
これは沖縄の画家アキノイサムによる絵本の表紙.本文とは関係ありません.
東京やつくばにいた頃は,自分で生蛸を茹でるなんて思いもしなかった.
身についた作業ではないから,蛸を目の当たりにするたびに「下処理」をググっている.
この度のは 20cm x 15cm くらいのトレーにてんこ盛りになっていた.頭は切り離して裏返しにして,中身は,食べられる部分もありそうだが,捨てた.なにしろスーパーで半額だったので鮮度は不安.足たちの方にくっついた目玉もくちばしも取り除き,可食部分はひたすら塩で揉む.ウェブの教えによれば 30 分くらい続けなければならないが,10 分くらいで良いことにした.
手が蛸臭くなったのには閉口.
番茶で茹でろというが我が家に在庫なし.賞味期限切れの抹茶ドリンクをみつけたのでどっさり入れて茹でた.家中いい香りだが,茹で汁の色はまことにグロテスク.
竹串でつついて柔らかさを確認し,標準 5 分のところを 3 分くらいで引き上げた.蛸が小さかったせいか,足たちは適度に柔らかかった.でも頭はすこし固かった.
トマトケチャップ + タバスコが合う.
蛸チャーハンを作ったりして,現在足が一本だけ残っている.