Activated Sludge ブログ ~日々読学~

資料保存用書庫の状況やその他の情報を提供します。

●自称「第2自民党」のお維…《「第2自民党」と揶揄された政治勢力はあったが、自らそう認めるとすれば異例。自民の補完勢力》宣言

2023年08月12日 00時00分59秒 | Weblog

【↑ 『適菜収 それでもバカとは戦え真相究明と責任追及を“大阪ノーサイド”なんて冗談じゃない』 (2020年11月14日、日刊ゲンダイ)】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/281280


(2023年07月26日[水])
ついに本音がポロリと…お維は「第2自民党」をご希望。でも、それ以上にに酷いのが、公党・お維が「共産党はなくなったらいい政党」「いらっしゃっても日本は何も良くならない」…。あまりに酷い。
 お維…《政治家の前に倫理観の欠如といえる》《「改革」を看板に掲げる維新のこうしたゲスの極みというべき本質をこそ、有権者は知るべき》。

 山田祐一郎大杉はるか両記者による東京新聞の記事【こちら特報部/日本維新の会は「第2自民党」だった 馬場伸幸代表が異例の「自白」…その狙いは何なのか?】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/265162?rct=tokuhou)によると、《日本維新の会・馬場伸幸代表の「1自民党と第2自民党の改革合戦が政治を良くする」という発言が波紋を広げている。過去にも「第2自民党」と揶揄やゆされた政治勢力はあったが、自らそう認めるとすれば異例。二大政党を目指す趣旨とされるが、自民の補完勢力になる懸念を深める人々もいる。他党を尻目に、支持率も好調の維新から飛び出した言葉は、どんな意味を持つのか。(山田祐一郎大杉はるか)》。

   『●お維…《政治家の前に倫理観の欠如といえる》《「改革」を看板に掲げる
      維新のこうしたゲスの極みというべき本質をこそ、有権者は知るべき》
   『●お維が「野党」というデマ…《「野党の一部も賛成」という形が作ら
     れたため、自民党は安心してゴリ押しの国会運営を行うことができた》
   『●#パワハラ体質 #恫喝体質 #デマ体質 なお維に何故に投票、何故に
     支持できるのか…?  大阪から遠く離れた我が街にもお維が浸食…
   『●《カジノありきだった大阪万博 “カジノ用地不当鑑定疑惑”をめぐり「公
     文書隠蔽」》《大阪市港湾局がサーバーからメールを削除…組織的隠蔽》
   『●お維「ト」知事…《口利きビジネス…ついこの間まで地方自治体の首長を
     務めた人物が、こんなビジネスに手を染めることが許されるはず》もなく

 金子勝さんのつぶやき:

--------------------------------------------------------------------------------
https://twitter.com/masaru_kaneko/status/1683972166247911424

金子勝@masaru_kaneko

【批判をそらすいつものやり方】馬場伸幸代表が行った日本維新の会は「第2自民党でいい」発言が話題になっている。自分に都合悪い「身を切る改革」のを隠すためにさらに悪いことを言う大阪万博の計画のずさんさで税金無駄遣いに一切答えていない。しっかり答えよ。

………

午前7:47  2023年7月26日
--------------------------------------------------------------------------------


 そして重ねてのこの発言《「共産党はなくなったらいい政党」「いらっしゃっても日本は何も良くならない」(維新代表・馬場伸幸氏)》。ホントに酷い。赤旗や辰巳孝太郎さんたちが大阪万博カジノの様々な問題点を指摘していることへの意趣返し。〝反共〟というカルト=統一協会の影響もあるのか。
 《「立民がいても日本は何も良くならない」》ともね。(初めて良いことを言ったね)《泉健太代表は同日、高知市で記者団に「維新は党名を第2自民党に変えた方がわかりやすい」と指摘》。

=====================================================
https://www.tokyo-np.co.jp/article/265162?rct=tokuhou

こちら特報部
日本維新の会は「第2自民党」だった 馬場伸幸代表が異例の「自白」…その狙いは何なのか?
2023年7月25日 17時00分

 日本維新の会・馬場伸幸代表の「1自民党と第2自民党の改革合戦が政治を良くする」という発言が波紋を広げている。過去にも「第2自民党」と揶揄やゆされた政治勢力はあったが、自らそう認めるとすれば異例。二大政党を目指す趣旨とされるが、自民の補完勢力になる懸念を深める人々もいる。他党を尻目に、支持率も好調の維新から飛び出した言葉は、どんな意味を持つのか。(山田祐一郎大杉はるか


◆そもそも野党のはずでは…

     (記者会見する日本維新の会の馬場代表=20日、国会で)

 「それって自民党にしっぽを振ってるだけじゃないの?」。24日、東京・有楽町で、埼玉県の調理師女性(67)が「第2自民党」の印象をこう言い放った。

 維新の馬場代表は23日に生出演したネット番組で、維新が目指す方向性に言及。「第2自民党」と批判されているとの指摘を受け、「第1自民党、第2自民党でいいんです。第1、第2自民党の改革合戦が政治を良くすることにつながる。立民がいても日本は何も良くならない」と反論した。野党第1党の立憲民主党との連携は「未来永劫(みらいえいごう)ない。やるか、やられるかの戦いだ」と否定した。

 立民の泉健太代表は同日、高知市で記者団に「維新は党名を第2自民党に変えた方がわかりやすい」と指摘した。

 ツイッターでは「第2自民党」がトレンド入り。「第2自民党なら政党である必要がない」「維新がついに第2自民党であることを自白」「今さら言わなくても、初めから知ってたよ」などの意見が見られた。

 24日に有楽町にいた男性会社員(60)は「そもそも野党のはず。与党との違いを強調するべき立場なのに、『第2』はおかしい。自民の下請けなのか」と批判。一方、大学職員の高野裕さん(65)は「言葉の使い方としてどうかと思うが、実態としてはそう見える。自民政治のひずみを修正できるという姿勢をアピールしているのだろう。特におかしいとは思わない」と話した。


◆既に自民と同一歩調、岸田内閣不信任案にも「反対」

     (自民、維新などの反対で内閣不信任決議案が
      否決された衆院本会議=6月、国会で)

 既に国会では維新は「第2自民」的な位置付けとなりつつあり、憲法審査会では改憲に向けて自民と歩調を合わせてきた。今国会では、原子力政策を大転換するGX脱炭素電源法や、健康保険証廃止への不安が高まる中での改正マイナンバー法、外国人の収容・送還ルールを改める改正入管難民法賛成に回った

 性的少数者(LGBTQ)理解増進法は、与党が維新などの対案を受け入れて修正した形で成立。「全ての国民が安心して生活することができるよう留意する」と、土壇場で多数派に配慮した文言に変わり、当事者らの批判を浴びた。一方、立民提案の内閣不信任決議案では「会期末になれば不信任案を出すといった国会の慣例に全く協力する気はない」と反対に回った

 ネット番組で馬場氏は「自民は現状維持の保守。維新は改革をしていく保守」と違いを強調。だが、大阪在住のジャーナリスト吉富有治氏は「次の総選挙で、立民を抜いて野党第1党となることが現実味を帯びてきており、自民との連携の可能性をアピールしているのだろう」と推察する。

 自民に対抗する野党として勢力を拡大してきた維新が自民の補完勢力となったら、有権者の理解は得られるのか。吉富氏は「日本維新の会の母体である大阪維新の会のルーツは自民。そのことになじみが薄い大阪以外の支持者には、『野党なのになぜ第2自民党?』という違和感を抱かせる。いずれにせよ自民が得するだけだ」と指摘する。


◆過去にもたくさん「第2自民党」…実は「悪口」

 「第2自民党」と呼ばれた政党は、過去にも多々あった。

     (1994年、新進党の初代党首に選出された海部俊樹
      元首相(右から2人目)と、左から初代幹事長の
      小沢一郎氏、米沢隆民社党委員長。右端は羽田孜元首相)

 古くは社会党から離脱して1960年に結成された民主社会党(のちの民社党)。反共を強調し、有事法制制定に積極的で、自民と選挙協力することもあった。民社党など非自民9党派が合流して94年につくられた新進党は「派閥連合体の利益集団、いわば『第2自民党』」と批判された。

 2010年に石原慎太郎氏らによってつくられた「たちあがれ日本」や、17年に小池百合子東京都知事が立ち上げ、民進党の前原誠司代表が合流に応じた「希望の党」も、保守色が濃い故に「第2自民党」と呼ばれた。

 共通するのは、自民を割って出た人が前面に立っていたり、旧来の利権が透けて見えたりるとして、批判的に使われていたことだ。呼ばれた側は迷惑がるのが通例で、自ら「第2自民党」と認めているのなら、かなり珍しい

 細川護熙内閣で首相秘書官を務めた駿河台大の成田憲彦名誉教授(政治学)は「『第2自民党』は、自民の補完勢力という意味で、悪口だった」とし、馬場氏の発言に驚く。リベラル層を度外視した保守二大政党制の構図を念頭に置いた言葉のように見えるが、こうした「保守二分論」は保革が対決した冷戦が終結したころからあったという。

 そもそも「保守」という言葉も、以前は「進歩から背を向けているマイナスイメージで自称することはなかった」。だが、06年に首相に就任した安倍晋三氏が「開かれた保守主義」と称したことが、普及の要素になったという。

 成田氏は「本来は保守とリベラルが競い合うのが政治で、保守対決はバランスが悪い」との考えを示す。「(馬場発言を)リベラル層は『屈辱』ととらえないといけない。移民政策や冤罪(えんざい)問題などで、対立軸を明確化できていない立民の力不足もある」


◆「自民支持層の票を狙った発言」か

 一方、明治大の井田正道教授(政治行動論)は「過去に自民と組んだ政党は、公明党以外は存在価値がなくなって分裂、消滅している。『第2自民党』は独自性を薄めることになり、普通はプラスにはならない」と指摘。その上で「自民と組むという意味ではなく、対抗する保守政党という位置付けで、自民支持層の票を狙った発言だろう」とみる。

 維新が今春の統一地方選で躍進する一方、自民は支持率が低下気味だ。そんな中、河村建夫元官房長官の長男が次期衆院選に自民でなく維新から立候補を予定する動きも出てきた。井田氏は、馬場氏がこうした状況を踏まえたうえで「今回の発言をしても埋没しないと読み、自民の消極的支持層をもっていこうと意識したのでは。失言とまでは言えないが、(今後の影響は)無党派の反応など読めない部分もある」と分析する。

 政治ジャーナリストの泉宏氏は「維新が政権を担いうる政党として飛躍段階に入っているのは事実だが、客観的状況では『第2自民党』というのは、いかにも愚か」とあきれる。

 泉氏は、自民党内にもともと維新を政権に取り込もうという動きがあったことを挙げ、「維新は自民内の権力争いに巻き込まれているだけで、自民に取って代わる可能性はない」と断言する。

 「今は次期衆院選の候補者を調整しているタイミングなのに、『第2自民党』と発信すれば存在が薄れる。党内からも批判が出るのでは。(与(よ)党でも野(や)党でもない)『ゆ党』と言われていた維新だが、これではっきりした。『第2自民党』が独り歩きすれば、一気に維新のダメージになる」


◆デスクメモ

 戦後を振り返れば、「第2自民党」と呼ばれた党はもっと多い。逆に言えば、歴史の波に消えた党のほとんどは「第2自民党」だったとも言える。そうした中で生き残り、ごく一時期を除いて政権を担い続けてきた自民党。野党の対立や離合集散に、さぞほくそ笑んできたことだろう。(本)


【関連記事】<連載・維新点検>㊤このまま野党第1党になれる? 野心的な「計画」とその達成度
【関連記事】<連載・維新点検>㊥なぜ改憲にこだわるのか、党綱領にその根源を見た
【関連記事】<連載・維新点検>㊦危うさはらむ維新の「是々非々」路線 異例の対応も
=====================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●室井佑月さん「悪魔とはこういう顔か」!? ⇒ デンデン王国の国王御夫妻やウルトラ差別主義者らの御顔

