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Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

青春きっぷ

2010-08-15 08:12:24 | エトセト等
朱夏,白秋 (人生で言えば,のつもり,玄冬とは言いたくない) の夫婦が,青春 18 きっぷで広島 (白市)-下関間を旅行,遠くにお住まいの方は,すぐ隣みたいなものとお思いでしょうが,片道 5 時間.じつは一昨日も挑戦したのだが,車と衝突た結果山陽本線が不通となり,あえなく中止となったのであった.

目指すは下関市立美術館の長谷川りん二郎展.「りん」と言う字はさんずいに「隣」と同じつくり.このブログに表示できない.

一点描くのにすごく日にちをかけたということだが,3室にすごい作品数.小さな絵ばかり.ユーモラスで禁欲的.小さいところに しこしこ描き込むのは ぼくの趣味に合っている.
J 子曰く,晩年の絵は集中力が足りない.ぼくはそうとも感じなかったが,魚と目玉焼きの絵は 美味しそうではなかった.

これは 比較的有名でないほうの猫の絵.





こういう マイナーな ? 作家の展覧会にわざわざ来る人たちを,どういう人だろうと想像しながら観察するのもおもしろい.

下関市美術協会展というのものぞいた.100号以上の作品が並んでいた.長谷川展を観た後だと,はったりと密度の薄さばかりが感じられる,
下関市立美術館は良い建物.おいしいレストランがあればもっと良いのだが.

その後バスで「唐戸市場」とやらで下車したらすごい人.小一時間うろついて食事にありつけず険悪になる.戦中戦後ひもじかった時代に思いを馳せたが,結局ファミレスで機嫌が直ってしまった.

下関は大都会だった.次の機会は城下町長府をうろつきたい.

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