今朝の日経新聞記事
2月3日(月)、流石に、我が国を代表する新聞・日経新聞だけあって、今朝の何本かの記事での新型コロナウイルス関係の医療面や経済面での状況解説、対処法などの記事は素晴らしい内容だったと思います。
SARSの時を上回る各種の被害が大きく明らかになりつつありますが、いつかは収まるとは思います。しかし、その終息の時期が早くなければ、夏場のオリンピック開催が心配されます。
また、丁度、これからの2~3か月の春の季節は、我が国にとっては、各学校や企業にとって、新年度の始まりという大事な時期で、国内からのみならず、外国からも、新入生や新入社員の登場が待たれますが、それに影響が出れば、非常に困ります。
即ち、留学生向けの日本語学校への外国からの新入生については、中国やヴェトナムからが際立って多いのが例年の状況ですが、その一つの主要なエンジン、中国からの留学生数に異変があれば、極めて憂慮されるべき事態です。
ただ、いくら期待をもって見積もっても、交通困難な状況では、何割かの減少は避けがたいかもしれません。同時に、受け入れ側の日本の学校でも、他の国々からの生徒への配慮から、ある程度は慎重に構えるかもしれませんね・・・
そういうように考えれば、二重の重しが乗っかってきて、中国からの新入生獲得・確保は例年になく厳しいかもしれません。
せっかく、今春から、中国からの留学生については、Visa発行・取得のための手続きが簡単になり、大勢の中国人留学生が獲得できると見込まれていましたから、日本語学校にとってのショックは大きいでしょう。
ただ、10月期以降の入学者においては、状況も好転し、順調に確保できる可能性がありますね。
ということで、当面は、山あり谷ありの厳しい状況には違いがありませんが、1年という長期のスパーンで見れば、ある程度の緩和は見込めるでしょう。
ただ、中国一国の経済情勢としては、30年前の日本のバブル崩壊時と同じように、米中経済戦争や新型コロナウイルスの連続被害が、新聞記事によれば、中国発のリーマンショックとも例えられていますから、中国経済を始めとする世界経済全体が数年以上の不況に突入するかもしれませんね。
こういった厳しい見方も新聞紙上で語られ始めていますが、我々一般国民の日常生活上のレベルにおいての対策や知恵と言えば、一人一人が、徹底的に合理的・効率的で簡素な生活姿勢を考え出し、尺取虫のように、根気よく一歩一歩前進してゆくしかありませんね。
播磨地方の日本語学校では、今月中旬に数校が集まって、そういった状況判断と対応策の絞り出しにつき、話し合いを予定しています。
では、引き続き、皆様のご理解とご協力とを宜しくお願い致します。
令和2年2月3日 月曜日
CJA日本語学校:岡村寛三郎
2月3日(月)、流石に、我が国を代表する新聞・日経新聞だけあって、今朝の何本かの記事での新型コロナウイルス関係の医療面や経済面での状況解説、対処法などの記事は素晴らしい内容だったと思います。
SARSの時を上回る各種の被害が大きく明らかになりつつありますが、いつかは収まるとは思います。しかし、その終息の時期が早くなければ、夏場のオリンピック開催が心配されます。
また、丁度、これからの2~3か月の春の季節は、我が国にとっては、各学校や企業にとって、新年度の始まりという大事な時期で、国内からのみならず、外国からも、新入生や新入社員の登場が待たれますが、それに影響が出れば、非常に困ります。
即ち、留学生向けの日本語学校への外国からの新入生については、中国やヴェトナムからが際立って多いのが例年の状況ですが、その一つの主要なエンジン、中国からの留学生数に異変があれば、極めて憂慮されるべき事態です。
ただ、いくら期待をもって見積もっても、交通困難な状況では、何割かの減少は避けがたいかもしれません。同時に、受け入れ側の日本の学校でも、他の国々からの生徒への配慮から、ある程度は慎重に構えるかもしれませんね・・・
そういうように考えれば、二重の重しが乗っかってきて、中国からの新入生獲得・確保は例年になく厳しいかもしれません。
せっかく、今春から、中国からの留学生については、Visa発行・取得のための手続きが簡単になり、大勢の中国人留学生が獲得できると見込まれていましたから、日本語学校にとってのショックは大きいでしょう。
ただ、10月期以降の入学者においては、状況も好転し、順調に確保できる可能性がありますね。
ということで、当面は、山あり谷ありの厳しい状況には違いがありませんが、1年という長期のスパーンで見れば、ある程度の緩和は見込めるでしょう。
ただ、中国一国の経済情勢としては、30年前の日本のバブル崩壊時と同じように、米中経済戦争や新型コロナウイルスの連続被害が、新聞記事によれば、中国発のリーマンショックとも例えられていますから、中国経済を始めとする世界経済全体が数年以上の不況に突入するかもしれませんね。
こういった厳しい見方も新聞紙上で語られ始めていますが、我々一般国民の日常生活上のレベルにおいての対策や知恵と言えば、一人一人が、徹底的に合理的・効率的で簡素な生活姿勢を考え出し、尺取虫のように、根気よく一歩一歩前進してゆくしかありませんね。
播磨地方の日本語学校では、今月中旬に数校が集まって、そういった状況判断と対応策の絞り出しにつき、話し合いを予定しています。
では、引き続き、皆様のご理解とご協力とを宜しくお願い致します。
令和2年2月3日 月曜日
CJA日本語学校:岡村寛三郎