2018年07月25日 00時00分18秒 | Weblog

[※ 「こんな人たち」 報道特集(2017年7月8日)↑]⇒「悪魔とはこういう顔か」! 背後にカネメノビテル君も…



ニッカンスポーツのコラム【政界地獄耳/このタイミングでカジノ法案進める見識は】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201807180000158.html)。
週刊朝日のコラム【室井佑月「悪魔とはこういう顔か」】(https://dot.asahi.com/wa/2018071800017.html)。
リテラの記事【カジノ法案強行採決!山本太郎が安倍政権の被災地無視に吠えた!「誰のために政治をやっているんだよ!」】(http://lite-ra.com/2018/07/post-4136.html)。

 《西日本豪雨対応のため、野党は休会して災害対応しようと提案している。それを無視してカジノ法案審議を進めた…与党的にはIR法という賭博公認法のため、委員会を立ち上げた。この法案審議が、豪雨災害により被災した国民よりも優先すべきとは考えられない》。
 《その前日、安倍首相らは赤坂の議員宿舎で、自民党議員約40人との、懇親会という宴会を開いていた。死刑執行に判をついた上川法相と、酒を片手に笑顔の安倍とそのお仲間の写真があった。悪魔ってこういう顔か》。
 《(与党席からの「失礼だよ!」のヤジに)失礼なのはどっちだ! もともとこの委員会が開かれていること自体がおかしいじゃないか!》


   『●西日本大豪雨…「国民の生命と財産を守るって、
       口だけじゃないか」「博打の議論なんてやっている場合か」

 《石原伸晃が15日にツイッターに「政府が豪雨災害に対処しているこの最中に、野党が内閣不信任決議案を提出するという動きがある。粛々と否決するのみだが、さすがにこのタイミングで不信任案を出すその見識は、疑わざるをえない。野党が優先したいものとは、一体何なのか」》…カネメノビテル君、そりゃぁないでしょ! あの日、お宅の親分やその取り巻き連中は《赤坂自民亭》で何をやっていたのか?


 日刊ゲンダイの記事【豪雨初動遅れも反省なし…安倍政権が強弁するウソと言い訳】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/233543)によると、《「万全の態勢で対応に当たってきた」――。17日の参院内閣委で、野党から西日本豪雨への対応の遅れを追及され、こう平然と答えた安倍首相よくも万全の態勢などと口にできたものだ。「赤坂自民亭」と称する酒盛りでドンチャン騒ぎをしていたことなど、まったく反省していないのである。/ウソや言い訳は、この政権の常套手段無反省なのは、安倍首相だけじゃない。/麻生財務相は、17日の会見で、赤坂自民亭について「(報道が)懇親会で酒を飲んだ話ばっかりにつくっている。ああいう話で取られたのは、はなはだ残念」と、まるでメディアが悪いかのように責任転嫁。/おまけに、赤坂自民亭が議員の親睦を深める場として「極めて有効な手段のひとつ。いいことだと思っている」と称賛したのだ。/…前代未聞の豪雨被害を経験しても、安倍政権はウソと言い訳ばかり。「国民の生命」を守れるわけがない》。
 「万全」!? 「一全」も無き「粗漏」でしょ。そして、相変わらず、ウルトラ差別主義者の下品な物言い、虫唾が走る。

   『●「安倍首相のようなクソ」と取巻き…「安倍内閣の問題点を
               簡単に挙げただけでも2時間45分になった」

 「安倍首相のようなクソ」と取巻き連中ときたら、災害対応はそっちのけで、博打法案を強行採決し、可決・成立させてしまった。狂気な独裁。

 ニッカンスポーツのコラム【政界地獄耳/こんなでたらめでよく胸が張れる】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201807200000268.html)によると、《厚労省の裁量労働制データ改ざん…世間から見れば過労死など働く者にとっては命と生活が懸かる法案をでたらめなデータを使い、国会と国民をだまそうとした責任は重いはずだ。また厚労相も何らかの責任を取るべきだと思うが、政府や党は相変わらず「何の問題もない」のだろうか。…与党はよくこんなでたらめに胸を張れるものだばくちの合法化もほぼ根拠なく可決したひどい国会だった》。
 2014年12月、森達也さんは「つまり法案はさくさくとすべて通る」と。その予想を遥かに上回る暴走ぶり。民主党政権時代、こんなにも酷い暗黒の国会運営だったか? この異常さが分かろうというものだ。

   『●森達也さん、「僕はもうあきらめた」「これから4年間で
          この国がどう変わるのか、とてもとても楽しみだ」

 野党が悪いだって? アホか。与党・自公や癒党・お維キトがはるかに「悪」に決まっている。「最悪」だ。
 東京新聞の記事【原発ゼロ法案 審議ゼロ 自民、委員会開催応じず】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201807/CK2018072002000156.html)によると、《立憲民主党が中心となり共産、自由、社民の各党と共同提出した「原発ゼロ基本法案一度も審議されないまま、今国会が閉会する。立民が審議入りを再三求めたが、自民党が応じなかった。野党は、自民側が原発ゼロを求める世論を意識し、否決した場合の批判を懸念したと指摘》。

 「博打の議論なんてやっている場合か」? グロテスクな「悪魔」たちは、政治家失格の前に、人間失格。ヒトデナシだ。
 7月19日の参院内閣委員会のあまりの酷さに呆然とした。博打法案なんて議論している暇はあるのか? 議論の入り口にも立っていないのに、委員長は「議論は終局した」と言い、強行採決。山本太郎さんの討論、怒りが満ちているのは当然だ。国会は死んでいる

   【参院内閣委員会(2018年7月19日)】
   (http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/detail.php?ssp=34952&type=recorded

 3番目に引用したように、リテラが、直ぐさま記事を掲載。災害対応そっちのけで、博打を議論していた国会。山本太郎さんの激怒、多くの方に見てもらいたい。
 最後に、森ゆうこ森裕子)さんのつぶやき:

… … … … … … … … … … … … … … … … … … 
参議院議員森ゆうこ@moriyukogiin
2018年7月19日
カジノ法案強行採決
山本太郎議員の反対討論に対して、約束の時間が来たから「ルールを守れ!」と打ち切る自民党。

公文書を改ざんし、虚偽答弁を連発し、民主主義の基本ルールを破りまくって誰も責任を取らない安倍政権の下請けになっているだけの自民党こそ「ルールを守れ!」。
… … … … … … … … … … … … … … … … … … 

==================================================================================
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201807180000158.html

政界地獄耳
2018年7月18日8時33分
このタイミングでカジノ法案進める見識は

 ★14日からの3連休では、西日本各地に大きな傷痕を残した豪雨災害の復旧に、多くのボランティアが参加したという。猛暑の中の作業、2次災害にならぬよう十分注意してもらいたい。前経済財政担当相・石原伸晃が15日にツイッターに「政府が豪雨災害に対処しているこの最中に、野党が内閣不信任決議案を提出するという動きがある。粛々と否決するのみだが、さすがにこのタイミングで不信任案を出すその見識は、疑わざるをえない。野党が優先したいものとは、一体何なのか」と記した。

 ★石原の気持ちも分かるが、東日本大震災から約3カ月後の11年6月2日午後、自民、公明、たちあがれ日本の3党から衆院に提出された内閣不信任決議案は、圧倒的多数により否決されている。その前日の党首討論では、自民党総裁・谷垣禎一や公明党代表・山口那津男が首相・菅直人に退陣を迫っている。石原は「このタイミングで不信任案を出すその見識」とおっしゃるが、その時の自民党幹事長は石原伸晃あなたではなかったか。自民党や公明党、当時のたちあがれ日本に見識が問われるから不信任案提出をやめろと、反対したのだろうか

 ★もう1ついえば、西日本豪雨対応のため、野党は休会して災害対応しようと提案している。それを無視してカジノ法案審議を進めた…与党的にはIR法という賭博公認法のため、委員会を立ち上げた。この法案審議が、豪雨災害により被災した国民よりも優先すべきとは考えられない。当時の野党の不信任案提出の理屈も、首相の資格が不適当だったことを思えば妥当で、石原の“見識”ならば提出すべきが妥当なのではないか。自民党幹部の発言による2次災害には、十分注意すべきだ。与党が優先したいものとは、いったい何なのか。(K)※敬称略
==================================================================================

==================================================================================
https://dot.asahi.com/wa/2018071800017.html

室井佑月悪魔とはこういう顔か
連載「しがみつく女」
室井佑月 2018.7.19 07:00週刊朝日#安倍政権#室井佑月

 これから安倍政権のもとで起こるであろうことについて、作家・室井佑月氏は恐れを抱いているという。

     【この記事のイラストはこちら】
     (c)小田原ドラゴン
     (https://dot.asahi.com/print_image/index.html?photo=2018071800017_2

*  *  * 

 恐ろしい、そう思った。マジでこういう怖さは味わったことがない。

 気づいたら、自分がホラー物語の中に入っていたような怖さだ。もう物語ははじまっており、この中から出るのは容易ではない。

 不気味だ。だってこれからもっと酷いことが次々に起こりそうもっと大変な酷いことが起きるのか、もっとたくさんの酷いことが起こるのか

 たとえば、海外に自衛隊を派遣するため、自衛官だけじゃ足りず、あたしの息子が徴集されるとか。そして、いったこともない国で、誰かに殺されたり殺したりして、帰国もできない体にされるとか。

 たとえば、息子が大学を卒業したあと、ぎりぎりの生活しかできない非正規の仕事しかなく、死んでいないから生きているというような生活を死ぬまで強いられるとか。

 この二つはあたしが考える中で、もっとも大変な酷いことと、もっともたくさんの酷いこと(終わりが見えず、死ぬまでだからね)だ。

 安倍政権下では、そのどちらの最低な物語も、気づいたときにはすんなり進んでいそうで怖い。

 6日、元オウム真理教の幹部7人の死刑が執行された。あとの6人も、数日で死刑執行されるとの見方もある。

 ほんとうに麻原彰晃の精神疾患は詐病だったのだろうか。あんな大きな事件を起こした首謀者だというのに、我々は現在の彼についてなにも知らされていない

 麻原は国を騒がす大きな事件を起こした首謀者として、事件のあらましについて、事細かに説明をする必要があった。二度とおなじことが起こらないようにだ。今、死刑になったこの時点で、司法はやることはやったといえるか? それに、もし麻原が詐病でなければ、麻原の死刑は、この政権お得意の、法律違反だ

 テレビでは「オウム真理教事件 死刑囚」といったパネルを出し、死刑になった人間の顔写真に「執行」というシールをペタペタ貼っていった。

 あたしは、これも独裁的な権力者が悪政をごまかすための「パンとサーカス」の、次のサーカスなんだと思った。ワールドカップサッカーの次の。

 あたしたちはもう狂っているのだ

 天も嘆いているように、記録的な大雨がつづいている。8日午前0時の時点で、51人の方がお亡くなりになったとか。被害はさらに広がる可能性もあるという。

 今は衛星もあって、被害はある程度、予想される。6日には、広範囲な地域に「数十年に一度しかない重大な災害が迫っている」とする「特別警報」が発令された。死刑執行を一気にやった日に

 そして、その前日、安倍首相らは赤坂の議員宿舎で、自民党議員約40人との、懇親会という宴会を開いていた。死刑執行に判をついた上川法相と、酒を片手に笑顔の安倍とそのお仲間の写真があった。悪魔ってこういう顔か

※週刊朝日  2018年7月27日号
==================================================================================

==================================================================================
http://lite-ra.com/2018/07/post-4136.html

カジノ法案強行採決!山本太郎が安倍政権の被災地無視に吠えた!「誰のために政治をやっているんだよ!」
2018.07.19

     (本日の参議院インターネット審議中継より)

