[※サンデーモーニング(2017年10月1日)(三「ト」物語)↑] (2025年07月01日[火])
《◆「先人から受け継ぎ、都市の誇りとなった社会の富」》、小池百合子東京「ト」知事ときたらコモンズを破壊しまくり…東京都議選、トファが圧勝、都議会与党第一党復帰という報に接し、暗澹たる気分だ。「ト」政が暴走しっぱなし。
『●時代に逆行する小池百合子「ト」政、コモンズを破壊…《樹冠被覆率は
気候変動や生物多様性の観点から国際的に重視される都市緑化の評価基準》』
『●《排他的なところと、それを許容する人たちの評価が高い》参政党を支持し、
投票する方々…差別・ヘイト、カルト支援への加担の自覚が無さ過ぎる』
森本智之記者による、東京新聞の記事【こちら特報部/神宮外苑で進む樹木伐採…それでも「引き下がれない」 今も定期券で現地へ通う研究者が伝えたいこと】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/411813?rct=tokuhou)によると、《歴史的な樹木を伐採して超高層ビルを建設する東京・明治神宮外苑地区の再開発に問題提起を続けてきた中央大研究開発機構の石川幹子教授(都市計画)が新著をまとめ、「こちら特報部」の取材に応じた。外苑では昨秋、樹木の伐採が始まったが、改めて問題点を追及し、「まだ引き下がるわけにはいかない」と力を込める。(森本智之)》。
『●この《レイシスト・歴史修正主義体質》な小池百合子東京「ト」知事に
「2,912,628票」「3,661,371票」も投じてしまった都民の皆さん』
『●「これらの樹々はどんな人にも恩恵をもたらしますが、開発によって恩恵を
得るのは一握りの富裕層にしか過ぎません。この樹々は一度失ったら…」』
『●「2,912,628票」「3,661,371票」に続き、「2,918,015票」を獲得し小池
百合子東京「ト」知事が3選…心ある都庁の職員の皆さんも4年間、地獄』
《■小池百合子の排外主義・歴史修正主義思想 朝鮮人虐殺の
史実否定のヘイト団体で過去に講演したことも …しかも、
小池氏は自民党衆院議員時代の2010年、ヘイト団体「そよ風」で
講演をおこなっている。「そよ風」は小池知事が追悼文送付を
取りやめた2017年から横網町公園内でヘイト集会を開催。
ちなみに、2019年のヘイト集会では「…」などの発言が飛び出し、
東京都は2020年8月、これらの発言を人権尊重条例に基づいて
ヘイトスピーチであると認定している》(リテラ)
『●「2,918,015票」を獲得して3選を果たした小池百合子東京「ト」知事…
《朝鮮人追悼文を送らないのは「毎年同じ理由でございます」》だそうです』
『●《虐殺や差別を防ぐためには、首長や政治家の公式な声明が最も有効》な
はずなのに、《追悼文の送付を見送り続けている》小池百合子東京「ト」知事』
『●東京「ト」知事殿へ…《本庄市長…「過ちを繰り返さないために、何が起きた
かきちんと調べ、殺された人の無念に思いを寄せて追悼することは大事」》』
『●朝鮮人虐殺…《「過少申告」された政府の発表をそのまま信じ込んで地域の
実情を探ろうとしないのは、歴史に対する敬意が欠けており、行政の怠慢》』
『●時代に逆行する小池百合子「ト」政、コモンズを破壊…《樹冠被覆率は
気候変動や生物多様性の観点から国際的に重視される都市緑化の評価基準》』
『●《“環境アワセメント”…仲井真知事時代は、最初から埋め立て承認のゴール
(結論)ありきで、それに向かって環境アセスメントが進められてきた》』
神宮外苑森林伐採再開発問題…坂本龍一さんのこの一言に尽きる:
「率直に言って、目の前の経済的利益のために先人が100年をかけて守り育ててきた貴重な神宮の樹々を犠牲にすべきではありません。
これらの樹々はどんな人にも恩恵をもたらしますが、開発によって恩恵を得るのは一握りの富裕層にしか過ぎません。この樹々は一度失ったら二度と取り戻すことができない自然です」
《先人が100年をかけて守り育ててきた貴重な神宮の樹々》=貴重なコモンズを破壊する愚かな行為だ。《都心の自然や景観を守ろうとした先人たちの理念をぶち壊したに等しい》。
