
琉球新報の座波幸代特派員による記事【辺野古再考促す 米NYタイムズ、玉城氏知事当選で社説】(https://ryukyushimpo.jp/news/entry-812876.html)。
東京新聞の白鳥龍也記者のコラム【【私説・論説室から】沖縄知事選のフェイク監視】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2018100802000153.html)。
《米紙ニューヨーク・タイムズ…「沖縄の米軍駐留を減らすために」と題した社説を掲載し「日米両政府は妥協案を見いだすべきだ」と新基地計画の再考を促した》。
《地元紙の琉球新報は、調査元とされる新聞社や政党に確認。「そもそも調査もしていない」「事実無根」との回答を得て、八日朝刊で「虚構のダブルスコア」と報じた。その後も、SNSなどの知事選関連情報を検証する記事を掲載。…「真偽の判別には困難もあったが、投票前に有権者に正しい事実を伝えなくてはと考えた」と知事選取材班の滝本匠(たくみ)キャップ(45)。沖縄タイムスも同様の取り組みを見せ、疑わしい情報六十件の検証結果を公表した。報道機関の新たな使命を感じる》。
《報道機関の新たな使命》として、琉球新報社や沖縄タイムスの《ファクトチェック》がなければ、一体どうなっていたことか。自公お維キトのデタラメな選挙戦術に対して、「象」に易々と「アリ」は踏みつぶされていたかもしれない。
鈴木耕さん、《デマゴギーとの戦い…沖縄の民意がどこにあるのかを、はっきりと示した…沖縄の民意はデマには屈しなかった》と仰っています。「象とアリの戦い」を見事に制しました。三上智恵さんは、アベ様や最低の官房長官らの《「飴と鞭」で手なずけられると高をくくったようなその態度こそ県民の気持ちを遠ざけた》と言います。そして、斎藤貴男さんも、《この国の社会で生きるあらゆる人々にとって、最善の選択だったといえる》と。また、《正気を忘れていない沖縄の有権者たちのおかげで、最悪の時代にも一筋の光明が見えてきた》とも。
この素晴らしい《沖縄の民意》《最善の選択》《正気を忘れていない沖縄の有権者たちのおかげ》…を、是非、本土にも。沖縄県知事選の次にも、つなげていきたいもの。米国の人々にも沖縄の問題が認識され、米紙の論調もようやく変わってきたのかもしれない。《本政府が逃げ腰でも、世界は玉城勝利の意味をしっかり理解しているということだ》。
日刊ゲンダイの記事【玉城デニー氏の勝利 海外メディアが絶賛「多様性への扉」】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/238711)によると、《「…不公平で不必要で危険な負担を押し付けることはできない。安倍首相と米軍の司令官は公平な解決策を見いだすべきだ」…「日本の沖縄で新知事誕生により安倍晋三が挫折」として、玉城氏の勝利が総裁3選したばかりの安倍首相の敗北を意味していると強調。「小さなアリはゾウの足を動かすこともできる」という玉城氏の言葉を紹介しながら、勝利を称えた。日本政府が逃げ腰でも、世界は玉城勝利の意味をしっかり理解しているということだ》。
『●「加計学園の獣医学部認可」? 「選挙結果がすべての
白紙委任状にはならない」(政界地獄耳)』
「《加計学園の獣医学部認可》だってぇ?? 《選挙結果がすべての
白紙委任状にはならない》、そんなことを理解できるような与党自公や
癒党お維キトだと思って支持者の皆さんは投票しているのでしょうか?」
『●最低の官房長官のフェイク言説「基地容認の民意」は
「架空の代物」…それに悪乗りするアベ様広報紙』
「リテラに出ていたさんの横田一さんのルポ【横田一「ニッポン抑圧と
腐敗の現場」31/“官邸御用新聞”産経がまたしてもフェイク記事を
望月記者に答えた菅官房長官コメントの“捏造民意”を受け売り!】…
《東京新聞の望月衣塑子記者…これに対し、菅氏はこう答えた。
「選挙は結果がすべてであります。そして相手候補(稲嶺氏)は必死に
埋め立て阻止を訴えたんじゃないでしょうか。住民の皆様が選ぶのが、
民主主義の原点がこの選挙であります。以上です」》」