 安倍首相は豪雨災害対応に「全力」を上げていると言うが、この現実はどうだ。いましがた、安倍政権が災害対応よりも優先させてきた「カジノ法案」ことIR実施法案を、参院内閣委員会で強行採決したからだ。

 野党は今後、内閣不信任決議案を提出する予定で最後まで徹底抗戦の構えをみせているが、他方、この動きには「こんな非常時に内閣不信任決議案を出すなんて野党は非常識」などと批判する声も出ている。たとえば、自民党の石原伸晃議員は15日、Twitterでこうつぶやいていた。

〈政府が豪雨災害に対処しているこの最中に、野党が内閣不信任決議案を提出するという動きがある。粛々と否決するのみだが、さすがにこのタイミングで不信任案を出すその見識は疑わざるをえない。野党が優先したいものとは一体何なのか。〉

 「野党が優先したいものは何か」だって? 見識を疑うのは与党の対応のほうであり、非常識は一体どっちだ!という話だ。

 これまで野党6党派は「豪雨災害対応に集中すべき」と申し出てきたがこれを与党は完全に無視。カジノ法案を審議する参院内閣委員会の開催を委員長職権で決定しつづけ、被災地復旧のため陣頭指揮に立つべき石井啓一国土交通相をカジノ解禁のための審議に張り付かせるという信じられない対応をとってきた。そのせいで、同委員会が開かれた10日には、広島県府中町を流れる榎川の氾濫を、石井国交相が「昼間のニュースで知った」と答弁するという情けなすぎる一幕もあったほどだ。

 しかし、そうしたなかでもカジノ法案に反対する野党議員らは、カジノの話題に終始する与党議員を尻目に、災害対応について質問を繰り出してきた。なかでも、自由党・山本太郎議員が石井国交相に提案した小型重機の被災地配備はすぐさま実現した。

 つまり裏を返せば、カジノ審議を優先させたことは、あきらかに災害復旧の足を引っ張ってきたのである。これのどこが「全力」だと安倍首相は言うのだろう。

 そもそも、「全力」だというのであれば、野党6党が国会に提出している「被災者生活再建支援法改正案」こそ、すみやかに成立させるのが筋だ。この改正案は今年3月に提出されたもので、被災世帯への支援金の上限300万円を500万円に引き上げ、支給する対象も拡大しようという内容で、まさにいま国民が国会に求めている法案審議と言えよう。

 なのに安倍政権は、そうした被災者を支援するための法案審議もせず、カジノ審議を続行。しかも、だ。きょう午前の参院内閣委員会で、石井国交相は被災地対応にもやる気のない態度を見せたのだ。

 たとえば、山本議員はこれまで、全国のパッカー車(ゴミ収集車)で余力のあるものを被災地に集中させることや、自衛隊所有のキッチンカーの避難所への派遣など関係閣僚へ要請するよう求めてきた。だが、石井国交相の返答は「関係閣僚に話をする機会はなかったが、関係省庁には伝えた」「関係各省が判断すると思う」というもの。関係閣僚の会議はあるのに、直接閣僚に伝える気はない、と繰り返したのだ。

 この石井国交相のあまりに無責任な姿勢に、山本議員は「なんなんだよそれ? カジノでもろくな答弁してないのに、災害でもろくな答弁しかできないのか!」と怒りを爆発させた。


■被災地無視の安倍内閣に山本太郎が吠えた!「誰のために政治をやっているんだよ!」

初動が遅かったじゃないか、確実に政府は! 嘘でもいいから安心させろよ、被災者を!

(与党席からの「失礼だよ!」のヤジに)失礼なのはどっちだ! もともとこの委員会が開かれていること自体がおかしいじゃないか!

『(関係省庁には)もう言ったから』で終わり。それで済むんだったら、大臣は石井大臣じゃなくてもいいですね。総理大臣はあの方じゃなくてもいいし、内閣はいまの内閣でなくてもいいですよ、そんな仕事で済むんだったら。心を込めて仕事をしてくれよ! 税金で食べてんだから! 心からお願いしてんですよ、こっちは!

誰のために政治をやっているんだよ! 所管じゃなくても、ちょっとぐらい省庁が力あわせてがんばったらできることぐらい実現させてくださいよ!

 避難勧告・指示が十数万人に出されている最中に安倍首相が「赤坂自民亭」に参加してどんちゃん騒ぎを繰り広げただけでなく、8日まで非常災害対策本部の設置もせず放置するなど、今回の西日本豪雨は安倍首相の初動の遅れが際立っている。この初動がもっと早ければ救えた命があったかもしれないのだ。

 しかし、そのことへの反省は微塵もなく、最優先すべき被災者支援の議論はそっちのけで、カジノ法案の審議を推し進めてきた。そして、いま成立しなくても誰も困らないカジノ解禁のための法案を強行採決したのである。これはもうはっきり言って、「国民見殺し政権」と呼ぶべきだ。

 安倍応援団や冷笑主義者からの「災害時で内閣不信任決議案を出すとは野党は不届き者」などという現実を見ない不当な批判など、野党は無視をすればいい。実際、カジノ法案の強行採決直前、参院内閣委員会では、山本議員が西日本豪雨における死亡者と行方不明者の年齢やどこで被災したのかなどを丁寧に読み上げ、初動対応への批判と冷酷な法案審議の実態、安倍政権の欺瞞を、委員長に強制的に止められるまで訴えつづけた。安倍政権がいかに国民の生命を守る気がないか本会議でもしっかり強調し、野党には徹底抗戦してもらいたい。

(編集部)
==================================================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●「平和憲法」が泣いている

2014年02月01日 00時00分20秒 | Weblog


東京新聞の二つの記事【首相、集団的自衛権に意欲 中国を名指し批判、施政方針演説】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014012401001732.html)と、
【「維新分裂あり得る」 石原氏、自民合流に含み】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014012402000136.html)。

 「安倍晋三首相は衆院本会議で施政方針演説を行った。集団的自衛権の行使容認に向けた憲法解釈変更に意欲を示し、自衛隊の海外展開を念頭に、世界の平和と安定に貢献するとうたう「積極的平和主義」の意義を強調」・・・・・・世も末だ、憲法が泣いている。戦争出来る国へ変えて「積極平和主義」だってさ。

   『●「(積極)平和主義」「不戦の誓い」が聞いて呆れる、
                            「死の商人主義」「外交破壊主義」

 城山三郎さん曰く「日本が戦争で得たのは憲法だけだ」というのに。

   『●「人道なんてなかった」頃の「戦争できる国」の現実
   『●城山三郎さんと反戦
  
    「▼城山さんは「日本は先の戦争で、ほとんどすべてを失ってしまった。
     唯一、得られたのは、憲法九条だけだ」と語っていた。戦争体験と憲法が
     強く結びついた世代は減っている。憲法への思い入れの少ない若い世代
     城山さんの言葉はどう伝わるのだろうか▼あの戦争で新聞は「旗」を振り、
     国民を熱狂させ国を破滅に導いた

 さて、最後の記事。元東京「ト」知事殿がまたしてもご乱心。「将来的な自民党との合流について「否定しない」と発言。集団的自衛権の行使容認に慎重な公明党に代わり自民党と連立する可能性にも言及」したそうです。笑ってしまいます (横田一さん「維新とたちあがれ日本は〝水と油〟/石原氏の一本釣りを狙う橋下氏」、http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/71419ddb7021e63dfe3fab319d28f60f)。いっそのこと、自公と維新全員で合体したら? 

================================================================================
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014012401001732.html

首相、集団的自衛権に意欲 中国を名指し批判、施政方針演説
2014年1月24日 14時41分

 第186通常国会が24日召集され、安倍晋三首相は衆院本会議で施政方針演説を行った。集団的自衛権の行使容認に向けた憲法解釈変更に意欲を示し、自衛隊の海外展開を念頭に、世界の平和と安定に貢献するとうたう「積極的平和主義」の意義を強調した。東シナ海上空への防空識別圏設定や海洋進出など権益拡大を図る中国を名指しで批判。4月の消費税増税対策に全力を挙げるとともに、経済の好循環実現に決意を示した。

 2012年12月の第2次内閣発足後初めて国会演説で集団的自衛権に明確に言及。

(共同)
================================================================================

================================================================================
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014012402000136.html

「維新分裂あり得る」 石原氏、自民合流に含み
2014年1月24日 朝刊

 日本維新の会の石原慎太郎共同代表は二十三日、共同通信のインタビューに応じ、野党再編や政策をめぐる路線対立により党分裂もあり得るとの認識を示した。その上で将来的な自民党との合流について「否定しない」と発言。集団的自衛権の行使容認に慎重な公明党に代わり自民党と連立する可能性にも言及した。

 日本維新で結いの党や民主党との野党再編をにらむ大阪系議員は、原発政策などをめぐり推進派の石原氏らと溝がある。

 石原氏は党内対立に関し「決定的なものだったら党を割ってもいい」と明言。結いの党について「護憲政党で何の共通項もない」と指摘し、今月から始まった政策協議に不快感を重ねて表明した。

 同時に「野党を再編する必要はない」として、自民党に対抗できる二大政党を目指す野党再編に否定的な見解を示した。
================================================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●田中優子さん「誰の名前を書くのか、その人の品格が問われている」

2012年12月05日 00時00分10秒 | Weblog


asahi.comの記事(http://www.asahi.com/politics/intro/OSK201211290189.html)。

 こりゃ、ソリが合わんでしょうし、そんなトンデモな人たちがト党を組んだト党にそれでも投票する人の気が・・・(以下自粛)。
 ブログ主は、この記事の最後の一文(その前の文章も含めて)がとても印象に。「・・・小泉純一郎元首相ブレーンを務め、橋下氏の政策も支持する竹中平蔵元総務相の色彩が濃いとして「『なんだこれは』という感じだ」と批判的に見つつ、こう話した。「選挙で有権者は細かい政策まで見ない」」。投票者はナメられている。既に「再変節」した脱原発か?、推進か?、の問題もこのままあやふやなままで済ますのでは??
 田中優子さんは「誰の名前を書くのか、その人の品格が問われている」(『週刊金曜日』(2012年11月30日、922号))と云う。私も、そう思う。

================================================================================
http://www.asahi.com/politics/intro/OSK201211290189.html

2012年11月30日03時00分
維新、駆け込み「脱原発」〈乱流総選挙〉

 日本維新の会の政権公約「骨太2013~2016」がまとまった。橋下徹代表代行(大阪市長)は、旧太陽の党を率いた石原慎太郎代表肝いりの「自主憲法制定」を土壇場で追加する代わりに、「脱原発」「原子力発電は2030年代までにフェードアウト(消えていく)」といった文言を追加。「変節」批判をぬぐうのに懸命だ。

