裁文書などの公文書改ざんがはじまったのは2017年2月からのことで、太田氏が理財局長に就任した同年7月以前の問題だが、森友問題への追及が国会ではじまって約2週間後の同年2月22日に菅義偉官房長官が佐川宣寿理財局長(当時)らを官邸に呼び出して森友問題の説明をおこなわせた際には、当時、総括審議官だった太田氏も同席していたことがわかっている。つまり、太田氏が公文書改ざんの事実を知っていた可能性は、かなり高い。
しかも、共産党が独自入手した、2017年9月7日におこなわれた太田充理財局長と国交省の蝦名邦晴航空局長(当時)らの話し合いを記録した文書では、太田氏は会計検査院の報告書への介入まで口にしていた。
たとえば、問題の文書では、太田氏はこう語っていたことが記録されている。
「総額を消すことが重要だが、それが難しい場合には、失点を最小限にすることも考えなくてはいけない。少なくともトン数は消せないのではないか。金額よりもトン数のほうがマシ」
この「総額」「トン数」とは、国有地から出てきたゴミのことを指していると思われる。つまり太田氏は、会計検査院の報告書から「総額を消してもらおう」「総額が難しければ、トン数だけは残して金額だけでも消してもらおう」と話し合っていたのである。会計検査院は内閣から独立した機関と憲法で定められているが、その会計検査院の検査に対して、介入を相談する──これはすぐさまクビが飛んでも当然といえるほどの、とんでもない事実だ。
その上、太田氏はこんなことまで語っている。
「両局長が官邸をまわっている姿をマスコミに見られるのはよくない。まずは寺岡を通じて、官房長官への対応をするのが基本だ」
「ないものは出せないが、これまでもある程度出してきており、個人的には出せるものはできるだけ出したほうがいいと思う。出てしまうと、案外追及されなくなるという面もある。ただし、政権との関係で、デメリットも考えながら対応する必要はある」
「寺岡」というのは寺岡光博・官房長官秘書官(当時)のことを指していると思われるが、ようするに官邸、菅義偉官房長官ぐるみで、「政権へのデメリット」を計算した上で会計検査院の報告や国会対応をどうごまかすか、文書隠蔽の相談をおこなっていたのだ。
森友学園への国有地8億円値引き問題が発覚して以降、安倍首相は「会計検査院の調査を待ちたい」「会計検査院の調査中」と、会計検査院の検査を口実にして一切の説明責任から逃げつづけていた。それが実態は、会計検査院に改ざん文書を提出しただけでなく、報告書の内容について裏工作までしていた──。ようするに、太田氏は会計検査院の報告を「官邸のお手盛り」に仕上げた立役者だったのである。
■太田充氏が「近畿財務局」に責任を押し付ける答弁をした2日後、赤木さんは自殺した
しかも、忘れてはいけないのは、太田氏は赤木俊夫さんを追い詰める役割を演じていた、ということだ。
今年3月18日発売の「週刊文春」(文藝春秋)に掲載された記事によると、2017年12月末、赤木さんのもとに検事から電話があり、その後、赤木さんは妻の雅子さんに対してこう話していたという。
「検察は恐ろしいとこや。何を言っても思い通りの供述を取る。検察はもう近畿財務局が主導して改ざんしたという絵を描いている。そのストーリーから逃げられない。ぼくが何を言っても無理や。本省の指示なのに最終的には自分のせいにされる。ぼくは犯罪者や」
じつは、この少し前から、安倍政権と財務省は責任をことごとく近畿財務局に押し付けはじめていた。
その最たるものが、近畿財務局の法律相談記録の隠蔽工作だ。2017年4月、実地検査に入った会計検査院から森友学園との土地取引関連の文書を出すよう求められていたが、近畿財務局は法律相談の記録を検査結果が国会報告される前日まで提出しなかった。
これは財務省が命じたもので、赤木さんも手記で言及し“法律相談の記録等の内部検討資料が保管されていることは、近畿財務局の文書所管課等の全ての責任者は承知していました”と書き、〈応接記録をはじめ、法律相談の記録等の内部検討資料は一切示さないこと、検査院への説明は「文書として保存していない」と説明するよう事前に本省から指示がありました〉と明かしている。
ところが、情報開示請求などによってその内容が明らかになり、国会で追及がはじまると、安倍政権と財務省は、すべて近畿財務局の責任にした。実際、麻生財務相は「法律相談の文書は近畿財務局のなかにあったということで、理財局のなかにあったわけではない。まずここははっきりさせておきたい」と言い、「発見できなかったことは甚だ残念」などと答弁(2018年2月14日衆院予算委員会)。
そして、当時理財局長だった太田氏も、「気付いていれば出していた」と答弁し、「誰が気づかなかったのか」という質問に、「近畿財務局の管財部の統括国有財産管理官というところが主として担当していた」「基本的に彼らが気付かなかったということ」と答えたのだ(2018年3月5日参院予算委員会)。
こうした答弁に対し、赤木さんも手記で〈太田(現)理財局長が、前任の佐川理財局長の答弁を踏襲することに終始し、国民の誰もが納得できないような詭弁を通り越した虚偽答弁が続けられているのです〉と指摘しているが、このころには政権内に「すべて近畿財務局のせいにする」という暗黙の了解があることが見てとれた。赤木さんと同じ立場なら、誰でも自分がスケープゴートにされると恐怖するはずだ。この太田氏の国会答弁の2日後である3月7日、赤木さんは遺書に〈最後は下部がしっぽを切られる〉と綴り、手記にも〈本省がすべて責任を負うべき事案ですが、最後は逃げて、近畿財務局の責任とするのでしょう〉と記し、自殺を遂げた。
つまり、安倍官邸の手足として動き、間違いなく森友公文書改ざん問題の重要人物のひとりである人物を、いま、安倍首相は事務次官に昇進させ、再調査を突っぱねさせようとしているのである。二重三重の意味で非道な行為と言うほかないだろう。
新型コロナによって国会では徹底した追及がおこなわれないままで、安倍首相は国会を閉会させてしまったが、そんなことで赤木さんの問題は終わらせられるようなものではない。黒川弘務・前東京高検検事長の定年延長問題および検察庁法改正案に対して大きな声があがったように、太田氏を財務事務次官に昇進させようという人事に対しても、そして第三者による再調査を求めて、国を動かす大きな声をあげなければならない。
(編集部)
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