『●決裁文書書き換えという犯罪…「最低の官房長官」が
沖縄に向けて言い放った「法治国家」を取り返さねば』
「先の名護市長選後、「最低の官房長官」が《選挙は結果がすべて
であります》《住民の皆様が選ぶのが、民主主義の原点がこの選挙で
あります》と言い放ち、一方、前川喜平さんは
《これが逃げ切れるなら私は日本の民主主義を疑う》と…民主主義を
取り返さねば。「最低の官房長官」が、繰り返し、沖縄に向けて言い放った
「法治国家」を取り返さねば…放置国家のままではいけない」
また、琉球新報のコラム【<金口木舌>重すぎる荷物】(https://ryukyushimpo.jp/column/entry-813435.html)によると、《翁長雄志氏は「沖縄が日本に甘えているのか。日本(本土)が沖縄に甘えているのか」と疑問を呈したが、風刺画を見るまでもなく答えは明らかだろう ▼玉城デニー氏は「辺野古に新たな基地を造らせない」と強調した。これを受け、菅義偉(すがよしひで)官房長官は「早期に辺野古への移設を実現したい」と応酬している。全く話が通じない ▼2月の名護市長選では移設推進の安倍政権が推す渡具知武豊氏が当選した。その際、菅氏は「選挙は結果が全てだ。相手候補は必死に埋め立て阻止を訴えたのではないか」と述べた。今回の知事選は「結果が全て」ではないのか ▼普天間問題の原点は危険性除去だが、沖縄側が県内に移設してくださいと頼んだことはない。「負担が重すぎてこれ以上は抱えきれない」というのが原点だ。きょう就任する玉城新知事は決してこのことを忘れはしまい》。
《結果がすべて》を使い分ける最低の官房長官・菅義偉殿。まさに最低・最悪である。
そして、狂った政権は何をヤルか分からない…高江での《わずか9時間の歓喜》など無茶苦茶を繰り返してきた。要注意だ。
『●「番犬様の尾っぽ」=世界一危険な基地・普天間は
返還されない!? 辺野古は単なる破壊損なのか??』
「「普天間移設=辺野古破壊なはず」が無いと訴えてきましたが…
それどころの話でなくなってきた! 無茶苦茶じゃないか!
世界一危険な基地・普天間は返還されない!?
辺野古は単なる破壊損なのか??」
《安倍政権はよく「丁寧に説明する」「真摯な対話を心掛ける」というが、
実行されたことはない。特定秘密保護法、安保法制、「共謀罪」法での
世論軽視、森友・加計(かけ)問題では疑惑に正面から向き合わないなど、
いくつも指摘できるが、米軍普天間飛行場の返還条件を巡っても、
丁寧な説明とは程遠い》
《名護市辺野古の新基地が完成しても、米軍普天間飛行場が
返還されない可能性が出てきた》
『●辺野古は単なる破壊「損」なのかもしれない…
アベ様や最低の官房長官による沖縄イジメも「ずっとずっと」』
おまけに、大変に腹立たしいことに、辺野古は単なる破壊「損」の可能性が高い。
『●沖縄県知事選「象とアリの戦い」…
「象」は最大の争点で旗幟不鮮明、「辺野古が唯一の解決策」を強制』
《名護市長選で、政権が推す渡具知武豊氏が当選したとき、
菅氏は「選挙は結果がすべて」だと言ってのけた》
『●玉城デニーさん勝利…でも、アベ様や最低の官房長官らは
すぐにでも辺野古破壊を再開しても不思議ではない』
『●沖縄県知事選「象とアリの戦い」…
「象」は最大の争点で旗幟不鮮明、「辺野古が唯一の解決策」を強制』
『●「将来の子や孫の世代が、あの時、つまり
今の我々が頑張ったおかげで、平和な島になったんだよ」、と…』
『●「デマ」「ヘイト」の害悪と選挙…
名護市長選や新潟県知事選の教訓を、沖縄県知事選の次にもつなげたい』
『●民主主義を破壊し、倫理観の欠片もない醜悪な選挙戦術…
記憶し、教訓を沖縄県知事選の次にもつなげたい』
『●「空疎で虚飾に満ち」た弔辞を代読する最低の官房長官に怒声
…「翁長氏の遺志に応える唯一の道」とは?』
『●沖縄では、《「飴と鞭」で手なずけられる
と高をくくったようなその態度こそ県民の気持ちを遠ざけた》』
『●「県知事選で勝とうが負けようが、辺野古移設は粛々と進める」
と嘯く最低の官房長官らが民主主義を破壊』
『●鈴木耕さん《デマゴギーとの戦い…沖縄の民意は