■橋下氏、旧太陽の党押し切る
 29日昼、東京都内のホテル。政権公約を発表する記者会見の冒頭、石原代表は言い放った。「こまごました政策話しても、しょうがねえだろ」「要するに、硬直した中央官僚の支配を壊すということ。後は専門家に聞いてくれ」
 橋下代表代行も続けてマイクを握ると、「骨太は工程表とか行政官僚がつくることは示していない。官僚じゃ絶対できないセンターピン(中核)をまとめた。政策実例は決まったことではない」と説明した。
 壇上には旧太陽の党の片山虎之助元総務相と維新政調会長の浅田均大阪府議会議長が石原、橋下両氏を挟んで座った。党の「双頭の鷲(わし)」は公約の書きぶりや数値目標にこだわらない考えを強調したが、水面下では28日深夜まで、橋下―浅田両氏の維新ラインと石原―片山両氏の旧太陽の党ラインがせめぎ合いを続けた。
 橋下氏が公約の最終案をまとめたのは27日。「先進国をリードする脱原発依存体制の構築」「既設の原子炉による原子力発電は30年代までにフェードアウトする」と記された。橋下氏が訴えてきたが、17日の旧太陽との合流の際、消えた記述だ。橋下氏が来夏の参院選に立候補する条件となる「自治体首長と参院議員の兼職禁止規定の廃止」も加わった。
 だが、維新関係者によると、片山氏側はこれらの書きぶりに難色を示し、内容や表現を変えるよう橋下氏側に迫った。橋下氏側は変更を拒んだという。28日、片山氏側が内容を修正した独自案を橋下氏側に提示したが「完全に骨抜きの内容だった」(維新関係者)。
 「29日発表の『骨太』について提供があります」。29日午前0時過ぎ、在阪の報道各社に突然連絡があった。公約は29日午後0時半に石原、橋下両氏が会見で発表する段取りだったが、前倒しで文書だけが発表される異例の事態だった。
 その公約には「自主憲法の制定」が追加され、従来の首相公選制や改憲要件緩和より踏み込んだ内容となった。橋下氏が原発や国会改革で持論を反映するよう巻き返した代わりに、石原氏がこだわる自主憲法で配慮した形だ。「(先に)発表することで内容を固めてしまう狙いもあった」と維新幹部は打ち明ける。
 ただ、綱引きが尾を引き、「30年代までにフェードアウト」との表現は「議論の余地がある」との位置づけになった。会見で石原氏が「シミュレーションをしないと原発を全廃するかしないか決断が出るわけない」と主張すれば、橋下氏も「30年代ゼロは気持ちとして捨てていないが、オプションができていない」。
 約1時間、公約の実現性などを問われた橋下氏は「ペーパーに書けと言うなら大作家の石原代表にいくらでも書いてもらう。そんなの実行しないと意味がない」と反論し、こうも開き直った。「消費増税は民主党はマニフェストに書いていないのに、『上げざるをえない』とメディアが言った。いま細かく30年代どうだとか聞いてきますけど、変えたっていいんでしょ」

■持論に隔たり、「八策」変遷
 維新の公約は、橋下氏の理念に基づき8月に定めた党綱領「維新八策」に基づくが、変遷を繰り返した。公約の核心部分で隔たりのある石原氏との連携を優先させた代償だ。
 石原氏は「人間が開発した技術体系を放り出すのは愚か」と原発推進が持論。一方、橋下氏は東日本大震災後の昨年4月以来、脱原発を訴えた。当時大阪府知事の橋下氏は原発の新規建設などの中止を宣言し、昨年11月の大阪市長選で公約に「原発依存度を下げる」と明記。30年代の原発ゼロも「可能だ」と主張した。
 憲法では石原氏は破棄を主張し、橋下氏が「憲法は権力者を縛る最後のとりでだ」と異論を唱えると、石原氏は「間違っている」と応酬。環太平洋経済連携協定(TPP)は維新八策で参加だが、石原氏は「米国の策略」と批判的だった。
 だが、橋下氏が9月に維新を結成すると、地盤がない東日本での支持拡大が課題になる。橋下氏は、東京都知事を長年務め、尊敬する石原氏との連携を模索し10月以降、協議を重ねた。
 衆院が解散された16日、橋下氏は東京都内で会談した際、8項目の政策を独自に記した1枚の紙を石原氏に手渡した。「脱原発」の文字と憲法の項目はなし。TPPも交渉参加に「国益に沿わなければ反対」と加え、石原氏に配慮した。
 だが、これを境に「変節」批判が強まる。共通公約を作成し、選挙協力を進めていたみんなの党とも距離が広がり、渡辺喜美代表は「原発ゼロや消費税増税で考え方が違う勢力が一緒になって、うまくいくわけがない」。こうした反応を受け、維新幹部は旧太陽側に対し、安全基準の厳格化や発送電分離を進めれば「結果的に脱原発依存となる」と説得を続けた。
 渡辺氏は29日、「橋下氏が相当ご苦労された苦心の作だと思う」とコメントする一方、「旧たちあがれ日本系の人たちへの配慮からか、原子力政策であいまいな表現が散見される。脱原発、消費税、公務員制度改革などで維新内部の対立が表面化しないようまとめてほしい」と注文した。
 一方、旧太陽関係者は29日、公約で競争政策を前面に打ち出した点について、小泉純一郎元首相ブレーンを務め、橋下氏の政策も支持する竹中平蔵元総務相の色彩が濃いとして「『なんだこれは』という感じだ」と批判的に見つつ、こう話した。「選挙で有権者は細かい政策まで見ない」
================================================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●「尖閣の真実」: 『週刊金曜日』(2012年11月9日、919号)についてのつぶやき

2012年11月12日 00時00分01秒 | Weblog


週刊金曜日』(2012年11月9日、919号)到着。是非皆様も / 「尖閣の真実/石原慎太郎に台湾は怒っていた」。横田一さん「「脱原発・反貧困の人を都知事に宇都宮氏が候補に急浮上」。横田一さん「維新とたちあがれ日本は〝水と油〟/石原氏の一本釣りを狙う橋下氏」。

『週刊金曜日』(2012年11月9日、919号) / まさのあつこ氏「反原発デモ取材の妨害禁止を求め/フリー記者が申立て」、寺澤有佐藤裕一畠山理仁の三氏。宇都宮健児さん「風速計/都内の就学援助児童が急増」、虚しい石原都政下での「「貧困と格差の拡大」という大きなつけ」」を残して

『週刊金曜日』(2012年11月9日、919号) / 粟野仁雄さん「大飯原発、活断層の疑いが濃厚」、「活断層か地すべりかで激論・・関電社員が現地調査を案内・・判断避ける田中委員長」。「竹信三恵子の経済私考/危うい「第三極」の経済・雇用政策/格差と貧困社会へまっしぐらの恐れ」

『週刊金曜日』(2012年11月9日、919号) / 元木昌彦氏「ギャンブル親父の業界地獄耳09/『週刊朝日』川畠編集長は「言論の覚悟もなく記事を掲載したのか」。松崎菊也氏の、石原・橋下・平沼赳夫三氏の「無責任架空座談会」、「石原「増税だの原発だの憲法だの核武装だの小さな問題」」

『週刊金曜日』(2012年11月9日、919号) / 浅野健一さん「チェルノブイリからの警告(下)/今なお犠牲続く女性、子供への被害」。高遠菜穂子さん「ファルージャで激増する先天性欠損症の子どもたち」、「米軍爆撃の影響か、近くWHOが調査結果発表」、非人道的兵器・白リン弾

『週刊金曜日』(2012年11月9日、919号)/山口正紀さん「被告人席に座るべきは・・・・・・/ゴビンダさん最新」。丸山昇さん「新聞業界直撃の消費増税、『朝日』で進む大リストラ」。高嶋欣也氏「米兵犯罪を「事故」扱い/大臣発言に無頓着な本土マスコミの退廃」、「事故」という言葉遊び

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●3.5期の空白都政と都知事選候補達

2012年10月31日 00時00分18秒 | Weblog


gendai.netの4つの記事(http://gendai.net/articles/view/syakai/139380http://gendai.net/articles/view/syakai/139350http://gendai.net/articles/view/syakai/139347http://gendai.net/articles/view/syakai/139339)。

 元〝ト〟知事に多くの人が投票しなかったけれども、でも4回も当選してしまったわけだ。本当にトンデモの(元)〝〟知事でした。記事にある「都民、国民は石原氏の実態をなかなか知りません」っていうのは本当だろうか。一部の熱烈な支持者だけかもしれないが、知っていて2選、3選、4選させたのでは?

 今度は国政復帰って、勘弁してほしい。さすがに〝ト〟知事の中途退任当日はマスコミが騒いだけれども、潮が引くように下火に。現状でもひどい国政が、都政の二の舞になるのだけは御免だ。こんな新党、無視するに限る。彼を応援し、投票する人は良く考えた方が良い。

 一方、新都知事候補に名の上がっている人たちも酷くないか? 元〝ト〟知事の息子も含めて、3番目や4番目の記事に名の挙がっている6人とも、誰がなっても嫌だな。都民じゃないけど。〝そのまんま自称勝海舟氏〟も含めて、共通して全員なにか「アサマシイ」感じがして。他にいないのかな? 小池晃氏は再度出馬しないのだろうか、例え負け戦でも・・・。

================================================================================
http://gendai.net/articles/view/syakai/139380

フザケるな!石原 都知事時代は勤務平均59分 時給13万円
2012年10月30日掲載

 29日、石原慎太郎(80)の辞職に伴う都知事選の日程が決まった。告示は11月29日、投開票は12月16日。前回選挙から、たった1年8カ月で、老害知事の突然の都政ブン投げのため、知事選に再び支出される税金は約50億円にも上る。全くフザケた話だが、石原の税金ムダ遣いはこれだけじゃない。そもそも、高額報酬に見合うほど働いていないのだ。
 石原の08年11月~09年10月の「知事日程表」を見ると、驚きの勤務の実態が浮かび上がる。石原が都庁に姿を見せるのは1週間のうち、「2~3日」だけ。1日の平均執務時間を計算したところ、たったの「59分」だった。これらは、都政問題に詳しいジャーナリストの田中稔、野田峯雄の両氏が2年前に分析した結果で、石原が登庁していたのは月に多くて15日程度。つまり、1カ月の平均執務時間は約15時間しかない。
「知事報酬は、ボーナスも含めて年間約2400万円だから、月給約200万円にならすと、時給換算は13万円余りになります」(都政担当記者)

国を憂う前に都民に税金返せ
「老害知事」の時給が13万円余りとは開いた口がふさがらない。辞職会見で、石原は「東京のために国政でいいことをやらなくちゃいけない」とエラソーに言っていたが、この男がブチ上げた政策が都民のためになったためしはない。1400億円を投じた新銀行東京や、4000億円をつぎ込んでも進展ゼロの築地市場移転、失敗した16年の五輪招致にも100億円を使ったりと、結局は巨額の都民のカネをドブに捨ててきたようなものだ。
「貧困都政」の著者で、元毎日新聞記者の永尾俊彦氏はこう言う。

   「都知事という立場は、首相と違って番記者が付くわけではないため、
    国民の監視の目が届きにくい。そのため、都民、国民は石原氏の
    実態をなかなか知りません。石原氏は国政で思うようなことが
    できなかったコンプレックスを都政で癒やしていただけです」

 石原が99年の知事就任来、13年半で手にした血税はざっと5億円。都政放り出しの4期目も「およそ約1700万円の退職金が支払われる」(都人事部)というから、都民も甘く見られたものだ。本気で「東京のため」と思うなら、自らの報酬を含めて、今まで使った税金を耳をそろえて返すべきだ。
================================================================================

================================================================================
http://gendai.net/articles/view/syakai/139350

盟友亀井静香が激怒 「石原慎太郎は間違っている」
2012年10月27日掲載

親としてのエゴしかない新党結成
 任期途中で突然、仕事を投げ出した東京都の石原知事。批判もどこ吹く風の唯我独尊ぶりで、26日の定例会見も大半を新党関連に費やし、20分後には「約束があるので」と一方的に打ち切った。で、向かった先は映画の上映会。まだ現職の都知事なのに、責任感はまったくないホント、いい加減な老人だ。
 こんな男が新党結成だなんてチャンチャラおかしい。マトモな感覚の国民は相手にしないだろう。“盟友”だったはずの亀井静香前国民新党代表にも、あっさり袖にされてしまった。

   「石原さんも本音では自信がないのでしょう。亀井に“助けてほしい”と
    言いに来た。それをビシッと断ったのです」(政界事情通)

 新党結成宣言の夜、会いに来た石原に対し、亀井はこう話したという。

   「オレが国民のため、日本のためにオールジャパンでやろうと言った時には
    断っておきながら、今になって何サマのつもりだ。アンタが
    今やろうとしていることは、国民のためじゃない。それこそ我欲じゃないか。
    政治家というのは、国民のために己を殺すものだ。アンタは間違っている。オレは合流しないぞ」