2019年11月の志真秀弘氏による、レイバーネットの書評【〔週刊 本の発見〕宇沢弘文『人間の経済』 ひたすらな探究心をなにが支えたか? 『人間の経済』(宇沢弘文、新潮新書、720円、2017年4月刊)/評者:志真秀弘】(http://www.labornetjp.org/news/2019/1121hon)によると、《社会的共通資本とは何か? 宇沢によると①大気、森林、河川、水、土壌などの自然環境、②道路、交通機関、上下水道、電力・ガスなどの社会的インフラストラクチャー、③教育、医療、司法、金融制度などの制度資本が社会的共通資本の重要な構成要素である。これらを安定して運営することで豊かな社会の発展がえられ人間の自由と尊厳が保障される。それはソ連社会主義の崩壊、グローバル資本主義の矛盾の進行などを見据えて考え抜かれたいわば第三の道ともいえる》。
『●「大切なものは決してお金に換えてはいけない」:
「宇沢弘文氏が蛇蝎の如く嫌った新自由主義」』
《平等・公正・正義ではなく、「稼ぐ」ことだけを目的とした
経済学に批判を投げかけてきた》
《宇沢氏こそ、アベノミクスが推し進め、竹中平蔵慶大教授が
旗を振っている「新自由主義」に真っ向から反対し、猛烈な批判を
浴びせていたことだ。晩年の宇沢氏は「TPPは社会的共通資本を
破壊させる」と唱え、「TPPを考える国民会議」も立ち上げた。
宇沢氏の功績=アベノミクスの全否定になるのである》
『●《TPPは社会的共通資本を破壊させる》と唱えた
宇沢弘文さん…《宇沢氏の功績=アベノミクスの全否定》』
《社会的共通資本とは何か?》
《これらのエピソードは宇沢が信義と友情にあつい人であることを
物語るだけではない。数学者育ちの思考力と合わせて、かれには
いのちを、人間を、人の心をこそ大切にする宗教心がある。
ケインズは、支配者側の心のままだったが、石橋湛山には
「仏の心」があったと終章に書かれている。この「仏の心」は
ほかならぬ宇沢のものでもあって、宗教心も宇沢の経済学への
道を貫くものと思えてならない》
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【https://www.tokyo-np.co.jp/article/411813?rct=tokuhou】
こちら特報部
神宮外苑で進む樹木伐採…それでも「引き下がれない」 今も定期券で現地へ通う研究者が伝えたいこと
2025年6月15日 06時00分
歴史的な樹木を伐採して超高層ビルを建設する東京・明治神宮外苑地区の再開発に問題提起を続けてきた中央大研究開発機構の石川幹子教授(都市計画)が新著をまとめ、「こちら特報部」の取材に応じた。外苑では昨秋、樹木の伐採が始まったが、改めて問題点を追及し、「まだ引き下がるわけにはいかない」と力を込める。(森本智之)
◆再開発を巡り、新著「緑地と文化」を出版
「風景というものは、今に至るまでの時間の積み重ねの上にある。外苑の風景も、過去から受け継いだ東京の財産。私は学生のころから50年以上、研究してきて、破壊されるのを黙って見ていられなかった」。「緑地と文化」(岩波新書)を新たに出版した石川氏は、そう振り返る。
(超党派議連で講演する石川幹子・中央大研究開発機構
教授(中)=3日、国会内で(森本智之撮影))
再開発を巡り、石川氏が「1000本近い樹木が伐採されるのではないか」と公表したのは2022年2月だった。有識者委員を務める新宿区の都市計画審議会で再開発の完成模型を見てピンときた。正月の外苑を1人歩き、一本一本を確認して公表文をまとめた。
それから伐採が始まる2024年10月まで、文化財保護の専門家組織「日本イコモス国内委員会」の理事として、数々の問題提起を続けてきた。
◆「先人から受け継ぎ、都市の誇りとなった社会の富」
外苑について記者は何度も取材したが、会うのはたいてい現場である。石川氏は背にリュック、手に巨大な図面を持って現れる。1時間、2時間と歩きながら調査の結果を説明するのだ。今も定期券で外苑に通っているというが、「ベテランでこれほど行動する研究者を知らない」と40代の大学准教授は驚いていた。
石川氏は外苑のような公共性の高い緑地を、経済学者宇沢弘文の提唱した「社会的共通資本」と説く。「ひと言で言えば社会の富。ニューヨークにセントラ………………。」
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