デマには屈しなかった》…沖縄県知事選の次にもつなげたい』
『●「#選挙妨害を暴力団に発注するアベ様」を終わりに…
《正気を忘れていない沖縄の有権者たちのおかげ》』
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【https://ryukyushimpo.jp/news/entry-812876.html】
辺野古再考促す 米NYタイムズ、玉城氏知事当選で社説
2018年10月3日 05:30
普天間飛行場 新基地 辺野古
(新基地の埋め立て工事が進む米軍キャンプ・シュワブ沿岸域
=8月17日、名護市辺野古)
【ワシントン=座波幸代本紙特派員】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は1日、米軍普天間飛行場移設に伴う沖縄県名護市辺野古の新基地建設計画に反対する玉城デニー氏の県知事選当選を受け「沖縄の米軍駐留を減らすために」と題した社説を掲載し「日米両政府は妥協案を見いだすべきだ」と新基地計画の再考を促した。
同紙は、日本政府がこれまで沖縄に対し、「アメとムチ」で新基地建設を受け入れさせようとしてきたが「沖縄の人々は何度も何度も、新しい基地は要らないと答えてきた。彼らは既に過重な米軍を受け入れていると考えている」と指摘した。
その意思は玉城氏が知事に選ばれたことで非常に明確に示されたとし「安倍晋三首相に迫られた決断は、最高裁で玉城氏が司法の場に訴える『反対』を全て退けるか、(もっと前にやるべきだったが)沖縄の正当な不満を受け入れ、負担を軽減する、あまり面倒でない方法を探すことだ」と提起した。
また、米軍は「沖縄の兵たん、航空、地上部隊を日本の他の場所に分散させると、東シナ海での迅速な対応能力を低下させる」と主張するが、日本と地域の安全保障のために、不公平、不必要で、時に危険な負担を県民に強いてはいけないと説明した。その上で安倍首相と米軍司令官は、公平な解決策を見いだすべきだと主張した。
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2018100802000153.html】
【私説・論説室から】
沖縄知事選のフェイク監視
2018年10月8日
国政与野党の代理戦の様相を呈し、主要二候補の陣営が県土を二分する激戦を展開した九月末の沖縄県知事選。熱波は会員制交流サイト(SNS)など電脳空間にも及び、仁義なき“論戦”が繰り広げられた。
発端は告示前の同月初旬。立候補予定の二人の支持率に関し、複数の「世論調査」結果がメールなどで出回った。どれも、一方が他方を大差で上回るとの内容だ。
地元紙の琉球新報は、調査元とされる新聞社や政党に確認。「そもそも調査もしていない」「事実無根」との回答を得て、八日朝刊で「虚構のダブルスコア」と報じた。
その後も、SNSなどの知事選関連情報を検証する記事を掲載。選挙戦の最中に引退した県出身の歌手安室奈美恵さんが特定候補を支持しているとして拡散された投稿には、最初の投稿者を突き止めた上、名指しされた陣営にも取材し偽(フェイク)と判定した。
候補者が犯罪に関わったかのような真偽不明情報が、影響力の大きい首長経験者や国会議員のシェアによって広がった現象も追い、名誉毀損(きそん)などに当たる可能性を指摘した。
「真偽の判別には困難もあったが、投票前に有権者に正しい事実を伝えなくてはと考えた」と知事選取材班の滝本匠(たくみ)キャップ(45)。沖縄タイムスも同様の取り組みを見せ、疑わしい情報六十件の検証結果を公表した。報道機関の新たな使命を感じる。 (白鳥龍也)
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2018年10月19日 12:41
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/332122
那覇軍港の浦添への移設には「那覇港湾施設の返還が実現されれば、基地負担の軽減、跡地利用による県の発展につながる」と説明し、これまでの経緯を踏まえ、浦添への移設を容認する見解を示した。