 まったく、亀井の言う通りだ。そもそも、「石原新党」構想は、亀井や「たちあがれ日本」の平沼代表らが提唱し、働きかけてきた。しかし石原は煮えきらず、今年4月に“白紙撤回”を表明したのである。

   「それもこれも、長男の石原伸晃を総理にしたいという野望のためです。
    一方で、新党構想には、三男の宏高を当選させる目的がある。
    日本のためだ何だとエラソーに言っているが、石原都知事に政治理念などない
    親のエゴで動いているだけなのです」(前出の事情通)

 そんな男だから、亀井も愛想を尽かしたのだ。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。

   「亀井さんの頭の中には、菅政権末期から『救国内閣』の構想がある。
    それが石原新党へとつながっていった。亀井さんが描いているのは
    政界再編で、自民党政権に戻してはいけないという思いが強い。
    そのためには小異を捨てて、大同団結するという発想です。
    そこが“純化路線”の石原氏や平沼氏とは相いれないのでしょう。
    どちらかといえば、小沢氏の『オリーブの木』に近い。今後は第三極の
    一角として、例えば民間人を旗に立てて、その下に政治家が集まるような形を
    考えているようです」

 私利私欲の石原とは、決別して正解だ。
================================================================================

================================================================================
http://gendai.net/articles/view/syakai/139347

都知事選 舛添要一色気タップリ
2012年10月27日掲載

 老害石原の後継を決める都知事選は、11月29日告示、12月16日投開票が有力となっている。
 猪瀬副知事(65)や東国原前宮崎県知事(55)、自民党の小池百合子元防衛相(60)らの出馬が取り沙汰されているが、新党改革代表の舛添要一参院議員(63)も意欲を見せているようだ。

   「26日朝に、舛添さんを含む超党派8議員の勉強会が都内で開かれました。
    会の後半、7人から『都知事選は本命不在』『一度経験があるし、
    ぜひ頑張るべきだ』と出馬を促されると、終始、ニコニコ顔で『ありがとう』と
    うなずいていましたよ。自民党の東京選出の国会議員とも電話で話し、
    都政の問題点などを指摘していましたね。7人は『舛添さんは本気』と
    思ったようです」(野党関係者)

 自民党を威勢よく飛び出し、2010年4月に「新党改革」を立ち上げた。だが、3カ月後の参院選では1議席しか獲得できず、その後は鳴かず飛ばず
 最近になって、大阪の橋下市長から「維新の会への合流」のラブコールを受け、やや注目を集めるようになったが、すっかり忘れられた人になっていた。
 政治評論家の浅川博忠氏が言う。

   「維新の会の支持率急落で、気持ちはかなり都政に傾いているでしょう。
    首都東京のトップは、総理に次ぐ事実上のナンバー2。いったん都知事で
    ハクをつけてから、衆院議員として戻る計算までしているのではないか。
    また舛添さんは2年前、『知名度だけで政治が出来るわけではない。
    タレント議員は控えてもらいたい』と発言するなど、とにかくタレント議員が
    大嫌い。東国原さんが出馬すれば、さらに闘志を燃やすでしょう」

 今のままなら「無所属」での立候補となる。問題は「カネ」だ。都全域が“戦場”となるため、億単位の費用がかかるといわれている。ビンボーで有名な舛添が集められるのか。

   「東大の同級生で親友の鳩山邦夫議員が、『面倒を見てもいい』と親しい人に
    話しているようです。この2人は、石原さんが初当選した1999年の
    都知事選に出馬し、鳩山2位、舛添3位と敗れている。舛添の当選は
    鳩山さんにとってもうれしいし、その後に“利用”できるメリットもある。
    支援はいとわないでしょう」(政界関係者)

 めぼしい候補がいない民主党が、前回の都知事選と同じく、舛添に接近してくる可能性もあるようだが、過去の人が通用するのか。
================================================================================

================================================================================
http://gendai.net/articles/view/syakai/139339

ポスト石原に小池百合子浮上
2012年10月26日掲載

投開票は12月16日が有力

東国原はヤル気マンマン
 ポスト石原は誰なのか――。
 25日緊急記者会見で、石原慎太郎(80)が都知事辞任を表明した。公職選挙法では、選挙管理委員会が議長から通知を受けた日から50日以内に選挙を実施しなければならない、と規定されている。都議会で正式に辞職が認められるのは今月末になりそうで、次の知事を決める選挙は11月29日告示、12月16日投開票が有力だ。
 石原は25日、「後継は?」と聞かれ、猪瀬直樹副知事(65)の名前を挙げた。猪瀬は出馬について沈黙しているが、東電やエネルギー問題で奔走していて、都知事昇格はまんざらでもないはず。しかし、「都議会との関係が微妙で、自民党が推薦するのは難しい」(都庁記者)という現実がある。
 その自民党。では誰を推すのかというと、さっそく女性国会議員の名前が浮上している。小池百合子元防衛相(60)である。

   「有権者1000万人の都知事選は、行政経験者や、ただの政治家ではダメ。
    人気投票に準じる知名度が必要です。その点、小池さんなら申し分ない。
    都議会で共闘している公明党・創価学会も乗れる。あとは本人が国政や
    総理総裁への未練を断ち切れるかです」(自民党関係者)

 石原から息子・伸晃(55)への“世襲”という可能性も消えていないが、伸晃本人は「まだ総裁の目がある」と信じているらしい
 前回の知事選で次点だった東国原英夫・前宮崎県知事(55)は、出馬に意欲マンマンだ。「石原辞任」情報が流れた25日の午前中から慌ただしく都政関係者に連絡を取り始めたという。
 もうひとり、前回敗北した渡辺美樹ワタミ会長(53)も再挑戦を検討しているようだが、「3年後の2015年の知事選を想定していたので、来月選挙では準備が間に合わないのではないか」(前出の都政記者)という。
 政権与党の民主党からは、「自分の選挙が心配なのに、知事選なんてやっている場合じゃない。アタマ真っ白」という国会議員のホンネが聞こえてくる。前回名前の挙がった、菅直人夫人の伸子さん(67)にでも頼むのか?
================================================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●原子力ムラ村長を原子力規制委員会委員長に推す環境相のセンス

2012年07月26日 00時00分26秒 | Weblog


センスの無い規制委員会人事についての東京新聞の記事(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012072502000124.html)。こちらは、連合の情けない姿についての東京新聞の記事(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012072401002338.html)。消費税増税のセンスの悪さについてのこれまた東京新聞の記事(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012072502000125.html)。最後も、週末デモに関して、これまた東京新聞の社説(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2012072502000137.html)。

 原子力ムラ村長を原子力規制委員会委員長に推す環境相のセンスって? センスが悪すぎるでしょう。どういうこと、一体?

 連合の存在意義っていったいなんでしょうか? この人も、毎週末首相官邸周辺、その他で一体何が起きているのかを理解できていなようです。首相が何度も変わることで世界の笑いものになろうと、FUKUSIMA原発人災後に原発再稼働・原発輸出・原発建設・核燃サイクル継続で蔑まれるよりははるかにマシである。消費税増税で、市民の生活が破壊され、自殺者が増えるよりもまし。老朽化した、あの美浜原発でさへ動かしたくてしょうがないような恐ろしい国だ(東京新聞、「美浜原発2号機が運転から40年 再稼働は見通せず」)。「ストレステスト」なるものが、いかにいい加減で、恣意的で、茶番な計算ゴッコであるのかがよくわかる。
 そもそも連合は、経団連同様、大企業の代弁者なのか。市民や労働者のために存在するのではないのか?

 首相のセンスの悪さも救い難い。「いま消費税増税すべきではないが」「命を懸けて消費税増税します」、というセンス。ここ数か月や数十か月で、景気が回復し、「消費税増税」できる状態にでもなると思っているのでしょうか? 第一、増税するのならば、消費税増税は最もセンスが悪い。鳩山元首相の消費税増税反対や原発再稼働反対デモ参加を批判するが、確かに政治的行動であろうし、人気取りの行動かもしれないが、どちらのセンスが市民の支持を得られるものなのか? その意味では、東京新聞や日刊ゲンダイなど一部を除き、マスコミのセンスが最悪。

================================================================================
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012072502000124.html

規制委員長 田中氏起用撤回を 脱原発派議員
2012年7月25日 朝刊

 脱原発を訴える与野党の衆参国会議員七人らは二十四日、国会内で緊急記者会見を開き、原子力規制委員会の委員長に原子力委員会の前委員長代理・田中俊一氏を起用する政府の人事案の撤回を求めた。
 会見に出席したのは民主党の川内博史、橋本勉、社民党の福島瑞穂、阿部知子、服部良一、吉田忠智、参院会派・みどりの風の谷岡郁子の各氏と、金子勝慶大教授ら有識者や市民団体など。
 橋本氏は「原子力委員長代理だった田中氏は原発推進の中心メンバー。規制と推進の組織を分けるために規制委員会をつくるのに、推進派を規制委員長にするのは矛盾だ」と批判。福島氏は「原発推進をするという政府の宣戦布告だ」と述べた。
 金子氏は「田中氏は原子力ムラの村長で、今もムラに居続けている人。人事案を作った細野豪志環境相は官僚のとりこになりつつある」と懸念を示した。
================================================================================

================================================================================
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012072401002338.html

連合会長、首相再選を支持 BS番組で
2012年7月24日 22時18分

 連合の古賀伸明会長は24日夜のBSフジ番組で、9月の民主党代表選で野田佳彦首相の再選を支持する考えを明言した。「野田首相就任時から『党にとってラストチャンス』と言ってきた。5年で6人の首相が誕生した日本政治はよくない。続けるべきだ」と述べた。
 民主党最大の支持組織である連合トップの支持表明は、再選を目指す首相の後押しとなりそうだ。
 古賀氏は代表選について「党運営や政策論議を大激論すべきだ」と述べ、無投票は避けるべきだとの認識も示した。

(共同)
================================================================================

================================================================================
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012072502000125.html

今の景況消費増税厳しい」 首相、思わず本音?
2012年7月25日 朝刊

 二十四日の参院予算委員会で、野田佳彦首相が今のような経済状況で消費税率引き上げが可能かとの質問に「現時点のこの瞬間は厳しいのではないか」と答弁し、直後に訂正する一幕があった。
 たちあがれ日本の片山虎之助氏が「今の状況で消費税を上げる、上げないを判断するならどうするか」と尋ねたのに対し、首相は「まだデフレから脱却できていない」と指摘した。ただ消費税増税法案が成立すれば、政府が景気状況を踏まえて増税前に是非を判断する手順になっているため、すぐに「言葉足らずだった。現時点では(増税を)判断するのは難しいという意味だ」と言い直した。
 増税法案は、税率を二〇一四年四月に8%、一五年十月に10%に引き上げる内容。付則に名目経済成長率3%程度、実質で2%程度を目指すとした景気条項を設けたが、努力目標で強制力はない。
================================================================================

================================================================================
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2012072502000137.html

【社説】
反原発抗議行動に考える 人々の声が政治を変える
2012年7月25日

 毎週金曜日の夕方、首相官邸と国会議事堂前は数万人の群衆で埋め尽くされる。原発再稼働に反対する抗議行動。「人々の声」をどう考えたらいいのか。
 小雨が降って、夏とは思えぬほど冷え込んだ七月二十日。霞が関周辺の路上は夕方から人々が集まり始めた。高齢者や母子連れ、働き盛りの若者たち。身に着けたTシャツや小物、手製のプラカードには反原発運動のシンボルである鮮やかな黄色が目立つ。
 午後六時。スピーカーから「再稼働反対」のシュプレヒコールが鳴り響く。開始の合図だった。

