これはギターにおけるハーモニクス奏法.ABB' 形式で B' の部分.B よりメロディがオクターブ高い.左手が押さえたフレットから数えて1オクターブ上のフレットに軽く触れて弦を弾いている.演奏は Amèlia Mazarico.
昔はこの曲「アメリアの遺言」(カタロニア民謡,M.リョベート編) が弾けたのですが,今は全然だめです.
ひとつ前のブログの中国の独弦琴の動画は,セキグチさんのコメントのように,ハーモニクス奏法と思うのだが,ギターにくらべて全然自由闊達である.ギターではハーモニクスはときどき効果を与える脇役だったが,中国ペトナム系の独弦琴では一曲ほとんどまるごとハーモニクスだ.
クラシックではこの奏法をフラジオレットというそうで,詳しい説明が
http://homepage1.nifty.com/musica/flageolet.htm
にある.このページの真ん中あたりの弦の振動の図のように,振動の節に軽く触れて弾くと,対応する倍音が鳴る.
ギターの動画では実は左手が決めた弦長を 2 分割する位置 (節) に触れて,オクターブ上の音を出しているだけだが,弦長の 1/3 の位置に触れればソ,1/5 の位置に触れればミが出る.
もっと詳しく,表 2 にふつうに押さえたときに出る音と,同じポジションに軽くふれたときに出る音,すなわちフラジオレット (ハーモニクス) で出る音がまとめてある.ふつうはポジションを上にずらして行けば音は高くなる一方だが,フラジオレットではそうは行かない!!!
ところが,中国の独弦琴の動画では,弦に触れる位置と音の高低の関係はもっと単純に見える.なぜだろうか.その答えは,下の授業の動画.
この項続きます.ただし いつのことかは未定.
昔はこの曲「アメリアの遺言」(カタロニア民謡,M.リョベート編) が弾けたのですが,今は全然だめです.
ひとつ前のブログの中国の独弦琴の動画は,セキグチさんのコメントのように,ハーモニクス奏法と思うのだが,ギターにくらべて全然自由闊達である.ギターではハーモニクスはときどき効果を与える脇役だったが,中国ペトナム系の独弦琴では一曲ほとんどまるごとハーモニクスだ.
クラシックではこの奏法をフラジオレットというそうで,詳しい説明が
http://homepage1.nifty.com/musica/flageolet.htm
にある.このページの真ん中あたりの弦の振動の図のように,振動の節に軽く触れて弾くと,対応する倍音が鳴る.
ギターの動画では実は左手が決めた弦長を 2 分割する位置 (節) に触れて,オクターブ上の音を出しているだけだが,弦長の 1/3 の位置に触れればソ,1/5 の位置に触れればミが出る.
もっと詳しく,表 2 にふつうに押さえたときに出る音と,同じポジションに軽くふれたときに出る音,すなわちフラジオレット (ハーモニクス) で出る音がまとめてある.ふつうはポジションを上にずらして行けば音は高くなる一方だが,フラジオレットではそうは行かない!!!
ところが,中国の独弦琴の動画では,弦に触れる位置と音の高低の関係はもっと単純に見える.なぜだろうか.その答えは,下の授業の動画.
この項続きます.ただし いつのことかは未定.