淡々と冷静な女性たち
 抗議行動は四月に数百人で始まった。いま街頭に繰り出す人の波は名古屋、京都、大阪、広島など全国に広がっている。七月十六日、東京・代々木公園で開かれた集会・デモには猛暑の中、十七万人(主催者発表)が集まった。
 膨れ上がる参加者の人数とは対照的に、多くの人々は拍子抜けするほど冷静だ。歩道の石垣に腰を下ろしていた中年の女性が言った。「こういう運動で原発が止まるとは思わない。でも、いま声を上げなきゃと思って」。暗がりの中、黙って掲げた手製の電光式プラカードには「NO NUKES(核はごめんだ)」という文字が光る。
 代々木公園で「原発、いますぐやめろ」というコールが響いた。すると、年配の女性は「“やめろ”って言ったって、そう簡単にやめられるもんじゃないわよ」と独り言のようにつぶやいた。
 スピーカーの声はずっと叫んでいた。だが、彼女たちは激せず、あくまで淡々としている。
 日本で大規模な街頭デモが繰り広げられるのは、一九七〇年の安保反対闘争以来である。首相官邸前に限れば、六〇年の安保闘争以来、ほぼ五十年ぶりになる。どこが違うのか。

政治の主役は政治家か
 かつてのデモは暴力的な行動を伴った。警察・機動隊の阻止線を突破する。それが目標であり「戦い」だった。
 だが今回は、まったく異なる。官邸周辺を歩き、声を出す。黙ってプラカードを掲げる。白い風船をかざす。風船は新党日本の田中康夫衆院議員が現場で配り始め、シンボルになった。そして午後八時になると整然と帰って行く。
 代々木公園で女の子を連れた母親はこう言った。「私は最近までワーキングプアで、忙しくて声を出す暇もなかった。上のほうで政治やってる人たちは何してるの。市民を中心に考えてほしい。子どもの将来が心配です」
 年配女性は「私たちはもう、どうなってもいいけど、若い人がかわいそう。長いものに巻かれろじゃなくて、個人一人一人が声を出さなければいけない。今日はそう思って来たんです」と応じた。
 官邸や国会議事堂前に集まるのは、こういう人たちである。
 かつて六〇年安保闘争の最中、岸信介首相は「私には“声なき声”が聞こえる」と言って騒然とした国会周辺のデモを無視した。
 いま「声なき声」の人々は声を出し始めた。収束しない福島原発事故の怖さ、今後も長く続く被災者の苦しみ、福島だけでなく首都圏や東北にも広がる放射能汚染。そうした現実を肌で感じて抗議の輪に加わっている。
 人々の街頭行動は原発再稼働だけでなく、政治のあり方をも問うている。政治とは何か。あれこれと考えるより、次の憲法前文を読んだほうが早い。

   「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、
    その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者が
    これを行使し、その福利は国民がこれを享受する」

 憲法は国政を「国民の信託による」と記している。だがいつの間にか、人々の間に「政治は政治家や政党がするもの」であるかのような思い込みが広がってしまった。私たち新聞もそうだ。政治面に登場するのは、ほとんどが政治家や政党の話である。
 政治の主役は国民であるはずなのに、代理人にすぎない政治家が主役であるかのような錯覚が広がった。街頭に立つ人々は本末転倒に目を覚まし「再稼働反対」のスローガンに託して、異議申し立てをしているように見える。

国民の声が届かぬ官邸
 象徴的な場面があった。七月二十日夕、鳩山由紀夫元首相が官邸前に現れ、こうスピーチした。

   「私はかつて官邸の中にいたが、いつか国民の声が届かなくなっていた。
    これから官房長官に会って、みなさんの声を伝えます」

 人気取りと批判するのはやさしい。だが、人々が元首相を街頭に引っ張り出したといえないか。主役が代理人を使う。それは本来、政治のあるべき姿でもある。声が届けば、政治は変わる
================================================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●小皇帝知事と連携を模索する政治家のセンスを疑う

2012年02月13日 00時00分45秒 | Weblog


zakzak.co.jpの記事を二つ(http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120207/plt1202070708000-n1.htmhttp://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120206/plt1202061539003-n1.htm)。

 息子にまで批判される地方政治家で、新党だのなんだの、バッカじゃなかろうか。連携を模索しているとして名の上がった政治家・・・本気ならば、気がしれない。申し訳ないけれども、酷い目に合うのは都民だけで十分でしょう。

   『●〝腰ぬけ〟で結構、害悪老人よりは!!
   『石原慎太郎よ、退場せよ!
   『●恥ずかしいから、引っ込んでてくれ
   『●選挙に際しての祈り: 「空疎な小皇帝」を支持することの意味

================================================================================
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120207/plt1202070708000-n1.htm

自民・石原幹事長「父は利用されている」…石原新党に不快感
2012.02.07

 次期衆院選をにらみ、石原慎太郎東京都知事の新党構想が本格化する中、長男の石原伸晃自民党幹事長は6日、BS朝日の番組で「子供から見ると(父親は)利用されているようにしか見えない」と強い不快感を表明。国民新党とたちあがれ日本による合流の動きについても「与党の国民新党と野党のたちあがれ日本が一緒になったら何党になるのか」と批判した。

 慎太郎氏は3日のたちあがれ日本の全国拡大支部長会議で「東京でやることはやった。皆さんに命を預けて一緒にやろうじゃないの」と国政復帰に意欲を示したばかり。伸晃氏はこれ以上看過できないと考えたようだ。

 伸晃氏は、新党構想について「言われているほど煮詰まっていない」と指摘。慎太郎氏の国政復帰に関しても「ないんじゃないですか。(都政の)仕事がまだ終わっていないから」と否定した。

 また、石原新党が大阪維新の会を率いる橋下徹大阪市長や、大村秀章愛知県知事と連携する可能性についても「橋下市長と都知事は考えが非常に似ており行政手法も同じだが、国政に出て何をするのか。大阪都を作る、中京都を作るというのは国政マターではない。橋下氏は衆院選に出ないし、大村氏も出ない」と否定的な見方を示した。

 たちあがれ日本の平沼赳夫代表が「70~80人の集団でキャスチングボートを握る」と民主、自民両党議員に新党参加を呼びかけたことに対しては、伸晃氏は「自民党から候補者を取るのはけしからん」と不快感を示した。


 一方、「減税日本」代表を務める河村たかし名古屋市長は6日の記者会見で、次期衆院選での連携に向け、慎太郎氏と会談する意向を示した。慎太郎氏が減税に否定的な見解を示していることを踏まえ「私の減税政策に対する誤解を解きたい」と語った。

 次期衆院選での独自候補擁立については、大村氏と調整を進める考えを表明。自らの衆院選出馬について「(平成25年4月の)市長任期満了までしっかりやりたい」と否定した。
================================================================================

================================================================================
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120206/plt1202061539003-n1.htm

石原、橋下新党を34%が支持!民主は期待できず
2012.02.06

 永田町を震撼させそうな世論調査が5日公表された。フジテレビ系「新報道2001」が、「あなたは今後どんな政権の形に期待しますか」と聞いたところ、民主党などの既成政党は不人気だったが、東京都の石原慎太郎知事や、大阪市の橋下徹市長らによる新党中心の政権に約34%もの支持が集まったのだ。

 調査結果によると、「民主党政権、または民主を中心にした連立政権」を期待したのは、わずか8・6%で、「自民党政権、または自民を中心にした連立政権」も15・0%。「民主・自民の大連立政権」も11・8%だった。

 ところが、「既成政党が分裂・政界再編した新たな枠組みの政権」は22・8%に跳ね上がり、「石原都知事や橋下大阪市長などによる新党中心の政権」は33・6%に上った。

 政治の閉塞感が高まる中、地方でリーダーシップを発揮する石原、橋下両氏への期待が集まっているようだ。
================================================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●どんだけ面の皮が厚いんだか!!

2011年09月24日 00時12分43秒 | Weblog


東京新聞に出ていた呆れた記事(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011091801000665.html)。

 講演を聞いた訳ではないけれども、まずは一言あるべきでは。原発推進をこの期に及んで言い続ける者たちに比べて、ほんの少しはましなのかもしれないけれども、どんだけ面の皮が厚いんだか? 「原発はコスト面でも問題があるとの認識」ってよく言うよ! 風見鶏氏といい、全くいい加減な奴らだ。そいえば、先週、NHKニュース9が中曽根中曾根)氏にインタビューをしていたけれども、白々しく原発について語れるものである。これまた最初から見た訳ではないので何とも言えないが、まずは一言反省の弁・謝罪はあったのか? 謝罪してくれても、放射能の被害がこの世から消える訳ではないけれども。

==========================================
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011091801000665.html

小泉元首相が「減原発」訴え 「自然エネで依存度低下」
2011918 2129

 小泉純一郎元首相は18日、川崎市川崎区内で講演し、福島第1原発事故を受けた今後のエネルギー政策に関して「政府は原発建設を進めてきたが、この費用を安全な自然エネルギー開発に使い、原発依存度を下げるべきだ」と述べ、“減原発”実現を訴えた

 同時に「政府は、原発は低コストだとしてきたが、高レベル放射性廃棄物を処分するには、膨大な費用と数万年単位の時間がかかる」と指摘、原発はコスト面でも問題があるとの認識を示した。

 東日本大震災に関しては「震災の困難をチャンスに変えることが日本ならできる」と、小泉氏独特のジェスチャーを交えて語った。
(共同)
==========================================


 gendai.net(http://gendai.net/articles/view/syakai/132726)のさすがな意見に、大賛成。

==========================================
http://gendai.net/articles/view/syakai/132726

誰かこの男を消してくれ
2011920 掲載

自分も張本人なのに厚かましく「脱原発」講演

 またシャシャリ出てきてヒーロー気取りだ。

 小泉純一郎元首相が、18日に川崎市のホテルで講演し、
脱原発依存を訴えた。「原発が最もコストが安いとして新設、増設とはいかない」「国民は原発が安全だとは信用しなくなった」「自然エネルギーや再生可能エネルギーの技術開発に投資し、環境先進国を目指すべきだ」――とまあ、いつもの大げさな身ぶり手ぶりで言いたい放題だったのである。今月5日の財界向けの講演会でも同じことを言っていたが、相変わらず世間をダマすのが好きな無責任な男である。

 というのも、日本で原発推進が加速したのは小泉政権時代(01年4月~06年9月)なのである。それを忘れたのか。


    「原発推進をうたった『エネルギー基本計画』が策定されたのは、
      小泉時代の03年10月です。その前年の02年に東電の福島原発の
      トラブル隠しがありましたが、たいした反省なく、ウランより危険な
      プルトニウムを使ったプルサーマル計画の推進が盛り込まれました。
      当時の福島県知事が原子力安全・保安院を経産省から分離して
      独立性を高めるべきという提案もしていましたが、全て無視でした」
     (経産省OB)


 小泉内閣の初代の経産大臣は、いまだに原発推進の旗振り役をやっている平沼赳夫たちあがれ日本代表だ。経産省の言いなりで、エネルギー政策に何の関心も示さなかった小泉が、今ごろになってどの面下げて
脱原発を口にするのか

    「中間層が破壊され、社会的格差が拡大し、自力ではもはや
      這い上がることができない絶対的貧困層が生まれた

      小泉改革の結果、日本の社会も国家も弱くなった」


 と、作家で元外務省分析官の佐藤優氏は「新潮45」で書いている。小泉は二度と国民の前に顔を出しちゃいけない男なのだ。まして説教垂れる資格など200%ないのだ。

==========================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●現政権のやるべきこと

2011年01月21日 04時36分54秒 | Weblog


CMLからのマゴヒキですいません

 税制改革について、やるべきことが他にあるでしょう。今回のミニ内閣改造、特に、〝老人党〟を離党して入閣した与謝野馨経済財政担当相の消費税増税の目的が明確なだけに、非常にまずい人事と感じます。法人税減税とセットでの消費税増税は、我々にとって最悪の未来でしょう。3%導入時、さらに、5%への増税時に何が起ったか我々は知るべきである。

 五十嵐仁氏が指摘している通り、事は単純なのです。民主党上層部はなぜそれを理解できないのでしょうか?


==========================================
http://list.jca.apc.org/public/cml/2011-January/007107.html

・・・・・・。

(貼り付け開始)
***************************************************************
http://igajin.blog.so-net.ne.jp/2011-01-13

「五十嵐仁の転生仁語」

1月13日(木) 民主党は「裏切りの政治」から抜け出すべきだ 

[民主党]
 与謝野さんが、たちあがれ日本を離党して入閣するというニュースが流れました。通常国会の開会を前に、政局が動き始めたということでしょう。私も、動き出すべき時が訪れたようです。

 与謝野さんの離党と入閣には、二つの意味があるように思えます。一つは、消費税の税率アップに向けて本格的な取り組みを始めるということであり、もう一つは、国会の「ねじれ解消」に向けての工作に着手したというこでしょう。
 菅首相は、社会保障改革と税制改革を一体として検討し、6月までに結論を出すといっています。その担当者に与謝野さんを据えて、消費税率の引き上げに向けての道筋を付けようというわけです。
 それだけでなく、自民党や公明党にパイプのある与謝野さんを通じて、多数派工作を行うということも、当然、考えているはずです。与謝野さんが新党改革に入り、この工作に舛添さんを巻き添えにするということも、充分にあり得るでしょう。

 民主党大会や全国幹事長会議で「民主党離れ」が指摘され、批判や不満が噴出しました。これに対して、菅さんは「反転攻勢」を宣言したそうです。

 「民主党離れ」というのは間違いです。国民が民主党から離れたのではなく、民主党が国民から離れたからです。
 「反転攻勢」という意味は何でしょうか。「国民の生活が第一」というマニフェストから「反転」し、国民生活に対する「攻勢」を強めようというのでしょうか。

 NHKテレビの番組「クローズアップ現代」に岡田幹事長が出演し、「これまでやってきた成果が充分に伝わっていない。問題がなかったわけではないが、それ以上に多くの成果があったことを、民主党議員は胸を張って伝えていくべきだ」と話していました。菅首相も、情報発信力の問題だと考えているようです。
 でも、これは大きな間違いです。菅首相も岡田幹事長も、事柄の本質を見誤っています。
 実際には、「成果がなかったわけではないが、それ以上に多くの問題があった」と言うべきでしょう。だから、民主党議員は胸を張るに張ることができず、国民は成果を実感したくても、自民党時代と変わらないのではないかと思ってしまうのです。

 問題はハッキリしています。やってきたことがちゃんと伝わっていないのではなく、やってきたことが間違っているのです。

 ★それ以上に、これからやろうとしていることは更に大きな間違いを生み出す可能性が高いという点に、最大の問題があります。間違ったことをやっている限り、それを正確に伝えれば伝えるほど、国民の失望は高まるだけでしょう。
 国民が民主党に政権を委ねたのは、自民党のような政治から脱却してもらいたいと願ったからです。この願いをしっかりと受け止め、自民党政治からできるだけ遠くに離れていくことが民主党の歴史的使命でした。

 民主党に託されたこの使命を実現できなかったから、国民は裏切られたと感じているのです。自民党政治への回帰は国民を失望させるだけで、期待に応えるものとはなりません。
 こんな簡単なことが、民主党中枢の幹部連中にどうして分からないでしょうか。民主党の中でも、国民に接触している前線部隊は、このことを充分に分かっているはずです。

 だから、地方や下部組織、1年生議員などから、不満や批判が噴出するのです。「小沢問題」を解決して党がまとまったとしても、一丸となって自民党政治に回帰するなどということでは、このような不満や批判がなくなるはずがありません

 ★民主党の生き残る道は、「裏切りの政治」から抜け出すことにしかないのです。日米同盟の強化、消費税の増税、新自由主義の復活などではなく自民党政治からの可能な限りの離脱と脱却こそが、「反転攻勢」を可能にする唯一の道なのです。
 自民党政治は失敗したからこそ、政権を失いました。成功への第一歩は、そのような失敗から教訓をくみ取り、その失敗を繰り返さないというところから始まるのですから……。
**************************************************************
(貼り付けおわり)
==========================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●バッカじゃなかろうか

2010年05月16日 17時33分50秒 | Weblog

zakzak.co.jpからの記事を二つ。これこれ

 相変わらずな傲慢な会長さん。2番目の記事については、今どきそんなブランドなんてあるのかいな?
 しかし、どの党も酷い候補者ですね・・・。

=======================================【http://www.zakzak.co.jp/sports/
      baseball/news/20100512/
              bbl1005121203000-n2.htm】

G渡辺会長「谷から挨拶ない」と激怒!亮子出馬に不快感   2010.05.12

 女子柔道の五輪金メダリスト、谷亮子氏(34)の参院選出馬に“教育的指導”。巨人の渡辺恒雄球団会長(83)は夕刊フジの直撃に対し、亮子氏の夫で巨人・谷佳知外野手(37)が事前に「何の挨拶もなし」と不快感を示し、「責任持てないよ」と突き放した。一方、元巨人の中畑清氏(56)は「たちあがれ日本」から出馬を表明。参院選が球界を巻き込んで波紋を呼んでいる。
 会長はおかんむりだ。巨人の最高権力者、渡辺恒雄球団会長が11日夜、都内で渦中の人物を名指しした。
 「谷…亮子さんか? あれ、亭主、巨人なんだよ」

 17年の付き合いという民主党の小沢一郎幹事長に推され、亮子氏が同党から夏の参院選に比例代表で出馬を表明したのは10日。同じ日に行われたサッカーW杯日本代表のメンバー発表が、すっかりかすんでしまうほどの衝撃をもたらした。

 「YAWARA衝撃波」はサッカーにとどまらず、野球界にまで波及。夫の谷は同日、球団を通じて「3月にお話を頂いてから前向きに話を進めてまいり、彼女も真剣に国政に携わって、やってみたいことがあるとのことなので、協力できることがあれば、快く協力するということを提言した次第です」などとコメントを発表した。

 熟慮を重ねての決断というわけだが、渡辺会長は寝耳に水。読売新聞社という言論機関のトップで、政界にも強い影響力を持つ立場だけに、身内の“ダマテン出馬”を手放しで応援できるはずがない。本紙単独取材に対する渡辺会長とのやりとりは、以下の通りだった。

 --巨人の関係者がいろいろと参院選の出馬に動いている

 「各党とも一生懸命やってんだよ」

 --おっしゃる通り、いろいろな党から出馬するが

 「谷…亮子さんか? あれ、亭主、巨人なんだよ。オレには何の、あいさつもなしで勝手に!」

 --民主党というのも意外な感じがしたが

 「そういうもんだよ。だから責任持てないよ、こっちは、いちいち。フフン」

 口調こそ穏やかだったが、最後はサジを投げるような乾いた笑いが。
 先月22日に自民党から出馬表明した巨人前監督の堀内恒夫氏(62)は、事前に渡辺会長と直接会って背中を押されている。11日に「たちあがれ日本」から出馬表明した巨人OB、中畑氏についても、同党が渡辺会長に仁義を切ったとされる。
 渡辺会長は今季開幕直前の3月に行われた巨人激励会でのあいさつで、谷ら選手を前に事業仕分けの際の蓮舫参院議員の言動を取り上げ、「2番じゃダメなのか、とバカな発言をした」と指弾するなど、民主党への批判を強めていた。巨人の現役選手の妻が、民主党から出馬されては形無しだ。しかも、「蓮舫・民主党批判」をぶち上げたちょうど同時期に出馬に向けて動き出していたとなれば、渡辺会長の心中も穏やかであるはずはない。
 2007年に巨人に移籍してきた谷は年々出番が減り、今季はほぼベンチ要員に。「議員でも金メダル」と意気上がる妻の陰で、何かとつらい立場に立たされる。
                                 (笹森倫)
=======================================


=======================================
【http://www.zakzak.co.jp/sports/
     baseball/news/20100511/
               bbl1005111611003-n2.htm】

堀内氏に続き中畑氏も出馬 Gブランド威光の凄い中身   2010.05.11

 参院選でGブランドが大人気!! 元巨人の中畑清氏(56)が、今夏の参院選に「たちあがれ日本」から比例区で出馬することを決意。11日に都内で正式に表明する。自民党からは、前巨人監督の堀内恒夫氏(62)が比例代表候補として出馬する。さらに、番外編でいえば巨人・谷佳知外野手(37)の妻で柔道女子五輪金メダリストの亮子氏(34)も民主党から立候補することになった。Gブランドが各党から引っ張りだこなのだ。
 巨人は堀内氏が立候補を表明した時点で、球団としては特定の団体や候補者を支持することはなく、個人の意志や信条、言論の自由を規制するものではないとし、発言の表現などによっては誤解を生じる可能性があるので、球場で選手らに選挙に関する取材は控えるように…というスタンスを取っている。しかし、巨人にかかわる候補者は増えるばかりだ。
 実際、堀内氏、中畑氏に白羽の矢が立ったのは、Gブランドの威光以外の何物でもない。
 堀内氏の後援者は「巨人の知名度は各党にとって魅力。最近こそ巨人戦中継の視聴率が低迷しているとはいえ、実際に投票所へ足を運ぶ確率が高いとみられる40代、50代以上の人々は、巨人を中心にプロ野球が断トツの人気を博した時代を生きてきたから、巨人への思い入れが強い」と説明する。堀内氏は東京ドームを望むビルの一角を確保し、14日に参院選へ向けて事務所開きを行う予定で、「巨人」のイメージは最大限に活用する方針だ。
 「巨人・渡辺恒雄球団会長と太いパイプのある自民党から立つ堀内氏はもちろん、中畑氏の件も事前に渡辺会長の了解はあったはず。『たちあがれ日本』の与謝野馨共同代表は、渡辺会長の盟友である中曽根康弘元首相の秘書だった人物だからね」(読売グループ関係者)
 参院選へ向け、候補者擁立になりふり構わぬ各党だが、まだまだGブランドの隠れ候補がいたりして…。
=======================================
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●これで〝たちあがれ〝るのか?

2010年05月12日 04時16分24秒 | Weblog


nikkansports.comに出ていた記事記事

 たちあがれ日本はヤル気あるのでしょうか? 自民党民主党の候補者も大丈夫なのか、と要らぬお節介ですが・・・。みんなの党もこの調子で埋没していってほしいものです。

=======================================
【http://www.nikkansports.com/general/
    
news/p-gn-tp3-20100510-627884.html】

太蔵氏も擁立、たちあがれ日本

 たちあがれ日本は9日までに、小泉チルドレンの杉村太蔵元自民党衆院議員(30)を参院選比例代表で擁立することを決めた。杉村氏は、05年9月に最年少の26歳で比例南関東ブロックで当選。「棚からぼたもちというのは僕のためにある言葉」「議員になったら飛行機も新幹線もグリーンですよ、グリーン」などの奔放発言で、異例の謝罪会見を開いた。09年の衆院選では、北海道1区で出馬を目指したが、党の公認を受けられず断念。参院選への再チャレンジが取りざたされていた。
                 [2010年5月10日9時17分 紙面から]
=======================================


=======================================
【http://www.nikkansports.com/general/
    news/p-gn-tp3-20100510-627881.html】

中畑氏出馬「前向きに」長嶋さんにも相談

 新党たちあがれ日本から今夏の参議院選挙比例代表の出馬要請を受けているプロ野球元巨人内野手の中畑清氏(56)が9日、都内の自宅前で事実上の出馬宣言を行った。党サイドへの正式回答を、11日に控え「まだはっきりと言える段階ではないが、前向きに考えている。もしやるなら真一文字に命をかけて頑張るつもり」と熱い胸の内を語った。
 与謝野馨共同代表(71)から最初の打診を受けたのは4月末。以来、何度か話を重ねるうち「自分はずっと野球で育ってきた人間。だが今と違った角度から球界に恩返しする方法もあるのではないか」と考えるようになったという。もちろん野球にも未練は残る。恩師や関係者、特に長嶋茂雄巨人終身名誉監督(74)のもとには、ここ数日中に2度、3度と足を運び相談した。そして長嶋氏からは「やるのであれば全面的に応援するよ」とのGOサインをもらったという。
 与謝野氏はこの日、都内で中畑氏について「行動力と快活さ。国民の共感を呼べる人だ」と改めてラブコールを送った。これを受け、中畑氏も「政策の宝を持ち、これまで日本を支えてきた方々。一緒にできたらいいなと思う」。さらに発足当初メンバー69・6歳という平均年齢の高さにも「うちにない元気とパワーをいただけたらという話をしてもらった。確かにそれはぴったりかな」と豪快に笑い、相思相愛ぶりをうかがわせた。家族にも既に出馬に関する話をしているという。球界の“絶好調男”が、政界に向けて立ち上がる日は近い。
                 [2010年5月10日9時15分 紙面から]
=======================================


 gendai.netの記事
一番まとものように感じます。

=======================================
【http://gendai.net/articles/view/
                         syakai/123694】

正気か!? たちあがれ日本 タイゾー前議員擁立誰が決めた
                 【政治・経済】 2010年05月10日 掲載

老人の中に小僧一匹

 「たちあがれ日本」が、夏の参院選の比例代表に、元巨人の中畑清氏(56)と杉村太蔵前衆院議員(30)を擁立する方針を固めた。
 絶好調男はともかく、タイゾーなんて、タナボタ当選した議員時代は、軽率な言動しか話題にならなかった人物だ。昨年の衆院選では「誰が何と言おうと北海道1区から出馬する」とタンカを切りながら、「勝てる見込みがない」と、戦わずして逃げた
 たちあがれ日本の結党時、応援団長の石原 都知事は「年寄りばかりと言うのは簡単だが、30~50代の中に、この国を憂えている人間がどれだけいるのか」と息巻いていたが、まさか、このアンちゃんに手を差し伸べるとは……
 一体、誰が擁立を決めたのか。

  「与謝野馨共同代表でしょう。議員当時、タイゾー君の後見人を買って出たのは、
   小泉元首相の秘書官だった飯島勲氏です。飯島氏は『与謝野シンパ』で、
   
福田元首相が選ばれた総裁選では福田憎しから与謝野氏を総裁候補に
   担ぎ出そうとした経緯もある。飯島氏が『スギムラを頼む』と与謝野氏に
   連絡を入れ、与謝野氏も断るに断れなかったのでは」(政界関係者)

 他の目玉候補には、文芸評論家の福田和也氏(49)や、社会学者の宮台真司氏(51)の名前も浮上している。
 こちらは石原都知事との縁らしいが、元プロ野球選手から学者まで候補者はバラバラ統一感はゼロだ。

  「結党メンバーが、それぞれ勝手に候補を探しているのです。もともと、
   与謝野、平沼赳夫、園田博之と理念も政策も違う寄せ集め集団だから、
   口説く候補者までバラバラ。候補者選定の基準もハッキリしない。
   政党としての体を成していませんよ」(政界関係者)

 過去の例からみても、少数政党の比例選は100万票以上を獲得して、1人当選させるのが、やっと。国民の期待度ゼロの新党に、それだけの票は望めない。タイゾーの当選は苦しい。
=======================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●感覚麻痺

2010年04月23日 04時34分41秒 | Weblog


一昨日のブログに関連して、パン屋の元都議後藤 雄一さんの「今週の日記2010年4月20日(火)」(http://www.gyoukaku110ban.jp/diary/nikki-index.html)の〈ぼやき〉に、

 『
今朝の東京新聞/筆洗/石原慎太郎新井将敬、そして「黒いシール事件!!
  が書かれている27年前の事件を思い出した。(クリックしてください)/
  新銀行オリンピック招致たちあがれ日本、/つぎの思いつき?は何だろう?/
  迷惑な人だ!!早く消えて・・・!!!

とあった。
 全く同感である。東京新聞の「筆洗は以下の通り。

=======================================
【http://www.tokyo-np.co.jp/article/
 column/hissen/CK2010042002000065.html】

【コラム】筆洗 2010年4月20日

 若手の論客として知られた新井将敬という政治家がいた。東大卒、旧大蔵省のキャリア官僚出身のエリートだったが、株取引での利益供与を要求した証券取引法違反容疑が浮上し、衆院が逮捕許諾の議決をする直前に自らの命を絶った在日韓国人として生まれ、十六歳の時に日本国籍を取得した新井氏は一九八三年に旧衆院東京2区から初出馬、落選した際に悪質な選挙妨害を受けた。選挙ポスターに「元北朝鮮人」などと書いた黒いシールを大量に張られたのだそれを思い出したのは、永住外国人への地方参政権付与に反対する集会で、石原慎太郎東京都知事が「(帰化した人や子孫が)国会はずいぶん多い」などと発言したからだ選挙区内の新井氏のポスターにせっせとシールを張って歩いたのは、同じ選挙区の現職だった石原知事の公設第一秘書らだった。「それ(帰化)で決して差別はしませんよ」と集会で知事は語ったが、彼の取り巻きが過去にしでかしたことを思い起こせば、そんな発言を誰が信じよう与党幹部には帰化した子孫が多いという発言の根拠はインターネットだという。そりゃあ、石原さん、いくらなんでもちょっと無責任すぎるよと言いたくなるあからさまな差別的発言を大きく報道したメディアは本紙だけだった。「またいつもの放言と取材側がまひしているならかなり深刻だ
=======================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●反対集会の〝濃い〟議員さんたち

2010年04月21日 01時21分45秒 | Weblog

郵政民営化反対や死刑廃止議連では大いに評価できるのにな・・・。都知事相変わらずな差別発言「帰化された人や、お父さんお母さんが帰化された、そのお子さんという議員はいますか」、「与党を形成しているいくつかの政党の党首とか、大幹部は多い」: http://www.asahi.com/politics/update/0418/TKY201004170390.html)は問題外としても、亀井議員以下のような発言を聞かされると、郵政民営化反対や死刑廃止とのギャップが大きすぎて戸惑うばかり。すべての発言・行動を支持できるような政治家がいる訳はないでしょうが、ちょっと残念。
 それにしてもなぜ反対しているのかさっぱりわかりません。特に、「永住外国人への地方選挙権付与法案」がなぜ『選挙第一』なのでしょうね? 右派の票の取りあいという意味では、そっちこそ『選挙第一』で、全く『生活第一』なんてどうでもよい、と云う風に聞こえるのですが? 右派票の取りあいなんてやっていて大丈夫ですか、安倍元首相みたいになっちゃいますよ。

=======================================
http://www.tokyo-np.co.jp/article/
 politics/news/CK2010041802000069.html


外国人参政権 反対集会に与党議員            
2010418日 朝刊

 鳩山政権が成立を目指す、永住外国人への地方選挙権付与法案に反対する集会が十七日午後、都内で開かれ、与党からも国民新党代表の亀井静香金融・郵政改革担当相や民主党の松原仁衆院議員らが参加し反対意見を表明した。
 亀井氏は「外国人選挙権は日本を滅ぼす。国民新党が拒否権を発動しているから今国会で成立はしない」と強調。松原氏は「欧州は選挙権付与が盛んだという議論があるが、日本では通用しない。私は明快に反対」とあいさつした。
 野党側では自民党の大島理森幹事長が「日本の主権を守らなければならない」と表明。新党「たちあがれ日本」の平沼赳夫代表も「命を懸けて闘う」と強調した。みんなの党渡辺喜美代表も「民主党は『生活第一』と言いながら『選挙第一』じゃないか」と批判、選挙権付与は選挙対策との見方を示した。
=======================================
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●「憲政史上初となる珍事」: 〝日本〟vs〝日本〟

2010年04月16日 05時06分02秒 | Weblog


gendai.netに以下の記事が出ていました。相変わらず辛辣です。
 党名に相応しい田母神空幕長の参院選出馬」は、平沼代表にぜひ頑張ってもらって、実現してほしいものです。やはり「目玉候補」でしょう! 「新銀行東京の問題や五輪招致敗戦処理」を都知事にはきっちり実行してもらってから、将来、都知事にも是非もう一人の「目玉候補」になってもらいたいですね。今の若いやつはみんな腰抜け」とまで仰ったんですから、風向きが悪いとみるや、「いじめられている老人」をまさかさっさと見捨てたりなんかされないでしょうしね。
 この際、大阪府知事宮崎県知事による芸能人3人による舛添新党も、略称が〝日本〟になるように大作家先生命名してもらってはどうでしょうか。みんなの党の票も「泥棒」できるように「みんなの日本」でどうでしょうか? そんなに年寄りをいじめない方がいい」ですが、ついでなんで、「みんなでたちあがる日本」?? 大作家先生とは和解されて命名をお願いしつつ、ヤルヤル詐欺とまで揶揄されていることですから、是非、舛添新党を実現してほしいです。あ~、自民党を〝離党〟した無所属がウリの千葉県知事の芸能人を忘れてました。誘ってあげてください、舛添新党に。それから、「どげんかせんといかん」も党名に入れないといけないですね。「どげんかせんといかんのでみんなでたちあがる日本。」でどう?

=======================================
【http://gendai.net/articles/view/
                         
syakai/122833】
総務省が頭を抱える「たちあがれ日本」の呆れた非常識
                         
2010年04月14日掲載

夏の参院選で「新党日本」の票を強奪!?

 人間は年を取るとわがままになるものだ。周りが迷惑顔でも知らんぷり。批判されると「何が悪い」と開き直る。その上、「国を憂えている」なんてエラソーに言われると、ちゃぶ台をひっくり返したくなる。
 新党「たちあがれ日本」が、参院選で使う略称を「日本」と決めた。「新党日本」(田中康夫代表)が、これまで衆院選や参院選で使っていた略称だ。

  「選挙を管理する総務省は頭を抱えています。表向きは『公職選挙法上は問題な
   い』とコメントしているが、略称とはいえ、同じ名前の政党が2つ存在するのは
   憲政史上初となる珍事。新党日本の田中代表サイドに説明に出向くなど対応に追
   われています」(事情通)

「日本」票が両党で案分となれば、2度の国政選挙で略称が有権者に浸透している「新党日本」の不利は明らかだ。一般社会では、こんなはた迷惑は許されない。

  「不正競争防止法は、有名な屋号や称号を不当に使ってはいけないと定めていま
   す。たちあがれ日本の行為は、有名ブランドのシャネルを使用したラブホテ
   ルやスナックと同じ。大甘の政治の世界では許されても、事業会社ならアウトで
   す」(法曹関係者)

 永田町の常識は社会の非常識。比例復活の身分で自民党を離党した与謝野馨元財務相は「平成の票泥棒」といわれるが、政党としても「新党日本」の票を盗もうというのだからふてぶてしい。
 総務省だけではない。東京都も困っている。石原都知事が都政そっちのけで新党に入れ込むものだから、片が付いていない新銀行東京の問題や五輪招致の敗戦処理がグダグダになりそうなのだ。
 読売新聞の世論調査によると、たちあがれ日本に「期待する」はわずか18%。「期待しない」は76%に上った。国民は迷惑千万の老害政党にヘキエキしている。それが分からない人たちに、どんな政治ができるのか。
 平沼代表は、13日のテレビ番組で、ウワサされた田母神元空幕長の参院選出馬を否定した。代わりにどんな目玉候補を担ぎ出すつもりか知らないが、誰を擁立しても結果は知れている
=======================================

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする